私も工学系の現役研究者だが、全般的にこの意見には反対。 自分目線でだけ考えた視野の狭い意見だという印象を受けた。 泥臭い実応用研究は認めないわけではないが、大きな評価にはならないという立場です。 以下長文で失礼します。 まずはじめに、産学の役割分担はきちんとなされるべきだと考えている。 大学はあくまで学術機関であり、本来は「学問」をする場であって、 産業界から見ても独立・中立である必要がある。 「工学部が実応用を軽視している」って言われてもそれは学問かという問題もあるし、 役に立つ技術を企業のために用意してあげる下請け機関ではないので。 研究活動では、新しい方式や理論を研究し、学問として確立するところまでが大学の役割で、 泥臭い実応用の問題を解決して社会に製品やサービスとして世の中に還元するのは企業の役目。 ここを曖昧にすると、企業でやるべきことが大学でできてしまうなど、公私混同の問題が発