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ASCII.jp:ChatGPT、ブラウザーになる 買い物代行もOK OpenAI「Atlas」公開
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ChatGPT、ブラウザーになる 買い物代行もOK OpenAI「Atlas」公開

2025年10月22日 09時50分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 OpenAIが10月6日、チャットAIを中核に据えたWebブラウザー「ChatGPT Atlas」を発表した。サイト上でChatGPTに質問したり、タスクを依頼できる。同日からmacOS向けに全世界で提供を開始している。

 ページ閲覧内容に基づく「ブラウザーメモリー」機能も導入した。訪問したサイトの文脈を記憶し、後から「先週見ていた求人情報をまとめて業界動向を要約して」といった指示が可能だ。なお、履歴や記憶の削除、サイト単位での閲覧制御もできる。

 「エージェントモード」を使うと、ChatGPTがユーザーの代わりにブラウザー内で行動できる。レシピをもとに買い物リストを作成したり、オンラインストアで注文したりするといった作業が自動化できる。ただし現在、プレビュー版のエージェントモードが使えるのはChatGPTの有料ユーザーのみに限られている。

 安全対策として、ChatGPTが勝手にコードを実行したり、ファイルをダウンロードしたり、他アプリにアクセスしたりすることはできないようになっている。また、金融機関などでは動作を一時停止して、ユーザーが確認できるよう設計されている。それでもエージェントにはリスクが伴い、悪意あるウェブページが隠れた指示(プロンプトインジェクション)を仕込む可能性もある。OpenAIはこうした脅威に対応するため、徹底したテストと継続的な防御策を講じているという。

 なお、Atlasは技術的にはChromiumベースで構築されており、Google Chromeなどと同じBlinkレンダリングエンジンとV8 JavaScriptランタイムを採用していると報じられている。つまり、既存のウェブ標準との高い互換性を持ちながら、ChatGPTを中核に据えた体験を実現していると言える。ただし、OpenAIの公式発表では「Chromiumベース」という表現は明記されていない。

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