結局、物理学的にいえば、どんな実験装置を想定したって、 つまるところ、その実験装置は、 「ミクロの... 結局、物理学的にいえば、どんな実験装置を想定したって、 つまるところ、その実験装置は、 「ミクロの物質」とその間に働く「力(相互作用)」で構成されている にすぎない。 で、「ミクロの物質」の間に「力の相互作用」が発生しても、 物質の状態は決まらないのだから、 なにがあろうが、絶対に「物質の状態は決まらない」ことになる。 しかしだ! 実際に、『人間』が箱をあけて、中をみたら、 「生きている猫」か「死んでいる猫」かのどちらかであり、 あきらかに、猫の状態は決まっている。 ここから、 「シュレディンガーの猫」の思考実験の、本当の問題が浮き彫りになる。 その問題とは、 「ふ~ん、理屈として、 ミクロの物質は、なにをしようと可能性のまんま、だということはわかったよ。 しかも、その複数の可能性が、干渉しあうんだから、 それらが、ちゃんと実在しているってこともわかったよ。 でもさ、実際には、『人間』が観
記事へのコメント0件
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています