2016年は老人福祉・介護事業の倒産が急増。調査開始以来過去最多を更新し話題になっている。その要因は... 2016年は老人福祉・介護事業の倒産が急増。調査開始以来過去最多を更新し話題になっている。その要因はともかく、利用者からすれば、突然の事業閉鎖はたまったものではない。特に、「終の棲家」として入居した老人ホームが閉鎖する場合には、必然的に多大な混乱が生じることになる。 そこで、今回は、実際に老人ホームが倒産する際に生じる問題と安全な老人ホームの見分け方を考えてみたい。 有料老人ホームの経営が行き詰まった場合、すぐに利用者が追い出されるかというと、必ずしもそうではない。これまでの事例では、他の事業者が事業譲渡を受け、サービス自体は、事業母体が変更されても継続されることが多かった。 もっとも、ここ最近は老人福祉・介護事業に対する事業者の参入意欲が弱まっている。事業の譲渡先が見つからず、破産手続が選択された場合はまさにサービス停止となる。利用者は食事や介護といった日常のサービスを受けられなくなると
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