精霊ミシャグジ いつとも分からないくらい古い時代、日本列島には樹木や石に宿る精霊がいました。その精... 精霊ミシャグジ いつとも分からないくらい古い時代、日本列島には樹木や石に宿る精霊がいました。その精霊は狩猟採集の時代から稲作の時代に移り変わる頃に「ミシャグジ」 という名前で呼ばれるようになったと言われています。子供や胎児のような姿をしていると考えられた精霊ミシャグジは列島に広く存在して、現在でもその信仰の痕跡が石神井(シャクジイ)とか宿(シュク)、石神(イシガミ)という地名として残されています。 ミシャグジ信仰の聖地、守屋山 長野県にある諏訪大社はミシャグジ信仰の一大聖地とされています。一年の間におこなわれる様々な祭の中で、ミシャグジが今でも重要な役割を担っているので す。その諏訪大社の信仰の根源地が、諏訪湖の南方に位置する守屋山です。この山の神であるモリヤ神はミシャグジと同体視され、それを祀る者が守矢一族でし た。 征服される先住民の神話 諏訪は古事記に記された国譲りの神話の舞台ともな
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