外山滋比古『思考の整理学』(筑摩書房/1983年刊)の累計発行部数が2025年10月15日の文庫版累計133刷となる重版によって300万部を突破した。11月中旬出来予定のちくま文庫『新版 思考の整理学』重版分には、47都道府県それぞれの地元大学名・集計結果を記したオリジナル帯版が出荷される。 【写真】『思考の整理学』47都道県別オリジナル帯 歴代の東大生・京大生に根強く支持されてきた『思考の整理学』。年間文庫ランキング1位を初めて獲得した2008年から2024年までの17年間で東大生協本郷書籍部では7度、京大生協では9度1位となっている。 大学生協事業連合が保有している販売実績から集計が可能となった2002年8月から2025年7月までの全国の大学生協文庫累計販売冊数を筑摩書房が調べたところ『思考の整理学』が1位であった。また同期間での各大学生協の文庫累計販売冊数の調査では、東大や京大、早稲