米国で翻訳、通訳界のハーバードとまで言われた大学院がコースを縮小していくことを発表した。中国でも多くの大学で外国語専攻の募集が縮小をしている。AIの登場により、翻訳と通訳が最初に打撃を受ける職業になるかもしれないと中国教育在線が報じた。 翻訳と通訳のハーバードがコースを縮小 「AIが人間の仕事を奪う」が現実のものになってきた。米国で「翻訳、通訳界のハーバード」とまで言われる専門職大学院「ミドルベリー国際大学院モントレー校」(MIIS)が、コースを徐々に閉鎖していくことを発表して、翻訳、通訳業界に衝撃を与えている。 この波は中国でも起きている。2023年、中国科技大学は英語専攻を廃止することを発表した。河南大学、上海財経大学、西南交通大学、済南大学では、一部の外国語専攻の募集を停止している。また、北京外語大学、対外経済貿易大学では2025年から、一部の外国語専攻の大学院生募集を停止している。