6月には米朝首脳会談が実現し、アメリカではFRBが利上げを実施。欧州でも量的緩和の縮小が進んでいる。... 6月には米朝首脳会談が実現し、アメリカではFRBが利上げを実施。欧州でも量的緩和の縮小が進んでいる。時々刻々と変化する世界情勢のなかで、投資家はどう対応すべきか? 闇株新聞氏が4つのキーワードから注意点を抽出した。今回はそのうちの一つ、「大型買収」の話題から解説していただこう。 ’18年前半は大型買収に関するニュースも耳目を集めました。その最たる例が、4月に発表された武田薬品工業によるアイルランド製薬大手シャイアーの買収です。買収総額460億ポンド(7兆円)は、日本企業によるM&Aとしては過去最大。ただし、マーケットは懐疑的な見方をしています。買収発表から1か月半で武田の株価は2割も下落。時価総額にして1兆円が吹き飛んでいます。買収に反対を表明している株主も少なくありません。その理由は買収効果と財務リスクにあります。 製薬会社の売り上げ規模でいえば、スイスのロシュが543億ドルでトップを走
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