最近、意識的に食事の方法を変えてみています。
それは、1回の食事の量を減らす代わりに、回数を増やす、というもの。1日3食が基本ですし、何十年もそのリズムで食事を摂ってきたため、完全にリプレースするのは容易ではないのですが、ふと自分の食事の現状を振り返ると、
1.時間が不規則
2.量がまちまち
という2つの特徴があることに気づきます。ずっとPCに向かって作業していることが多く、昼下がりにふとランチを食べ忘れていることに気づいたり、夜中を迎えたのに夕食がまだだったり、ということがたまにあります。
つまり、すでに崩壊しているわけです。外出している時は世の中のペースになじむせいか、食べ忘れることはないのですが、これは不思議なものだと感じます。
でも、これは明らかにダメージになっているはずです。
お腹がすいているのに、仕事のキリがつかないという理由でそのまま続行してしまうことがあります。すると、いつの間にか空腹感が感じられなくなります。これは、身体が発したシグナルを無視した結果、空腹を満たすことによって得られる回復のチャンスを逸したことになります。
キリがつかないからと言って、食べずに押し通すことができてしまうということは、身体が正常に機能していない何よりもの証拠であり、我ながらこれは改めなくては!と痛感しました。
『メンタル・タフネス』に以下のような一節があります。
できるなら、2,3時間ごとに食べたり飲んだりするほうがよい。頻繁に少しずつ食事を摂取することが血糖値を安定させ、より長時間にわたりより多くのエネルギーが得られる。1日4回から5回の食事を軽目に食べること。
(中略)
頻繁に食事することは、不健康で徐々に忍び寄る食べ物への執着が小さくなり、大食いの衝動を和らげる。一日を通しての目標は、完全に満腹感を感じたり、完全に腹ぺこだと感じたりしないようにすることだ。
特に最後の一文には唸りました。
なぜなら、これは「ウェーブ」そのものだからです。もちろん、この本の根底に流れる思想の1つが「ウェーブ」だから、ということもあるのですが、それ以前に、人の命そのものがウェーブなのではないか、と薄々感じていたことがハッキリと確信に変わったからです。
息を吸うから吐けるのであって、吐くだけでも吸うだけでも呼吸になりません。そして、呼吸は「100吸って100吐く」のではなく、「50吸って50吐く」という具合に常に余裕を残していることに気づきます(100が最大値)。
睡眠でも寝過ぎると逆に眠いですし、食事も食べ過ぎれば気持ち悪くなります。でも、量が適度であれば、ストレスも良い方向に働きます。まったくストレスのない状態に置かれると、ストレス耐性が低くなります。
長期休暇明けの久々の出社が新鮮ながらも少し気が重いのはその良い例です。
そう考えると、定期的に小さなストレスを与え続けることは、大きなストレスを迎え撃つための免疫になりそうです。そういえば、以前も同じようなことを書いていました。
強い人というのは、平凡な毎日の中にも自分を強くするための「例外」を見いだし、あえてそこにつっこんでいくことによって、プチ失敗を起こし、それがその人の中で“免疫”として息づくようになる、というルーチンをこなしているのではないか、と想像しています。
ストレスからうまく回復するには、そもそも大きなストレスを受けないようにすることが先決ということになります。
食事を少しずつに分けて摂るのも、あまり大きなストレス(空腹感)を身体に与えないように、ということだと理解すれば、納得できます。