根拠のないものに縛られ 六曜 手帳からの削除 県労働金庫が顧客の会員や職員に配っている手帳とカレン... 根拠のないものに縛られ 六曜 手帳からの削除 県労働金庫が顧客の会員や職員に配っている手帳とカレンダーの本年版から、ある一つの表記が消えた。日付と曜日の下に添えられた、たった二文字のことだから、気づかなかった人も多いかもしれない。だが、この二文字を削除するのに足かけ四、五年かかった。 先勝、友引、先負、大安、赤口-。結婚や葬儀などの日取り決定の際に使われる「六曜」である。 削除のきっかけは労金労組が加盟する全国一般労組の組合員で、人権運動にかかわる佐賀市の小林成利さん(58)の問いかけだった。 友引の火に葬儀をすれば無くなった人が“友を引いていく”ので、葬儀は避ける。仏滅は“仏さんが滅んでしまう”縁起の悪い日だから結婚式はしない‥。そんな六曜迷信に起因する習わしに対し、小林さんは「根拠のないものに束縛され、友引に葬儀を出したりすると、人間関係にも影響を受ける。何より、意味も考えず迷信を受け
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