日本テレビ系列のニュース番組『news every.』が「奈良公園のシカに対する暴力問題」を報じたことをきっかけに、SNS上の炎上が発生した。取材に応じた人々に誹謗中傷が向かってしまったのは、由々しき事態だ。 今回の出来事は、テレビニュースへの信頼性、報道機関の取材姿勢、そしてネット上の誹謗中傷という複数の問題が複雑に絡み合っている。いずれも今の社会とメディア関係者が真剣に向き合うべき課題である。(テレビプロデューサー・鎮目博道) ●『news every.』の取材は大きくは間違っていなかった まず指摘しておきたいのは、『news every.』が現場に足を運んだこと自体は、大きくは間違っていないという点だ。 自民党総裁候補である高市早苗氏が「奈良のシカを蹴り上げる外国人がいる」と発言した以上、その真偽をたしかめるのは、まさに報道機関の責務である。 ひとつ間違えば、外国人差別につながりかね
吉田恵里香の「ノイズ」云々でなんか議論が沸騰しているけれど、 「原作の数ある要素の中から、一編のアニメなりドラマなりに構築するさいに、何を抽出し、そぎ落とし、足りない部分を補うか」という取捨選択と肉付けの作業は、吉田に限らず、全脚本家が行うことである。 言葉の枝葉末節はあれど、吉田のスタンスは基本的には当然だし、「ぼっち・ざ・ろっく」は原作・アニメとも未見のため、細かな表現そのものを問えないが、アニメはヒットしたと側聞しているので、「ノイズを排除した物語」は支持されたのだろう。 一般論として、吉田の主張は正しい。 その上で言うのだが。 「虎に翼」で、<追加した>あえて言うならば</ここまで>原作に相当する史実にはない「寅子の花束拒否事件」をぶち込んだ吉田が言えることかよ、と。 (ツッコミが入っているので、「あえて言うならば」を追加しておく。でもここ、議論の取りかかりになっている「原作のノイ
■ ポップでインパクトのあるアニメーションと歌が人気を博す「びじゅチューン!」 「びじゅチューン!」にて出演、作詞・作曲、歌、アニメーション制作と番組のほぼすべてを手掛ける映像アーティストの井上涼さんが10日、自身のXを更新。 画像テキストを投稿する形で「YouTubeのNHKオフィシャルチャンネルで公開されていた『びじゅチューン!』の動画が、今月9月30日までにすべて公開終了となります」と説明しました。 「びじゅチューン!」は2013年に放送が開始され、実在の名画をポップな絵と奇想天外な歌詞、インパクトのあるメロディーにのせて紹介するというコンセプトが人気を博しています。 2018年からはNHKのYouTube公式チャンネルにて、番組内で放送されるアニメーションの部分のみが公開されています。 2025年9月11日現在で、公式YouTubeチャンネルの再生リスト内には129本の動画が登録さ
一連の中居正広(53才)がかかわった騒動と第三者委員会の調査によってフジテレビ局内で《不適切な会合》が繰り返されていたことが指摘された。その調査の報告書で記載された“有力番組出演者”が福山雅治(56才)であることが『女性セブン』の取材でわかった。 昨年末に表面化した中居と元女性アナウンサーのトラブルは、フジテレビのガバナンス(企業統治)が問われる事態に発展し、経営陣の人権意識の低さや社会通念と乖離した組織風土までもが露見した。フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは、両社の対応が適切だったかどうかを検証するために外部の弁護士などで構成された第三者委員会を設置し、その結果をまとめた調査報告書を今年3月31日に公表したのだ。 「社内外の関係者222人に行ったヒアリングや、アナウンサーを含む1263人の社員を対象としたアンケートの結果も詳らかにされ、想像以上に踏み込んだ内容に局内か
ムーニー先生 @Moony4Man 「いきなり来ても学校には入れませんよ」と言ったら「有名人は入れるのに」と返す人がいた。 芸能人がいきなり学校を訪れる番組は全部演出です。校長先生が驚いてるのも演技です。学校にテレビ撮影が入るには相当前から打診があり、綿密に打ち合わせてます。有名人でもいきなり来たら入れませんよ。 2025-07-26 17:07:50
【写真】似てる? 『かくかくしかじか』原作者の東村アキコ氏が描いた永野芽郁&大泉洋の似顔絵 永野をめぐっては、『週刊文春電子版』が先月、“二股不倫”と題し、永野と俳優・田中圭(40)との不倫や、永野が出演している日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中のキム・ムジュンと交際関係にあるなどと報じた。また、今月7日には続報として、田中と永野のLINEのやりとりとされる内容が伝えられていた。 映画公開直前にこれらの報道があったことを受けて、番組序盤、元放送作家の鈴木おさむ(53)が、東村氏にたずねると「やっぱりすごいびっくりして。プロデューサーとか監督とか、みんなね、もう慌てましたね。なんかもう、あとは公開を待つのみみたいな感じで、みんなすごい楽しみにしてたから、公開を。なんかもう『はっ』みたいな」と正直な心境を明かした。 さらに、東村氏は『週刊文春』についても言及。「こんなこと言うのはあれな
村上誠一郎総務相は4日の衆院予算委員会で、フジテレビの一連の問題に関連して、放送局に重大なコンプライアンス違反があった場合でも電波法上は「放送免許の取り消し事由として規定されておらず、これによって免許を取り消すことはできない」と述べた。日本維新の会の藤巻健太氏への答弁。 また、フジテレビを巡ってはCMスポンサー離れが指摘されている。村上氏は放送局が経営難に陥った場合の放送免許の扱いについて、免許取得時は「放送業務を維持するに足る経理的な基礎を有していなければ与えられない」とした一方、免許を得た後については「経理的な基礎を欠くことが電波法上、取り消し事由と規定されておらず、免許を取り消すことはできない」と語った。【小田中大】
1月27日夕方から28日未明にかけて開催された「フジテレビ、やり直し会見」をオンラインで視聴した。仕事の都合もあり、1時間ほど中座してしまったが、結局、9時間近くも見続けたことになる。 最初こそ「フジテレビ経営陣の対応はどうだったのか」という関心で見ていたが、途中からは「経営陣は頑張っている。メディア側がひど過ぎる」という感想に変わり、24時を過ぎたころには老体にむち打っている経営陣の身体を心配し、思わず応援してしまったほどだ。SNSでも同様の投稿が相次ぎ、Xでは「フジテレビかわいそう」がトレンド入りした。。 10時間近く続いた会見で「乱暴なメディア」が可視化 ただ一方で、乱暴に振る舞うメディアにフルボッコにされたからこそ、経営陣に同情票が集まったという側面もある。 筆者もIT業界の端くれにおり、各企業が開催する記者会見に日々、足を運んでいる。もちろん、フジテレビのような謝罪会見にもたびた
中居正広氏と女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられた問題で、フジテレビの社長と会長がこれまでの対応をめぐる責任をとって27日付けで辞任しました。 フジテレビの幹部は会見で、経営に強い影響力を持つ日枝久取締役相談役を含めた残る役員についても今後、責任が問われる可能性があるという認識を示しました。 フジテレビは27日に臨時の取締役会を開き、港浩一社長と嘉納修治会長が一連の対応をめぐる責任をとって27日付けで辞任しました。 このあとオープンな形で記者会見が開かれましたが、およそ400人の出席者から質問が途切れることがなく、会見は10時間24分と異例の長時間にわたりました。 会見では、長期にわたってフジテレビや親会社の経営トップを務め、今も取締役相談役として経営に強い影響力をもつ日枝氏の経営責任を問う質問が相次ぎました。 フジテレビの遠藤龍之介副会長は、日枝氏が会見
TBSテレビが去年10月に放送したバラエティー番組について、BPO=「放送倫理・番組向上機構」は、企業のPR色が強く広告放送と誤解されるおそれがあるとして放送倫理上の問題がなかったか審議することを決めました。 TBSテレビは去年10月19日に放送したバラエティー番組「熱狂マニアさん!」で、家具日用品大手「ニトリ」の商品をおよそ2時間にわたって紹介しました。 これについて、BPOの放送倫理検証委員会は、企業のPR色が強く広告放送と誤解されるおそれがあるとして審議することを決めました。 今後、制作担当者から話を聞いて、番組の内容や制作過程を検証することになります。 番組と広告をめぐって、日本民間放送連盟は「コマーシャルによって広告放送であることを明らかにしなければならない」と放送基準に定めていて、BPOは、区別があいまいな番組について議論しています。 TBSテレビは、BPOの審議入りについて「
本当のオールタイムは選べなかったため平成に絞って俺もやる。テレビドラマは消えものでアーカイブされにくいジャンルで、時代をここ35年に絞ってみても網羅できないという問題はある。そのため、俺の観ていない重要作の話をどんどんしてほしい。1脚本家1作品に絞った。俺はテレビドラマは脚本家のものだと思っている。 1.坂元裕二『東京ラブストーリー』 平成3年(1991年) フジテレビトレンディドラマの代表作の1つにして、トレンディドラマの終末期の傑作。フジ「月9」枠の代表作でもある。「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」をキャッチコピーに掲げ、等身大の若者たちの姿を描き出した。2010年以降の坂元裕二の影響なども考えランクイン。 2.野島伸司『101回目のプロポーズ』 平成3年(1991年) フジテレビこちらもトレンディドラマの終末期の傑作であり、お世辞にも男前とは言えない武田鉄矢の叫びは、"ト
ほとんど女性主人公でたまーーーーーーーーーに男性主人公の時がある位、あれが許容されてる理由がよく分からない 女性主人公である必要は無い訳で、要するに女性をアイキャッチャーとして前面に出した方が儲かるからっていう性的な搾取でしょ? 広告で若い女性ばかり起用するのと同じ問題があると思うんだけど、ガイドラインとか無いのだろうか? 例えば1つの広告、1つのドラマでたまたまモデルや主人公が女性なのは仕方が無い、母数が少なければバランスを保つのは難しい でもこれだけ多くの朝ドラが造られてここまで主人公が女性に偏るのは作為以外にあり得ないでしょ、ランダムに選んでるならもっと偏らなくなる筈だし、ジェンダーバランスが偏るのを避けるのも簡単な筈 何より誰もこのことを問題視しないのが疑問で薄ら寒い 例えば朝ドラ以外のドラマが男性主人公ばかりで、朝ドラが女性主人公に偏ることで全体のバランスを取っているとかならまだ
「ユーチューバーは面白い?」に大悟が神回答「さすが」「これが言えるのがプロ」「説得力ある」とネット感嘆 フジテレビ系「酒のツマミになる話」(金曜・午後9時58分)が12日に放送され、「千鳥」大悟の“神回答”にネットは感嘆した。 お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品は「最近ユーチューバーが認められだした」と台頭を実感しつつも「ユーチューバー、おもんないっすよね?」とぶっちゃけ。率直すぎる意見にスタジオは爆笑し、「ユーチューバーは面白いか、面白くないか」という話題になった。 粗品が言うユーチューバーは、動画専門で活躍している人たちを指し、ユーチューブも開設しているお笑い芸人とは別だと説明。「お金を稼ぐこととか、人を引きつける能力は僕は否定しない。仕事としては差別してないし、ほんまにすごいと思ってる」と加え、あくまでも「面白さ、ってところ」と議論の焦点を絞った。 「ユーチューバーを面白いと思う?」と
元放送作家の長谷川良品氏が19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。NHKの人気旅番組「ブラタモリ」の内容をめぐる議論を受け、「高齢男性が若い女性に蘊蓄(うんちく)を垂れる構図」との否定的な意見に異を唱えた。 【写真】NHK女子アナのボディーラインくっきりニット姿 同番組のレギュラー放送が本年度をもって終了することが発表され、SNS上では番組ファンから惜しむ声が続々とあがった。そうした中、文化人類学者で愛知県立大学の亀井伸孝教授が自身のXで「内容はよい企画だったと思いますが、『高齢男性が若い女性に蘊蓄を垂れる』という『マンスプレイニング』の構図だけは、ずっと気になり続けていました。次は、女性が男性にこんこんと説教する番組をやったらいいと思います。それでバランスが取れます」と私見を述べ、さまざまな意見が寄せられていた。 この投稿に長谷川氏は「知識をひけらかすも何も、そもそもこの番組の骨子は
経済ドキュメンタリー番組で紹介された、大手ゼネコン社員の「寝坊」が、SNS上で話題になっている。 【写真】実際の放送の様子 現場監督に任命された若手社員が、寝過ごして会議を欠席。しかし上司に謝罪する前に、朝食をとったことにより、別部署の社員から注意を受ける――。一連の様子がX(旧ツイッター)などに拡散され、安全管理や企業広報の観点から「炎上」しつつある。 テレビ番組の密着取材をきっかけに、企業の姿勢を問われる事案は珍しくない。その背景を考察してみると、ドキュメンタリー番組の特性を知ることと、企業側が「世間とのギャップ」にどれだけ気づいているかが、炎上につながるかどうかの分かれ道となるように思える。 ■大手ゼネコン社員の「寝坊」でSNSが炎上 いま注目されているのは、2024年1月5日放送の「日経スペシャル ガイアの夜明け」(テレビ東京系)。日本最大級の洋上風力発電所の建設現場で、入社4年目
高校1年生が「日本一の発明」を生み出しました。360度自由自在に動かせる特殊なタイヤ「オムクロタイヤ」です。重機などに使われている現在のタイヤは、何度も切り返す必要がありますが…まさに唯一無二のタイヤ。…
プロフェッショナル仕事の流儀 @nhk_proff NHK番組公式Xです。2006年の放送開始以来、高倉健さん・吉永小百合さん・宮崎駿さん・イチローさんなど第一線で格闘するプロフェッショナルを密着取材してきました。制作現場からプロデューサーがつぶやきます。お付き合いいただければ幸いです。利用規約は → nhk.jp/rules www4.nhk.or.jp/professional/ プロフェッショナル仕事の流儀 @nhk_proff #ジブリと宮﨑駿の2399日 スタジオジブリの世界的な映画監督 #宮﨑駿 さん(82)は、いかにして新作 #君たちはどう生きるか を作り上げたのか。創作の舞台裏で、繰り広げられていた物語。 あす16(土)よる7:30~ #プロフェッショナル #宮﨑駿スペシャル pic.twitter.com/OXOF3JX4Pa 2023-12-15 23:30:01
日本テレビの系列局「日本海テレビ」(鳥取市)の幹部社員が、チャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金など1118万2575円を着服したとして、同局を懲戒解雇されていたことが28日、わかった。 日本海テレビを11月27日付で懲戒解雇となったのは、元経営戦略局の局長。元局長は会社の調べに対し、「24時間テレビ」の寄付金から計264万6020円を着服していた。このほか、会社の売上金853万6555円も自らのフトコロに入れていた。 日本海テレビは公式ホームページのトップ画面に「弊社元幹部社員の不正について」と題して公表。28日に鳥取警察署に被害届を提出した。 日本海テレビはHPで「寄付金の着服は、一般の皆様から寄せられた善意を踏みにじって私腹を肥やした行為」と断罪。 続けて「弊社は責任をもって保管すべき皆様の浄財が着服されるのを10年間、見落としてしまいました」と報告。元局長が単年ではなく、10年
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