2019年3月、日本で初めて乳児用液体ミルク(以下、液体ミルク)の発売がスタートした。 粉ミルクをお湯... 2019年3月、日本で初めて乳児用液体ミルク(以下、液体ミルク)の発売がスタートした。 粉ミルクをお湯に溶かす必要がなく、開封してすぐに乳児に与えられる。日々の育児の助けになるほか、お湯が手に入りにくい災害時に役立つ。国内では、2016年の熊本地震で使われたこともある。 以前から要望が強かっただけに、ネットでは販売開始を歓迎する声が多い。だが「子育てで楽をしすぎだ!」といった批判も寄せられている。 日本では粉ミルクのみ販売が許可されていたので馴染みがないが、液体ミルクはアメリカやイギリス、フィンランドなどでは店頭に並んでいる。 日本で液体ミルクの販売ができなかった理由は、そもそも安全性の規格がなかったためだ。だが市民団体や保護者からの要請もあり、2018年夏に法が改正。製造基準が設定され、販売開始に至った。 3月時点では、江崎グリコが製造・販売をしている。同社の資料によると、125ミリリッ
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