この鉄道歴史パークin SAIJOは、四国の鉄道史と四国新幹線がテーマと考えられますが、一方で新幹線の父... この鉄道歴史パークin SAIJOは、四国の鉄道史と四国新幹線がテーマと考えられますが、一方で新幹線の父とされる第四代国鉄総裁十河信二氏顕彰の意味合いも持ちます。その中心が十河信二記念館で、小さい建物ですが、十河信二氏の生い立ちから生涯、国鉄総裁としての功績、とりわけ新幹線事業の発案、実行者としての足跡を展示しています。 十河氏は隣の新居浜市で生まれ育ち、現在の西条高校から一高、東京帝大法学部をへて鉄道院という当時のトップエリート街道を進んだ鉄道官僚です。手がけた事業は、全国改軌でしたが、政争と第一次大戦後の社会の混乱によって頓挫しました。その後、関東大地震を経て復興局疑獄事件の渦中に陥り逮捕され、無罪となりましたが鉄道院を追われました。十河氏は、浪人時代を経て南満州鉄道(満鉄)総裁からの誘いで満鉄理事となっています。氏は、満鉄の中ではごく少数派の関東軍支持派であり、満鉄と関東軍を一体化さ
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