愛知県警春日井署の警察官2人が取り調べの際にウソの捜査書類を作成するなどしたとして11日、書類送検されました。 書類送検されたのは、春日井署警備課の男性警部補(47)と男性巡査部長(36)2人です。 2人は今年4月、フィリピン国籍の男(36)を不法残留の疑いで現行犯逮捕しましたが、別の容疑で逮捕したように装うため捜査書類を破棄し、ウソの書類を作成した虚偽有印公文書作成の疑いなどが持たれています。 取り調べに立ち会っていた通訳が「書類を破ったことに問題はないか」と愛知県警に相談したことで発覚しました。 2人は「手続きを誤ったと思いやってしまった」などと、容疑を認めています。 また、愛知県警は11日付で警部補を「戒告」、巡査部長を「本部長訓戒」の処分としました。