原田裕規『シャドーイング:影を追う旅』『ドリームスケープ』発売中 @haradayuki2 篠田節子『青の純度』の書評を執筆しました。共同通信より全国各紙に配信中です。 本書にはラッセンをモデルとする「マリンアートの巨匠」が登場し、ぼくがラッセン本の中で述べてきた内容が繰り返し登場します。 そのことに対する疑問について、書評やHPに記しました。 haradayuki.com/news/aonojundo… pic.x.com/DNDNrraD9a 2025-10-16 21:57:12
megumi kinoshita @megumikinoshit6 なんという惹かれるタイトル。この問いかけはきっと大昔から人類が繰り返ししてきたものなのだろうね。旅についてのエッセイとルポが混ざったような一冊で、全体的にノスタルジックな雰囲気がある。時折無性にここではないどこかへ行きたくなる、また戻ってこなければいけないとわかっていても。#読了 pic.x.com/a2th6bJh3p 2025-03-16 21:28:16 本ノ猪 @honnoinosisi555 「旅をしている人は、新聞が日々報じているほど外がひどい状態ではないことを知っているし、問題が生じている地域にも幸福や美が存在することを心得ている。そして、自分が住み着いている場所だけがノーマルで安全なところではないことも承知しているのだ。」(畔上司訳『旅の効用』草思社、P8) pic.x.com/nMBPD7nXek 202
「AIって結局は統計だろ?」 ネットでこういった言葉を見かける度、正直モヤモヤしている。 確かに統計的な処理がAIの根幹にあるのは間違いない。 データを集め、確率を計算し、そこから最適解を選び出す。そういう構造があるのは事実だ。だから「まったく違う」と言い切るのも嘘になる。 だが、それを「AIって結局は統計だろ?」なんて一言で片づけるのは、あまりに横暴だ。 統計そのものを動かす理論や数理、そこに積み上げられたアルゴリズムの厚みを無視してしまっているからだ。 たとえば俺が本気で勉強したときにぶん殴られたのは統計の延長で片付けられないようなもっと複雑でもっと美しい構造だった。 だから、この言葉にモヤモヤするのは「半分は当たっているけど、半分は外している」から。 AIは統計でありながら、統計に還元できないものでもある。 その両義性を理解せずに「統計だろ?」で済ませるのは、ピアノの音を聴いて「ただ
本やレシピ本を「開いた状態」でキープしたいときってありますよね。でも、手で押さえながらだと片手がふさがる……。そんな悩みを解消してくれそうなコクヨの「本に寄り添う文鎮」を、ライターの吉祥ゆかりさんが試しました。 ようやく秋らしさを感じる日も増えてきましたね……! 「読書の秋」という言葉もあるように、涼しく過ごしやすい秋の夜長は、読書がはかどります。 私は読書をしながら作業をすることも多くて、大きめのクリップで挟んだり、重りになるもので押さえたりしているのですが、厚みのある本だと押さえきれずに閉じてしまうのがストレスでした。 なにかいいものはないかなと思って探していたときに「これ、よいのでは?」と思ったのが、コクヨの「本に寄り添う文鎮」。 早速試してみたので、使用感をレポートします。 【コクヨ 公式】本に寄り添う文鎮 コクヨステーショナリー楽天市場店 楽天で見る Amazon検索結果画面に遷
少し話題になってから原書で読んだんだけど(英語はものすごく簡単で読み易かった)、世間の評判ほど面白くなかった。イージーに読めてわかりやすい話だから人気は出るだろうなあとは思ったし、「火星の人」っぽくわかりやすい映画にできそうということもよくわかった。だがそれ以上ではないというか、ネタになってるサイエンスもかなり単純だし、意外性もあまりないし、何より人類が存亡の危機に瀕するとか、あるいは異星人と個人のレベルで遭遇し意思を通じるという、いってみれば個人としても集団としても実存にかかわる事件が起こっているわりには何も起こらないのだなあという感想だった。 だがこれほど評判になって、いまだにおもしろいといっている人が多いのはさすがに何かあるのだろうという気もするので、できればどこがどんな風におもしろいのか、自分が気がついていないことを教えてほしい。 なお自分の傾向について書いとくと、もともとSF読み
第173回芥川賞と直木賞の選考会が16日に東京で開かれ、いずれも該当作はありませんでした。ともに該当作がなかったのは、1998年1月の第118回以来、6回目です。 第173回芥川賞と直木賞の選考会は、16日午後4時から東京で始まり、このうち4作品が候補となった芥川賞については、午後6時ごろ、該当作なしと発表されました。 芥川賞で該当作がなかったのは、2011年7月の第145回以来です。 該当作なしとなった理由について、選考委員の川上弘美さんは「候補となった4作のうち、1回目の投票でグレゴリー・ケズナジャットさんの『トラジェクトリー』と、日比野コレコさんの『たえまない光の足し算』の2作が、さらなる論議の対象になりました。2度目の投票でも、いずれも過半数には満たず、今回は残念なことに該当作なしとなりました」と説明しました。 そのうえで、「選考委員からは、芥川賞は何らかの新しい試み、新しい視点を
拙著『人はなぜ結婚するのか』(中公新書)が発売されました。中公新書では、『仕事と家族』について二冊目です。 執筆中に考えていたタイトルは『結婚とは何か』でした。出版社のほうでの討議の結果、『人はなぜ結婚するのか』になりましたが、同じような意味だと理解していただければと思います。 さて、なぜ人(人類)は結婚するのか。そもそも結婚とは何か。 詳しくは本を手に取っていただきたいところですが、部分的に本書の内容をまとめておきます。 ■結婚とは何か?結婚の意味や意義は時代や社会に応じて多様ですが、ある程度は共通する要素があります。それは、人類社会において、例外もありますが、たいていの結婚は「非親族の同輩との、性愛を含む共同生活」の典型例であったことです。 ここには四つの要素があります。「非親族(極端に近くない)」「同輩(だいたい同じ世代)」「性愛関係(あるいは性関係)」「共同性」です。 「同輩関係」
綾辻行人 @ayatsujiyukito CSで十二国記のアニメの一挙放送をしているのを目に留め、眺めていたら面白くてつい「風の海──」の終わりまで観てしまった。原作を読んだのもずいぶん昔のことなので、なんと忘却の激しいことよ。ちっちゃい泰麒がかわいい。──という話を家人にしたら、「変なやつ」と笑われました。 2025-07-06 17:57:03
英語版『The Night of Baba Yaga』 日本時間7月4日(金)早朝、英国推理作家協会(CWA:The Crime Writers’ Association)は、2025年のダガー賞〈翻訳部門〉(Dagger for Crime Fiction in Translation)の受賞作として、王谷晶『ババヤガの夜』英訳版(The Night of Baba Yaga)を発表した。 翻訳はサム・ベット、出版社はFaber & Faber(2024年9月刊)。本賞は、世界で最も権威あるミステリー文学賞のひとつであり、今回の王谷の受賞は日本人として史上初、アジアの作家としても史上2人目の快挙となる。 本作は、2020年「文藝」秋季号の特集「覚醒するシスターフッド」にて全文発表され、同年10月に単行本化、2023年5月に文庫化された。日本国内の部数は、単行本/文庫/電子書籍累計で3万8
実家の杏の枝が隣家に張り出してしまった。梅雨の時期になると、この枝に実がつく。一本の枝に二つ三つという次元ではなく、何かが炸裂して狂ったように生る。 枝が隣家を侵犯しているから、実も隣の敷地に落ちる。迷惑になるから枝を打つことになった。実家の両親は70前後でも全然元気だが、さすがに炎天下に木に登って作業させられないので、先週、たまたま実家に戻る機会があって俺がやった。 今年の梅雨はどこかに行ってしまって、土曜は連日の晴天の何日目かだった。腰に下げられる蚊取り線香と帽子、軍手とノコギリを装備して杏の木を登った。 … 木登りなんて子どもの頃以来だ。いま40手前なので、かるく20年はやった記憶がない。木の表面を蟻んこが忙しく行き来している。虫は平気なので嫌ではないけど、軍手で覆いつぶしてしまうのは気の毒なので、どこに手を置くかふらふらするから、手つきが結局危なっかしくなる。 蟻に気を遣って落下、
漫画家に限らずですが、若く忙しく仕事をしてた時代がいつだったら 幸せだったのかというのは簡単に言い切れるもんではないですね。 私の場合で言いますとピークで仕事をしていたのが1990年代だったことは結構な幸運であったと思います。 とにかく本が出る。紙の本が当たり前の時代、自作が単行本化されるというのは職業漫画家にとって収入はもちろんですがそれ以上の多幸感があったことは確かです。 漫画というのは他者に読まれてなんぼ、つまり印刷されてなんぼ。前回の生原稿絡みでも書きましたが、原稿というのは不完全な状態なんです。 90年代、私はまだキャリアも浅い身でありながら自作の単行本化に恵まれました。それが当たり前くらいの気持ちでしたし部数もそれなりの数が出ていました。すでにバブル崩壊と言われた時代になってましたが出版界はまだ好景気の余韻が残っていた印象でした。 そして単行本が発行されると作家に献本として何冊
多摩センターにある商業施設「ココリア多摩センター」5階の書店「丸善 多摩センター店」さんの店内に有料の自習スペース「本屋の自習室」が、2025年5月26日からオープン。中を取材させていただきました。 有料の自習スペース「本屋の自習室」がオープン 場所は「丸善 多摩センター店」さんのステーショナリーコーナーの一番奥のスペース(証明写真機のすぐ近く)に「本屋の自習室」が設置されました。 こちらは丸善ジュンク堂書店と多摩センターに東京本部を構える(株)ベネッセコーポレーションが協業した有料の自習スペースとなり、丸善ジュンク堂書店としては全国で初めての試みとなるそうです。 「本屋の自習室」は中高生を主な対象としたサービスですが、大学生、社会人など一般の方も利用可能です。 在席札利用料金は、時間制限なし(営業時間10:00~21:00)で一般600円、中高生は400円となり、ベネッセの学習管理アプリ
本の街 神保町3書店の2025年上半期ベストセラー発表。徒歩10分圏内でも全く違う本が売れていました。 2025年上半期のベストセラーランキングが各社より発信されました。 「本の街 神保町」には3つの大型書店があります。それぞれの書店ごとに、いったいどのようなランキングになっているのか?比べてみたことがありませんでしたので、今回はじめて3書店のランキングを並べてみることにしました。各社集計をして並べてみたところ「ほぼ同じ本がランキングに入っていない」という結果に関係者一同もびっくりしています。ランキングは「売上冊数」と「売上金額」の2つ。あえてオールジャンルでの集計としてみました。 果たして、どのような結果になったのでしょうか? 全店共通でランキングに入った作品は1つもありませんでした。『よつばと!16巻』『本なら売るほど 1巻』 が2店舗でランクインしただけで、各店それぞれの個性が活きた
マチュ浪 @qilinrx0 @nande_otitanda 明確な死因は分かってないらしい。 ・自然な衰弱死 ・天然痘 ・他殺(暗殺) ・折れ籠って病死🤩 どれかだと思われ。 2025-06-01 13:57:43
古藤日子『ぼっちのアリは死ぬ――昆虫研究の最前線』(ちくま新書) 孤立したアリが、なぜ早死にするのかに迫った1冊の新書が発売となり、話題を集めている。国立研究開発法人産業技術総合研究所で、アリの社会性研究を進める古藤日子氏による『ぼっちのアリは死ぬ――昆虫研究の最前線』(ちくま新書)だ。 ミツバチやシロアリなどと同様、集団を作り社会的構造を備えながら分業を行って生活している社会性昆虫のアリ。本書は、孤立したアリの「すみっこ行動」の謎を、実際の写真や図解を差し込みながら紐解いていく。 2010年に東京大学大学院博士課程を終了後、2011年から13年までスイスのローザンヌ大学に留学し、“アリ”と出会った古藤氏。実は「予定していた研究テーマがうまくいかなくて」始めたテーマだったとか。それが今や「宝箱みたいな生き物です」と語る古藤氏に話を聞いた。 古藤日子氏 ――「群れから離されたアリが死ぬ」こと
きの@読書垢 @kino10hon えっっつ?ちょっとまって!? みんな本読むとき頭の中でもうひとりの私に音読してもらわないの?登場人物によって声変えたりしない? 文字を視覚でとらえただけで頭に入ってくる??? 斜め読みでも??それは魔法使いすぎる、うそでしょ…😂 pic.x.com/NJVXjAR2YI 2025-05-18 07:54:49 きの@読書垢 @kino10hon これは第1章ののっけから衝撃すぎた… え…斜め読みなんてどうせ頭に入らないし雰囲気だけで読んでて乙乙とか思っててごめんなさいごめんなさい…それは早く読めるはずだわ…どうしよショックすぎて寝込みそう(:3_ヽ)_ 2025-05-18 07:57:45
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く