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Zoomで変わる! 導入企業事例

Zoom活用事例:武蔵コーポレーション株式会社

“数字が取れる社員の手法”を組織に共有し、4期連続で増収した不動産会社

文●貝塚/TECH.ASCII.jp

提供: ZVC JAPAN

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武蔵コーポレーション 木原大樹氏

 家を買う、借りる、投資する——そんな人生の大きな決断を支える不動産の仕事は、いつの時代も「人と人との信頼関係」が何より大切とされてきました。不動産業界にとって、長らく主流だったのは“顔を合わせて話す”対面営業。

 しかしコロナ禍を機に、状況は一変します。オンライン商談やインサイドセールスが一気に広まり、業界全体がこれまでの常識を見直す大きな転換期へと入ったのです。

 この変化を、単なる“効率化”にとどめず、「営業力の仕組み化」へと昇華させているのが、武蔵コーポレーション株式会社です。同社では、Zoom Workplaceをはじめとする複数のZoomソリューションを導入。営業スキルの可視化と社内共有によって、属人的な営業スタイルから脱却し、“組織として勝てる営業”を実現しました。その成果は、「4期連続の増収」という形で、業績にもはっきりと表れています。

接続トラブルと属人化を乗り越える、安定性と可視化の選択

 武蔵コーポレーション株式会社は、収益不動産の売買・管理に特化し、特に投資家に対して高い収益性と資産価値を提供してきました。

 かつて同社では、他社のオンライン商談ツールを使っていましたが、営業現場では頻繁に接続トラブルが発生。「また接続トラブルか……」とため息が漏れることも少なくありませんでした。

武蔵コーポレーション株式会社がZoom導入前に抱えていた課題:従来使用していたオンライン商談ツールで接続トラブルや商談の立ち上がりの遅延が発生。営業機会損失や顧客体験の低下が課題となっていた。また、通話内容の記録・分析ができておらず、営業スキルの共有や改善が進みにくかった。

 こうした小さなストレスが積み重なり、顧客との接続に手間取って商談開始が遅れる場面が続出。信頼関係を築く前に、せっかくの商談機会を逃すことも少なくありませんでした。営業担当者の焦りともどかしさが、現場の雰囲気を重くしていたのです。

 こうした課題を解決すべく、同社はZoom Workplaceの導入を決断します。さらに、営業活動の質向上を目指し、クラウド型電話システム「Zoom Phone」および、商談・通話データをAIで分析・可視化する「Zoom Revenue Accelerator」もあわせて導入しました。

「Zoomは通話品質とコスト、そして顧客側の使いやすさの点で非常にバランスが取れていました。商談の立ち上がりがスムーズになったことで、営業の“つかみ”で焦ることがなくなり、自然と本題に入れるようになったと感じています。結果として、顧客との信頼構築にもプラスに働いています」(武蔵コーポレーション 木原大樹氏)

武蔵コーポレーション株式会社の導入ソリューション
Zoom Workplace ビジネスプラス
Zoom Phone
Revenue Accelerator

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