県内ではクマによる人への被害が相次いでいます。 これまで県内のクマの推定生息数が4,400頭とされる中、今年はすでに1,000頭を超えるクマが駆除されていますが、それでも出没が止まりません。 専門家からは「県内にはもっと多くのクマが生息しているのではないか」と指摘する声も聞かれます。 大量出没の背景、そして求められる対策を深堀りします。 ■人里に押し寄せるクマ背後から突然人にとびかかるクマ。 市街地を徘徊し建物に侵入してくるクマ。 冬を前に、人里にエサを依存したクマが活発に動き回っています。 川口大介記者 「連日目撃されている成獣ですが、けさもクリの木の下で落ちたクリを食べています」 クマの大量出没にこの先どう対応すればいいのか? 対策の根拠となるクマの生息数について考えます。 ■鈴木県政とクマ連日、県民がクマに襲われる緊急事態。 この日の県議会で、議員たちは県の対応を厳しく追及しました。