分析・設計・開発・製造などの過程(プロセス)が正しく行われ、その結果として最終製品(アウトプット)もまた正しく作り出されているかについて、検証(ベリフィケーション)(注1)と妥当性確認(バリデーション)(注2)という2つの視点から評価すること。製品やサービス、システムなどの品質を確保する基本手段とされる。 V&Vでいう「検証」とは対象が仕様・設計・計画などの要求事項を満たしているかに関する確証をいい、「妥当性確認」とは対象の機能や性能が本来意図された用途や目的に適っているか、実用上の有効性があるかについての評価をいう。 コンピュータソフトウェア製品やシミュレーションモデル、医薬品、医療機器、食品安全、航空機、さらには温暖化ガスの排出取り引きなどの検証確認活動において実施され、ISO 9000をはじめとする各種の国際規格や国内規格、業界ガイドラインに取り入れられている。 ソフトウェアに関する