インバウンドブームも一段落し、中国国内外で景気の減退が噂されている。今月13日に中国の税関当局が発... インバウンドブームも一段落し、中国国内外で景気の減退が噂されている。今月13日に中国の税関当局が発表した貿易統計も、こうした懸念を裏付ける結果となった。 まず輸出に関しては、先月の輸出額は1845億ドルと、前年の同月に比べて、10%も減少し、6か月連続前年割れ。また、輸入額もプラスチックや工作機械などの取引が振るわず1425億ドルと、前年同月比で1.9%減少し、2か月ぶりの前年割れとなった。具体的な数値上でも、中国経済の減速はより明確なものとなっている。 そんななか、民間の調査会社である帝国データバンクは、同社のデータベースなどをもとに、中国への進出が判明した日本企業について分析。’16年8月時点で、前回調査(’15年6月)に比べて678社多い、1万3934社あることが明らかになった。景気減速が懸念される中国国内で進出拡大を続ける日本企業はどうなるのか。同社のリポートを読み解きたい。 業種
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