「経済成長という幻想こそ諸悪の根源」と警告。「脱成長」を掲げ、『経済学が世界を殺す』を上梓した資... 「経済成長という幻想こそ諸悪の根源」と警告。「脱成長」を掲げ、『経済学が世界を殺す』を上梓した資源・環境ジャーナリストの主張が話題だ。経済成長が限界に達した今だからこそ、これからは資源や環境に配慮した「持続可能な発展」を目指す企業が買いになる!? ●資源・環境ジャーナリスト 谷口正次氏 ――谷口さんは、今まで通りの経済成長には限界があるとして「脱成長」を主張されています。私たちの発展にとって、経済成長は不可欠なものではないのですか? 谷口:もともと私は、資源・環境ジャーナリストとして、天然資源を産出している発展途上国の開発現場を見てきました。そこで、欧米の多国籍企業が、自国の法律による規制を受けないのをいいことに、途上国の資源を収奪して、環境を破壊している現状を目の当たりにしたんです。さらに、現地の労働力を奴隷のように安く使い、人権を抑圧し、先住民の伝統文化を破壊し、政府の腐敗が横行してい
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