1939年、NYでアルフレッド・ライオンが設立し、常に時代のサウンドを作り続け、ジャズを世界に広げてきた最長のジャズ・レーベルのブルーノート。そして、1969年にマンフレート・アイヒャーがドイツのミュンヘンに創設したヨーロッパを代表するレーベルで“静寂の次に美しい音”を追求しつづけるECM。サウンドのみならず、ジャケットにもその独自の世界を築いてきたジャズの2大レーベルといえるだろう。 昨年ブルーノートは設立80周年、そしてECMは60周年を迎えた。 お互いを祝し、現在の社長がお互いのレーベルのアルバムのTOP 5を選んで紹介してくれた。 今回は、今なお現役で数々のアルバムをプロデュースし続けるECMのマンフレート・アイヒャーがブルーノートの作品からお気に入りのTOP 5を挙げてくれている。 ©Bart Babinski (構成: 原 雅明) オーネット・コールマン – ジ・エンプティ・フ