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キネマ旬報掲載拙評に『喜劇・女は度胸』、『街の灯』、『喜劇・特出しヒモ天国』論があります。 森崎東... キネマ旬報掲載拙評に『喜劇・女は度胸』、『街の灯』、『喜劇・特出しヒモ天国』論があります。 森崎東監督 『街の灯』(1974年)の故郷の歌 池田博明 『街の灯』で、堺正章が風景にかぶせて、「故郷の廃家」を歌う。歌詞の大意は「自然は変わらないのに、昔の家は朽ちてしまった」というもので、有明海に向っている五人組にはふさわしい。この歌は、『男はつらいよ・奮闘篇』でも榊原ルミがふるさとへの思いをこめて歌っていた。このときの榊原ルミの役名が花子で、『街の灯』の記憶喪失中の栗田ひろみの名と同じである(森崎さんの『生まれかわった為五郎』の緑魔子の名前もたしか花子はシカ子。記憶違いでした。森崎脚本の『吹けば飛ぶよな男だが』の緑魔子が花子)。 ところで、『街の灯』のブラジル帰りのじいさん(笠智衆)は結局、故郷・有明の里に腰を定めない。昔の恋敵・三木のり平の怒りをもっともとして、身を引くかたちである。(こ
2010/10/02 リンク