南仏・ロット河沿いなどに転がる<石ころ>拾いを通じて、太古の世界と交感するブルトン。詩と聖なるも... 南仏・ロット河沿いなどに転がる<石ころ>拾いを通じて、太古の世界と交感するブルトン。詩と聖なるもの――偶然拾った石を見つめ、耳を傾け、シュルレアリスムの本質ともいえる、万物照応を基礎とする魔術的宇宙観を展開した晩年のブルトンの知られざる傑作エッセイ。 <奇妙な令嬢>の異名をとったシュルレアリスムを代表する美貌の女流詩人、ジョイス・マンスール。詩集『絶叫』『裂傷』『猛禽』『白い方形』『地獄堕ち』『男根像とミイラ』から、甘美で残酷なエロティシズムが閃光的美に結晶する悦楽と責苦に引き裂かれた詩篇を精選、本邦初訳で贈る。 美しい女流詩人が歌い上げるエロスの叙事詩。この作品の傍らでは、<『O嬢の物語』は薔薇香水に等しく、ヘンリー・ミラーは聖歌隊児童に見える(アラン・ボスケ評)>。ベルメールのエッチングに飾られた フランス版初版本をもとに本邦初訳で贈る。 文学と芸術と思想の在り方をはじめ、人類の効用の
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