あけましておめでとうございます。今年も、さまざまなAV機器の注目製品をじっくりテストして紹介していきたいと思います。 さて、新年1発目となる今回は、2011年のAVシーンを予測していく新春初夢企画をお送りしたい。 前半は省エネテレビ、後半は高付加価値テレビが登場!! テレビの進化は止まらない 日本国内におけるAV市場は、なんといってもついにあと半年あまりとなった7月の『アナログ放送終了』が大きなターニングポイントになる。昨年の薄型テレビ特需は「向こう数年先のテレビ販売数を先食いしている」と言われたほどで、今年の薄型テレビの売り上げ台数はどのメーカーも一様に前年割れを予想している。 ポジティブな見方をすれば、売れなくなるのは“薄型テレビだけ”で、今年は薄型テレビを買った人がBDレコーダーやホームシアター機器など、テレビの周辺機器を購入するケースが増えるかもしれない。 だが、筆者が危惧している