東京都では、昨年の11月から全五回の予定で「受動喫煙防止対策検討会」において議論が行われている。検... 東京都では、昨年の11月から全五回の予定で「受動喫煙防止対策検討会」において議論が行われている。検討会設置の背景となっているのは20年に開催される東京オリンピックだ。北京やロンドンあるいはソチなど、近年五輪が開催された都市では、開催に先駆けて屋内施設での全面禁煙を定める条例が制定されるという流れができつつあり、都でもそれに倣って条例を制定するか否かを、検討会を通して探っていると言えるだろう。 これまでの検討会を傍聴する限り、受動喫煙の有害性については概ね検討会の意見は一致しているといえる。その上で分煙なのか禁煙なのか、あるいは完全分煙化が困難な小規模飲食店はどうするのか、という点が議題となってきた。 2月12日に行われた第四回の検討会においては、主婦連合会による意見陳述があり、受動喫煙防止の条例化と最終的な全面禁煙を求めつつも、過渡期においては「消費者が選択できる権利を確実に行使できること
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