グーグルは10月7日、デスクトップおよびAndroid版の「Google Chrome」で、脆弱性の修正を含むアップデートを公開した。深刻度「高」を含む複数の脆弱性に対応している。
修正された主な脆弱性とOSごとの修正済みバージョンは、以下のとおり。
●修正された主な脆弱性
■深刻度(高)
・CVE-2025-11458:Syncにおけるヒープバッファオーバーフロー
・CVE-2025-11460:Storageにおける解放後使用
■深刻度(中)
・CVE-2025-11211:WebCodecsにおける境界外読み取り
●OSごとの修正済みバージョン
■デスクトップ版
・Windows:141.0.7390.65/.66
・macOS:141.0.7390.65/.66
・Linux:141.0.7390.65
■モバイル版
・Android:141.0.7390.70
デスクトップ版のアップデートは今後、数日から数週間かけて順次展開予定。Chromeの設定から手動でアップデートすることも可能だ。Android版については、数日中にGoogle Playでの公開を予定している。