現在のラーメンシーンを語る上で避けて通ることの出来ない巨大な一大勢力となっている東池系大勝軒系。... 現在のラーメンシーンを語る上で避けて通ることの出来ない巨大な一大勢力となっている東池系大勝軒系。この大勝軒も元を辿れば丸長に行き着く。 戦前、青木勝治氏が長野から上京。当初は蕎麦屋を経営していたが、戦争とともに一旦故郷へ疎開。戦後勝治氏は、兄弟の保一氏、甲七郎氏を伴い再び上京。荻窪にて商売を始める。やがてそこへ義兄弟の山上信成氏が加わり、昭和22年の暮れに、「丸長(荻窪)」が誕生する。数年を経て食料統制が緩和されてきた頃、丸長は細胞分裂をする。丸長(荻窪)は勝治氏、阿佐ヶ谷栄楽(後の阿佐ヶ谷丸長)を保一氏、荻窪栄龍軒を甲七郎氏、荻窪丸信を山上氏が担当。そしてそれぞれが独自の進化を遂げていく。 中でも阿佐ヶ谷栄楽からは、青木家の親戚筋の坂口氏によって中野大勝軒が独立するが、ここに後の東池大勝軒王国を築く山岸一雄氏が入る。因みに坂口氏と山岸氏は遠縁にあたる。 丸長そのものも店舗数を増やし
記事へのコメント1件
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています