【読売新聞】 佐藤勉・元総務相や古川禎久・元法相、萩生田光一・元経済産業相ら自民党の有力議員5人が22日、東京都内のホテルで会合を開き、参院選の惨敗を受け、野党に政権を明け渡すべきだとの考えで一致した。出席者が明らかにした。 会合に
石破茂首相(自民党総裁)が続投する方針を正式に表明したのを受け、閣僚からは「首相を支える」などと続投を支持する声が上がった。 村上誠一郎総務相は22日の記者会見で、自民、公明両党が参院全体の過半数を維持できる50議席を下回った参院選の選挙結果について「本当に石破さん個人の責任だったのか」とした上で、派閥の政治資金裏金問題や旧統一教会問題を挙げ、「自民党が十数年やってきたことのいろんな問題が今回噴き出したのではないか」との見方を示した。「石破さんだから、今までの負の遺産を背負いながらここまでやってこられたと心底思っているので、私はできる限り一生懸命支えていきたい」とも語り、涙ぐむ場面もあった。 林芳正官房長官も会見で「選挙結果について謙虚に真摯(しんし)に受け止めなければならない」とした上で、「引き続き石破首相を支えていきたい」と述べた。 一方、首相の続投表明に対し、自民党高知県連は21日、
開票センターに着席した自民党の(右から)森山裕幹事長、石破茂総裁、菅義偉副総裁=2025年7月20日午後9時53分、東京・永田町、関田航撮影 石破茂首相(自民党総裁)は21日午前、自民党の臨時役員会に出席して執行部に続投の意向を伝え、午後の記者会見で正式に表明する見通しだ。しかし、首相自身が「必達目標」として掲げた「与党で非改選含めた過半数」を割り込んだことで、党内からは退陣を求める声が出始めている。首相は連立拡大を視野に入れるが、野党側は石破政権との連携に否定的な姿勢を示している。 【写真】国民民主の玉木代表「石破政権と組むことはあり得ない」 自公は昨年の衆院選に続き、参院でも過半数割れとなった。自民党の結党以来、衆参で過半数割れした後に政権を維持できた事例はない。首相は20日夜に続投の意向を表明したものの、野党との連携なしに政権運営はできない状況だ。 ■退陣求める声を牽制「そんなこと言
20日投開票の参院選で東京選挙区で1人、比例で9人の計10人の候補者を擁立していた、昨年7月の知事選で2位に入った石丸伸二氏(42)が代表を務める政治団体「再生の道」が選挙区、比例代表ともに議席を獲得できないことが確実になった。石丸氏は20日、都内で行った会見では、地上波で行われていた討論会について語る一幕があった。 【写真】全10人落選確実…苦虫を噛み潰したような表情の石丸伸二氏 石丸氏は会見冒頭で「私を含めて、『再生の道』として、できることはしっかり全部できた、と感じます」と切り出した。一方で「できなかったことはありますか」との質問に対し「例えば党首討論。それこそ地上波で呼んでいただきたかった。本当にそう思います」と語った。 そして「今回、(東京選挙区の)吉田あやもですが、討論会に呼ばれて出なかった候補者はいません。これは党是というか。方針できっちり定めていました」と語った。 続けて「
石破総理、続投の意向です。 石破首相は今回の参院選の情勢を踏まえて、周辺と今後について協議をし、日米関税交渉が正念場を迎えていること等を考慮して、現時点では辞任せず、総理大臣を続投する方針を確認したことが分かりました。 最終的には確定した議席数を踏まえて判断するとみられます。 FNNの議席予測では、自民党の議席数は32議席に留まり、公明との8議席と合わせた与党の獲得議席は40議席に留まる見通しです。
初当選が確実となり、喜ぶ政治団体「チームみらい」の党首、安野貴博氏(中央)ら=東京都千代田区で2025年7月20日午後8時1分、安達恒太郎撮影 参院選比例代表(改選議席数50)で、政治団体「チームみらい」の党首、安野貴博氏(34)の初当選が確実となった。 【全国で繰り広げられた選挙戦を写真で振り返る】 安野氏は人工知能(AI)エンジニア。2024年夏の東京都知事選に出馬して落選したものの、政党の支援を受けずに約15万票を獲得し、その名を高めた。 チームみらいは25年5月、「テクノロジーで誰も取り残さない日本」を目指して安野氏が立ち上げた。初めての選挙戦となった参院選には、ITエンジニアや起業家らを中心とした候補者を各地の選挙区や比例代表に擁立した。 選挙戦では「分断をあおらない」をスローガンに掲げた。政策面では、AIなどのデジタル技術を使って、政治や行政に民意を反映させるプロジェクト「デジ
全国的に地価が上がり、特に都市部のマンション販売価格は高騰中。青山学院大学法学部教授の木山泰嗣さんは「マンション譲渡益にかかる税金の制度に欠陥があり、富裕層のマネーゲームのために平均的な所得の人が住宅を買えなくなっている現状は問題だ」という――。 【図表】首都圏の新築分譲マンションの発売戸数と全契約数と中古マンションの成約件数の推移 ※本稿は木山泰嗣『ゼロからわかる日本の所得税制』(光文社新書)の一部を再編集したものです。 ■株や投資信託の利益には15%以上の所得税 金融商品に対する「所得税」の「税率」は、所得税法の定める「税率表」(累進税率)が適用されず、基本的には「15%」の「比例税率」になっています(地方税である住民税の5%をあわせると20%)。所得税なのに、「累進性」は、ゼロなのです。このようにいうと、「金融所得課税を、強化すべきだ」という議論になりがちです。 しかし、企業への投資
「夫婦別姓にしたい日本人→1%夫婦別姓に反対する党首→1人」という投稿がXで拡散しましたが、誤りです。参院選前の9党幹部による討論会で、明確に反対だったのは1名ですが、2025年実施の主だった調査で、選択的夫婦別姓制度への賛成は最低でも20%台、40%台のものもあり、「夫婦別姓にしたい日本人1%」という主張からは大きく外れています。 検証対象7月8日「夫婦別姓にしたい日本人→1% 夫婦別姓に反対する党首→1人」という投稿がXで拡散した。 投稿には、動画のスクリーンショットらしい静止画がついている。 投稿は7月15日現在、3900回以上リポストされ、表示回数は196万回を超える。 投稿には「夫婦別姓法案の目的は日本の伝統文化の破壊、戸籍制度の破壊です」「1%は偽日本人です!」などのコメントや、「選択出来る事を否定する理由って何?」などの指摘が寄せられている。 検証過程「夫婦別姓に反対する党首
いのちを金で切ることを公約で謳う 参政党 参政党は、参議院選挙の選挙公約において、「多くの国民が望んでいない終末期における過度な延命治療を見直す」との項目を掲げている。「終末期における過度な延命治療に高額医療費をかけることは、国全体の医療費を押し上げる要因の一つ」として、「胃瘻・点滴・経管栄養等の延命措置は原則行わない」「終末期の点滴や人工呼吸器管理等延命治療が保険点数化されている診療報酬制度の見直し」、さらには「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」などを主張している。 異常な政党公約 終末期医療のあり方はセンシティブな課題である。それだけに各党は慎重な公約を掲げている。 自民党は個人の意思・価値観を尊重する人生会議のガイドラインに基づいた取り組みを普及する、「自らの意向を踏まえた看取りを可能とする体制を整備」する(総合政策集2025 J-ファイル)、国民民主党は、「人生会議」を制度化
今回の参院選、比例代表はチームみらい(安野貴博さん)に入れようと思ってるんですが、とはいえ彼らに対する結構な批判(半分は誤解に基づいた、半分は真剣に考えるべき)も見かけるよなと感じています。 僕はSNS的な発信とか、その他身の回りの直の知り合いとかがそういう「批判」をしていたら、別に関係者でもないのに「いやいやそこはこういう意味があって」などと勝手連的に擁護し、それで「みらい推し」になってもらったりしてきた実績はあるので、今回はその話を聞いてほしいと思っています。 簡単に自己紹介をすると、今40代後半の男性で、学卒でマッキンゼーという外資コンサルに入ったんだけど、「こういうやり方」だけだと社会が真っ二つになるんじゃないかと思って、その後若い頃はあえて一時期肉体労働やらブラック営業会社やら時にはホストクラブその他まで「働いてみる」をやった後、今な中小企業メインのコンサルタントになって、実際に
全国の子どもがいる世帯のうち母親が働いている割合が初めて80%を超え、過去最高となったことが厚生労働省が去年、行った調査で分かりました。 厚生労働省は、「国民生活基礎調査」で全国の世帯の状況などについて調べて、去年は、全国のおよそ4万世帯から回答を得ました。 それによりますと、全国で18歳未満の子どもと母親がいる世帯は推計で888万6000世帯でした。 このうち、母親が働いている世帯は718万8000世帯で、率にして80.9%でした。 これは前回、おととしの結果を3.1ポイント上回り、比較ができる2004年以降で最も高くなり、初めて80%を超えました。 18歳未満の子どもがいる母親のうち ▽正社員は302万8000世帯で率にして34.1%で、前回より1.7ポイント増え ▽非正規社員は326万4000世帯で36.7%と、1.2ポイント増えました。 厚生労働省は「社会の制度が整い正社員として働
参政党の神谷宗幣代表は8日、参院選の公約に「終末期の延命措置医療費の全額自己負担化」を掲げたことの真意を問われ、「みとられる時に蓄えもしないと大変だと啓発する思いで入れた」と語った。遊説先の盛岡市で…
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