1 ファザコン映画!? アニメ映画「ゲド戦記」を観た。「ひどいファザコン映画だ」というのが見終わっ... 1 ファザコン映画!? アニメ映画「ゲド戦記」を観た。「ひどいファザコン映画だ」というのが見終わった直後の正直な感想だった。アレンは監督の宮崎吾朗自身であり、王子のアレ ンが映画の冒頭殺害する国王は宮崎駿だ。後に登場するゲド(ハイタカ)もまた父宮崎駿を思わせる構図に見えて仕方がなかった。 もしも監督が宮崎駿でなければ、「ゲド戦記」の原作者のアーシェラ・K・ル=グウィンは、このアニメ化を許さなかったはずだ。現に、原作者のル=グウィン は、数年前になって、日本語訳をした清水真砂子氏を通じて、「映像化するとしたら、ハヤオをおいてない」とスタジオジブリに伝えたそうだ。(注:清水真砂 子著「ゲド戦記」の世界 岩波ブックレットNO683 P54) おそらく原作者のル=グウィンは、宮崎のファンタジーの才能を信じて、アニメ化の許可を出したに違いない。それがまさかこのように筋が、まったく異
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