「日立製作所の世界戦略に暗雲――」 そんなイメージを持って、このニュースを受け止めた人も多いのではな... 「日立製作所の世界戦略に暗雲――」 そんなイメージを持って、このニュースを受け止めた人も多いのではないだろうか。10月半ば、日立製作所が製造した高速鉄道車両「クラス800」がイギリスで営業運転を開始。しかし、その営業初日に空調設備から水漏れが発生して客室が水浸しになって遅延を招いた。折り悪く同車両が神戸製鋼製のアルミ材を使用していたことから、それが原因だという見方もされてしまった(実際は無関係)。 ともあれ、日立にとっては一世一代の晴れ舞台でとんだトラブルに見舞われてしまった。これでは「日本の鉄道車両はダメ」との烙印を押されてしまうのでは…と気をもむのもよくわかる。ただ、鉄道専門誌の記者は「こうしたことは日常茶飯事なのであまり気にする必要はない」と言う。 「デビュー直後の新型車両にトラブルがあることは、決して珍しいことではありません。例えば、山手線の新型車両E235系はいきなり車両トラブル
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