【クロスSS注意】ドーラ一家in鉄華団　Part FINAL 兼 思い出&感想スレ

埋まりかけてたんで建てました！
この神SSもついに終演…最後まで…止まるんじゃねぇぞ！！

【クロスSS注意】ドーラ一家in鉄華団　Part14｜あにまん掲示板埋まりかけてたし勝手にたてたbbs.animanch.com

前スレ貼り忘れてた…

シリーズまとめ

https://bbs.animanch.com/search2/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A9%E4%B8%80%E5%AE%B6

この1年間大作なSSを止まる事無く書き続けて、その傍らで登場するガンプラもビルドするSS書き殿に敬礼

日々の生きがい

前回のあらすじ：マッキー、弾ける。

改めてスレ立てありがとう！
遅筆な駄文ですが、何とか完結まで頑張るからよ…！
最後の鉄血×ラピュタガンプラのご紹介です

STH-16/PC3 獅電改参『飛燕参式・疾風』

ラピュタ事変を経て、これまで得られたデータを元に、歳星工房で大改修を受けた飛燕の集大成と言える姿である
本体側の改修として、バックパック両サイドのハードポイントに装備されていた大型ウイングを、追加スラスターとミサイルランチャー（任意でパージ可能）への換装を実施
そして最大の変更点が、これまで装備されていたマルチウイングの排除である
これは、実際の運用データを分析した結果、改弐時点で左右の急加速は肩部スラスターの改修で補える事が判明した為、上下方向への可動スラスターと考えても、性能と整備の手間が釣り合わないと判断されたのが要因

そこで新たに開発された新しい翼が、バックパックに増設された大型スラスターユニット『疾風』である
上部に放熱板を兼ねた主翼を持ち、4発の大型スラスターの内、下部の2発に限定的な可動域を与える事で、マルチウイングの可動スラスター由来の旋回性能と上昇力を再現
当然この大型スラスターは強力な推力を発揮するので、加速力と最高速度も歴代最高性能を記録した

武装は改弐乙型からの変更は無いが、パズーがイシュー家直属の戦闘員と言える立場となった事で、右肩にイシュー家の家紋が刻まれた

鉄血版エールストライカーをコンセプトに作ってましたが、正直翼が邪魔だったので、ようやく入手できた本家エールストライカーに換装した姿です

何ども言うけどすげえよSS主さんは…

滅相もない…私はただの下手の横好きってやつです

フラップターのプラモ手に入れてこれでダイフラップター撮影できると思ったらサイズ全然違って凹んでる人です（当たり前）

ハネムーンどうするか

ガルス「息子とファリド公が急に駆け出していってしまったのだが…」ﾎﾟｶｰﾝ
イオク「この場合、アルミリアさんの婚姻の時期に関しては、ボードウィン公の言葉が最優先なのでは…？」
ガルス「いや、私としては娘とファリド公の挙式の時期に関しては何の文句もないのだがね？」
イオク「よろしいのですか！？」
ガルス「まぁ、形だけの式となるだろうが、2人が相思相愛なのは知っているからね」
「ただ…貴様に娘はやれん！というのは一度くらいはやってみたかったかな」ﾌﾌﾌ…
イオク「えぇ…？」

カルタ「ええいマクギリスめ…シータの大切な式の雰囲気を台無しにしおって…！」ﾋﾞｷﾋﾞｷ!
カチュア「落ち着いてカルタ姉様！シータ本人は割とノリノリでアルミリアさんと追いかけていったから！」

クーデリア「」ﾎﾟｶｰﾝ
ミカ「あー…オルガ、俺どうすれば良い？」
オルガ「そうだな…どうすりゃ良いんだろうな？」
ユージン「姐さん達も行っちまったし、俺達も追いかけようぜ！」
シノ「エリオン公が湖畔でBBQパーティするって言ってるし、逃す手は無いぜ！」
オルガ「フ…なら行くかァ！」

ラフタ「ちぇー…取れなかったかぁ」
昭弘「あー…その、何だ。惜しかったな」
ラフタ「まぁ取れなかったのは仕方ないけどさー」
昭弘「ジンクスなんか気にするな…とは言わないが、そんなもの関係ない位良い結婚って奴をやれば良い…俺も…その、頑張るし」
ラフタ「…そうだよね。ありがとう、昭弘」ﾁｭｯ
昭弘「うおっ！…不意打ちはやめてくれ。照れる」
ラフタ「えへへ…でも、近い内に私達も式を挙げないとね」
「…おなかが大きくなる前に」ｻｽｻｽ

アジー・昌弘「「・・・は？」」

>>22

ナニやってんだ昭弘ぉぉぉぉぉぉぉぉっ！！！！！！（おめでとうございます！！式はいつにしますかっ！！！！！！）

今追いついたけどラフタの衝撃発言にコーヒー吹きかけた

オラ名瀬ぇ！！実子の前に花嫁のエスコート役が早まったぞ！？

…名瀬の子供に娘いたっけ？

昭弘がパパになるって！？

アジー「ラフタ！？あ。アンタいつの間に！？」
ラフタ「あれー？言ってなかったっけ、ゴメンゴメン」
昌弘「オイ兄貴ィ！？どういう事だよコレは！団長や名瀬さんに何て言うつもりだよォ！？」
昭弘「いや…名瀬さんとアミダさんには…もうオルガと一緒に挨拶は済ませてる…」
名瀬「いやー…2人揃って綺麗な土下座だったな、アレは」ｹﾗｹﾗ
アミダ「数年分は笑ったわねぇ」ｹﾗｹﾗ
昭弘「すまない…ちゃんと話すつもりだったんだが、いいタイミングが掴めなくてな…」
昌弘「あー…まぁもう挨拶済んでるなら良いんだけどさ…この歳でおじさんかぁ」
アジー「まったく…オルガにもちゃんと礼は言ったんだろうね？」
昭弘「ウス…俺がやらかしたってのに、アイツは責めもせずに開口一番に祝ってくれて…”こういう時、一緒に頭下げるのも俺の仕事だ”って言ってもくれました…本当、オルガには世話になりっぱなしだ」

\ﾜｲﾉﾜｲﾉ!!/

名瀬「おっと、湖畔が騒がしくなってきたな。俺等も行くか」
アミダ「アイツ等の決闘…いや、親友同士のバカ騒ぎが終わったら、次はアンタ達の婚約を宣言するかね」
アジー「そんな爆弾放り投げなくても…いや、ちょっと面白そうね」

ほんとよかったなぁ昭弘…
グシオンも喜んでるぞ！！

さぁいよいよ兄と義弟の負けられない戦い()が始まる！

ガエリオ「マクギリスゥ！！」バキィッ！！
マクギリス「ごふっ！…ガエリオォ！！」ドゴッ！！
＼ﾔｲﾉﾔｲﾉ!／＼ﾜｰﾜｰ!!／
ミカ「凄いな…もう1時間は殴り合いしてる」ﾊﾌﾊﾌﾓｸﾞﾓｸﾞ
ルイ「あーあー2人共顔がヒデェ事になっちまってまぁ…」ﾑｼｬﾑｼｬ!

ガエリオ「ぐふっ…！まだ…まだアルミリアは貴様にはやらんぞ！」ﾄﾞｺﾞｫ!
マクギリス「ぬぐぅ…！貴様こそ…！アルミリアの意志を捻じ曲げる気か…！」ﾊﾞｷｨ!
ガエリオ「ぐおっ！…か、カリオストロ公国で…お前がアルミリアをダシに使って俺をハメた事…忘れたとは言わせんぞォ！」ｺﾞｯ!
マクギリス「ぶへっ！唯の冗談を真に受けるとは…そもそもお前も引っかかっただろう！」ﾍﾞｼｯ!

アルミリア「そんな事があったのですか？」
パズー「あーあったなぁ…それでガエリオさんが気をそらした隙にマクギリスさんが大皿のパスタを根こそぎ奪い取って高笑いしてたっけ…」
アルミリア「高笑いするマッキー！？そ、そんな面白い場面を見られなかったなんて…！」
シータ「ご自分がダシに使われたのは気になさらないんですか？」
アルミリア「そんな事よりもマッキーの高笑いを見られなかった事のほうがショックです…」

二人揃って仲良く仮面で変装()してたなw

デイラ「ふむ。そろそろ足元が覚束なくなってきているな…」
ミーナ「決着の時は近し…ですね！」
マクギリス「うおおお・・・！俺は…！アルミリアを妻とする為なら、ロリコンのレッテルを貼られようが…一向に構わんッッ！！」ﾊﾞｼｯ!
ガエリオ「ぐぅ…！それで…親友がロリコンと呼ばれ続け！その妻と陰口を叩かれるアルミリアを見つめる羽目になる俺の気持ちも…！少しでいいから考えろォォ！！」ﾄﾞｺﾞｫ!!
リアリナ「うーん…それはまぁ切実な問題よね…」
アルジ（セブンスターズの決闘で出るセリフか？コレが…）
マクギリス「ぐふぅ…！そんな輩…俺が黙らせてやると言っているッ！！」ｸﾞﾜｧ!!
アトラ「！」
\バキィ！！/
ガエリオ「グハッ…！」ｸﾞﾗｧ…
マクギリス「ゴハァ…！」ｸﾞﾗｧ…
\バッターン！！/
ラスタル「ぬぅ…！見事なクロスカウンターが決まって…お互いにダウンしたか！」ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ!
ジュリエッタ「もっもっも！」（鮮やかな手さばきでBBQを焼きながらも状況を見逃さないラスタル様流石です！）
ソフィー（壮年）「こらこら！口に物含んだまま喋っちゃだめよ！」ﾒｯ!
ジュリエッタ「む！むもまへん…うぐっ」ｺﾞｯｸﾝ…ﾄﾝﾄﾝ!
ソフィー（若年に戻りながら）「ほらほら、お水よ」
ジュリエッタ「ごくごく…ぷはぁ…すみません、流石にお下品でした…あれ？」

石動「ワン！ツー！スリー！…」
ハウル「先に立ち上がったほうが勝ちだね」
ソフィー「どっちが先に…あら？誰か近づいていて…あら、シータさんと件のアルミリアさんね」

石動「セブン！…おっと、まだ近づいては行けません！…エイト！」
シータ「…マクギリスさん、聞こえますか？」
マクギリス「」
シータ「…貴方、アルミリアさんを泣かせる気ですか？」
アルミリア「マッキー…！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…

立て！立つんだマッキー！！
それとレフェリー石動が面白過ぎるw

この世界線の石動がやたらとノリがいいのは、マクギリスのプラス方向での心境の変化によるバタフライエフェクトで愉快な人になった説

石動「…ナインッ！！」
マクギリス「ッ！！アルミリアァ！！！」ｶﾞﾊﾞｯ!!!
パズー「立った！マクギリスさんが立った！」
アルミリア「マッキー！！」ｶﾞﾊﾞｯ!
石動「WINER…マクギリス・ファリドォ！！」ﾊﾞｯ!!
\ワァァァァ！！！！/
シノ「ウオオオオ！！決めやがったぜ！！」
ラフタ「やっぱ最後は愛が勝つんだね！」ｷｬｰｯ!
ガエリオ「・・・フッ。流石だな、マクギリス」ﾑｸｯ
シータ「お疲れ様です、ガエリオさん」
ガエリオ「ハハ…すまないな、君達の式の雰囲気をブチ壊してしまった」
シータ「いいえ、貴方方がアルミリアさんを愛している事がよくわかりました。それだけに…」（視線が泳ぐ）
パズー「あー…2人共、覚悟したほうが良いと思うよ？」（気まずそうな顔）

ミカ「やるね…ん？」
オルガ「どうした、ミカ」
ミカ「オルガ、結局あの2人はなんで喧嘩してたんだっけ？」
オルガ「そりゃ…あ？そう言えば、コイツは決闘じゃなくてただの喧嘩じゃねぇか…？」

アルミリア「」ﾜﾅﾜﾅ…
マクギリス「…アルミリア…？」
アルミリア「2人共…そこに正座しなさいッ！！！！」ｶﾞｵｵｵ!!
マッキー&ガリガリ「「ハ、ハイィッ！！」」ﾋﾞｼｯ!

アルミリア『ガミガミ！！』(# ﾟДﾟ)ﾌﾟﾝｽｺ!!
マッキー&ガリガリ(´；ω；｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
シャルル「すげぇなあの娘…ママ並に凄みがある…」
ドーラ「ガハハ！なかなかやるじゃないか！あの娘も将来傑物になるよ！」
シータ「…お姉様はお説教なさらないんですか？」
カルタ「フフ…あの剣幕をみたら、逆に怒りが鎮まってしまったよ」

アルミリアもすっかりジブリヒロインだな（超パワフル）

>>42

こりゃガリガリが危惧してる陰口もものともしないなw

これは結婚したらマッキーが尻に敷かれる奴
兄と旦那がなにかやらかしたら、最終兵器的な扱いでアルミリアが頼られそうだね

\ｶﾞﾐｶﾞﾐ!/
名瀬「こりゃ、もうしばらくかかるかな」ﾊﾊﾊ
ラフタ「うわぁ…あの2人がすっかり縮こまっちゃって…おろ？アトラはどこにいっちゃったの？」
ユージン「あぁ、ついさっき気分が悪くなってきたってんで、あっちでクーデリアさんが介抱してるぜ。三日月もそっちに行ったよ」
ラフタ「あらら…アトラは他人の怒鳴り声とかダメなタイプだったか」
ユージン「いや、そっちじゃなくて…なんか、肉の匂いが気持ち悪くなってきたって言ってたぜ？普段からよく嗅ぐ匂いなのに、なんだろうな？」
ラフタ「へぇ…ん？それってまさか…！」ﾀﾀﾀｯ!

クーデリア「アトラさん、具合はいかがですか？」ｻｽｻｽ
アトラ「うぅ…すみませんクーデリアさん…まだダメそうです…」
ミカ「アトラ、大丈夫？あと俺にできることある？」（法被はアトラに貸した）
アトラ「ごめん…手を握ってくれると嬉しいかな…」
ミカ「もちろん」ｷﾞｭｯ
アトラ「えへへ…」
ラフタ「おーい！」ﾀﾀﾀｯ!
アトラ「あ、ラフタさん…」
ラフタ「うわぁ顔真っ青じゃん…っと、そうだアトラ、ちょっと聞きたい事があるから、耳貸して？」
アトラ「はぁ…なんでしょうか？」ｽｯ
ラフタ「えっとね…」ｺｼｮｺｼｮ…
アトラ「・・・ふえ！？」ﾋﾞｸｯ!
ミカ・クーデリア「「？」」
ラフタ「どうなの？」ｺｼｮｺｼｮ
アトラ「えっと…その…はい。三日月の施術が終わって…その…感極まったっていうか…」ｺｼｮｺｼｮ
ラフタ「あー成る程ね…いや、それは仕方ないわ、うん」ｺｸｺｸ

ミカ「ラフタ？どうかしたの？」
ラフタ「えぇっとね…まだ断定は出来ないんだけど、アトラの症状の原因に心当たりがあるの」
アトラ「え？それは…？」

ラフタ「アトラ…アンタ、妊娠してるかも」

フフフ…ロマンティクス！！

祝事の大渋滞！

うわ～ぃ、ご祝儀が足りん

何ヤッてんだミカァァァァァァ！！

ねぇ…まさかクーデリアもとか言わないよね…？
てか懐妊ラッシュ過ぎて子供世代編とかになったら凄い事になりそうだねぇ

おお、このタイミングでアトラが暁を妊娠か
……さすがにクーデリアは妊娠してないよね？

アトラ「にんしん・・・え？」
クーデリア「あ…アトラさん…！」
ミカ「・・・？」
ラフタ「あー…つまりね、アトラのおなかに、アンタとアトラの子供が宿ったかもしれないって事よ」
ミカ「あ…そうか…！」
クーデリア「こうしては居られませんね…フミタン！」
フミタン「はい、お嬢様。既にアンカレッジの総合病院に連絡済みです。飛行艇の準備も出来ています」
クーデリア「ありがとうフミタン。アトラさんをお願いね」

フミタン「…僭越ながら、お嬢様も検査を受けるべきかと」
クーデリア「・・・ほぇ？」
フミタン「所謂悪阻と呼ばれる症状には個人差があります。現れる時期や症状は人それぞれです」
クーデリア「あ・・・えっと・・・///」
ラフタ「・・・え？嘘でしょ？まさか…」
ミカ「あーそう言えば一緒に「わ、わぁぁぁぁ！！！！」むぐぐ」
ラフタ「アンタ達、ヤるわね…！」ｺﾞｸﾘ…!
クーデリア「あうぅ…で、では私は皆様にご挨拶してから行きますので…！」
フミタン「ｸｽｸｽ…はい。アトラさんのお世話はお任せ下さい、お嬢様」
ミカ「じゃあ、俺もオルガとパズーに一言かけてから一緒に行くよ」ｽﾀｽﾀ
ラフタ「うーん、相変わらず感情の起伏がわかりにくいっていうか…」
アトラ「今の三日月、凄い浮かれてるみたい」
ラフタ「え、解るの？」
アトラ「ハイ。声の調子とか…歩き方とかで」
ラフタ「すっご…アトラ、絶対良い奥さんになるわよ」

ネタを振られたら応えねば…無作法というもの…！

マジでナニやってんだミカァ！？
いや本編でもそういう事があったんじゃね？ってどっかで見たけども！！
でもミカアトクーが幸せならOKですお幸せに！！！！

ミカからカミングアウトを受けた会場にいた一同
『何やってんだミカ(三日月)ァァァァァァ！！！！』

退院してまた身体を自由に動かせるようになって、お嬢様もフミタンを解放させる戦いに一区切り
…そりゃあ、思い切っちゃうよね?

同時妊娠とか、マジかあ……
これから、三日月と昭宏が育休入るとか鉄華団は大丈夫なのだろうか

諸々終わった後のオルガが倒れるとかありませんように
　

ライドら年少組も十二分に練度は高まっただろうし、ガンダム乗りならシノだって動けるし、ハッシュ達みたいな二期からの新人組だって今じゃそれなりの場数を踏んだだろうし…鉄華団の稼働戦力は十分だな
ミカと明弘の新人父親コンビは本当にヤバい時にだけ呼び戻す切り札って事にしよう、そういう状況にしないのもオルガの仕事だ、頑張れ

まあ治安面は目に見える形で改善の兆しが見えてるし、以前ほどの激しい鉄火場はそうそう無いだろうから大丈夫さ、多分

ここのオルガも死にはしないが情報過多による止まるんじゃねぇぞ…は避けられないなw

>>56

「ミカとバルバトスが出っ張らなきゃいけない事態」って字面に書き起こすと相当ヤバいな

まあ、この世界ならいざって時はギャラホ組やテイワズ、或いはドーラ一家を頼る選択肢もある……頼れる相手が大勢いるのは本当に良い事だ

イサリビにタービンズ式託児所作るかぁ…って悟った顔してそうだなって思ってます

そろそろエピローグ的なのに入ります…
少々お待ちを

いよいよ、このスレもエピローグか……
1年間ssを書き続け、プラモを作ってくれてありがとうss主
最後まで見届けます

その後、ラフタ・アトラ・クーデリアのご懐妊ラッシュやらマクギリス・アルミリアの電撃結婚やらでもうお祭り騒ぎ（物理）から数ヶ月後…（正直収集がつかないもといつけられないのであえて書かないぜ…）

ー金星・ラドニッツァ・コロニー
シータ「わぁ…素敵な街ね！」
パズー「厄祭戦で失われた水上都市・ヴェネツィアをモデルに作られた観光コロニー…噂に違わぬって奴だね」
ウィスタリオ「ありがとう。イシュー家の新婚旅行先に選んで下さって、僕もこのコロニーの再開発に心血を注いだ甲斐があるよ」
シータ「カチュアお姉様が、新婚旅行ならココがお勧めって紹介して下さったのだけど…本当に素敵…！」
ウィスタリオ「カチュアが…ヘヘッ！嬉しいな…！」
パズー「去年辺りまでは流刑地なんて言われてたコロニーをここまで発展させるなんて…凄い手腕だね」
ウィスタリオ「勿論、僕だけの力じゃないけどね。それこそ、カチュアがいたから、僕もここまで頑張れた所があるし…」

パズー「おっ！嫁自慢なら負けないぞ！…ヘヘッ！」
ウィスタリオ「僕だって！…フフフ！」
シータ「もうっ！パズーったら！///」
カチュア「…まったく、こっそり会いに行こうと思って便乗してきてみればアンタは…！///」ｶﾞｼｯ!
ウィスタリオ「うぇ！？カチュアも居たの…痛たた！引っ張らないでぇ…」
パズー「あらら…痛がってるのに幸せそうな顔してらぁ」
カチュア「全くもう…じゃ、ここで一旦お別れね」
シータ「はい！お姉様も、ウィスタリオさんとのデート、楽しんできて下さいね」
カチュア「ありがと！観光案内なら、ゴンドラの水先案内人に聞きなさいな」
ウィスタリオ「じゃあお二人さん、このラドニッツァ・コロニーで、素敵な時をお過ごしください！」

（ジブリじゃないけど、あの作品も火星が舞台だなぁ…ここ金星だけど）

サアッ・・・！
シータ「うわぁ…！ここからなら街を一望できるわ…！」
パズー「そろそろ夜の時間帯だね…あ、空が透けて…」
（金星をバックに広がる星空）
シータ「わぁ…！」
パズー「すっごい迫力…！シールドに工夫がされてるのかな。宇宙船の窓越しにみるよりも星が鮮やかだ…！」
（暫く天体ショーに圧倒されて…）
パズー「…こうやって星空を見上げると、シータに出会ったあの日を思い出すな…」
シータ「私…その時気絶してたから、どんな感じだったのか気になるわ。教えてくれる？」
パズー「勿論！採掘衛星の外周通路の窓から何気なく宇宙を見上げたら、一際輝く青い光を見つけてね。…すぐに人が生身で宇宙に浮いてるのが見えてきて、そりゃ驚いたよ！あとはもう体が勝手に動いたよね。幻覚かどうかなんて、考えもしなかったよ」
シータ「よかったわ、パズーに幻覚扱いされなくて。そのまま漂流するか…変な人に拾われたらって思うと…わっ」ｷﾞｭｯ…
パズー「離さないさ…だって、体が勝手に動いちゃうんだもん」ｷﾞｭｩｩ…
シータ「パズー…うん、私も、この手を離さないわ…あら？」
パズー「ん？どうしたの、シータ」
シータ「パズー…あの青い光って…？」
パズー「光…あ、凄い遠いけど…あの青さは…！」

…まだだよね…？今脳内に『君をのせて』のAメロが入りかけてるんだが…。

ー火星・鉄華団本部
\トンテンカン！/\ガヤガヤ！/
オルガ「お、改築工事は順調だな」
ビスケット「うん。まさか倉庫の一角を結婚式の会場に作り直すとは思わなかったけどね」
オルガ「あの3人たっての希望だからな。特にクーデリアさん程の立場の人がする婚姻としては、この状況はどうしても世間の風当たりがキツイ」
ユージン「どうせお忍びになるんだったら、三日月との思い出の場所として一番印象に残ってるこの場所で式を挙げたい…か」
ビスケット「俺はいい取り組みだと思ってるよ。特殊な建物を作る経験値にもなったし」

シノ「お前等キリキリ働けー！アトラとクーデリアさんがウエディングドレスを着れる内に完成させるんだからな！」
昭弘「オイオイ…ちゃんと休憩は取らせろよ？」
シノ「ヘイ！勿論でさぁ昭弘さん！三日月さんにも言われてますからね！」
昭弘「…その喋り方止めろって」ﾆｶﾞﾜﾗｲ
ザック「いやいや、パズーさん含めて、男として俺等より遥かに先を行く方々ですから！」
「この間のラフタさんとの式も、シータさんとパズーさんの式とはまた違った騒ぎでしたし！」
ハッシュ「あー…式自体は所謂ジャパン・スタイルだったよな」
昌弘「そうそう、ラフタさんの白無垢…だっけ？すっげー綺麗だったよな」
デルマ「…その後の披露宴でお色直ししたラフタさんがまさかのミニスカドレスっていう雰囲気の乱高下で会場のテンションがおかしくなる所だったな…」

オルガ「ハァ…平和なのは良いが、気が休まらねぇな」
ビスケット「ハハハ…まぁ、殺伐としてた頃よりはいいけどさ。それよりも、今度は三日月達の式用のスピーチの原稿考えないとね」
オルガ「流石にネタの引き出しが…お？」
ビスケット「ん？空を仰いでどうしたのオルガ」
オルガ「いや…何か青い光が見えた気がしたんだが…どこかで見た色の光だったな」

ークリュセ市街地・アドモス商会系列のブティック

アトラ「お待たせ、三日月！」
ミカ「ううん、俺も今終わった所だよ。思ったより時間かかったね」
アトラ「うん…この間仮縫いしたドレスの寸法が合わなくなっちゃったから作り直しになっちゃって…」
ミカ「あぁ…ま、仕方ないんじゃない？アトラ、大きくなってきてるからさ」
クーデリア「そうですね…まさかここまで急に大きくなってしまうとは…」

ミカ・クーデリア「「身長が」」

アトラ「うーん…このタイミングで伸び始めるとは思わなかったよ…毎晩骨が伸びて軋む音がするの」
ミカ「ま、俺も人の事言えないけどね。この間礼服作り直したばっかりなのに、もう足の丈が足りなくなっちゃってさ」
クーデリア「ですが、とても喜ばしいことです。アトラさんの身体が大きくなれば、出産時の負担も少しは軽減される筈ですから」
アトラ「それは嬉しいんですけど…普段着もどんどん着れる服が無くなっちゃうのは困りますよ」
クーデリア「では良い機会です。普段着も沢山買いましょう！私が居れば、所謂社員割引でお安く買えるチャンスですよ」
ミカ「…俺が抱えきれる量にしてね？」
クーデリア「これも男の甲斐性ってやつですよ。…うふふ！」
アトラ「よーし！次はあっちのお店に行きましょう！ほらほら三日月も早く！」ｸﾞｲｸﾞｲ

ミカ「…男って大変だなぁ…ん？」
アトラ「三日月？空を見上げて、どうかしたの？」
ミカ「あの青い光…」
クーデリア「青い光？…どれのことでしょう」
アトラ「うーん？よくわからないよぉ」
ミカ「…そっか、そっちも気をつけてね」
アトラ「…誰と話してるの？」
ミカ「ん？あー…ラピュタの王様かな」
アトラ・クーデリア「「？？？」」

まさかラピュタ夫妻シータの飛行石に干渉して一連の結婚式騒動知ってた？
そして面白いからコッソリ()様子見しに来たとかかな？

ー地球・火星間暗礁宙域

アンリ「おっとと…やっぱ大きいなぁ2代目タイガーモス号は…先代とは舵の癖が全然違うや」
カ「そういう割にはもう慣れた手付きじゃねぇか？」
アンリ「フフフ…伊達に先代タイガーモス号の主操舵士はやってないよ！」
ドーラ「今の内に新しい舵の癖をしっかり掴むんだよ！そろそろ”本業”を始めていくんだからね」
シャルル「…って事は、もう鉄華団からも離れるって事かぁ」ｼﾐｼﾞﾐ
ドーラ「…もうあの子達は自分で歩いていけるからね。海賊のアタシらとつるむのはおしまいさ」
ルイ「さみしくなるな…」
ドーラ「男がしみったれた事言うんじゃ無いよ！」
ハラ「そう言うドーラも浮かない顔してるぞい」
ドーラ「…ふん！」

ハラ「まぁよ、積極的に関わるのは終わりってだけの話さ」
シャルル「どういう事？じっちゃん」
ハラ「宇宙は広いようで狭いからな。どこかでバッタリ会う事もあるし、たまたま目的地が一緒だったから勝手に便乗して横に並ぶなんてこともしょっちゅうって事さ」
「それこそ、シータのホットラインはまだ生きてるんだからな」
ルイ「それもそっか！」

ドーラ「まったく…あのホットラインが世間話以外の役に立つときは相当ヤバい案件が降りかかるってのを忘れるんじゃないよ？」
シャルル「でも力になるんだからママは本当に優しいよね」
ドーラ「…ふん！」
アンリ「ヘッヘッヘ…ん？ママ、あの光って何だろう？」
ドーラ「光ィ？…ほぉ？あれは…」
ルイ「ものすごい遠いけどよ…あの青い光ってもしかして…」
ドーラ「間違いない…！飛行石の光だ！」
シャルル「もしかして、あの時飛び去ったラピュタじゃない！？」
ドーラ「こうしちゃ居られない！あの光に向けて全速前進！！」
息子達『オッケーママ！！！』

最初にシータが宇宙に投げ出されて一家が諦めかけた時に、星とは違う発光パターンで僅かでも生存の可能性を見出した一幕あったよね
ペンダントサイズならともかく、ラピュタ規模の大きさの発光ならそれぞれの道へ歩み出したみんなが見付けられる説得力よ

ー暗礁宙域・秘匿宇宙要塞『ハウルの動く城』

ハウル「おや、あの光…そうか、旅立ちの前に世界を見ていたんだね」
カルシファー『いよいよラピュタも太陽系から旅立つのかぁ』
ハウル「王夫妻の良い旅立ちに、乾杯」ｶﾛﾝ

ーラピュタ・飛行石の世界

ナウシカ「ああ…！とても良いものを見せてもらったわ！」
アグニカ「うん。あの子達の門出…素晴らしいものだった」
ナウシカ「世界も平和に向かって大きな1歩を歩みだしてくれたみたいね」
アグニカ「そうだね。正直不安を拭えなかったが…彼らならきっと、いい未来へ歩んでくれそうだ」
ナウシカ「ええ…。私達も、行きましょうか」
アグニカ「…正直、あの子達に宿った新たな命の誕生まで見守りたい気持ちもあるが…いつまでも留まるわけにもいかないからね」
「…行こう、ナウシカ。未知の世界へ」
ナウシカ「はい。貴方となら、どこまでも」

はい、というわけで、長らく続きました私のSSは一応ここまでとなります
文才なんか無い私がSSのような物を書けたのも、皆さんがアイディア出してくれたり、スレを保守してくれたおかげです
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました！
これからも良き鉄血×ラピュタ概念を

ありがとうございます！
本当にお疲れ様でした！

乙、凄いものを読ませてもらった
貴方にも、何度でも甦らせてくれた読者の民にも感謝を

ドーラ一家IN鉄華団 @ ウィキ【10/22更新】ドーラ一家IN鉄華団@wikiへようこそ このページは、あにまん掲示板にて掲載されていた、『天空の城ラピュタと鉄血のオルフェンズのクロスオーバー概念』のまとめページであり、双方のクロスSSのまとめペー...w.atwiki.jp

ちょっとした業務連絡的な奴です

以前、まとめwiki的な奴が欲しいって書き込みがあったので、取り合えす@wikiにガワだけ作りました！

今までのスレのリンクや、誤字脱字を修正したSS、wikiらしく、このスレで話題になったクロスオーバーネタ等をまとめたいと思いますが、いかんせんwikiの編集技能なんか持ち合わせていませんので、もしよかったら協力して頂けたら幸いです

あにまんってこういう外部サイト誘導みたいな事ってやってOKだっけ…問題あったら消して下さい

完走お疲れ様でした！

鉄華団が「本当の居場所」に辿り着けた世界線を見れて大満足だ

そして体内ナノマシンの正常化で長身になった三日月という概念は新しいな…
オルガと身長的な意味で並ぶのは何年振りだろう?

SS完走乙です。YouTubeの動画でこのスレの存在を知ったのですが、更新が待ち遠しい位に楽しいスレでした。
日々の生きがいをありがとうございました。
ドーラ一家in鉄華団最高！！

火星のハシュマル、宇宙のハラエルで凄いドキドキしたよ
ハシュマルだけでも恐ろしいのに宇宙からも新手が飛来してくるとか、原作より味方が多いからってどんな悪夢だと…
でもハシュマルがロボット兵と同郷でハラエルと大怪獣バトルに発展するわ、修復·小型化されて悪魔と天使が掛け合わさり最強になるわと予測を良い意味で裏切られるのも楽しかったぜ

>>82

わかる、あの時の絶望感ヤバかったし、一難去ってなんとやらとばかりに地球でのプルーマ観測で草枯れた

SS主完走おめでとうございます！
主の文章力もすごいけど沢山アイデア出すみんなもすごかったなあ！

>>82

ハシュマルのプルーマ達が援護に駆け付けるところとか泣けてなあ

X見てたら地球外縁軌道統制統合艦隊から離反した直線番長グレイズみたいなのが流れてきた(ブースター4個付き)
宇宙型の試作機とはいえこりゃ速そうだ

>>86

こんなの居たんだ…

腿のブースターつけっぱなしだったらまんまコレだったな…

wikiのページ分けあれで大丈夫かな

なんか変だなって思ったら教えてくれると幸いです

覚束ない手でちまちまやってるから終わりがみえねぇぜ

「Part7」のムスカのセリフより

「…君はラピュタを宝島か何かのように考えているのかね？」
「ラピュタは嘗て恐るべき科学力で天空にあり、地球圏のみならず、火星圏をも相手取り厄祭戦を引き起こした恐怖の帝国だったのだ！超兵器・MAすら最初に投入したのはラピュタであり、地球・火星側はソレを鹵獲、模倣したに過ぎんのだよ！…尤も、MAの暴走はラピュタ側も想定外だったようだがね」

「何でこんな恐ろしい兵器に天使の名前を?」に対する答えが「天空国家が作ったから」なのが実に傲慢ポイント高いぜ…

二期ギャラルホルン組もみんないいキャラになったな～

>>91

結果論とはいえ、イオクが色々とやらかしてくれたから鉄華団はラスタルとコネを構築できたし、その後もパズーとシータとの対話で失敗を己の糧にする事が出来たから、次世代を担うに相応しい「クジャン公」になれたよね

過程も丁重だったし「正しく男子三日会わざれば刮目して見よ」を体現したのは素晴らしかった

二部後期のジブリキャラ連発には笑わせてもらいました…というかカリオストロも拾ってくるとは…w

>>93

マッキーとガリガリがパスタの取り合いしてるのが見たかったからよ…

じゃあ折角だからスターシステム的なノリでジブリキャラマシマシにしちまえーってなりましたよ、ハイ

>>94

コンパスザムザザーはね、友好的なMAってイメージしたら真っ先に出てきちまったんだ（あにまん脳）

あくまでイメージって言い張るからよ…

ハウル出てきたのには驚いたなあ

>>93

しかもカリオストロの登場が、後にアスタロトがオリジンの姿で登場する理由になるというね

あの大泥棒なら再奪還もお手の物だ

>>98

豪華客船を輪切りにして沈められるぐらいはできるからな…。

所で、ちょっとEDを妄想しちゃってる…。

>>74は『君をのせて』で星の海を行き、時折惑星や彗星を横切りながらラピュタが遠ざかってく様を描いた本編ラピュタオマージュ。

ボーナストラックとして各々のその後を一枚絵でつなぎ合わせた…こっちはオルフェンズのEDでまとめた物。

【各々の子を抱っこしながら微笑むクーデリアとアトラ】【15～6歳になったアルミリアとマクギリスのウエディング姿】【我が子をおっかなびっくり抱く明宏と、その危なっかしさにヒヤヒヤする弟たちと呆れるラフタ】

とりあえず思いついたのはこの一枚絵たち（絵心ないんで絵は勘弁してください…）。

曲は『少年の果て』（GRANRODEO）を想定してるけど、単に自分が好きなだけですんで…。