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JPH0371115B2 - - Google Patents
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JPH0371115B2 - - Google Patents

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JPH0371115B2
JPH0371115B2 JP25431490A JP25431490A JPH0371115B2 JP H0371115 B2 JPH0371115 B2 JP H0371115B2 JP 25431490 A JP25431490 A JP 25431490A JP 25431490 A JP25431490 A JP 25431490A JP H0371115 B2 JPH0371115 B2 JP H0371115B2
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JP
Japan
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plasmid
pta5001
restriction enzyme
added
xho
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JP25431490A
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Hajime Okumura
Takeshi Uozumi
Teruhiko Betsupu
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酢酸菌ベクターとしてきわめて有用な
プラスミドpTA5001(B)に関するものである。
更に詳細には、本発明は、制限酵素Xhoによ
る認識部位をただ1ケ所有し、かつ酢酸菌への移
入が容易なプラスミドpTA5001(B)に関するもの
である。
従来、酢酸菌由来のプラスミドに関しては、ア
セトバクター・アセチNo.1023が分子量17×106
ルトンのプラスミドpTA5001(Agric.Biol.
Chem.46(2)、381〜389、1982)を持つこと及び
グルコノバクター属細菌(醗酵工学雑誌、61
(1)、15−18、1983)の持つプラスミドなどの報
告があつた。
本発明者らは、このプラスミドpTA5001を詳
細に研究したところ、実際は2ケのプラスミドの
混在物であることを知り、更に2ケのプラスミド
の制限酵素開裂地図の作成を完成させ、その用途
を詳細に検討したところ、いずれのプラスミドも
制限酵素Xhoによる認識部位をただ1ケ所有
し、かつ酢酸菌への移入の容易なすぐれたベクタ
ーであることを確認し、本発明を完成するに至つ
た。
本発明は22.5Kbの分子量で、第2図の制限酵
素開裂地図で示されるプラスミドpTA5001(B)に
関する。
本発明のプラスミドpTA5001(B)とプラスミド
pTA5001(A)は同時にアセトバクター・アセチNo.
1023に存在し、該菌よりまず両者の混在物として
分離することができる。
アセトバクター・アセチNo.1023は酢酸醗酵醪か
ら単離・同定されたものであり(Agric.Biol.
Chem.,44(12),2901〜2906,1980)、プラスミ
ドpTA5001(A)及びプラスミドpTA5001(B)を含ん
だまま微工研にFERM P−7122として寄託され
ている。
アセトバクター・アセチNo.1023は菌学的性質に
おいてバージイ第8版のアセトバクター・アセチ
の菌学的性質の記載とよく一致し、更に酢酸耐性
及びエタノール酸化能を有することで特徴的であ
り、Acetobacter aceti No.1023(Acer,Eth++
と表示されることもある。
アセトバクター・アセチNo.1023は、例えば通常
的には下記のYPG培地で培養され、また形質転
換株の検出にはYPG培地に抗生物質等の薬剤を
適当な濃度となるように、例えばアンピシリンを
50μg/mlの濃度となるように、添加したものを
用いて培養される。
(YPG培地) イースト エキストラクト 0.5% ポリペプトン 0.2% グルコース 3.0% 寒天(固体培地の場合) 2.0% PH=6.5 アセトバクター・アセチNo.1023はYPG液体培
地で、30℃で24〜36時間振とう培養し、培養液を
遠心分離処理して集菌される。菌体は緩衝液で十
分洗浄し、緩衝液に懸濁され、これにリゾチーム
が添加され、溶菌される。溶菌液には界面活性剤
及び食塩が添加され、静置後遠心分離し、上清に
ポリエチンレングリコールが添加され、静置後遠
心分離し沈殿物を得る。この沈澱物を緩衝液に溶
解し、エチジウムブロマイドを加え、更に塩化セ
シウムを加え、密度を1.57に合わせ、密度勾配遠
心分離を行こなう。遠心分離後、遠心チユーブに
紫外線ランプで365nmの紫外線照射により、染色
体バンドの下に出たバンドを分取する。
ここで得られるバンドにはプラスミド
pTA5001(A)とプラスミドpTA5001(B)が混在して
いる。
混在する2つのプラスミドは制限酵素による解
析の結果、はじめて2種類のほぼ同一分子量のプ
ラスミドの混在物であることが明らかとなつたも
のである。
プラスミドpTA5001(B)の分子量は22.5Kbで、
制限酵素開裂地図は第2図に示される。
図面に示される略記号の意味は次の通りであ
る。
E:EcoR:Escherichia coli RY13 給源の制限酵素 S:Sal:Streptomyces albus G 給源の制限酵素 X:Xho:Xanthomonas holcicola 給源の制限酵素 本発明のプラスミドpTA5001(B)はXhoによ
つてただ1ケ所のみ切断されることによつてきわ
めて特徴的であつて、この切断部位に他のプラス
ミド断片や染色体断片を導入するのがきわめて容
易である。
本発明のプラスミドpTA5001(B)は酢酸菌ベク
ターとして使用するのに好適である。
即ち、プラスミドpTA5001(B)にプラスミド断
片又は染色体断片を導入したものは、酢酸菌(ア
セトバクター属菌、グルコノバクター属菌)に容
易に移入することができ、酢酸菌の形質転換及
び/又は物質生産に新たな画期的手法を提供する
ものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1、DNA受容菌体の調製 アセトバクター・アセチNo.1023,FERM P−
7122より100μg/ml濃度のニトロソグアニジン
(NTG)変異処理によつて得られたプロリン要求
性(Pro-)の親株であるアセトバクター・アセ
チ10−8(Acer,Eth++,Pro-)から自然変異に
よつて得た酢酸耐性およびエタノール酸化能が低
下、欠失(Acess,Eth-)し、かつ、ストレプト
マイシン耐性(Strr)の菌株であるアセトバクタ
ー・アセチ10−80S1(Acess,Eth-,Pro-,Strr
を500ml坂口フラスンコに入れた100mlYPG液体
培地に接種し、30℃で20時間振とう培養した。
培養液は0℃で、6000×gで、10分間遠心分離
し、集菌する。菌体は100mM NaCl及び5mM
MgCl2を含有する5mMトリス塩酸緩衝液(PH
7.6)の0.5倍容量で2回洗滌する。再び0℃で
6000×gで、5分間遠心分離し、集菌する。
この菌体には0.4倍容量のCaCl2溶液
(100mMCaCl2,250mM KCl,5mM MgCl2
5mM Tris−HCl,PH7.6)が加えられ、0℃で
30分間静置した後0℃で、6000×gで、5分間遠
心分離し、集菌する。
菌体には0.004倍容量の上記CaCl2溶液を添加し
DNA受容菌体懸濁液とした。
実施例2、プラスミドpTA5001(B)とプラスミド
pTA5001(A)の混在物の単離 アセトバクター・アセチNo.1023,FERM P−
7122を40mlのYPG培地に植菌し、30℃で一晩振
とう培養した。
その後新らしいYPG培地4に1%で植え継
ぎさらに30℃で36時間振とう培養した。
集菌後、TE緩衝液(20mM EDTA,50mM
トリス塩酸、PH8.0)で2回菌体を洗浄した。
得られた湿菌体2gあたり2mlのTES緩衝液
(50mM トリス塩酸、20mM EDTA、25%シヨ
糖、PH8.0)を加え、菌体を懸濁し、4mlのリゾ
チーム液(0.25M トリス塩酸、リゾチーム2
%、PH8.0)をさらに加え、0℃で5分間静置し
た。次に0.25MEDTA液(PH8.0)を4ml加え、
0℃で5分間静置した後、37℃で20分間反応させ
た。反応後、3mlの10%ラウリル硫酸ナトリウム
を加え、37℃で20分間静置後、5mlの5M食塩水
を加え、0℃で一夜静置した。48200×gで60分
間遠心分離をかけ、上清を分取した。次にこの上
清に最終濃度で10%になるようにポリエチレング
リコール6000を加え、4℃で一夜静置した後、
3000×gで10分間遠心分離し、沈澱物を得た。こ
の沈澱物を7mlのUC緩衝液(50mM トリス塩
酸、5mM EDTA,50mM NaCl,PH7.8)に溶
解させた後、最終濃度で500μg/mlになるよう
にエチジウムブロマイドを加え、さらに塩化セシ
ウムを加えて密度を1.57に合わせた。この溶液を
15℃、100200×gで40時間密度勾配遠心分離をお
こなつた。遠心分離後、遠心チユーブに紫外線ラ
ンプで365nmの紫外線を照射することにより、染
色体バンドの下にあらわれるバンドをプラスミド
分画として分取した。次いで、分画液をイソプロ
パノールで処理し、エチジウムブロマイドを除去
した後、TE緩衝液(10mM トリス塩酸、1mM
EDTA,PH7.5)に対して透析した。これをプラ
スミド混在溶液とした。
得られたプラスミド混在溶液中には2つの環状
プラスミドが混在しており、制限酵素による解析
の結果、第1図に示すプラスミドpTA5001(A)と
第2図に示すプラスミドpTA5001(B)であること
が明らかとなつた。
すなわち前記で調製したプラスミド混在溶液に
対し、少なくとも5倍量過剰の制限酵素(EcoR
およびSalは宝酒造社製、Xhoは、ベセス
ダ・リサーチ社製を使用した。)を常法に従がつ
て各々の制限酵素の至適条件下で反応させた。反
応後、垂直型アガロースゲル電気泳動で分析し
た。即ち、1%アガロースゲルを用い、トリス酢
酸緩衝液(40mM トリス、20mM酢酸、2mM
EDTA,PH8.1)中で泳動させた。その後、ゲル
をエチジウムブロマイドの1μg/mlに浸して染
色した。このゲルに紫外線を照射し、生成断片の
数を判定し、各断片の泳動距離から、各々の分子
量を算出した。分子量は、同一アガロース上で同
時に泳動したラムダフアージDNAのHind切断
で生成する分子量既知の各断片の泳動距離から作
成した標準線をもとに算出した。
各種制限酵素を単独で用いて得られた各断片及
び各制限酵素の2種以上を組合わせて用いた処理
によつて得られた各断片の断片数及び分子量など
からpTA5001(A)及びpTA5001(B)の第1図及び第
2図に示した制限酵素開裂地図が決定された。
実施例3、プラスミドpTA5001(A)とプラスミド
pTA5001(B)の混在物のベクターと
しての利用 実施例2で得られたプラスミド混在溶液
(DNA量10μg)中に、大腸菌薬剤耐性ベクター
であるpACYC177(カナマイシン耐性及びアンピ
シリン耐性;Journal of Bacteriology,134
(3),1141−1156,1978)を持つ大腸菌
(Escherichia coli C600)から得たプラスミド
pACYC177(第3図に示す。DNA量2μg)を添
加し少なくとも5倍量過剰の制限酵素Xhoを常
法により至適条件下で反応させ、反応終了後、等
量のフエノールを加え、激しく攪拌して制限酵素
を失活させた後、さらにエーテル抽出を充分行な
つてフエノールを除去し、さらに2倍量のエタノ
ールを加えて−80℃に1時間保持した後、
15000rpmで5分間遠心分離を行なつてDNAを沈
降させ、さらに真空乾燥してエタノールを除去し
た後、次に沈澱を水に溶解後、常法によつてT4
DNA リガーゼによる反応を21℃で2時間行な
い、さらに前記と同様にしてエタノール沈澱、真
空乾燥を行なつて得られた沈澱をTE緩衝液0.1ml
に溶解してキメラプラスミド含有溶液を得た。
それぞれのキメラプラスミドはいずれもプラス
ミドpACYA177を含有している。しかし、プラ
スミドpACYA177のカナマイシン耐性部位に
Xho切断点があつて、そこが切断されているた
めにカナマイシン耐性は発現せず、アンピシリン
耐性のみが発現することになる。
次の実施例1で得られたDNA受容菌体懸濁液
0.2mlを用意し、これに上記それぞれのキメラプ
ラスミド含有溶液を加え、0℃で90分間ゆるやか
に攪拌しつつ、キメラプラスミドの直接導入を行
なつた。
ここに得られたキメラプラスミド導入菌体を含
む液を3mlのYPG培地に移し、30℃、6時間振
とう培養を行なつた後、アンピシリン50μg/ml
添加したYPG培地(固体)上で30℃で5日間培
養し、9株のコロニーを得た。これらを10−
80S1−A1〜−A9TOと命名した。このうち、10
−80S1−A1をアンピシリンを30μg/ml添加した
YPG液体培地で30℃、24時間振とう培養し、実
施例2の方法に従ってプラスミドを分離して解析
したところ、プラスミドpTA5001(A)とプラスミ
ドpTA5001(B)の混在物以外にこれらよりやや分
子量の大きいプラスミドが得られた。このプラス
ミドは先に導入したキメラプラスミドにうち、
pTA5001(A)とpACYA177がXho切断部位を介
して連結したキメラプラスミドと認められた。ま
た、アセトバクター・アセチ10−80S1はアンピ
シリン耐性を有しないが10−80S1−A1はアンピ
シリン耐性を持つていることなどからもキメラプ
ラスミドが導入され、形質転換が行なわれたこと
が確認された。
同様にして、少なくとも10−80S1−A2〜−A6
はpTA5001(B)とpACYA177が制限酵素Xho切
断部位を介して連結したキメラプラスミドが導入
されていることが確認された。
また、10−80S1−A1〜−A6の持つキメラプラ
スミドを再度10−80S1に前記と同様の方法で導
入したところ10−80S1−A1〜−A6の各キメラプ
ラスミドにおいて、1μgDNA量当りに換算して
105個前後のアンピシリン耐性の形質転換株が得
られた。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpTA5001(A)の制限酵素開
裂地図を示し、第2図はプラスミドpTA5001(B)
の制限酵素開裂地図を示し、第3図はプラスミド
pACYC177の制限酵素開裂地図を示す。 E……EcoRによる切断部位、S……Salに
よる切断部位、X……Xhoによる切断部位、
Km……カナマイシン耐性遺伝子、Am……アン
ピシリン耐性遺伝子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 22.5Kbの分子量で、下記の制限酵素地図で
    示されるプラスミドpTA5001(B)。 E:EcoR:Escherichia coli RY13 給源の制限酵素 S:Sal:Streptomyces albus G 給源の制限酵素 X:Xho:Xanthomonas holcicola 給源の制限酵素。
JP25431490A 1983-06-29 1990-09-26 プラスミドpTA5001(B) Granted JPH03151881A (ja)

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