はじめに こんにちは。私は弊社で企画・運営している、Dot to Dotという個人の同意の元に様々なデータを連携することができる分散型データ連携プラットフォームの開発・保守を担当しています。 Dot to Dotではデータ連携をしたい事業者向けに、データ連携用の通信モジュールを、Spring Bootを使用したJavaアプリケーションとして作成したDockerイメージ形式で配布しています。 昨今ではDockerでアプリケーションを実行するのが当たり前の風潮になりつつありますが、実際に本番で適用する際に必要なチューニングの話はあまり聞かないかと思います。 そこで本記事では、JavaアプリケーションをDockerコンテナで運用する場合に必要な、ヒープのチューニングについて説明します。これからJavaアプリケーションをDockerコンテナ化して運用したい人や、すでに運用中でもヒープチューニングし
Conventional Commits 人間と機械が読みやすく、意味のあるコミットメッセージにするための仕様 Conventional Commits 1.0.0 概要 Conventional Commits の仕様はコミットメッセージのための軽量の規約です。 明示的なコミット履歴を作成するための簡単なルールを提供します。この規則に従うことで自動化ツールの導入を簡単にします。 コミットメッセージで機能追加・修正・破壊的変更などを説明することで、この規約は SemVer と協調動作します。 コミットメッセージは次のような形にする必要があります: 原文: <type>[optional scope]: <description> [optional body] [optional footer(s)] 訳: <型>[任意 スコープ]: <タイトル> [任意 本文] [任意 フッター] あな
1 フロー 1 ワークフロー 一連のフローがある場合は 1 つのワークフローにまとめる。 トリガーしたイベントの JSON が使える needs での制御がしやすい 全体を追える グラフが表示される ファイルを分割したい ファイルを分割したい理由として以下が挙げられると思います。 行数が増えて読みづらい 処理を共通化したい 複合実行ステップアクション や workflow_run トリガー や Reusable workflow 🆕 を使うことになると思いますが、基本的には一連のフロー制御はメインのファイルに書いてその下を Reusable workflow や複合実行ステップアクションで外部ファイルへ分離するのが良さそう。 workflow_run はログが分断するのでおすすめしません。
本記事のテーマはGitHub Actionsです。個人的に「もっと早く知りたかった!」と考えているグッドプラクティスを、厳選してお届けします。想定読者は次のとおりです。 普段GitHub Actionsを雰囲気で運用している人 GitHub Actionsをコピペや生成AIで乗り切っている人 他者が書いたコードの意味をより深く理解したい人 本記事でGitHub Actionsの基本は説明しません。グッドプラクティスを含めて基礎から学びたい人は、拙著『GitHub CI/CD実践ガイド』を読んでみてください。GitHub Actionsの基本構文から運用のコツまで、網羅的に解説しています。さて書籍紹介はこれぐらいにして、さっそく本題へ進みます。 GitHub Actionsの設計指針 GitHub ActionsはCI/CDや各種自動化で役立つ、汎用的なワークフローエンジンです。一般的に長期
経営者から担当者にまで役立つ バックオフィス基礎知識freee のバックオフィス基礎知識で、給与計算や請求書、会社設立、開業、確定申告の悩みを一挙解決 「会計」の基礎知識日々の会計業務に必要な基礎知識について解説します。「貸借対照表」や「個別注記表」など書類の説明に加え、決算書の具体的な作成方法も詳しく解説。会計業務を初めておこなう方や、これから勉強をしたい方におすすめの記事が掲載されています。ぜひご覧ください。 「請求書」の基礎知識ビジネスでのやり取りに欠かせない請求書ですが、その送り方や書き方などは意外と苦戦するものではないでしょうか。細かな請求書の様式や、請求書の管理の仕方など様々なコンテンツを用意し、請求書に関する疑問を解決できるコンテンツを用意しました。ぜひお読みください。 「人事労務」の基礎知識人事労務の業務は、毎月の給与計算と給与明細の作成、所得税・住民税の手続き、従業員の入
ドメインモデリングにおいて、エンティティ間の関連(リレーションシップ)をどのように表現するかは、システムの保守性や拡張性に大きく影響する重要な設計判断となる。 なぜ関連のモデリングが重要か 関連の設計が不適切だと、以下のような問題が発生する: 不変条件の検証が困難になり、データ整合性が保てない パフォーマンスの問題(N+1問題、過剰なメモリ使用) ドメインロジックの複雑化と保守性の低下 集約境界の破壊によるトランザクション管理の困難 データベースレベルでは、多対多の関連は交差テーブルを用いて表現されるが、ドメインモデルではより多様な表現方法が存在する。それぞれの設計選択は、パフォーマンス、メモリ使用量、コードの複雑性、ドメインロジックの表現力などに異なる影響を与える。 スキーマの例 まず、典型的な多対多リレーションのデータベーススキーマを見てみよう: code:sql -- 学生 CREA
This tutorial shows you how to build efficiently a sample blog application by combining the power of Spring Boot and Kotlin. If you are starting with Kotlin, you can learn the language by reading the reference documentation, following the online Kotlin Koans tutorial or just using Spring Framework reference documentation which now provides code samples in Kotlin. Spring Kotlin support is documente
Anki is a flashcard program that helps you spend more time on challenging material, and less on what you already know.
はじめに git checkoutの機能 既存のブランチに移動する 新しいブランチを作成してそれに移動する あるファイルを特定のコミットハッシュ/ブランチから取得 checkout vs switch & restore 対応表 はじめに gitのバージョン2.23からgit switch及びgit restoreコマンドが入り、git checkoutがこれらの2つに分離されるようになりました。これに伴い、git checkoutも将来的に廃止の方向に向かうでしょう。 ※switch/restoreはまだ実験的導入のため、今後文法などが変更になる場合があります。 git checkoutの機能 git checkoutには大きく分けて以下のような機能があります。 既存のブランチに移動する 例えば自分が作業ブランチbranch-aにいたとして、masterブランチに移動したい時に使います。
入間市立狭山小学校 狭山市立入間小学校、跡地 狭山市と入間市はなぜ自治体名が入れ替わってしまったのか、今回はこの不思議に迫ります 昭和52年発行の書籍、狭山市の項にある記述です この地方は万葉集では伊利麻路、和名抄では伊留未と書かれ入間の地名の発祥と言われた土地である。それが昭和29年、市政を施くに当り、なんと思ってか狭山市を名乗ってしまった その後、狭山地方で狭山茶の産地が、やむを得ず入間市を名乗ったので、もう永久に市名が固定するであろう。入間市と狭山市は、おたがいに市名を交換すべきであるが、今となってはそれは困難なことであろう(抜粋) 私の思い込みではありません。狭山市と入間市は名称がアベコベに付いています それでは!文字になっている歴史ではないので妄想も交えながらになりますがさほど外してはいないのではないかなと思います。どうぞ最後までお付き合い下さいませ まず言ってしまいますが 狭山
「アメリカのポップカルチャーは衰退しつつある」説をとるとしよう.では,どうして今,日本はアメリカと真逆の経験をしているんだろう? どうして日本はポップカルチャー大盛況の時期を迎えているんだろう? それこそ,日本のポップカルチャーが世界中で成功している秘訣だ スペンサー・コーンハーバが『アトランティック』に寄稿したエッセイ「アメリカ・ポップカルチャー史上最悪の時代が到来か?」が公開されてから,2週間で大きな反響がうまれている.友人のW・デイヴィッド・マークスやノア・スミス〔当サイトでの翻訳はこちら〕をはじめとして,多くの人たちがこれに触発されて議論に参加してきた――「アメリカは本当に『文化の暗黒時代』に入ったのか?」「もしそうだとしたら,理由は?」 そこで展開されている主張は,こう続く.「アメリカのテレビ・映画・音楽は後ろ向きになっている.昔から続いていてもう味がしないシリーズを繰り返したり
はじめに こちらの記事は、アソビュー! Advent Calendar 2024の5日目(表面)です。 アソビュー!でバックエンドを担当している島田です。 皆さん、開発者とQAの役割が分断されているせいで、品質や効率が低下していると感じたことはありませんか?例えば、開発者が作り上げた機能をQAがテストする段階で認識のズレから不具合が見つかり、手戻りが発生する。こんな経験はありませんか? 私が所属するスクラムチームでは、効率的な開発と高品質なプロダクトの提供を目指しています。しかし、役割意識が強すぎることや、協働不足が原因で、開発や品質に課題を感じる場面が少なくありませんでした。この記事では、こうした課題を解決するために導入した『受入基準』について、具体的な方法や効果を紹介します。 背景と課題 私が所属するスクラムチームは、プロダクトオーナー(PO)1名、バックエンドエンジニア(BE)6名、
テスト自動化ことはじめ(202412_オープンロジ版) / Enter the testing automation (2024 Dec, for OPENLOGI)
freeeのQAチームに所属する、テスト師匠のyumotsuyoです。 freeeに入社したのが2019年7月1日なので、早いものでfreeeに入って8ヶ月になります。入社してすぐに、「ぶっちぎりのコア品質」というOKRの達成のための活動の1つを頑張って欲しいと言われました。 この活動を通して、freeeのプロダクトの良い点はいくつもありますが、「ぶっちぎりのコア品質」とは品質面でも他より抜き出てfreeeを使いたいと思ってもらえるようなプロダクトにするってことだと理解しました。 8ヶ月経ち、QAチームのみんなでいろいろ話をしていく中で、現時点で私が思うfreeeのQAはここを目指していくべきだと考えていることをいったん共有していろいろ意見を聞きたいので、何回かに分けて書いていくことにします。 freeeの開発においてQAの目指すべきこと 1のQAが目指すべきことを実現させるためのfree
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