ミネバ「はくばの王子様が、むかえにくるわたし……！」

ミネバ「世界をカゲであやつるなぞの団体とジオンがとりひきすると聞いたわたし……」

ミネバ「戦争をおこさないようにするため、とりひきをなんとか止めようとするわたし……」

ミネバ「なんとかとりひきばしょに来たものの、いっしゅんのゆだんからコロニーのまん中に投げ出されるわたし……！」

ミネバ「もうだめかとあきらめたところに――」

ｺﾞﾝｺﾞﾝ

ミネバ「っ！」ﾋﾞｸｯ

使用人「ミネバ様、もう夜ですよ！早くおやすみになってくださいな！」

ミネバ「――あっ、はい。ごめんなさい……」


　　――まったくもう、いつまでお姫様気分なのかしら……　ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ


ミネバ「…………、」

ｶﾁｯ

ミネバ（おひめさまきぶん、か……）

未来を見たのか…？

宇宙世紀0085、ジオンは変革の時を迎えた。

この年、ギレン・ザビとキシリア・ザビが、内紛により配下たちとともに揃って倒れた。

強力な指導者一族を喪った公国であったが、ここで登場したのが、

ジオン・ズム・ダイクンの遺児、アルテイシア・ソム・ダイクンである。

＝　ズムシティ、公王庁、政務室・・・　＝

ｱﾙﾃｲｼｱ「――ラル、あの子の様子は？」

　ラル「……は。かつての同僚から伝え聞く話によると、勉学に一層奮起していると。とくに読書に熱中しておられるご様子です」

ｱﾙﾃｲｼｱ「そう……」

　ラル「ですが……」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……？」

　ラル「……表情が曇りがち、と……」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……いっそ、お前が育ててくれれば、私も安心なのだけれど」

　ラル「ご命令とあらば。しかし……、」

ｱﾙﾃｲｼｱ「ええ、わかっているわ……仮にもかつての公王族の直系に連なる者。

　　　　それを臣下の元へ送るというのは、明確な格付けを為したとして、過激派への燃料になる、と……」

　ラル「恐れながら」

ジークアクス世界線か！

いままで行方知れずであった姫の登場には、懐疑的な意見もみられた。

かの独立戦争を主導したザビ家とは違い、ダイクンの娘というだけで、彼女には何も無かったからだ。

しかし、コロニーレーザー“イオマグヌッソ”の正体とア・バオア・クーの虐殺が表沙汰になるにつれ、

ザビ家への嫌厭感情も広まった。

公国内の経済不況から来る閉塞感に加え、

総帥たるギレン・ザビも衆目を避けがちになっていたことも、公国民からの悪印象につながっていた。

人々は、より清廉な、新しい主導者を欲したのである。

首相ダルシア・バハロは、王権の空白を避けるために速やかな禅譲が必要と判断し、議会工作に注力。

一方ザビ派も対抗策としてガルマ・ザビを擁立することや、ミネバ・ラオ・ザビを君主として祀り上げ宰相を置くことも検討したという。

しかし前者の策は、地球ですでに一定の地位を築いていた彼を呼び戻すことは時間的に余裕が無く、

そして後者の策は、「その名誉と実権ある宰相役は、いったい誰が務めるのか」という内輪もめを起こした。

最悪の場合、ダイクン派とザビ派で公国が分裂する事態もあり得たが、

かつてデキン・ソド・ザビの側近を務め、本人の政治思想からダイクン派からも一定の評価をされていた重鎮マハラジャ・カーンが、

「ザビが守っていた玉座を、ダイクンに返す刻が来た」と談話を発表したことで流れが一変。

ザビ派重鎮直々の『降伏宣言』を受け、紆余曲折はあったものの、アルテイシアは玉座に着いた。

そのマハラジャ・カーンは、新しい王朝を見ることなく、この世を去った。

――ダイクンの娘を擁立した彼の心中が如何なるものだったかは、誰にもわからない。

ｱﾙﾃｲｼｱ「……私の前では礼儀正しく挨拶をしてくれるわ。まるで怯えた子犬のように」

　ラル「…………」

ｱﾙﾃｲｼｱ「彼女は聡いのね。私の気分を害すれば、その首が無くなるということを実感している……」

　ラル「っ、滅多なことを仰いますな。陛下がミネバ様に健やかに育ってほしい想いは、きっと伝わりましょうぞ」

ｱﾙﾃｲｼｱ「そう、かしら……」

　ラル「アルテイシア様……？」

ｱﾙﾃｲｼｱ「私の中に、果たして怯えがないと言い切れるのか、どうなのか……」

　ラル「アルテイシア様」

ｱﾙﾃｲｼｱ「だって……私は……、あの娘の父を、ころ――」

　ラル「アルテイシア様！」

ｱﾙﾃｲｼｱ「っ！」ﾊｯ

　ラル「小官は、ミネバ様を守護すべきという、『アルテイシア様の御決断』は、なによりも尊いと存じております」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……私の最期は……あの子に討たれるべきなのかしらね……」

　ラル「陛下……」

＝　ズムシティ、ザビ家邸宅、ミネバの自室・・・　＝

ミネバ（人るいが、増えすぎた人口を宇宙にイミンさせるようになって、すでに半せいきが過ぎていた）

ミネバ（地球のまわりのきょだいなジンコウトシは人るいの第二のこきょうとなり、人びとはそこで子をうみ、そだて、そして死んでいった）

ミネバ（宇宙せいき0079、地球からもっともとおい宇宙トシ・サイド３はジオン公国を名のり、地球連邦せいふにどくりつ戦争をいどんだ）

ミネバ（総人口のはんぶんを死にいたらしめた戦争をへて、ジオンはどくりつをかちとった）

ミネバ（…………はあ）

ﾎﾟｽｯ

言われてみれば確かにユニコーンって白いからバナージは白馬（一角獣）に乗った王子様なのか

ミネバ（きょうも、たいへんだった）

ミネバ（よくわからない人たちが、いっぱい来て、「いまの王はあやまりだ」とか、）

ミネバ（「アルテイシアはちちうえのかたきというウワサだ」とか、）

ミネバ（「しんのおうけんはザビ家にこそある」とか、）

ミネバ（……「ダイクン派はひめさまをころ――」！！）

ミネバ　「っ！」ｶﾞﾊﾞｯ

ミネバ「………っ、」ﾌﾙﾌﾙ

ミネバ「…………」ｷﾞｭｯ

ﾎﾞｽﾝ

ミネバ・ラオ・ザビが持つ力とは、“ザビ”という独立戦争を勝利に導いた一族の末裔である事実、その一点である。

たしかに年齢にそぐわぬ誠実さと利発さを持つが、それだけなのだ。

あるいは６歳の少女を、一般的な道徳的思想や自己陶酔も多分に含まった騎士道的思想によって保護を志す者は、居なくもなかった。

しかしそのいずれもがあくまで個人の権限であり、政治的には無力であった。

そして要たる“ザビ”の名も、『身内同士の殺し合いに、無関係な命を巻き込んだ』という汚点が付いた今では、

ひとり、ひとり、またひとりと離れていく。

いまでは忠義心はあるわずかな護衛と、給料をもらう理由のために身辺を管理する者たちばかり。

最低限の人員と、最低限の礼儀作法。

敬うことは無いが、死なれても困る。

罵ることは無いが、媚びる理由も見当たらない。

ミネバ（……、なんとか助かったわたし……）

ミネバ（そのまま、ジオンと連邦のいんぼうにまきこまれるわたし……）

ミネバ（みんなに狙われてるわたし……）

ミネバ（……でも、みんなから助けてもらえるわたし……）

ミネバ（たくさんのひとを助けるために、じぶんにできることをするわたし……）

ミネバ（……できること）





ミネバ（わたしに……なにが………）

ダイクン派から見ても、ミネバ・ザビという存在は厄介であった。

その名前以外には、なんの政治的・軍事的実力を持たぬ少女。

旧世紀は中世頃の文化なら、前後の禍根を断つために一族郎党は鏖殺するのが常道である。

しかし、コロニーレーザー“イオマグヌッソ”を巡るお家騒動でケチが付いたとはいえ、

独立の立役者の家名を徒疎かに扱っては、公国内過激派が勢いづくことは容易に予想できる。

また、６歳の少女を命脈を断つという業は背負えない、という至極真っ当な常識感覚も、決断の邪魔をした。

一方で、今は少女でも育てば大人の女であり、いつかは復讐にやってくる……というとことを、ダイクン派はアルテイシアという実例を以て知っていた。

道徳を守りたい、あるいは『守っていると見られたい』ために「この少女は尊重すべき」と力説しつつも、

身を守りたい、あるいはひとつでも不安を解消したいがために「少女のうちに弑すべき」と隠している。

つまるところ、この時点でのミネバ・ラオ・ザビの存在価値とは――

ミネバ「…………ｸﾞｽｯ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


『できれば、穏便に消えてほしい人』、であった。

ミネバ（いつか……）




ミネバ（はくばの王子様が、むかえにくるわたし……！）




ミネバ（いつか……）ｸﾞｽｯ




ミネバ「くると……いいなあ……！」

＝　ズムシティ、公王庁、とある一室・・・　＝

　ラル「陛下は、彼女の将来を憂いておられる……」

？？？「……責任を、痛感しております」

　ラル「それは私とて同じこと。公国の将来を、少女ひとりごときに左右されてはいかんとは思っている、だが……」

？？？「…………」

　ラル「……ﾊｧ、だが、ひとりの少女の将来を如何ともできないというのは、公国とは……人類の革新とはなんなのだと、そういうことだとも思っている……」

？？？「……、全力を尽くしましょう。善き未来のために」

　ラル「貴官に頼むとしよう。頼んだぞ、シャリア・ブル中佐」

？？？「承知しました、が……」

　ラル「……？」

？？？「その名は既に捨てましたため、お呼びにならぬよう」

　ラル「む……」

？？？「いまの私は何も持たぬ故……こう名乗っております、」

「フル・フロンタルと」

もうどうなってもいいや

＝　サイド１、とあるコロニー、とある邸宅・・・　＝

　？　「……なにも、あなたの“お仕事”に、この子まで連れていく必要は無いんじゃなくて？」ｼﾞﾄｰ

？？？「しかし……この子にも然るべき教育をだな……」ｱｾ

　？　「前に変な装置を私に隠れてこの子に着けていたのもそうだと？」ｼﾞｯﾄｰ

？？？「いや、だから……」ｱｾｱｾ

　？？「ごめん、母さん……おれも、ジオンにいってみたい……」ｷｭｰﾝ

？？？「ほ、ほら！この子もこう言っているわけだし……！」

　？　「……ﾊｧ、わかったわよ、もう……」ﾔﾚﾔﾚ

　？？「ほんと！？」

　？　「ええ。気を付けていきなさいね、」


　ｱﾝﾅ「バナージ？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「うん！」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ　ﾎｯ

　ｱﾝﾅ　　ｼﾞﾄｰ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ　ﾋﾞｸｯ

おお、気になるところで……！

こんな深夜にいったい何をやっているんだろう私は・・・
明日、というか今日も普通に仕事があるのに・・・バナージ、哀しいね・・・

すまないが、完全に見切り発車だ
そんなに壮大になることはないが、頑張って纏めてみようと思う
もうどうなってもいいやの気持ちでな！

あと今更だが、これはＧＱＸとＵＣのクロスＳＳスレだが、捏造設定とかあるので気を付けてくれ
さっそく邪魔だったのでマハラジャ・カーン殺した！

並行世界ではバナージとミネバの２人のお姉さんポジションのプルシリーズは作られていると噂はザベくんが言ってたね

続きが気になる…！じっくり待たせていただきます

連邦もあくまで正史よりっていう比較なだけでそれでも普通に強大ではあるんだよな

シャリアがフロンタル名乗ってるGQ世界スレ……
もしやあのスレ主……？

マハラジャ・カーンがいなくなったってことはハマーンやZZのアクシズ勢は出てこないかな？

>>25

お疲れ様です。面白かったです。

＞こんな深夜に～、見切り発車だ～

その気持ちわかります。

でも自分の心を縛ったりしないで

>>25

＞すまないが、完全に見切り発車だ

心に従え…！

あっちの世界戦でもこっちの世界線でもミネバという少女に咎があるわけではないのだから幸せになって欲しいなあ

ミネバ様には幸せになって欲しいので続きを正座待機しときます

アルテイシアの側近を務めるラルさん良いな

期待を込めて保守

摂政やってないハマーンとはどんな関係なんだろう

バナージ、ミネバは良いものだ(期待してます)

幸せになってほしいよ…

　　　　　　　　　∧＿∧　　　　　　　　　　　　∧＿∧

　　　　　　　　（∀｀　 ）⌒⊃ 　　　　　　　（´∀｀　）⌒ﾐ

　　　　　　　　 ヽ_つ　 <´　　　　　　　　　 ﾐ,,＿彡'つ ﾞ

　　　　　　　　　〈＿　　 ＼ 　　　　　　　　 (´ -､　ヽ

　　　　　　　　　　　 ｀＼＿）　　　 　　　　　し'　ヽ,_,）

┗(‵・ω・’)┓ﾚ(･ω･；)ﾍ└(^д^ )┐└(°д° )┐٩(¨ )ゞ⊂二(^ω^ )二二二⊃　＝３

　　　　　　　　　　　　　　　　　＠＝３

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX（ジークアクス）』ノンクレジットオープニング映像│米津玄師「Plazma」

ジオン独立戦争の終結後、地球連邦は勢力圏を大きく失った。

とくにルナツーの失陥による宇宙での地盤を失ったことは大きく、常に制宙権を握られているに等しい。

また地球上の経済・軍事・資源に於いて地政学的な要所にジオンの飛地が幾つか作られ、

その護衛を理由にジオンの軍駐留基地や工廠が――半ば強引にだが――設営された。

つまり現在地球の一部では、自らの家族を滅ぼした国の軍が身近にあり、

それらに奉仕することで日銭を稼ぐ者もいる、ということである。

終戦からまだ六年。

果たしてアースノイドはこの事実に耐えられるのであろうか。

＝　ズムシティ、どこか・・・　＝

コモリ「連邦の経済圏は、支配下に置いていたコロニーの労働力生産力だってあったわけでしょう？それを失っているのなら、国力低下は著しいはずです」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「連邦はスペースノイドの平和維持の義務をジオンに譲渡したことで、その身を軽くすることができた……と、見ることもできます。

　　　貧富の差は戦争を生みます。ジオンが独立を掲げた理由もそうでした。餓えはスペースノイドへの恨み骨髄な方々を、より意固地にさせます。

　　　現在は敗戦の反動もあり融和強調派が主導権を握っていますが、イオマグヌッソの件で強硬派も息を吹き返しました。危くも均衡が取れていますが、高圧的にいけば反感が高まる。

　　　そしていま、ジオンには全面戦争に立ち向かえるだけの体力は無い。

　　　つまり公国はこれまで以上に、連邦の顔色を窺いながら接しなければならない……と、まあ、こういうことです」

コモリ「なんのための独立だったのやら」ﾊｧ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「独立したからこそ、です。これが外交というもの。勝者が敗者をただ踏みつけるというのでは、それは神にも等しい強大な権能を振るっていた地球連邦と、何ら変わりはありません」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「いつかジオンも、やり返されると？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「一枚岩ではないのは、ジオンも同じことですから」

コモリ「ギレン派とキシリア派の争いの次は、またザビ派とダイクン派、ですか……」ﾊｧｧ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……っ、」ｸﾞｯ

走るロリミネバとショタバナージ

>>42

ﾌﾛﾝﾀﾙ「さて、そこでいま問題となっているのが、ミネバ・ラオ・ザビ様の処遇……ということです」

コモリ「処遇って……」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……最近、『なぜか』ミネバ様の警護や使用人の削減と人材再配置が行われました。表向きは『ミネバ様の負担を減らすため』とね」

コモリ「……それ、陛下が認めたんですか？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「認知していなかったということでしょう。彼女とて全能ではないし、まだ王位に就いたばかりでは、現実的な権力行使は難しかった。

　　　　それに、民主主義を志す中で王権を行使するのは、いかにも体裁が悪すぎる」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「しかし！それでは、『なにか被害に遭ってほしい』と言ってるようなものじゃないか！」　
　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「最悪の場合、何処かへ『お隠れになってしまう』かも、と」

コモリ「そんな……」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「それは駄目です！ミネバ様の御命を奪うなんて！」
　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「君ならきっと、そう言うと思ってました……しかし、」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「しかし……？」
　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「それ……ミネバ様がコモリ少尉と同じ年齢なら、同じことを言えましたかね？」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「それは……」ﾁﾗｯ

コモリ　ｼﾞﾛｯ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ　ﾋｲｯ
　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「はいこれただの思考実験ですので圧をかけないようにー」ﾋﾟﾋﾟｰｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ｵﾎﾝ。ではもし、渦中の人物が妙齢の女性なら？筋肉質な青年なら？明晰な中年男性であったらどうです？老いた男性が懇願してきたら？君は同じ決断をできますか？」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……自分は、命令には従いますが、そのような不謹慎な仮定の状況については、判断するべきではないかと」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ですが、起こり得た未来でもあります」
　
コモリ「それ……ミネバ様は少女であるおかげでまだ殺されてない、って言ってませんか」ｼﾞﾄｰ
　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「ええ。彼女自身、まだ無力な少女です。無力だからこそ生きながらえている」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「もし、なんらかの実力を付けてしまった場合は、脅威に思われ、庇護を失うと？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「あるいは、『脅威だと判断できる理由ができる』場合、ですかね」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「まさか、ジオンが二分される！？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「正直、それならまだマシです」ﾊｧ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「え……？」

コモリ「……連邦に亡命された場合、は」

ﾌﾛﾝﾀﾙ　ｺｸﾘ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「あっ」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ザビ家は戦争を主導しました。地球での反感は恐ろしいものでしょう。地球に逃げたとて、なんらかの報復があることは予想に容易い。

　　　そうなると、如何に亡命だとしても、ジオンは連邦へ何らかの追求行動を起こさざるを得なくなります。さもなくば、公国内の反感を抑えられませんから。

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「しかし！それこそ彼女はまだ子供なんですよ！恨みとか責任なんて……！」

コモリ「感情に理屈は通じない、ってことですよね……」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「そんな……」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「あまり理性的であっても困ります。

　　　『ジオンは政権安定の為に、まだ幼い女の子を非人道的に扱い、挙句、放逐した』……などと喧伝された日には」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「反ジオン勢力が糾合し、再び全面戦争が勃発する……」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「彼女を神輿に座らせて、ね」

コモリ「……ゲロマズ」ｳﾍｪ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「アルテイシア様を擁立を助けた手前、この件に関しては私にも大きな責任があります。それにあなた方を巻き込むのは心苦しいことですが……」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「ミネバ様の御身を守ることであるならば、当然です」ｺｸ

コモリ「ジオンの平和のためですし」ｳﾝ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ありがとうございます。

　　　私にとってこれは、自分の責任を果たすこと。公国と世界平和に尽くすこと。陛下の憂鬱の種を減らすこと。

　　　そして、彼女には穏やかに育ってほしいこと。いずれも本心です。諸々よろしく」ﾋﾞｼｯ

「「　はっ！　」」ﾋﾞｼｯゞ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「なにしろ相手が６歳の少女であるために、多くの人が理性を失っています。人道主義が根付いていることはよいことなのですがね。エグザベ君だけでなく。そして他ならぬ、陛下ご自身も」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……失礼ですが、自分には、中佐もそのように見受けられます」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……えっ？」ｷｮﾄﾝ

コモリ「そうですね……自分の責任ってことより、ミネバ様のためって感じですよね。『アルテイシア様』のためっていうのならわかるんですけど」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……あ、ええ？『アルテイシア』陛下のためって、そういう」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「はいよけいな邪推をしないことー」ﾋﾟﾋﾟｰｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「しかし…………そう、なんですかね……何故でしょう？……正直、私自身にもまったく、わかりません」ｳﾑﾑ

コモリ「えっ？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ただ……なんとなく、彼女は、さぞや聡明に育つだろうなという、確信があります」ｳﾝｳﾝ

「「　…………　」」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ﾌｯ、リカルド・マーセナスの言葉を借りるなら、『可能性の神を信じている』、とでも言いま――」



　　　　コモリ「……ほんっと、さいッてー。キッモ。中佐はロリコンだったなんて。アルテイシア様に言いつけてやるわ」ﾋｿﾋｿ

　　　　ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「いやいやいや、そう決まったわけでは……まあ正直、『それどうなの？』って思っちゃったけど」ﾋｿﾋｿ

　　　　コモリ「それでいて自分に“フル・フロンタル（全裸）”なんてコードネーム付けるんだから、変態よ変態」ﾋｿﾋｿﾋｿﾋｿ

　　　　ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「まさか木星の環境が性癖に影響を与えた可能性も……」ﾋｿﾋｿﾋｿﾋｿ

　ﾌﾛﾝﾀﾙ「聞こえてますよーー謂れのない誤解と木星帰りへの誹謗中傷はやめてくださーーーーい」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｰｰｰｯ!!

まじかよ木星帰り最低だな

でももう1人の木星帰りの方に実績があるから何も言えねぇ…

ドゥガチ総統最低だな

>>54

特に理由のある悪評がシロッコを襲う！

ジオンではないけどやべえ木星帰りもいるしな・・・
GQ出禁だけど・・・

ビスト財団は、歴史的価値のある美術品を、地球から環境の安定したスペースコロニーに移送することを業務とする財団法人組織である。

――あくまで表向きは。

実態はサイアム・ビストによる巨大なマネーロンダリング機関である。

盟友たるアナハイムエレクトロニクス（ＡＥ）社との密接なつながりもあり、多種多様な業界に強大な影響力を持った『影の王国』と揶揄されている。

その実力の裏付けとなっていたのは、地球連邦政府という全能の神からの便宜、いや、共依存とも言える癒着関係だ。

これはサイアムが秘匿する、『ラプラスの箱』と呼ばれる、地球連邦政府を揺るがしかねない存在によるものであった。

ビスト財団は連邦政府が強ければ強いほど、強大になっていった。つまり、連邦政府が弱体化すればどうなるか。

ジオン独立戦争に連邦政府が敗戦し勢力を大きく減らしたことで、ビスト財団もまた同じく影響力を失った……

ように思われた。

ビスト財団は元々が美術品の保護・運搬を担う財団である。

各サイドは独立後にいくつかのモノを欲した。金・食・武力・歴史である。

このうちの金と食と武力は幾ばくかの自前品と、ジオン公国からの支援、そして他からの貿易で成り立っていた。

だが支配者層がとくに求めたのは「歴史」、つまり存在の正当性である。

宇宙世紀0058年の独立宣言から0079年の独立戦争という経験と、ニュータイプ論を供にするジオニズムという思想哲学。

今まさに歴史を積み重ねているジオン公国と他サイドの決定的な違いはここにあった。

とはいえ、歴史は文字通り、一朝一夕で手に入るものではない。

そのため各サイド上層部は、地球圏で最も歴史の長い場所――地球から、歴史を『借り受ける』ことにした。

はじめは絵画・彫刻といった芸術品。次は鎧に刀剣・故人の日記といった史跡資料。その後は音楽や詩集のような不定形なもの、哲学や宗教といった概念。

ビスト財団はこれらをコロニーの権力者たちからの求めに応じ、配り回った。

そこを切欠に、多くのノウハウを伝授した。金の作り方、連邦政府の強み・弱み、ジオンとの関係性……

サイドは独立を謳ってはいるが、実際はジオンと旧世紀時代の地球文化、つまり地球連邦に依存していたのである。

こうしてビスト財団は、本来表向きであった業務を最大限活用することで、連邦政府の顔色を窺う必要のない、宇宙で行使できる影響力を手に入れた。

一方、連邦政府も財団の動きは認知していたが、ＡＥ社とのつながりを断つことは現状では難しく、また『箱』の存在も無視できなかった。

『箱』の正体を口伝により知っていた極々少数の連邦議員の間では、「いっそ、自分たちで明かしてしまおうか」という意見も出た。

しかし、ジオン・ズム・ダイクンの独立宣言と、ジオンの英雄シャア・アズナブルの活躍から、『箱』の呪いがどのように飛び散るかは想像が出来ず、

結果、連邦政府はビスト財団から各サイドの情報を受けることに甘んじていた。

＝　ビスト財団、プライベートシャトル、秘匿通信室・・・　＝

マーサ『――ザビもこの程度だった、ってことね』
　
ｶｰﾃﾞｨｱｽ「未だ国内不況を脱却できぬまま内紛で消滅、ダイクンへの大政奉還か。国力差30倍差をひっくり返して連邦からの独立を果たした、ということだけでは不服か？」

マーサ『ﾊﾝ、それが本当に維持出来るものならね。地球の要所を抑えた？それだけでは無理よ。アースノイドは自らを踏みつけにしたスペースノイドへの恨みを、一生忘れやしないわ』

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「制宙権こそ握ったが、ダカールもジャブローも手つかずのまま。財閥も完全解体には及ばず、さらに各サイドにも反ジオン派はいる。ジオンは連邦を侮っているとしか思えんよ。いや手が回っていないだけかな。それこそまたコロニーを落とすか、コロニーレーザーを撃つかでもすれば話は変わるか」

マーサ『だからこそ連邦は強気な終戦協定を結べたわけだし、キシリアの小娘が癇癪を起こしたってことよ。いっそ連邦議会へ懐柔や離間工作を進めているなら可愛げがあるのだけれどね。ジオンはあくまで独立がしたかっただけなのに、スペースノイドを養う羽目になったことで、飛び地支配で精一杯。加えてコロニーレーザー事業の大失敗……』

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ペルガミノは欲に目が眩んだな。『自分も騙された。被害者だ』で押し通せるほど政治は甘くはないし、サイド６市民も寛容ではなかろう」

マーサ『おかげでツィマッド社をはじめジオン系企業の幾つかを安く買い叩けそうと夫は大喜びよ』
　
ｶｰﾃﾞｨｱｽ「グラナダを根城にしていたキシリア・ザビが消えたことでパイプを失ったか。憐れなものだ。だがそれこそジオンも黙ってはいまい。ジオニック社を動かして買収させるだろう」

マーサ『それはそれで。国が餓えているのに企業が富む……ジオンの民はこの構造に耐えられるのか、見ものだわ。あなたもお祖父様となにかをコソコソしているようだけど、いまは大人しくしていなさいな』

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「だからこうして、ジオンへの視察に出かけるわけだろう？」

マーサ『…………あなたたちまさか、『箱』をジオンに渡すつもり……！？』

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「いまは大人しくしたほうがいいのだろう？アルベルトには風邪を引かないようにと伝えておいてくれ。通信終わり」

ﾋﾟｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……ＡＥ社の一極体制が望めぬいま、ジオニック社との均衡を『演じる』ことが、ビスト家繁栄の道ということがわからぬようには思えんが……マーサもアナハイムの人間になったか？いや、身内の殺し合いという点に思うところでもあったか。それこそ、一族の業というものか」ﾊｧ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「人の革新、ニュータイプ……か」
　
　　　ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……父さん、しごと終わった？」ﾋｮｺｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ん、ああ、すまん。いま行くよ」ｽｸｯ

＝　ビスト財団、プライベートシャトル、客室・・・　＝

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「父さんは、なんでおれをジオンに連れて行きたがったの？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……新しい時代を、見てほしかったからな」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あたらしい、じだい」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ああ……」

・
・
・

＝　ビスト財団、どこか、宗主の間・・・　＝

サイアム「……そうか。ザビ家は滅び、ダイクンの娘が王座に就いたか」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「独立戦争後も連邦はまだ戦力を残していました。このジオンの内紛は、連邦に付け入る機会を与えてしまった。彼女には苦境でありましょうな」

サイアム「戦の舞台は宇宙から円卓へ、か」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「人の革新、ニュータイプが『宇宙に適応した新人類』なのか否か……ジオン・ズム・ダイクンは『箱』のことを知っていたのでしょうか？」

サイアム「さてな……彼奴も連邦政府議員だった。伝手でもあればあるいはな。だが今となっては確かめようもないし、その必要もない……ニュータイプ、人の革新だという存在は、あまりにも禍々しさを伴って伝わってしまった」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「赤い彗星の、シャア……ですか」

サイアム「コロニーが落ち、巨大な鉄の人が宇宙（ｿﾗ）を横切ったとき、私は罪の重さを思い出した……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「…………」

サイアム「ここに及んで私はやっと箱のことが理解できたよ……かつて彼らが託したのは新人類などと呼ばれる者ではなく……人の善意なのだと……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「善意……」

サイアム「カーディアス。ジオンの新たなる王が、箱を託すにふさわしいか、」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ええ、見極めましょう」

サイアム「あるいは、もう『箱』が必要のない、新しい時代が始まるかもしれんな……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……それも、望むところでありましょう」

サイアム「……そうだな」ﾌｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「それにしても……この際『箱』の予言は無視をしても、ニュータイプとはおそるべきものですな。国力比が３０：１など、普通は戦いになどなりません。無論、戦争ですので状況の運び方によっては、有利に終わらせられることはできますが」

サイアム「ふむ……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「開戦直後の最初の一週間で威圧的に終戦するならともかく、一年も戦争継続したうえで講和へ持ち込めるとは」

サイアム「すべてはニュータイプ……赤い彗星の力だと？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「彼ひとりではありませんが、間違いなくカギではあったでしょう」

サイアム「……、いや、それだけではなかろう」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「と、言うと……」

サイアム「普通では起こらないことが起きたのなら、普通ではない力が働いたと考える方が自然だ」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……は？」

サイアム「導かれたのであろう。この世に非ざる者からな」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……あなたが霊験の信仰者とは知らなかった」

サイアム「ﾌｯ、お前はまだ若い。いつかお前も、実感するだろう」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……心します、宗主」
・
・
・

＝　ビスト財団、プライベートシャトル、客室・・・　＝

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「この世に非ざる者……か、」ﾎﾞｿｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「え？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「いや……、なあ、バナージ」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「なに？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「お前は、おばけを見たことがあるか？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……えっ？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ　ｳﾝ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ（………？）

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……父さん、ひとりでトイレに行けないの？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ　ﾌﾞﾌｯ!

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「こ、こんど、いっしょに行ってあげようか……？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ｸｯｸｯｸ……そうだな、よろしく頼むよ。お前はまだひとりで行けなかったか？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「いいいい行けるよ！行けるって！！」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「わかったわかった」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「むぅ～～～～」

もうどうなってもいいや

＝　？？？？？？？？？　＝

La・・・La・・・

ミネバ（……うたごえが、きこえる）

La・・・La・・・

ミネバ（なに、これ……）

La・・・La・・・

ミネバ（キラ、キラ……？）

バナミネかと思った？残念！おっさんたちがひたすら駄弁ってました！ふざけるな！

書いても書いてもバナミネまでたどり着かない・・・バナージ、哀しいね

今回も夜分にすまない、保守とか感想とかハートとかありがとう、励みになる

でもバナージ、眠いね

登場人物は前回無駄に出し過ぎて意味わからんことになったので今回は極力ＵＣとＧＱＸに登場するキャラだけで済ませたい

私、というかロニは出ない。

というかこじんまりとした話になると思う。私はガンダムには詳しくない！

>>30　あのってどのスレ主かは知らないが、

キシリアのことを『姪の伴侶を寝取って侍らす俗物』って罵倒したオードリーとそれを窘めるバナージのスレ立てていた

今夜も乙です！読み応えあるSS助かる…
無理せず主のペースで進めてくれると嬉しい

このスレにいる人ならわかると思うが>>43の飛び地云々はカントクくん（監督じゃない）のＸからで、

アナハイムはジオニックと拮抗している程度で世界を牛耳る規模じゃないとかツィマッドはキシリア勢力というのはダムＡのツルマキとエノキドのインタビューから抜粋した。

あとの分析はだいたい我流だ。踏み込みが浅い！とかこういう見方もあるぞと思ったら優しく書き込んでくれ。参考にしよう。優しくだぞ！？

あとたぶん明日の更新は無いと思う。

私も観たいんだ、ニンダイ。

ロニさんを出すとなるとノイエン・ビッター少将とデザート・ロンメル中佐のアフリカジオン軍と協力するか絶妙なガーベイエンタープライズや青の軍団含めた現地の反連邦組織とダカール守備隊のゴタゴタの政争劇と一部ゲリラ戦になりそう

乙でした～

エグザベ&コモリの新世代タッグやっぱいいなあw

乙でした
バナオドは健康に良い、古事記にもそう書かれている

>>55

なんでや総統の奥さんはおっぱいでっかいやろ！！

イオマグヌッソに関しては
マチュがいなければ止められなかったけど、
マチュがいなければニャアンが出会うことはなく起動キーになることもなくそもそも本当に発動したんかなあ毒ケーキ先輩とバナージ（ジークアクスの姿（濡れ衣））が頑張ってたかもなあでもフラナガンスクールという存在がある以上時間の問題だったかもなあでも相当な金突っ込んでいたっぽいからプロジェクト自体がどこかで止まったかもなあ・・・
という巡り合わせを感じる

>>75

やっぱりあの人か！

CVつながりから始まった週刊バナオド楽しかったしUCど刺さりする原因にもなったから新作見れてうれしい……

>>16

割と真面目にこのスレの現時点、ミネバが画像のこれ言われても何も言い返せないくらいに立つ瀬がない状況なのまじしんどい

バナージ、助けてくれ

>>81

赤ガンの代用品がジークアクスでジークアクスの代用品がジフレドだからスクールがある限りオーパーツ使ったコンソールMS量産していつかは他の組み合わせで撃ってそうだ

>>47

エグコモコンビはミネバを守るために戦ってくれそうだ

期待

２３：３０くらいから投稿する、はずだ

エアライダーダイレクトが終わってちょっと落ちつくだろうからな

>>82

そ、そうか

自分の駄文がUCの入り口になったことへの喜びと、他にもっと良い入り口なかったんかお前という戸惑いと、違うんですオードリーが肉食系なのは私の趣味だけじゃなくてあにまん全体の雰囲気のせいなんです・・・という気持ちだ

出るか出ないかは分からないけどマチュもミネバの事聞いたら
細かい理屈なんか蹴っ飛ばして守る側になるだろうなってのは想像つく

>>42

GIF(Animated) / 4.09MB / 3950ms

La・・・La・・・

ミネバ（……うたごえが、きこえる）

La・・・La・・・

ミネバ（なに、これ……）

La・・・La・・・

ミネバ（キラ、キラ……？）

？？？　ﾆｺｯ

ミネバ｛……？こ、こんにちは｝ﾍﾟｺｯ

？？？｛こんにちは。ﾌﾌｯ、イイ子たちね｝

ミネバ｛あ、ありがとうございます//｝ﾃﾚﾃﾚ

ララァ｛私はララァ・スン｝

ミネバ｛ララァ様……？わたしはミネバ・ラオ・ザビです｝ﾍﾟｺﾘ

ララァ｛様は要らないわ、ミネバさん｝

ミネバ｛え？えと、では、ララァ、さん｝

ララァ｛うふふ｝

ララァ｛あなた“たち”に、お礼をしに来たの｝

ミネバ｛おれい？わたしはなにをしたんですか？｝

ララァ｛正確に言えば、近くて、遠い世界のあなた“たち”｝

ミネバ｛え……？｝ｷｮﾄﾝ

ララァ｛あなた“たち”が『赤い人』の魂の欠片を拾ってくださったことで、私たちは『白い人』と、共に在ることができました｝

ミネバ｛え？え？｝

ララァ｛まあ……残念ながら生きてはいませんが。でも、これでずっと３人一緒に居られるので、誤差です誤差。このルートで妥協します。正直もう再走したくないです｝

ミネバ｛？？？？｝ｸﾞﾙｸﾞﾙ

ララァ｛ｵﾎﾝ。この世界は、わたしのひとりが悲しみと痛みの果てに作り上げた世界｝

ララァ｛すでにもう、この世界はこの世界の歴史を刻み始めています。ですので、このようなことはするべきではないのですが、｝

ララァ｛あなた“たち”に、お礼をしたいのです｝

ミネバ｛そんなの……うけとれないです｝

ララァ｛あら？｝

ミネバ｛だって、わたしがやったことではないですし……｝

ララァ｛…………｝

ミネバ｛それは、わたしではないわたしに、してあげてください｝ﾆｺｯ

ララァ｛……とても優しい子“たち”。ありがとう｝ﾆｺｯ

ララァ｛しかし、もう決まってますので｝

ミネバ｛え？｝ｷｮﾄﾝ

ララァ｛お礼をすることは決まっていますので｝ｳﾝ

ミネバ｛え？え？｝

ララァ｛やっぱり、そうですね……なんといいますか、若い子の恋愛を浴びると健康に良いよねって｝ｳﾝｳﾝ

ミネバ｛？？？？｝ｸﾞﾙｸﾞﾙ

なぁぬぅうう！！？？
こんな時間に投下だとぅ！？
ニンダイならしょうがない、スレが落ちないよう保守してから寝ようと思ってスレを開いたら投下！？投下ナンデ！？ありがとうございます！！！！

ララァ｛まあそんなわけで、あなた“たち”に一角獣(ﾕﾆｺｰﾝ)のご加護がありますように～♪｝

ミネバ｛ゆに、こーん？｝

ララァ｛それでは～♪｝

ミネバ｛あ、あの、ちょっと！待っ――｝

La～～♪La～～♪

rra姉貴おって草

＝　ズムシティ、ザビ家邸宅、ミネバの自室・・・　＝

ミネバ「――って！！」ｶﾞﾊﾞｯ!

ﾁｭﾝﾁｭﾝ、ﾁｭﾝﾁｭﾝ、朝ﾁｭﾝﾁｭﾝ……

ミネバ「あれ、え？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ミネバ「……夢？」

ミネバ「へんな夢……なんか……」ﾎﾞｰｯ

ミネバ「……、どんな夢だっけ？」

ミネバ「なにか、キラキラしてたような……」ｱﾚｰ?

お姉さますっかりエンジョイ勢になって…

＝　ビスト財団、プライベートシャトル、客室・・・　＝

≪当機はまもなく、サイド３コロニー、ズムシティへ到着します。着港に備え――≫

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ﾝ、ﾝｸﾞｸﾞ……」ZZZ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾌ、やれやれ……、起きなさいバナージ、着いたぞ」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ﾝﾝ、ﾝﾝﾝ……ま」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「バナージ、早く起ｋ」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「――って！！」ｶﾞﾊﾞｯ!

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「うお」ﾋﾞｸｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……あれ？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「まったく、どんな夢をみていたのやら」ﾊｧ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「夢？……変な夢……あれ、どんな夢？」ｱﾚ?

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ほら、着港するから準備をしなさい」ﾔﾚﾔﾚ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「なんか、キラキラしてたような」ｳｰﾝ

＝　ズムシティ、宇宙港、・・・　＝

ｳｨｰﾝ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おお……！」

ガエル「バナージ様、あまり離れませぬよう」

接遇役「ようこそジオンへ！カーディアス・ビスト様。そちらは……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ありがとう。息子だ。先に宿泊先に行きたいが、宜しいかな？」
　
接遇役「もちろんです！参りましょう」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「行くぞバナージ」　ﾊﾞﾅｰｼﾞ「はーい！」
　
　　　接遇役２「あれ、カーディアス・ビストの息子はたしか……」ﾋｿﾋｿ
　　　接遇役３「ああ……いわゆる愛人の子だろうさ」ﾋｿﾋｿ
　　　接遇役２「本妻の子を差し置いて連れてくるとは、まさか後継者に？」ﾋｿﾋｿ
　　　接遇役３「さあな、セレブ様のお考えはわからんよ」ﾋｿﾋｿ

ガエル　ｼﾞﾛｯ

「「　ﾋｯ　」」ｼｭﾝ

ガエル「やれやれ」ﾌｩ　

＝　ズムシティ、高級ホテル、スイートルーム・・・　＝

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ふむ、いい部屋じゃないか（成金趣味が鼻につくが、そんなものか）」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「父さん！遊びに行こう！」ﾜｸﾜｸ
　
ｶｰﾃﾞｨｱｽ「それは後だ。今日は仕事でな。ここで大人しくしていなさい」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ええ～……？」ﾌﾞｽｰ

＝　ズムシティ、ザビ家邸宅、居間・・・　＝

秘書「本日はアルテイシア様との会談があります」

ミネバ「アルテイシア、様……」ﾋﾞｸｯ

秘書「お心苦しさ、お察しします」

ミネバ「いいえ、大丈夫です」

秘書「姫様、私の言う通りにすれば、問題ありません」

ミネバ「……わかった」

※この辺からノーネームオリキャラをちょっとずつ出していきますが、これらは既存のガンダムネームドキャラではありません。　

＝　ズムシティ、公王庁、政務室・・・　＝

ﾌﾛﾝﾀﾙ「会談、ですか……」
　　
ｱﾙﾃｲｼｱ「幼子との“会談”とは物々しい表現だ、と笑うでしょうね。望んでいるのは歓談だというのに」

　ラル「我々も然ることながら、ミネバ様の御心を解くことが肝要ですからな」
　　
ﾌﾛﾝﾀﾙ「何事もお心持ち次第かと。一朝一夕では変わりますまい。まずは歩み寄ることから始めましょう」

ｱﾙﾃｲｼｱ「私に……できるかしら……、いえ、弱音を吐いてしまいましたね。私よりも、彼女のほうが苦しいはずなのに」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「陛下の御心は、私も存じておりますゆえ」

ｱﾙﾃｲｼｱ「…………本当に？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ええ」ﾆｺｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「…………」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ﾌﾛﾝﾀﾙ　ﾆｺﾆｺ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（こ、これが陛下のプレッシャー！？気を抜いたら圧し折られる！）ｱｾ
コモリ（いやめっちゃ気まずっ。早く出ていきたいんだけど）ｱｾ
　
　ラル　ｳｵｯﾎﾝ！

　ｱﾙﾃｲｼｱ「ﾊｯ、失礼しました。ではよしなに」

「「「　はっ！　」」」ﾋﾞｼｯゞ

＝　ズムシティ、首相官邸、執務室・・・　＝

ダルシア「ビスト財団は随分と営業熱心だな。連邦の顔色は窺わなくてよろしいのかな？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「我々の使命はあくまで、有史の芸術・美術の保護です。歴史に対し経緯を払うことこそ真意でありますのでね」

ダルシア「それは、コロニーを落とした我々への皮肉かね？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「歴史を軽んじる者への警鐘です、閣下」

ダルシア「ﾊｧ、腹の探りあいをするつもりはない。貴様らを軽々に受け入れるつもりはないが、過剰に排斥して取り残されるのも億劫だ」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「賢明なご判断に感謝します。我々は、よりよい未来を目指す同志になれるかも」

ダルシア「おべんちゃらを……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「あるいは、なれないかも」

ダルシア「……貴様ら、一体何を考えている？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「新しい時代、ですかな」ﾆﾔｯ

ダルシア「……その薄意味悪い笑みを、アルテイシア……女王陛下の前に向けることは許さんぞ」ｷﾞﾛｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾌ、肝に銘じましょう」

＝　ズムシティ、車内・・・　＝

ﾌﾞﾛﾛﾛﾛﾛ……

ガエル「――ご当主、あれでは挑発のし過ぎです」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ジオン・ダイクンとともに独立運動を戦い、デギン公王の元で終戦工作をしつつ、ギレンとキシリアとは暗闘を繰り広げ、ダイクン朝に再び王座を戻した手腕は尊敬に値する」

ガエル「彼もまた政治家です。生き延びるためなら変節も転向も辞さないでしょう」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「どうかな？彼も自らは公国あってこそと理解していようものだが」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ……

ガエル「失礼……（Pi!）どうした？……なんだと！？何をやっている！すぐに周囲を捜索しろ！最優先だ！」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「どうした？」

ガエル「（Pi!）……ﾌｩ､ご当主、バナージ様が――」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「なに……！？」

＝　ズムシティ、公王庁、客間・・・　＝

ミネバ「おまねきいただき、ありがとうございます、陛下」

ｱﾙﾃｲｼｱ「こちらこそ、そんなに固くならず、ゆっくりしてちょうだい。クッキーを用意したわ、お口に合うと良いのだけど」

ミネバ「い、いただきます……」ｻｸｯ

ミネバ　ｻｸｯ、ｻｸｯ、ﾑｼｬﾑｼｬ

ｱﾙﾃｲｼｱ「…………、」

ミネバ「…………お、おいしいです。とても」ﾆｺｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、……そう、良かったわ」ﾆｺｯ

ミネバ（…………味が、しなかった。わたしは、こんなにも、おそろしいのか……）ｺﾞｸﾝ
















ｱﾙﾃｲｼｱ（――という表情をしているわ……、私は、こんなにも、恐ろしいのか……）ｷﾞｭｯ

＝　ズムシティ、公王庁、客間の前・・・　＝

コモリ「なんか、外からでも空気が痛々しいわ……」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「やはり、ご不安なのだろう。不興を買えば、即座に処分される……と」

コモリ「アルテイシア様はそんな人じゃあないのに……」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「なんとか歩み寄れればいいが……」

コモリ「……誤解なく分かり合える、ニュータイプ」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……そういう期待は、よくないよ。ないものねだりだ」

＝　ズムシティ、とある街なか、・・・　＝

ﾌﾛﾝﾀﾙ（とりあえず、ミネバ様の御身はエグザベ君に任せたとして、）

ﾌﾛﾝﾀﾙ（この状況、ダイクン派が直接行動に出る可能性はかなり低い。すでに主たるアルテイシア様が王位に就いているからな。どちらかと言えば、消極的行動・情報漏洩を取るのだろうが、それはそれで頭が痛い）

ﾌﾛﾝﾀﾙ（だがやはり問題はザビ派……少女を担いで権力闘争をする輩よりも、騎士道精神に目覚めた過激主義者の方が厄介だな。善意の暴走ほど止まらないものは無い）

ﾌﾞｩｰﾌﾞｩｰ、ﾌﾞｩｰﾌﾞｩｰ!

ﾌﾛﾝﾀﾙ「（Pi!）はい、どうしました？シムス大尉」

シムス『失礼します。奇妙な資金の流れを確認しました』

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ほう」

シムス『複雑に迂回されていますが、おそらく国外の非合法組織へ、なんらかの対価を支払ったものと見えます。たとえば――』

ﾌﾛﾝﾀﾙ「地球への輸送チャーター、コーディネーターへの依頼金でしょう。武器は自前で手に入りますからね」

シムス『このまま出所を探ってみます』

ﾌﾛﾝﾀﾙ「頼みます。(Pi!)､今度は地球か。こちらも“彼女たち”に仕事を振らなければならない、か」

　　　　　＜さかのぼること、アルテイシアとミネバの面談の少し前……＞

＝　ズムシティ、公王庁、とある一室・・・　＝

ﾌﾛﾝﾀﾙ「お二人はこのままここに残ってください。エグザベ少尉はミネバ様の警護をお願いします」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「……えっ？」ｷｮﾄﾝ

コモリ「そんなことをして大丈夫なんですか？ミネバ様にはミネバ様の警護がいるんじゃないんですか？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ダメでしょうね」

コモリ「ちょ！？」ｷﾞｮｯ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「たしか、ミネバ様の周囲は人員交替と削減があった、と」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「いくら数を減らされているからとはいえ、命令に無い業務。それも私たちのようなはみ出し者が、貴人の警備をするなんて。やっていることはテロリストと同じです」

コモリ（立場に関しては貴方のせいですけどね）

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ええまあ、立場に関しては私のせいですけどね」

コモリ　ﾑｽｰ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ですのでエグザベ君。きみは警護の人にばれないように、ミネバ様を警護してくださいね」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（簡単に言ってくれるな……）

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ええ、簡単にできると思って言いましたからね」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ　ｳｸﾞｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「コモリ少尉は調査をお願いします。とくにこのリストの者たちの勤務状況を」

コモリ「これは……？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「いわゆる、ザビ派に属する方々ですね」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「よくそんなものを……」ｱｾ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「シムス大尉からです。この方々はまあ、デギン陛下の時代から大変に尽力をしておられまして、『ただの夢想家であったダイクンよりも、地に足のついた政治を進めたザビ家こそ王に相応しい！』と叫ぶような方々でして、」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「それは……」ｱｾ

コモリ　ｳﾍｪ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「そして、『いまミネバ姫はダイクンの娘に捕えられ、自由を奪われている！お救いしなければ！そして、新たなるジオン（ネオ・ジオン）を創るのだ！』と」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「あまりにも身勝手じゃないか……！」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「まあ、まさかそこまで過激なことはすまい、とは思いますが、説得などを進め、切り崩します」

コモリ（“など”に何パターンがあるのよ……）

ﾌﾛﾝﾀﾙ「いえ、それほど種類はありません」

コモリ　ﾑｩｰ

ガトーとかどうしているのでしょうね

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ではお二方、諸々よろしく」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「中佐は、どうなさるおつもりで？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「私は少し野暮用があります」

コモリ「……この状況で、ですかぁ？」ｼﾞﾄｰ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「…………ﾊｧ」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「？」　コモリ「中佐？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「わからないんですが……、行かなかったら、なにか、最悪……殺されるかもしれないんですよねえ……」ﾄｵｲﾒ

「「　ええ……　」」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ

　　　　　＜時間軸戻って、現在……＞

＝　ズムシティ、公王庁、客間の前・・・　＝

コモリ「殺されるってなによ殺されるって。その前にアルテイシア様に刺されるんじゃないの？」ﾑｯｽｩ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「いや、それは……あ、面会が終わるみたいだ」

コモリ「うそ、もう？」

ｱﾙﾃｲｼｱ「今日はありがとう、楽しめました」

ミネバ「こちらこそ、ありがとうございました」

コモリ（そんな雰囲気じゃないでしょ……）

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（とてもそうは見えない表情だが……）ﾁﾗｯ

　ラル「…………」ﾌﾙﾌﾙ

　秘書「…………」

コモリ「…………」ｼﾞﾄｰ

ｱﾙﾃｲｼｱ「……ミネバ！」

ミネバ「は、はいっ！」ﾋﾞｸｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「驚かせてごめんなさい。その、」

ミネバ「……？」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……そうね、うん」

ミネバ「えっ、と」

ｱﾙﾃｲｼｱ「今度一緒に、クッキーを焼きましょう！」

ミネバ「……え？」

ｱﾙﾃｲｼｱ「ミネバ……私はね、こんなことを言える立場ではないとわかっています。しかし……」

　ラル「陛下……」

ｱﾙﾃｲｼｱ「でもねミネバ。私はあなたと……その、」

ミネバ「…………？」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……仲良くなりたい、わ。ダメかしら……？」

ミネバ「…………」

秘書「…………」

ミネバ「こうえいです、陛下」

コモリ「……っ、」ｸﾞｯ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「！」ﾊｯ

秘書「…………」

ラル「…………」ﾑｩ

ｱﾙﾃｲｼｱ「……っ、」ｷﾞｭｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「……ごめんなさい、急に変なことを言って」

ミネバ「いいえ、ごはいりょ、ありがとうございます。では……」ﾍﾟｺｯ


ｷﾞｨｰ、ﾊﾞﾀﾝ


コモリ「……ﾁｯ、なんなんですか！？あんなの！子どもがする顔じゃないですよ！！あんな、悲しい笑顔……！」ｸﾞｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「いいのですコモリ少尉、私の配慮が足りていなかったようね」

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「しかし、あれでは……！」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……私には、まだやることがあります。このあとも謁見の予定がありますし……あなた方も、『あの男』の指示があるのでしょう？」

コモリ（『あの男』って）ｱｾ

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ「は、はっ！それでは失礼します！」ﾋﾞｼｯゞ

コモリ「…………」ﾋﾞｼｯゞ
　
　ラル　ｳﾑ


ｷﾞｨｰ、ﾊﾞﾀﾝ……



ｱﾙﾃｲｼｱ「なにが、誤解なく分かり合える、よ……情けないわね、アルテイシア……」ﾎﾟﾛｯ

＝　ズムシティ、車内、ザビ家邸宅への帰り道・・・　＝

秘書「やはり思った通りでしたね、こちらを懐柔しようとしてきました」

ミネバ「…………」

秘書「ああやって、誘い込み、罠を張る。典型的な手です。決して騙されぬように」

ミネバ「……しかし、私にはアルテイシア様は、おやさし――」

秘書「ミネバ様」

ミネバ「っ、」ﾊｯ

秘書「貴女はまだ幼い。何も知らないのです。何もわからないのです。そのお考えは、全て間違っています」

ミネバ「う……、」

秘書「私の言う通りに動けば、問題ありません。大丈夫です」

ミネバ「そ、うか。すまない、…………すまない」

秘書「いいえ、お気になさらず」

ミネバ（…………私は、）

秘書「あのような場所にいてはお疲れでしょう。このあとは予定もありませんし、お散歩でもしましょう」

ミネバ「……うん、そうだな。そうしよう」

＝　ズムシティ、とある街なか、・・・　＝

ﾌﾛﾝﾀﾙ（それにしても……）

ﾌﾛﾝﾀﾙ（まさかシャロンの薔薇の少女……いや、微妙に違うか？が、夢に出てくるとはなあ……）

Laaaaaa!!Laaaaaa!!（やけくそみたいな声）

　　　？？？｛『赤い人』を殺そうとしたのはねえ、まあ気持ちはわかりますよ『赤い人』は純粋だからいろいろやっちゃうんだろうなって危惧するのは。でもねえ、あれでねえ、せっかくそこそこいいペースで走れてたのにガバりそうで冷や冷やしたんですよねえ。あなたのことは『赤い人』を生かすための切り札的な扱いだったんですよ本当はねえ。裏切られた気分でしたねえ。強いストレス感じたんですよねえ。もう何個か世界が生まれて消えそうだったんですよねえ。だからちょっとくらい、私の言うことを聞いてくれてもいいんじゃないですかねえ？｝ﾆｺﾆｺ

Laaaaaa!!Laaaaaa!!（デスメタルみたいな声）

ﾌﾛﾝﾀﾙ（だものなあ……精神感応空間、マチュ君は“キラキラ”と呼んでいたアレ……あんな血みたいな色になるのだなあ……怖かったなあ……）ﾌﾞﾙｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（ララ音があんなノイズまみれなの初めて聞いた……もはやザザ音だザザ音）ﾐﾐｲﾀｶｯﾀ……

ﾌﾛﾝﾀﾙ（いや私だってそりゃあ好き好んで殺したいなんて思わないでしょでもねえ、隕石落とそうとするとか、そんなの公共の敵（ﾊﾟﾌﾞﾘｯｸｴﾈﾐｰ）だからしょうがないでしょもう）ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（ああ言って追い出した手前だが、もし能天気に「やあシャリア・ブル！相変わらず宮仕えか？私はもう上がりだ！やはり仕事上がりの一杯は最高だな！」とかほざかれたら私はどうなってしまうのか）

ﾌﾛﾝﾀﾙ（なんか思い出したら腹が立ってきた。いま近くに金髪の成人男性がいたら一発シバいてしまいそうな精神状態だ。いかんいかん）ｽｩｰﾊｧｰ､ｽｩｰﾊｧｰ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（ﾊｧ、……それにしても、一角獣(ﾕﾆｺｰﾝ)の加護とはまた意味深な……）ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（……空想上の動物。人の想像より生まれ出で、人の想像を特徴として押し付けられ、人の想像を以て死に絶える……可能性の獣）ﾃｸﾃｸ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（ユニコーンといえば、ビスト財団……当主カーディアス・ビストがダルシア首相と極秘面談と、アルテイシア様との面会があったが……）ﾃｸﾃｸ

ﾋﾟﾀｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「さて……薔薇の少女よ、言われたところに着いたぞ。私はここで何をすればいいのかな？」

＝　ズムシティ、とある街なか、・・・　＝

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ホテルからだっそうにせいこうしたのはいいけど……どこにいこうかな」ｳﾛｳﾛ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「インダストリアル７とはぜんぜんちがう……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「なんか、緑？黄色？灰色？」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「においもちがう……」ｸﾝｸﾝ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おなかへってきた……」ﾜｸﾜｸ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ　ｳﾛｳﾛ、

＼　ﾔｯﾎｰ　／

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「っ！？あ、あくのそしきみたいなたてもの！？」ﾋﾞｼｯ

＼　ﾌﾟｯ……w　／　　＼　ｸｽｸｽw　／　　＼　ｶﾜｲｰ♡　／　

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「え？」

＼　ｼﾞｵﾝﾃﾞｻﾞｲﾝﾉﾖｻｶﾞﾜｶﾗﾝﾄﾊ……　／　　＼　ｺﾄﾞﾓﾆﾊﾏﾀﾞﾊﾔｲｲｯﾃ　／　　＼　ｲﾔ､ｱﾚﾊ ｱｸﾉｿｼｷ ﾐﾀｲﾅ ﾀﾃﾓﾉ ﾀﾞﾛ　／

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………//」ｼｭﾝ

※アレ？って思った方、正解です。

>>22のサイド１は誤りで、正しくはサイド5インダストリアル7です。

（サイド１エデンはバナージとアンナさんがビスト家と縁を切ったときの住所ですね、勘違いしてました）

＼　ｱ､ｱｸﾉｿｼｷﾐﾀｲﾅﾀﾃﾓﾉ!?　／

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ん？（ああ、公王庁か……観光客かな？）」

　　　ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………//」ｼｭﾝ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（あの子か……）

　　　ﾊﾞﾅｰｼﾞ　ｷｮﾛｷｮﾛ、ﾃｸﾃｸ

ﾌﾛﾝﾀﾙ（っ、彼の服についているのは……ユニコーンのエンブレム？まさか……）

ｽﾀｽﾀｽﾀ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「どこ行こう……」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「やあ」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……えっ？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「こんにちは」ﾆｺｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「こ、こんにちは……（へんなマスク）」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「すみません、へんなマスクで」ﾆｺｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「っ、ええ！？」ｱｾ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ﾌﾌｯ、ああ失礼しました。私はフル・フロンタルと名乗っています」ﾆｺｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「ふる、ふろんた……えっ、全裸？」ﾋﾞｸｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「あーそーですよねーそーなりますよねー」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「えと、軍人さん、ですか？（なんか見たことある服……）」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ええ、見ての通り軍人です。あなたは？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「おれ、あ、いや、えっと、わたしは、バナージ・ビスト、です」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「よろしく、バナージくん（……ビスト。やはり胸元の一角獣のエンブレム。まさか、あのビスト財団の）」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……えっと、全裸さん」　

ﾌﾛﾝﾀﾙ「フロンタルね、フロンタル。いや合っていますけども」
　
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「………あの、」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「はい？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そのマスク……キズとかをかくしてるんですか？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ほう？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「そうじゃないなら、はずして、顔を見せてほしいです」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ふむ……、」ｼﾞﾛｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……っ、」ｸﾞｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「なるほど。あなたは礼儀に於いて、ご両親から厳しく指導をされているようですね」ｶﾁｬ

ｽｯ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あっ……」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「失礼しました、バナージくん」ﾆｺｯ
　
ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………緑のおじさん」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「私の呼び方、すごい増えてますね」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「観光ですか？おひとりで。この辺りの治安は良いですが、気をつけてくださいね」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あ、ありがとうございます……あの、」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「どこか行きたい場所でも？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「あ、はい……公園は、」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ふむ、この近くなら、独立記念公園がよろしいかと」ｱｯﾁｰ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「はい、ありがとうございます！」ﾍﾟｺｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「いえいえ、良い旅を」ノシ

ﾄﾃﾄﾃﾄﾃﾄﾃ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……薔薇の少女よ、これでよかったんですかね？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「さて、今からならビスト財団当主のお顔を見ることくらいはできそうだ」ｽﾀｽﾀｽﾀ

THE DISTANT PAST

＝　ズムシティ、公王庁、謁見の間・・・　＝

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「お目にかかれて光栄です、女王陛下」ﾍﾟｺｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「こちらこそ」ｽｸｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ（……なにか）

ｱﾙﾃｲｼｱ（……どこか）

ｶｰﾃﾞｨｱｽ（顔色が暗いようだが……）ﾌﾑ?

ｱﾙﾃｲｼｱ（心がここに無いようですが……）ﾊﾃ?

作成には以前にロボカテでおすすめされたNolaを使っているが、その文字数計算によると、だいたいここまでで２万字のようだが、起承転結の起が終わって承に入ったところだ。
いまだにバナージとミネバが出会いすらしていないというのはどういうことだ？哀しいね、バナージ・・・

毎度深夜にすまない。保守とか感想とかハートとか超嬉しい。
このスレは私の中ではギャグ・コメディのつもりで書いている。見解が合わなかったらすまない。

>>115

どうしているのだろう……？

ただ、おそらくだが、除隊しているのではないか？

ギレンとキシリアで抗争しているなかでドズル傘下の将兵はまあ、軍縮で金が無いGQXジオンなら、わざわざ引き入れる必要もないし、黒い三連星クラスでも野に下っているなら、ソロモンの悪夢とてそうだろうしな

ちなみにこのスレでは登場予定は無い

乙です！1日の締めに楽しみを頂いて感謝です

乙でした
バナオドは溜めがあるとその分発動した時に気持ちいい、琵琶法師も平家物語の中でそう言っている

乙でした～

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
其れは其れとして「ばなおど」は良きものなり。
　（『平家物語』冒頭より抜粋、ここから2万字くらいバナオドについて語る琵琶法師）

三連星が野に下ってるのは素行の悪さやマ・クベとの中の悪さ、士官学校出てない故の潰しの利かなさはあるから
ガトーとかマツナガとか素行よし上官との仲良し士官学校は出ている人間ならむしろ残す側になりそうな気もするが…
ただドズル麾下は真面目武人多すぎて政治的にはあまり動ける人たちではないのはうん。

公王庁に対する感想と周囲の反応ワロタ
日本でもコミケやってるあの建物が変形しそうとか言われるもんな

>>99

本人はアムロシャアの間に挟まることができたしジークアクス世界線のララァに至っては戦場以外でシャアと再会できたからな・・・

エンディングと隠しエンディング解放したからあとはもう収集要素ぷちぷち集めてる状態と言われても否定できねえ

─君に託すなすべきと思ったことを

>>127

だいぶやべー色のキラキラで草

ＧＱ世界線ではミネバママ生きてるって考察見たことあるからこのスレ内でのミネバママの生死が気になるな〜

やったーバナオド作者の新作！
うれしいぜ

なんだこの来週まで待てない漫画の続きのようなワクワク感は。

>>127

デスメタル調のシャウトとドラム音が脳内再生余裕だった

謎

おかしいな、キラキラ空間はもっと幻想的で煌びやかな雰囲気だったはず

寝る前の保守

>>42

＝　ズムシティ、公王庁、謁見の間・・・　＝

ｱﾙﾃｲｼｱ「<ｷｭﾋﾟｰﾝ!>っ、（……これは、息子？）……、ｽｩ、カーディアス・ビスト殿におかれましては、なにか不便がおありでしたか？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「（っ、気づかれたか。さすがに顔に出過ぎていたか？）ご深慮に感謝します。実は本日、ともに拝謁に並ばせようとした息子が、どうやら宿泊先を抜け出したようでして、」

ｱﾙﾃｲｼｱ「まぁ……」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ああいえ、ＧＰＳは作動しておりますし、それに、男の子ならそれくらいの気概が欲しいものでしたのでね」

ｱﾙﾃｲｼｱ「男の、子」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「まだ６歳でして。私のように老いてくると、無限大にも感じる若さには、可能性を感じて、つい期待をかけてしまう」

ｱﾙﾃｲｼｱ「ご子息なら当然でしょう」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「親馬鹿と笑われるところでしょうが、私に似ず、鋭敏で利発、それに優しい子でしてね……きっとこの子が、ニュータイプというものなのだろうな、と」

ｱﾙﾃｲｼｱ「……ニュータイプなど、」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ん？」

　ラル　ｵﾎﾝ!

ｱﾙﾃｲｼｱ「っ！ああ、いえ……ニュータイプという言葉に、囚われてはいけないと、そう思います」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……それもまた、真でしょうな」

・
・
・
ｶｰﾃﾞｨｱｽ「さぞや“お疲れのところ”、ご高配に感謝申し上げます」ﾍﾟｺｯ

ｱﾙﾃｲｼｱ「貴重な話を、ありがとうございました」

ｷﾞｨｰ、ﾊﾞﾀﾝ





ｱﾙﾃｲｼｱ「……ﾊｧ、気づかれていたか……まったく、女王とは疲れるものね……」ﾎｯﾍﾟﾑﾆﾑﾆ

＝　ズムシティ、ザビ家邸宅、玄関・・・　＝

秘書「……はい、私の言う通り、できるだけ目立たない服装になりましたね。結構です」

ミネバ「ああ……」

秘書「姫様には、お邪魔にならないように遠くから警護がいます」

ミネバ「……お前は、付いてこないのか」

秘書「申し訳ありません。私にはやることがありますので。ですが、姫様おひとりでも問題ありません」

ミネバ「そう、か」

秘書「万が一、なにかあった場合は、その緊急連絡番号を押してください」

ミネバ「……わかった」

秘書「では、よい散策を」

ミネバ「……行ってくる」


ｶﾞﾁｬ、ﾊﾞﾀﾝ……


秘書「…………」

ﾌﾞﾂｯ、ﾂｰﾂｰ


秘書「いま、ひとりで外出させた」


？？『了解。これより作戦を開始する』


ﾌﾞﾂｯ、ｻﾞｰ

＝　ズムシティ、とある街なか、・・・　＝

ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ

ミネバ（この街のひとたちは、皆、わたしのことを知らないのかな……）

ミネバ（…………）

｛　ｱﾙﾃｲｼｱ「あなたと……仲良くなりたい、わ。ダメかしら……？」　｝

｛　秘書「貴女はまだ幼い。何も知らないのです。何もわからないのです。そのお考えは、全て間違っています」　｝

ミネバ　「っ！！」ｷﾞｭｯ

ミネバ（私は……）

ミネバ（だれも、私をしらないなら……）









ミネバ（…………ん？）

＝　ズムシティ、とある街なか、ミネバから遠方・・・　＝

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（なんだよ……どういうことだ……？）

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（護衛も無しにミネバ様がおひとりで出歩いているなんて……！）

ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（影番でも付いているのか？いや、そんな気配は無い……このままでは本当に……！）


　｛　ﾌﾛﾝﾀﾙ「最悪の場合、何処かへ『お隠れになってしまう』かも、と」　｝


ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（クソッ！そんなこと、あってたまるかよ！やはり身を晒してでも直衛に――！）








ｴｸﾞｻﾞﾍﾞ（……ん？）

＝　ズムシティ、公王庁、廊下・・・　＝

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「女王陛下とのお時間は望外だったが、さて」ﾃｸﾃｸ

ガエル「バナージ様の確認を急がせます」ﾃｸﾃｸ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「まったく、まさか護衛から隠れ切って、逃げおおせるとはな」ﾊｧ

ガエル「ご当主には、ＳＰの錬度を疑わせてしまいました」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「私の子どもが賢いのさ……と、言わせたいのだろう？」




ﾌﾛﾝﾀﾙ「たしかに、利発なお子でしたなあ」




ｶｰﾃﾞｨｱｽ「！」

ガエル「！」ﾊﾞｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ビスト財団当主、カーディアス・ビスト殿。お会いできて光栄です」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ほう？こちらこそ、だ。かの『木星帰りの男』……に、そっくりな男に出会えるとは、来た甲斐があったというもの」

ガエル「危険です、ご当主」ｻｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「彼はそんな無茶はせんよ。ここは女王陛下のお膝元だ。顔だけでなく、心根まで『灰色の幽霊』と同じならな。そうだろう？フル・フロンタル殿？」ｸﾞｲｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ご信用、痛み入ります」ﾆｺｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「一度は君と語らってみたいと思っていたが、あいにく立て込んでいてね――」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ああ、ご子息のことならご安心を。先ほど独立記念公園に向かわれましたよ」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「なに……？」

ガエル「！」ｽｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……なぜ君がそれを」ｼﾞﾛ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「いやなに。私も散歩をしていたところ、たまたま、偶然、６歳ほどの少年に街中で出会いましてね？

　　　　彼が「公園に行きたい」と仰ったので道を示しました。なに、あの辺の治安は格別に良いですから」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「（どこまで信用したものか……）君が見たという年を、私の息子と判断した理由は？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「バナージ・ビストと名乗ってくださいました。それに胸元にエンブレムを付けておられた……ビスト財団のシンボル、ユニコーンのね。」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「…………」ｼﾞﾛｯ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「疑惑の念は承知の上ですが、なにぶんいま話したことはすべて事実でしてね。まったく……事実は小説より奇なりと言いますが、その『奇』を説明することは実に難しい」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「…………どうやら君も、『この世に非ざる者』から導かれたようだな」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「えっ？」ﾋﾟｸｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「え？」ｷﾞｮｯ

「「　え？？　」」

適当吹いたら当たっちゃったよ

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……ｵﾎﾝ、まあ、そんなわけで、息子さんへはお迎えを寄越してあげるのがよろしいかと」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾊｧｧ、……君の言うことを信じよう。ガエル」

ガエル「はっ(Pi!)」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……それにしても、何ゆえにして陛下に？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「新王朝の成立ならば、奉祝は当然であろう？むしろ、こうも早く拝謁の機会を頂戴できたのは光栄に存ずるが」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ビスト財団は、ザビ家には一顧だにしなかったというのに？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「敬意は前提だ。しかしビジネスで共栄共益を達するためには、主義思想の相性があるというものだ」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「女王陛下になら、そうだと？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「軽々な判断は傲慢に通ずる。それは礼を失するものだよ」

ﾌﾛﾝﾀﾙ（……隙が、無い。これが地球連邦を、宇宙世紀を裏から支配してきた『影の王国』の当主……！）

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「そろそろいいかね？せっかく得られた公王庁の許可とは別に、これから女王陛下へお目通り願う者悉くが、貴官の審問から逃れられないというのは、よくわかったよ」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「これは、失礼。神経質な性分でして。なにしろザビ家に大変な不幸があったばかりですし、なにより――」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ビスト財団に、ジオンを支配されるわけにはいきませんから――、なんてね」ﾆﾔｯ

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「！」

ガエル「っ！」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……………」



ｶｰﾃﾞｨｱｽ「…………」


ガエル「…………」



















ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾌｯ、」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ハッハッハッ！」


ﾌﾛﾝﾀﾙ「！？！？」






ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ハハハハハ！！ハーッ、ハッハッハッハッハ！！」ﾊﾟﾝ、ﾊﾟﾝ







ﾌﾛﾝﾀﾙ「…………？」


ガエル「…………」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾊｧｰ､……ジオン最強のニュータイプ、少しは期待していたが、君には失望したよ」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……っ！？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「案ずるな。君だけだ。新たな『王』については、これから見定めさせていただくまで」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「……ずいぶんと、驕った物言いですが。まるで何かの審査をしておられるようだ」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「君が言うかね？だが、そうだ。それこそが我が一族の使命なのでね」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「使、命？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「我々は、待ち望んでいるのだよ、そう――

　――『ラプラスの箱』に、相応しき者を」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「ラプラスの、箱……？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ニュータイプ、シャリア・ブル。君はいったい何を望む？ジオンの安寧かね？地球圏の統一？それとも、宇宙の支配か？」

ﾌﾛﾝﾀﾙ「…………」

ｽﾁｬｯ……、

ｼｬﾘｱ「……私は、ニュータイプがニュータイプらしく生きていく世界を望みます」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ほう？ようやく、その仮面の下にあるものを吐き出してくれたな。見直したよ。では」ｸﾙｯ

ガエル「…………」ｸﾙｯ

ｽﾀｽﾀｽﾀ……

ｼｬﾘｱ「…………」

＝　ズムシティ、車内・・・　＝

ガエル「ジオンでは、『箱』のことは知られてはいないようですな」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「若いのさ……政の海と山を渡り歩く実力は、いま一つと言ったところか」

ガエル「アルテイシア女王も、そうだと？」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「所詮シャリア・ブルは軍人だ。だが彼女は違う。王器とは育つものではない、目覚めるものだ。しばらくは我が愛しの妹の言う通り、静観しようではないか」

ガエル「……確認したところ、バナージ様は市街を散策していると」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ふむ、遊びに行くと言っておいて、悪いことをしてしまったな……まあ、冒険は少年の性か」

ガエル「そのまま影番に徹するよう指示を出します……私には、貴方もそうだと思えますよ。ご当主」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾌｯ、嬉しいな。私もまだまだ少年の心根、ということか」

ｶｰﾃﾞｨｱｽ「シャリア・ブル。いやフル・フロンタルか。いい顔をしていたじゃないか。男の面構えだ」




ｶｰﾃﾞｨｱｽ「……ニュータイプらしく生きていく世界、か」




ｶｰﾃﾞｨｱｽ「ﾌﾝ、――ひとつ事にこだわる狭隘な主義者に、『箱』の力が扱えるものかよ」





ｶｰﾃﾞｨｱｽ「はたして彼女に、資格があるか……それとも……」

＝　ズムシティ、とある街なか、・・・　＝

ﾃｸ…ﾃｸ…ﾃｸ…ﾃｸ…

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「公園、あんまりおもしろくなかったな……」ｼｮﾎﾞﾝ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……おなかすいた」ｸﾞｩ~

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「かえりみち、わかんないし……」ｷｮﾛｷｮﾛ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「やっぱりさっき、変な緑のおじさんにあったときに、帰ればよかった……」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「うう……」ｳｽﾞｸﾏﾘ

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「どうしよう……ﾊｧ」


ﾊﾞﾅｰｼﾞ「…………ｸﾞｽｯ」









？？「……あの、」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「……え？」

ミネバ「――だいじょうぶ？」

ﾊﾞﾅｰｼﾞ「――っ、」

流星のナミダ

そんなんでミネバに会えるのかよ！(更新お疲れ様です)

出会ったか

乙です！ついにふたりが出会ったところで一旦終わりとは焦らしが上手い主だ…
気が早いかもしれんが是非次スレも見たい…！

「……ミネバ様は、おひとりでいらっしゃるご様子だ」
「なんだと！？なんとお労しい……なんとかお救いせねば！」
「やはりダイクンなぞ、アジテーターの一味などに王権を渡してはいけなかったのだ！」
「ああ……」

「「「　王座を、ザビ家に！　」」」
～～

『標的、少年に接近。指示を』
「不確定要素は排する。そのまま待て」
『了解』

「この程度は誤差……計画は、必ず遂行する……！」

～～
？「……ねえ、ジオンって寒くない？」
？？「そりゃ、地球の温かいところから来たわけだし、」
？「……顔、大丈夫なの？私は、サイド６だけ、のはず……」
？？「私は、ジオン軍、だけ……」
？「だけじゃないでしょ、それ……」
？？「そっちも似たようなもんでしょ……」
？「くっそぉ……『ジオンまで来い』とか、人をこき使いやがって……せったい、蹴り飛ばしてやる、



　　ヒゲマンめぇ……！！」

やったぞ！！！
予定をだいぶ省略したことで、バナージとミネバが出会った！！！！
嬉しいね、バナージ！！
これで予定の４０％ぐらいだ！ふざけるな！！

いつもながら保守、感想、♡、大変な励みになる！
だが明日はもののけ姫Imax４Kリマスターを観に行くので更新は微妙かもしれない！
というかデイリー更新がきつくなると思う。すまない……

>>150

！？！？！？、……！？！？

ゼナ様は、その、このスレでは早逝している、ということにしてくれ……やはりその、歴史の収束力というか、夫が亡くなったとかで、ほら……

（生存説を初めて聞いて動揺した）（でもよく考えると生きてる可能性も普通にあるよな）（今後の展開に関わるので死んでいるということで）（正直、話作りで不都合なキャラたちはだいたい殺してしまっている・・・すまない）

あと、レスごとに貼るイイ感じの画像が無くて困っている。
仮面装備ヒゲマンとかミニバナージとかアルテイシア女王とか。チビミネバはまだある方だ。
「アニメのあのシーンの部分使いたいなあ、誰かネットの海に放流してないかなあ、ないなあ……」とかザラ（アスランではない）だし、
「すっげー！ちょうどのやつめっけた！」と思ったらファンアートだったりするし。
いやまあ、それが普通なんだけどな。いまの若い人たちはネットリテラシーが高くてなによりだ。

ＡＩ使うのは思想云々の前にそれだけで労力３倍になるからキツイ。
あと、普通に「バナージ・リンクス」だけで生成掛けたらなんか女体化バナージが出てきて興ｆいやびっくりした。うん、びっくりした。

……正直、貼る画像にまで気を遣いだすとやばいな。そもそも黒寄りのグレーだしな。うん。
ということで貼られる画像はフレーバーどころか残り香ぐらいに思ってくれ。

乙でした
行けーっ 光の御曹司
寂しんぼの女の子の脳を焼くのだ

ついにマチュ達が登場！
バナミネとどう関わっていくのか楽しみ

バナオドが出会った！マチュニャも来た！
カーディアスからすればシャリアも若者、そりゃそうだったと思い出すなどする

この出会いがあるわけでしょ

そこから10年後に画像のコレがあるわけでしょ

https://bbs.animanch.com/arc/img/4567029/4

視聴者が全員猫屋敷になるよこんなん

>>190

0085でも既に50のカーディアス

ヒゲマン、今日からお前は【仮面ライダーゼンラ】になるのだ……

>>132

ジークアクス本編だとまわりが年下ばっかりだったから落ち着いた大人感あるけどヒゲマンまだ34歳なんだよな
子どもから見たらオッサンだけど爺さんから見たらまだまだ若造
情けないやつが隕石落としたのと同じ歳だ

>>145

マツナガやガトーは某トップガンのマーヴェリックみたいに軍学校の教官とか最前線勤務とかやってそう（小並感

ロリショタ時代に運命の出会いをした二人が、成長してから再会して困難に立ち向かっていくの良いよね…

残り6割か…次スレ楽しみに待ってるぜ！

スレの保守とか感想とか、本当にありがたい。

映画館で観るもののけ姫は最高だった。やっぱり最後はどうなってもハッピーエンディングが一番だな！

日曜日のどこかで更新できればいいな。

次スレ

ミネバ「はくばの王子様に、出会ったわたし」｜あにまん掲示板ミネバ「あの、大丈夫？」ﾊﾞﾅｰｼﾞ「――っ、」宇宙世紀００８５年。イオマグヌッソにおける攻防のなか、ギレンとキシリアは死亡。アルテイシア・ソム・ダイクンが公王の座に就いた。ジオン独立戦争からわずか５…bbs.animanch.com

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