4月7日、米インターネットオークション大手のeBayは、自社のロシア人顧客に関する個人情報をロシア国内... 4月7日、米インターネットオークション大手のeBayは、自社のロシア人顧客に関する個人情報をロシア国内のサーバーに保存することに同意すると発表した。 これは今年9月から試行されるロシアの「個人情報法」改正を睨んだものだ。 この改正「個人情報法」では、ロシアで操業するインターネット事業者は顧客の個人情報をロシア国内のサーバーに保存しなければならないとの規定が新たに盛り込まれたことが注目される。その何が問題かと言えば、ロシア国内のサーバーに情報を保存する以上、その中身がロシアの情報機関に筒抜けとなるためだ。以前からロシア政府はSORMと呼ばれるインターネット監視システムを運用しており、インターネット事業者のサーバー内に保存されている情報をFSB(連邦保安庁)などの情報機関が自由に閲覧することが可能であった。 といってもこれはロシア国内のインターネット事業者に限った話で、外国企業のサーバーまでロ
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