通信ネットワークへの高い信頼性を売り物にしてきた、あのNTTドコモが、今期に入って8度も通信障害を引き起こして高い関心を集めている。 現在までのところ、この問題の原因として定説になっているのは、スマートフォンの急普及に伴う通信トラフィックの増加ペースの予測が甘く、設備の増強が間に合わなかったというものだ。 しかし、この問題には、それだけが原因とは言い切れない、別の本質的な問題が存在しているのではないだろうか。 今から2年ほど前に、新興勢力に過ぎなかったソフトバンクモバイルに、タブレット端末のiPadの独占販売権などを譲渡されたことに強く反発して、ドコモが米IT業界の巨人アップルと全面対決に踏み切った問題である。 パナソニックやNECなど「ドコモ・ファミリー」と呼ばれる盟友関係にあった日本の携帯電話メーカーがそろって弱体化を続ける中で、新たな戦いの基盤になる携帯OSもプラットホームも
市場に出回っているスマートフォンやタブレット型デバイスは、LTE対応のものだけでなく、3Gのみ対応しているものも多く存在する。今LTE端末を買うのは得策なのか――サービス面を中心に改めてチェックしてみよう。 “ハイブリッド”と“2年縛り”を考慮 現在発売されているスマートフォンやタブレット型デバイスは、通信機能に3Gのみを採用したものが多い。LTEのインフラはまだ整備途上なので対応機種も少ない。 ただ高速通信環境を求めるなら、今、LTE端末を選んでおくメリットは大きい。LTEが利用できるエリアはまだ狭いが、LTEのエリア外でも3Gで利用できるからだ。ハイエンドな3Gスマートフォン、タブレット型デバイスとしても、十分役立つ。 対応エリアは今後、急速に拡大する見込み。LTE端末を利用していれば、エリアが拡張されたらすぐに恩恵を受けられる。 エリアが広まったときに端末を買い替えてもいいのだが、現
NTTドコモは7月6日、来年4月以降に発売する端末に、SIMロックを解除できる機能を盛り込むことを明らかにした。原則、全端末に盛り込む方針だが、解除の条件や手続き方法、手続きスタートの時期などは「検討中」(ドコモ広報部)としている。 ドコモ端末でSIMロックが解除されれば、通信方式が同じソフトバンクモバイルのSIMカードを差して使えるようになる。ただ、単純に端末のSIMカードを差し替えるだけでは、メールやアプリケーションが使えなくなる可能性があるなど「ユーザーの直接の利便性につながらない可能性がある」ため、「他キャリアと足並みそろえる必要がある」としている。 SIMロックについては総務省が6月末、キャリアの自主的な判断で解除するよう求めるするガイドラインを公表。ドコモの対応はガイドラインに沿った形だ。ソフトバンクモバイルとKDDIはそれぞれ、「総務省のガイドラインに沿って検討は進めているが
NTTドコモは5月18日、FOMA回線への接続が可能なモバイルWi-Fiルータをバッファローが発売することを明らかにした。バッファローは25日に詳細を発表する予定。 製品名は「ポータブルWi-Fi」。3Gと無線LAN、有線LANでネット接続でき、外出先では3Gと公衆無線LANで、自宅ではADSL/FTTHでネット接続するといった使い方が可能だ。サイズは約95×64.4×17.4ミリ、重さ約105グラム。バッテリー駆動時間は通信時で連続6時間という。 3GはドコモFOMA回線のみ対応するという。販売は量販店などのほか、一部のドコモショップで6月下旬から行う。 NTTドコモは同製品の発売に合わせ、データ通信専用料金プラン「定額データプラン」の新規契約(2年間継続利用)を対象とした割引キャンペーンを実施する。6月1日~9月30日のキャンペーン期間中に新規で申し込んだ場合、申し込みから1年間、月額
バッファローは5月18日、NTTドコモ2010年携帯夏モデルの発表を受け、NTTドコモのFOMAネットワークで使用できるモバイル無線LANルータ「ポータブルWi-Fi」を開発したと発表。5月25日にバッファロー、NTTBPが合同で詳細を発表する。 Portable Wi-Fiは、ドコモのデータ通信向け料金プラン「定額データプラン」のスタート割引キャンペーンに対応する機器として展開し、PC、iPadやiPhone/iPod touch、スマートフォン、携帯ゲーム機などの無線LAN機能を搭載する機器を、ドコモの3G網や公衆無線LAN環境を共有してインターネットに接続できるのが特徴。3G/公衆無線LAN/自宅のADSLやFTTH回線をシームレスに切り替える機能も備える。 本体サイズは95(幅)×64.4(高さ)×17.4(厚さ)ミリ、重量は約105グラム。バッテリー動作時間は一般通信時で連続約6
品質のよいFOMAネットワークでiPadも──ドコモ3G網で使えるモバイルWiFiルータ、6月下旬投入へ:上限4410円に NTTドコモは5月18日、ドコモの3G網を利用できる無線LANルータ機器を投入すると発表。2010年携帯夏モデル発表会で明らかにした。 この機器は、バッテリーで動作する手のひらサイズの小型ボディにワイヤレスWANデータ通信機能と無線LAN機能を備え、(PCや携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機、デジタルカメラなどの)無線LAN対応機器でドコモの3G網によるワイヤレスWAN回線を共有できるという。同様の機能を持つ機器に、イー・モバイル/ソフトバンクモバイル「Pocket WiFi」などが存在。このほか、NTTグループのNTTBPが「Personal Wireless Router」と呼ぶ、固定通信(フレッツなど)網/ドコモ3G網/無線LAN環境をシームレスに切り替えられる特
本日開催されたNTTドコモの2010年夏モデル発表会で、NTTドコモが「モバイルWi-Fiルータ」を発表しました。 無線LANに対応した音楽プレーヤーやパソコン、デジタルカメラ、ポータブルゲーム機など、あらゆる機器をNTTドコモの回線で利用できるようになるほか、タブレット端末にも対応しているとのこと。 つまり5月28日に発売されるAppleのiPadのWi-Fiモデルと「モバイルWi-Fiルータ」を購入すれば、NTTドコモの回線でiPadを利用できるようになる……ということのようです。 詳細は以下から。 配付された資料によると、バッファローとNTTBPが共同開発したNTTドコモの3G回線を利用できる「モバイルWi-Fiルータ」が6月下旬から発売されるそうです。 「モバイルWi-Fiルータ」はNTTドコモの3G回線以外にも公衆無線LANや光回線を利用できるモデルとなっており、同時に6台の無線
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