電気自動車(EV)の世界的な市場拡大に伴って、銅やコバルト・ニッケルなどのレアメタル(RM)とともに... 電気自動車(EV)の世界的な市場拡大に伴って、銅やコバルト・ニッケルなどのレアメタル(RM)とともにレアアース(REE)の需要は旺盛だ。IoTやAIなどの急速な“進歩”によって、さらに飛躍的に伸びることは明白となっている。 しかし、銅やレアメタルと同等あるいはそれ以上に、レアアースの採掘・精製に伴う環境汚染は激しい。しかし、人々は “Out of Sight, Out of Mind”になっているために「EVはエコカー」というイメージが定着している。 EVのモーターに使う高性能磁石をつくるためには、レアアースのネオジム(Nd)、プラセオジム(Pr)、ディスプロジウム(Dy)、テルビウム(Tb)などのレアアース・メタル(REM)を必要とする。 しかし、不都合なことにレアアースの世界市場は、86%(2017年)をいまだ中国が寡占支配している(2011年時点では97%)。その中国のレアアース資源
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