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【ネタバレ注】ここだけ....ココだけ記憶が曖昧な2周目|あにまん掲示板
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【ネタバレ注】ここだけ....ココだけ記憶が曖昧な2周目

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:11:09

    『あてぃし、ここの暮らし嫌いじゃなかったよ。
    ほんのちょっぴりだけど、
    みんなのこと家族みたいに感じてた。

    だからエマっちも、あてぃしの【推し】かもな』

    あてぃしが真っ先に【見た】ものはそれだった。

    ある世界で、
    あてぃしと【エマっち】が2人で隠れて、
    あてぃしが心の内を曝け出して甘える姿を。

    【エマっち】に生きて欲しくて『推し』を託したこと。

    その後視界は砂嵐を被ったようにぼやけていった。

    「エマっちがあてぃしの『推し』?」

  • 2二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:14:09

    あてぃしは【千里眼】の魔法で人と視界を共有できる。

    共有っつーか、一方的に覗き見るだけなんだけど、

    あてぃしは今日、スマホで趣味の配信をつけて、あてぃしを見た。

    その時【あっちのあてぃし】と繋がった。

    【あっちのあてぃし】は、どうやらあてぃしと会話できるっぽい。

  • 3二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:19:13

    【あっちのあてぃし】は「まじょか?」って〜ので記憶が曖昧になってるっぽい。

    なんかゴクチョーってやつもそれっぽいこと言ってたっけ?

    【あっちのあてぃし】から聞き出せたのは

    ・マーゴってやつが【あてぃし】と【エマっち】を逃がしてくれて。

    ・メルルってやつが【あてぃし】、【エマっち】、【マーゴ】を探し回ってた。

    ってことはメルルが【魔女】?

  • 4二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:34:08

    「なあ、エマっち。朝食終わったら、ちょっといい?」

    あてぃしはエマっちがいるところの近くに行き、話しかけた。

    エマ
    「え?ボク!?....う、うん。いいよ。」

    ??
    「おや!!ココさん..でしたっけ?一体エマさんとどんな話をするんですか!?私気になります!」

    青髪のうるさいやつが話しかけてきた。

    ココ
    「うっさい、話しかけんなし。別にどんな話しようがカンケーねーじゃん。」
    ??
    「ちょっとあなた!このバカが失礼なこと言ったからって、そんな言い方ないんじゃないかしら??」
    シェリー
    「庇うのか、貶すのかどっちかにしてくださーい!」

    緑髪のうるさいやつも話しかけてきた

  • 5二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:40:01

    エマっちは、騒がしい奴らと一緒にいたみたい。多分あっちの世界でも...

    ココ
    「話しかけんなって言ってんじゃん。みみついてないわけ?」
    ハンナ
    「ムキー!!なんなんですのあなた!!」

    ??
    「み、みなさん。喧嘩はやめましょう〜....」

    いた、こいつだ。

    氷上メルル。あてぃしをあんなところに追いやった。魔女。

    ココ
    「ッチ...あてぃし、あんたみたいなヤツ一番嫌いなんだよね。」
    メルル
    「ひぅ...」
    ココ
    「まあ、今はいいや。じゃ、エマっち食事の後、外で待ってるから。他の奴ら連れて来んなよ。特にそこの偽善者。」
    エマ
    「え、あ...う...わかった。」

  • 6二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:45:30

    あてぃしが席に戻ると、食堂はずいぶん静かになった。

    みんなあてぃしを見てるのがわかる

    ココ
    「うっざ...」

    思わず、愚痴が零れる。元々抑える気なんてないけど、

    ハンナ
    「何なんですのあいつ!!感じ悪いですわ!!」
    シェリー
    「まあまあ。それでエマさんは行くんです?」
    エマ
    「う、うん...」
    ハンナ
    「やめた方がいいですわ、あんな態度の人に!!」
    エマ
    「でも、何だか気になるし...それに...」
    メルル
    「それに??」
    エマ
    「....うんん、なんでもない。食べよう。」
    シェリー
    「えー!気になるところで止めないでください!!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:49:22

    エマココ🫶

  • 8二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:51:12

    あてぃしは食事が終わると、早々に屋敷の外に出ようとした。

    ??
    「沢渡ココ、ちょっといいかな?」

    ...今日、めちゃめちゃ話しかけられるんだけど

    ココ
    「何?...ああ、あんたエマっちの知り合いなんだっけ?...」
    ヒロ
    「そんなことは今は関係ない。エマと2人で話をしたいそうだが、食堂じゃダメなのか?」
    ココ
    「イヤだから約束したんだけど?頭動かせねぇの?」
    ヒロ
    「なぜ2人にこだわる?我々はまだ秘密の会話をするほど、親しい仲を気づいてないはずだが?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:52:21

    ❌気づいていない
    ⭕️築いていない

  • 10二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 23:59:16

    ココ
    「何だっていいじゃん。むしろお前は何でそんなの気にするわけ?」
    ヒロ
    「君たちが、この屋敷に関する重要なことを話す可能性があるからだ。」

    鋭いじゃん...確かにエマっちに話そうとしてんのは、この屋敷に来たばかりのこいつらにとっては気になる情報のはず

    ココ
    「は?何であてぃしがこの屋敷のこと知ってるってなんの?」
    ヒロ
    「君たちが秘密裏に話す理由がそれ以外考えられないからだ。納得する理由をくれれば、私も君たちの会話に口を挟むつもりはない。」
    ココ
    「そういえば、お前、エマっちと知り合いなんだっけ??もしかして嫉妬とかしてんのぉ??まじウケるんだけどw」
    ヒロ
    「それは関係ないと言っただろう。君は人の話をすぐ忘れるニワトリか?」
    ココ
    「....」
    ヒロ
    「....」

  • 11二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 00:06:30

    ??
    「まあまあ君たち!!落ち着きたまえ!!」

    ...この屋敷ってうるせぇやつしかいねぇの??

    レイア
    「ヒロくん!君のはやる気持ちはわかるがココくんを追い詰めるような言い方をしてはいけないよ!」
    ヒロ
    「追い詰めているわけではない。私はただ正しい理由を...」
    レイア
    「ココくんも、気に障らなければ、理由だけ聞かせてもらえないかな?私も少し気になるんだ!」
    ココ
    「気に障るからイヤでーす」
    ヒロ
    「それは何か我々に言いづらい不都合なことを話し合うからじゃないのか?」
    ココ
    「うっせぇな!エマっちと昨日会ったばっかなのに何で不都合な話ができんだよ!?」
    レイア
    「ちょっと君たち!!喧嘩はよそう!!!....こ、困ったな」

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 01:25:04

    続きはよ!

  • 13二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 01:27:09

    >>12

    もう寝る時間だぞ

    今は待て

  • 14二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:28:08

    視界の端にゆらっと現れる影...
    ...看守だ

    看守
    「....」
    ココ
    「っ!!」

    あてぃしは看守から距離を置くためヒロから大きく離れる。

    【あてぃし】はメルルとそこの看守から隠れていた。
    あの鎌を見るに、メルルよりも凶暴な感じ〜

    ヒロ
    「??」
    レイア
    「看守か...喧嘩を止めにきたのかな?」

    看守があてぃしに近づく...
    なんで来んだよ!来んな!来んな!

    ココ
    「わ、わかったよ!もうしないから!騒ぎ起こさないって!!」

  • 15二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:36:14

    苦し紛れの反省の言葉(反省なんてしてるわけねーだろバーカ!!)
    のおかげか、看守はささっと帰っていった。

    ココ
    「...た、助かった?」
    ヒロ
    「騒ぎを起こすとああやってやってくるのか」

    くそっ...こいつがいるならろくにエマっちと会話できねぇぞ

    ココ
    「じゃーあてぃしはもう行くわ。」
    ヒロ
    「あっ...待て!」
    ココ
    「あてぃし、あんたみたいなゆーとーせー大っ嫌いだから」

    いつもの中指を立てながら、あてぃしはそそくさと食堂から出ていった。

  • 16二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 09:52:38

    ...

    ココ
    「えー!すっごいじゃん!それでそれで?...ほぉ〜そんなことあるんだ!!」

    今あてぃしは会話してる
    『推し』と

    ココ
    「いやいや、じーちゃんの方が心配だって!あてぃしは元気だからさ...」
    ココ
    「じーちゃん...絶対帰るから」

    絶対に帰る...!【あっちのあてぃし】のためにも
    そして...

    エマ
    「ココちゃん、来たよ。」

    エマっちも一緒に帰らせる。

    ココ
    「あー、ちょっと待ってて。今話してるから。」
    エマ
    「はなし?」
    ココ
    「うん、うん、あてぃしも話しかけてくれて嬉しいよ。だからそんな顔すんなって。じゃあまた話に来てよね。バイバイ。」

    あてぃしはスマホを耳から離し、エマっちに向き直る。

  • 17二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:00:37

    ココ
    「めんごめんご、ちょっと話しかけられちゃってね」
    エマ
    「そのスマホ、外と繋がってるの!?」

    エマっちが驚きの声を上げる

    ココ
    「ああ、いや、これはあてぃしの魔法だって。スマホはあてぃしのも圏外だよ。」
    エマ
    「...魔法?」
    ココ
    「そっ...あてぃしの魔法は千里眼!っつってもあてぃしを見てくれる人のことしか見れねぇんだけど、」
    エマ
    「ハンナちゃんが言ってた魔法...それもなのかな?」

    エマっちは不思議そうにあてぃしを見つめる。

    ココ
    「エマっちの魔法はどんなの?」
    エマ
    「ぼ、ボクは魔法なんて...持ってないよ。」

    あー、もしかして自覚しょーじょーない感じ?

  • 18二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:13:23

    ココ
    「ふーん、まあいいや。ここだと見られてるし、場所変えよっか。」
    エマ
    「え?見られて?」
    ??
    「バレていたのね。隠密には自信があったんだけど」

    草むらから黒髪ロングが現れた。

    エマ
    「うわっ!!な、ナノカちゃんだっけ?ここでなにを?」
    ナノカ
    「2人がどんな秘密の会話をするのか気になって、尾行してただけよ。」

    なんだよ尾行してた『だけ』、って!!

    ココ
    「あてぃしらの会話盗み聞きするとか、マジきもいんだけど!?」
    ナノカ
    「なんとでも言えばいいわ。あなたたちが黒幕の可能性があるなら、私も警戒を解くわけには行かない」
    エマ
    「く、黒幕って?」
    ナノカ
    「この屋敷を裏で操っているやつよ。そいつは私たち少女の中に隠れて、私たちが殺し合う様を楽しむつもりなの。」

    黒幕...おそらく【メルル】のことじゃん...
    どうしよ...言っちゃおっかな...

  • 19二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:14:30

    >>20

    ▶︎2人で逃げる 💀

    ▶︎ナノカにも話す

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 10:19:00

    まずはBAD回収したいですな
    2人で逃げる

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 11:55:38

    いや、信用できない。
    もしかしたら、こいつもメルルたちの仲間かもしれない。

    ココ
    「エマっち!逃げるよ!!」
    エマ
    「ぇ!?...ど、どこに??」
    ココ
    「いいから!!」
    ナノカ
    「ま、待ちなさい!!」

    ナノカの静止を振り払い、あてぃしらは森の中へ逃げた。

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 11:59:42

    ココ
    「ここに隠れて!!」
    エマ
    「え?ここ...」

    案内したのは...

    ココ
    「いいから入って!!」

    あてぃしとエマっちは【その】中に入っていった。

    ナノカ
    「どこにいったの?...もしかして、あいつらも黒幕?...早く見つけないと...」

    ナノカが辺りを走る音が静かに聞こえる。

    あれ?今あてぃしどこにいるんだっけ?

  • 23二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:05:17

    あてぃしは【あっちのあてぃし】が使った
    大木のうろだった...

    そう...大木のうろに【隠れた】

    エマ
    「ナノカちゃん...行ったかな?」

    エマっちがあてぃしに話しかける。

    ココ
    「......ぁぁ...ぁ」
    エマ
    「ココ...ちゃん?...すごい震えてる...大丈夫?」

    エマっちの手があてぃしの体に触れる。

    ココ
    「忘れてた...あてぃし隠れるの...だめじゃん...」

    【あっちのあてぃし】と話せた非現実感が、有頂天にさせていた。
    【あっちのあてぃし】ってこんな怖い思いしてたんだぁ...

    ココ
    「エマっち...エマっち...」

    エマを手探りで探し...力強く握りしめる。

  • 24二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:22:45

    エマ
    「...こ、ココちゃん!?」

    抱きつかれたエマっちは恥ずかしそうに驚いた

    ココ
    「あてぃし...さ、向こうの世界でも...こうやってエマっちと2人で...隠れてたんだよ?」
    エマ
    「あっちの世界?隠れてた?」
    ココ
    「なのに、あっちとおんなじになっちゃった。」

    エマっちのこと守りたかったのに...かえって、エマっちにひどいことしちゃうなんて...

    ココ
    「あてぃしさ...かくれんぼすると...家族が殺された日のこと思い出すんだ...」
    エマ
    「...ぇ...!?!?」
    ココ
    「あてぃしを探すあいつの目とか、痛そうに叫ぶみんなの姿とか、ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ!!!」
    エマ
    「こ...ココちゃん!」

    ギュ...

    ココ
    「...エマ...っち?」
    エマ
    「なにが起きてるのか...ココちゃんが今どんな思いなのか...ボクにはよくわかんないけど...今ココちゃんは1人じゃない...ボクがいるよ!!」

  • 25二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:24:42

    あぁ...あぁああ...

    ココ
    「エマっち...エマっち...エマっち...」

    【あっちのあてぃし】もこんな気持ちだったのかな?
    それとも【こっちのあてぃし】がおかしくなっただけなのかな?

    ココ
    「エマっち...エマっち...」グググググ...
    エマ
    「く、苦しいよ...ココちゃん...」

    もっとエマっちを感じたい。こんな記憶消えてしまうくらい。もっともっともっともっと

    ココ
    「エマっち!エマっち!エマっち!エマっち!エマっち!」
    エマ
    「やめて....ココちゃ...」

    まだ怖い。もっとエマっちを感じないと...まだ震えてる。もっともっとエマっちを感じないと...

    エマ
    「ぁあああ...いたい!いたい!いたいよぉ...!!」
    ココ
    「エマっち!!もっと!!エマっち!!もっと!!」

    エマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっちエマっち

    BAD END

  • 26二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:25:53

    >>27

    ▶︎直前の選択肢に戻る

    ▶︎最初からやり直す

  • 27二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 12:29:32

    ▶︎直前の選択肢に戻る

  • 28二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 15:50:23

    黒幕...おそらく【メルル】のことじゃん...
    どうしよ...言っちゃおっかな...

    ▶︎ナノカにも話す。

    ココ
    「わかったよ。お前にも話す。」
    ナノカ
    「随分簡単に許すのね。私としてはありがたいけど。」
    ココ
    「じゃあ...まず。あてぃしはこの屋敷について、というより、この屋敷にいる奴らについて知ってることがある。」
    エマ
    「本当!?」
    ココ
    「マジもマジよ。理由については後で話すけど、結論から言うと、ナノカの言ってる黒幕は【メルル】ってやつだ。」
    ナノカ
    「あの、氷上メルルが?」
    エマ
    「ちょっと待ってよ!メルルちゃんが魔女!?...そんなわけ...」
    ココ
    「で、メルルは看守やゴクチョーを連れてあてぃしらを探す。」
    ナノカ
    「.....」
    ココ
    「あてぃしと、エマっちとマーゴはあいつらから逃げるために大木のうろに入った。」
    エマ
    「....【入った】?」

  • 29二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 15:57:01

    ココ
    「これは別の世界のあてぃしが見たもの。でも多分この世界でも起こりうることだと思う。」
    ナノカ
    「それを証明することは?」
    ココ
    「できるわけねぇじゃん。あてぃしもあっちの世界で見れたってことしか聞けねぇんだし。」
    ナノカ
    「.....」

    エマっちが口を開く

    エマ
    「ねぇ!さっきからなに言ってるの??あっちの世界とか!魔法とか!黒幕とか!...訳がわからないよ!」

    エマっちがあてぃしと困惑した顔で睨みつける

    ココ
    「だから!メルルはこの屋敷の黒幕であてぃしらを襲おうとしてんの!」
    エマ
    「でも、メルルちゃんがそんなこと...」
    ココ
    「なにエマっち...もしかしてメルルとも知り合いだったりしたの??」
    エマ
    「違うよ...昨日初めて会ったばかりで...でもあんなに憶えてて...」
    ココ
    「それも全部演技ってわけ。魔女として疑われないための。」

  • 30二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:02:56

    ナノカ
    「十分あり得るわね。」
    エマ
    「な、ナノカちゃん??」
    ナノカ
    「勘違いしないで、私はあなた達の言うことを100%信頼してるわけじゃない。最後には自分で【視て】、確かめる。」
    ココ
    「あっそ、好きにしなー。」
    ナノカ
    「ただ、情報をくれたお礼に私からも。佐伯ミリア。あいつは女の子の皮を被った成人男性よ。黒幕の協力者、または主犯格の可能性があるわ。用心しておくことね。」

    ミリア...?...確か一人称おじさんのやつだっけ?

    エマ
    「うぅ...」

    エマっちが混乱してる...ちょっと焦って話しすぎたかもな...

    ナノカ
    「じゃあ私は戻ってるわ。」

  • 31二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:09:41

    ココ
    「...あっ...ちょっと待て...!」

    声をかけた時にはもう姿は見えなかった。

    ココ
    「こっからが本題だってのに...」
    エマ
    「....」
    ココ
    「...で、あてぃしはメルルを殺そうと思ってる。」
    エマ
    「え!?!?...ま、待ってよ。殺さなくても!話し合えば」
    ココ
    「あてぃしは死ぬわけには行かない...!生きて推しに会いに行くんだから!」
    エマ
    「...推し?」
    ココ
    「それに....」

    【推し】はあてぃしが守護らないと...!

    ココ
    「とにかく、あてぃしはメルルを殺す。看守も。ゴクチョーも!...だからエマっちにも協力して欲しい。」
    エマ
    「....嫌だ...」

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:25:58

    ココ
    「....はぁ??」
    エマ
    「もしかしたら本当にメルルちゃんは黒幕で、私たちをここに閉じ込めてる悪いやつなのかもしれない...
    でも!殺すなんて絶対ダメだよ!!」

    はぁああああ???

    ココ
    「はぁああああ???エマっちわかってんの!?あてぃしらみんな殺されるかもしれねーんだぞ!?」
    エマ
    「でも!メルルちゃんと話し合わずに殺すなんてあんまりだよ!!」
    ココ
    「....げろぉ」

    エマがあてぃしをキッと見つめる。

    ココ
    「あーあ、エマっちなら分かってくれるかもとか考えてたけど...」
    エマ
    「ココちゃん...考え直そうよ。殺さなくても、メルルちゃんと話し合って...」
    ココ
    「いーよもう。あてぃし1人でやるから。」

  • 33二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:40:17

    エマ
    「え?」
    ココ
    「あてぃし1人でメルルを殺す。」
    エマ
    「そんな...!」

    幸いにも当てはある。1人でも絶対生きて帰ってやる。

    ココ
    「じゃ、バイバイエマっち...」

    エマっちがいなくても...あてぃし1人でも...

  • 34二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 21:45:06

    まぁ、初手でそんなこと言われても賛成するわけ無いよな……。

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 21:46:04

    厄介なのがメルル殺しても魔女扱いされて裁判させられるとこなんだよな
    ゴクチョーが社畜だから主が亡くなっても仕事続けてくる

  • 36二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:01:46

    3日目の朝

    あてぃしは朝食を終えると外の小屋に向かった。

    ココ
    「あった...」

    3件ほど立ち並ぶ木製の建物。
    かけられた札には精霊の名前と絵が刻まれている

    ココ
    「確か真ん中の...」

    『ウンディーネの間』ここの部屋に地下につながる通路がある。

    ココ
    「....見つけた。」

    ここが、【あっちのあてぃし】が【エマっち】と入った場所。
    どうしてこんなところに入ったのかは謎だけど、きっと重要なことがあるはず....

    隠し扉の先のエレベーターを降りていく。

  • 37二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:30:02

    エレベーターを降りると、随分と寒い部屋に着いた。

    目の前には操作版のパネルがあり、隣には扉がある。

    ココ
    「ちょうどあそこから通れそうなんだよなー。」

    いやいや、通気口を開けて中に入る。
    【エマっち】とは言った時もこの通気口を使ったらしい。

    通気口の先には大きな冷凍室があった。
    事前に『捨てなかった服』を上着がわりに着る。

    ココ
    「あった...金庫...『イロックニサイ』...」

    ガチャ

    ココ
    「開いた...!」

    そこには青い薬品の入った瓶、厳かな剣、拳銃、重要なファイルが置かれてあった。

  • 38二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:53:53

    ココ
    「....うーんなんだこれ...」

    全部わからん。なにに使えるんだこれ?

    ココ
    「とりあえずもっていけるもん持っていくか...」

    幸いカバンには拳銃とビンが入った。
    剣も入れたかったが、流石に入りきらない。

    ココ
    「なんか薬品と剣に関する情報が欲しいなー」

    今日はこの二つを持って帰って、使い方を考えよう。
    幸い帰りは誰にも見つからずに帰宅できた。

  • 39続きはまた朝に25/10/05(日) 00:26:34

    数日後...

    さて、今日はどこに行こうか。


    >>40

    ▶︎食堂

    ▶︎図書室

    ▶︎シャワールーム

    ▶︎ノアのアトリエ


    (全部回収で次の話へ)

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 00:27:38

    図書室

  • 41二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 00:45:58

    予想以上に本格的だね!? これは先が楽しみだ。

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 09:46:53

    ▶︎図書室

    最近はよく、ここに出入りする。
    薬品と剣に関する記述を探すためなんだけど...

    ココ
    「(あー!!!ぜんっぜん見つかんねぇ!!)」

    文字だけの本はなに書いてんのか1から10までわかんないし...絵が載ってるやつもぱっと見でわかる訳じゃない。

    ココ
    「(何よりここ広すぎだろ!!)」
    マーゴ
    「ふふっ、今日も来ていたのね。」
    ココ
    「あ、マゴっち...ごめんうるさかった?」
    マーゴ
    「いいえ、ただ難しい本を凝視しながら、難しい顔をしてるあなたを見るのがとても面白くて」
    ココ
    「はぁ...いい趣味してんなお前。」

  • 43二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:09:51

    図書室に入り浸る内にマーゴとは随分仲良くなった。

    今では『マゴっち』なんてあだ名で呼んでる。


    ココ

    「はあぁー!ちゃんと日本語で書いてくれねーとわかんねぇよー」

    マーゴ

    「最初はどこかの国の言葉かと思っていたけど、この島独自の言語なのでしょうね。」

    ココ

    「早く探し当てねぇといけないってのにー」


    マーゴはしばらく考えたのち、持っていた本を閉じてあてぃしに向き直る


    マーゴ

    「....よければ、私の方でも協力しようかしら?」

    ココ

    「マジ??マゴっちそーゆーことする奴じゃなくね?」

    マーゴ

    「もちろんなにかしらの対価はいただくわ。」


    まぁマゴっちのことは【あっちのこと】もあってある程度信頼してっけど...


    >>44

    ▶︎持っている情報を全て話す。 💀

    ▶︎青いビンと剣に関する情報だけ話す。

  • 44二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:14:24

    ▶︎持っている情報を全て話す。 

  • 45二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:22:35

    ▶︎持っている情報を全て話す

    あてぃしはマゴっちに地下室のこと、そこにある冷凍室。金庫に入ってた、拳銃、剣、薬品、ファイル。
    そして、黒幕が【メルル】であることを話した。

    マーゴ
    「にわかには信じ難いけど、情報としては満点よココちゃん。」
    ココ
    「そりゃよかった。あてぃしは【メルル】を殺さなくちゃいけない。」
    マーゴ
    「...それなら私も協力しようかしら。」
    ココ
    「...なんで?」
    マーゴ
    「だって魔女だと確信してるメルルちゃんを殺す計画を立てる。その方が楽しそうなんだもの」
    ココ
    「お前マジでそれキモいって」
    マーゴ
    「ふふっ」

  • 46二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 10:31:34

    そのあとは驚くほどうまくいった。
    マーゴがメルルを誘き寄せ、
    背後からあてぃしが薬を飲ませる。

    直前まで気づかないかどうかは、あてぃしの千里眼で充分判断できる。
    あとは、無理やり飲ませれば....

    ココ
    「やった....!ころせた!!成功だマゴっち....?」
    ココ
    「いない?....まあいいや、これでここから帰れるはz...」

    ホーホー

    その時スマホに着信が届いた。

    『痛ましい殺人事件が発生しました。みなさんラウンジに集合してください』

    ココ
    「っち...なんだってんだよこの忙しい時に...」

    妙な胸騒ぎが苛立ちで消えていくのを感じながら、あてぃしはラウンジに向かった

  • 47二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:08:32

    ラウンジに着くと全員がいた。

    エマっち、ヒロ、ヒッキー、ノアっち、レイアっち、おっさん、マゴっち、ナノカ、ヤンキー、ゴリラ、お嬢...

    あれ?誰が殺されたん?

    エマっちがポツリと呟く

    エマ
    「メルルちゃん...」

    全身の毛がよ立つのを感じた。恐怖?嫌悪感?罪悪感?...

    ゴクチョー
    「殺人事件、起きちゃいましたね。とはいえ、主が殺されてしまい、私も困惑しています。」

    は?は?は?

    ゴクチョー
    「今夜、魔女裁判を行います。犯人を見つけ出してください。見つけた魔女は処刑。見つけられなければ全員処刑ですので...」
    ココ
    「ちょっと待てよ!!」

    声を張り上げずにはいられなかった。どうしようもなかった。

  • 48二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:15:18

    ココ
    「黒幕は氷上メルルなんだろ!?」
    ゴクチョー
    「まあ、そういうことになりますかね?」
    ココ
    「じゃあここで裁判とかやる意味ねーじゃん!!」
    ゴクチョー
    「そうは言われましても、決まりは決まりでして...」
    ココ
    「ふざけんなよ!!ここから帰せよ!!」

    ...みんなの視線が私に集まる。怪訝な顔で...
    やめろよ。なんでだよ...なんでなんでなんで!!!

    ココ
    「じゃあてめーも⚪︎ね!!!」

    バァン!!

    あてぃしは携帯していた拳銃でゴクチョーを撃った...

    ココ
    「はぁっ..!はぁっ..!....ははっ...ざまーみろっ!」

  • 49二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:20:25

    あてぃしはすぐさまビンを取り出し、看守から距離を取った...

    ココ
    「聞こえてんだろ化け物!こっちに来たらお前も殺すからな!!」

    薬品の入ったビンに浸した銃弾を拳銃に込めようと手を動かす。

    ナノカ
    「待ちなさい!!!」
    ココ
    「なんで止めんだよ...!お前も撃たれてーのか!?」

    すると、通気口からゴクチョーがやってきた。

    ゴクチョー
    「やれやれ、可愛いゴクチョーを殺さないでくださいよ。本来なら懲罰ものですよ。」
    ナノカ
    「ゴクチョーはいくら殺してもあまり意味がなさそうね」

    クソが...クソが...

  • 50二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:36:08

    そこから先はあてぃしの言葉は誰にも届かなかった。

    あてぃし以外の全員この異常事態に反論することなく、裁判が行われた。

    ゴクチョー
    「では、処刑は沢渡ココさんに決まりました。」

    軽快な音と共にあてぃしの顔が映し出される。

    ココ
    「ふざけんなてめーら!!なんであてぃしが死ななきゃいけねぇんだよ!!」
    ヒロ
    「君がメルルを殺したのは事実だろう?証拠も上がっているし、マーゴも証言している。」

    マゴっち...証言...?

    ココ
    「マーゴお前!まさかこうなると知ってて!!」
    マーゴ
    「...ふふっ。さぁ...どうかしら...?」
    ココ
    「ふざけんなよ!全員⚪︎ね!ゴクチョーも!看守も!!それに従ってるてめーらも!!全員!!」
    ゴクチョー
    「では処刑を開始します。」

    真ん中の台座が切り替わり、大きな斧が振り子のように振れている。
    看守があてぃしを体を抑え、処刑台に連れていく。

  • 51二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:37:10

    ココ
    「あぁああああ!!!」

    爪が鋭利に伸びる...死にたくない気持ちが...殺したい気持ちに変わっていく...

    ゴクチョー
    「あら、処刑する前に魔女化しちゃいましたか...」
    ココ
    「ぐぉおおお!!!」

    殺す...殺してやる...絶対に...殺してやる...!!

    ゴクチョー
    「では、処刑はスキップして、永遠の牢獄に閉じ込めましょう。」

    カンシュ ニ トリオサエ ラレル。
    ダイザ ノ コウソクグ ガ ミウゴキ デキナイ。

    サガル サガル...コロス コロス...!
    サムイ サムイ....サム...

    BAD END

  • 52二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:38:25

    >>53

    ▶︎直前の選択肢に戻る

    ▶︎最初からやり直す

  • 53二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 11:38:59

    ▶︎直前の選択肢に戻る

  • 54二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:10:17

    まぁマゴっちのことは【あっちのこと】もあってある程度信頼してっけど...

    ▶︎青いビンと剣に関する情報だけ話す。

    ココ
    「あてぃし今、青い薬と不思議な剣について調べてんのね。」
    マーゴ
    「薬と...剣?」
    ココ
    「そそ、この屋敷の秘密に関わるちょーじゅーよーなものなんだけどさ。」

    嘘は言ってない。実際地下の金庫という厳重な警戒が敷かれたものが重要じゃないわけがない。

    ココ
    「薬の方は結構な数がこの屋敷内にあるらしくて...ざっと数えたあたり13本...?」
    マーゴ
    「13....!?」

    あ、やば...テキトー言ってるのバレたか?

  • 55二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:15:14

    マーゴ
    「実は私が今見てる本に...」

    そう言って、マーゴが直前まで見ていたページを見せてきた。

    ココ
    「なになに?魔女を殺す薬?...『トレデキム』?」
    マーゴ
    「えぇ、ラテン語で13を表す言葉よ。」
    ココ
    「あ!もしかして...」

    ラベルの「B」ってもしかして「13」!?

    マーゴ
    「えぇ...おそらくそのクスリが魔女を殺すことができるほぼ唯一の方法よ。」
    ココ
    「これで...魔女が...」

    これで...!メルルを殺せる....!

    マーゴ
    「....ねぇ私にもその場所を教えてくれないかしら?」
    ココ
    「ぇ...?」

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:19:14

    牢屋敷の日々でエマにほだされてないマーゴちゃんを信じ切るのは…危うい…!危ういのだ…!
    有能の極みなので部分部分で助けを得る分には凄く頼りになるけども

  • 57二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:24:09

    マーゴ
    「言ったわよね。対価をいただくって。そのクスリの場所一つでいいわ。」
    ココ
    「...じゃあ、あてぃしが持ってるこれあげるよ。」
    マーゴ
    「だめよ、あなたのそれが偽装である可能性もあるし、何より私も今情報が欲しいの」
    ココ
    「...あてぃしが嘘を教えるかもよ」
    マーゴ
    「あなたは『青くてトレデキムでないクスリ』をこの短時間でわかるわけはないわ。」

    .....まずい。場所を教えるということは...マーゴに全てのトレデキム場所がバレる
    トレデキムは地下にしかない。分散してるという風に偽った代償が...

    マーゴ
    「たった一箇所だけでいいわ。残りの場所は教えなくていい。」
    ココ
    「...それによるあてぃしのメリットは?」

  • 58二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:31:32

    マーゴ
    「私がみんなに...いいえ、【氷上メルル】に【トレデキムの存在を伝えない】と約束するわ。

    こいつっ!!...身の安全よりも、自分が優位に立つことの方が大事ってのかよ...!

    マーゴ
    「私も所持できるなら、この脅しは私にもデメリットが出てくる。約束を破りはしないわ。」
    ココ
    「それ以外は...?」
    マーゴ
    「ふふっ...じゃあ剣についての情報もあげるわ。これはまだ未確定情報だけど、あなたにとっては喉から手が出るほど欲しいはずよ...」
    ココ
    「....わかったよ。」
    マーゴ
    「ふふっ...いい子ね。」

  • 59二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:39:22

    ココ
    「まず、トレデキムは全てある一つの場所に隠されてる。」
    マーゴ
    「...嘘をついていたのね?...気が付かなかったわ」

    嘘つけ...!!!

    ココ
    「場所は地下、ここの屋敷の地下よりもさらに下に冷凍室がある。そこにある。」
    マーゴ
    「どの部屋から行けるのかしら?」
    ココ
    「...屋敷の外にある」
    マーゴ
    「目印は?」
    ココ
    「.....建物」
    マーゴ
    「..3つ並んだ小屋のことね。どの建物かしら?」
    ココ
    「ウンディーネ...」
    マーゴ
    「真ん中の建物の中ね。...もう少し聞きたいところだけど、地下があるということが分かれば十分ね。」

    クソっ...ちゃんと部屋まで聞きやがって...

  • 60二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:46:45

    マーゴ

    「ありがとう。おかげでいいことが聞けたわ。ココちゃん、お互い頑張りましょうね♪」


    そういうとマーゴは図書室から出ていった。


    ココ

    「はぁーーーー!!!まじなんなのあいつ!!キモ!」


    イライラしながら、あてぃしも図書室を後にした。



    さて、次はどこに行こうか。>>61


    ▶︎食堂

    ▶︎シャワールーム

    ▶︎ノアのアトリエ

  • 61二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 20:47:31

    ▶︎食堂

  • 62忘れてた間の補完...25/10/05(日) 21:03:44

    >>59


    マーゴ

    「じゃあ今度は私から、ココちゃんが見つけた剣だけど、おそらく魔女がかつて大魔女を召喚する時に使用していた剣ね」

    ココ

    「大魔女?」

    マーゴ

    「ええ、この本の...ここの絵に...儀式の絵が描かれているわ。」

    ココ

    「サバトの儀式...」

    マーゴ

    「おそらく、特殊な殺傷能力はないわ。これで十分かしら?」

    ココ

    「っち...」


    なんだよ...全然使えねーじゃん...


    >>60

  • 63二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 01:03:02

    そろそろトレデキムは青じゃなくて白...正確に言えば透明な液体って事には突っ込んだ方がいいかな...?
    なんか野暮な気がして突っ込まなかったけどなんかそこそこ色が強調される場面多いし取り返しが付かなくなる前に...
    いや個人的には取り返しが付かなくなったらなったでとても面白いと思うけども...

  • 64二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 01:18:42

    今更だけど「ここだけ」と「ココだけ」でかけてあるんだなって
    そして立ち回りが等身大少女のココちゃんかわいいね…

  • 65あ...申し訳ない...25/10/06(月) 02:30:06

    >>63


    そうか!!青いのトレデキムではなく睡眠薬か!!

    どうやら私の記憶は正しくなかったようだ...


    ...すまない。教えてくれてありがとう!

    本当に取り返しがつかなくなる前で助かったよ!


    他の人も気になることがあれば、どしどし指摘してくれたまえ!!

  • 66二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 11:22:18

    続き見たいので保守

  • 67保守ありがたや〜25/10/06(月) 13:07:49

    ▶︎食堂

    ここでの生活もだいぶ慣れてきた。
    各々のグループ内で食事をしてる。

    ハンナ
    「相変わらずまずいですわ〜...」
    シェリー
    「まぁまぁ、食べれるだけありがたいですよ〜」
    エマ
    「あはは...メルルちゃん大丈夫?食べれる?」
    メルル
    「え!?....は、はい...私は大丈夫...です」

    エマっちのグループは...
    エマっち、ゴリラ、お嬢、メルルの4人
    メルルの動きには十分警戒しないと...

    ノア
    「ヒロちゃん!食べ終わったら一緒に遊ぼうね!」
    ヒロ
    「わかっている。もう他の部屋を汚したらだめだぞ」
    レイア
    「あはは...すっかりお母さんみたいだね...」

    ノアっち、レイアっち、ヒロ、ヒッキー、ミリアの5人がグループ。

    ヒロからは時々、監視されるような目を向かられている。他のやつにもしてんのかもだけど、仕切りたがりみたいで腹立つ...
    この前なんか部屋の点検とかしてたし...プライベートって言葉知らねぇのかな...まじキモい

  • 68二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:11:00

    あてぃしらのとこは...
    あてぃし、マゴっち、ナノカ、ヤンキー

    特に会話もない4人がたまたま席を囲ってるだけ...

    別にヤンキーとナノカは一回も会話とかしてねぇし...むしろ他のグループの奴らよりも会わねぇ...

    遠くからレイアの演技めいた声が響く。

    レイア
    「どうやら、このスマホには撮影機能も配信機能も付いているらしい。
    皆で一致団結のために配信を定期的にしようと思っている!」

    そういえば...ここしばらく配信とかやってねぇな...

  • 69二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:12:02

    レイア
    「ぜひみんなにも出てもらいたい!」
    アンアン
    「面倒そうだ...わがはいはやらない。」
    ミリア
    「アーカイブも残るんでしょ?...おじさん記録が消せないのはあんまり〜...」
    レイア
    「...そうか...」シュン...

    気まずい空気を裂くようにヒロが手を上げる。

    ヒロ
    「しょうがないな...私も出演しよう。」
    レイア
    「本当かい!?」
    ヒロ
    「ノア...お絵描きが終わったら一緒に配信に出演しようか。」
    ノア
    「んーいいよ〜楽しそう!」
    レイア
    「ノア君まで!!ありがとう!」

  • 70二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:13:04

    マーゴ
    「...そういえば、ココちゃんは配信しないの?」
    ココ
    「...」

    昔のあてぃしならやってた。でも今はメルルを殺す計画のために、情報は曝け出さない方がいい...
    お前も知ってんだろ!?クソが...

    ココ
    「同接0とか1とかの配信とかしても意味ねーっつーの。」
    ナノカ
    「...蓮見レイアたちの配信には混ざらないのかしら?」
    ココ
    「はぁ?...無理無理!ヒロいるらしいし、嫌だね。あてぃしあいつ大っ嫌いだもん。」
    ナノカ
    「そう...」
    マーゴ
    「ふふっ残念ね。」

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:14:04

    食事も終わり、一部の奴らは別の部屋に行った。あてぃしも部屋を出ようとする。

    ヒロ
    「ココ、ちょっといいかな?」
    ココ
    「....なに?配信ならでねぇけど...」
    ヒロ
    「...盗み聞きとは感心しないが、要件はそうではない。」

    お前らがでけぇ声で話すからだろうが!!

    ヒロ
    「君の魔法について教えて欲しい。」
    ココ
    「なんでお前に言わなきゃいけねぇの?」
    ヒロ
    「私にではない、屋敷にいるみんなにだ。ほぼ全員の魔法は私がチャットで共有済みだ。」

    スマホのチャットを見る。
    確かにここにいる奴らの魔法が書かれてある。

    ヒロ
    「あとはエマとココ...君たちだけだ。エマは自分は魔法を持っていないと言い張っているがな。」
    ココ
    「あてぃしらだけ?ちげぇよな...?お前のは??」
    ヒロ
    「....」

  • 72二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:15:06

    ココ
    「お前の魔法がどこのチャットにも共有されてないのはなんでだよ?...まさかお前も自分は魔法を持ってないですぅ〜って言うわけ?」
    ヒロ
    「...確かに私の魔法を伝えないのは正しくないな。...【死に戻り】だ。」
    ココ
    「...【死に戻り】?」
    ヒロ
    「あぁ、実は私はこの屋敷を見るのが2回目なんだ。1回目は看守に殺された。」

    経緯は違えど、今のあてぃしと似た状況...

    ヒロ
    「さぁ、伝えたぞ、後でチャットにも共有する。次は君の番だ。」
    ココ
    「っち...わかったよ。何人かには教えてっし...あてぃしの魔法は【千里眼】。まあ簡単に言うと、あてぃしを見てる奴の姿が見えんのよ。..これでいい?」
    ヒロ
    「充分だ。」

  • 73二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:16:07

    【死に戻り】...腹立つ奴だけど...殺したら次の週で対策されて返り討ちか...ムカつく奴だけど敵に回すのはやめとこ...


    あてぃしはヒロが共有したチャットで他のやつの魔法を見ながら食堂から出た。


    さて、次はどこに行こうか。>>74


    ▶︎シャワールーム

    ▶︎ノアのアトリエ

  • 74二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 13:18:32

    シャワールーム

  • 75二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 18:24:14

    毒ありながらも常識的なキャラ再現してるのほんとすごい

  • 76二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 22:43:30

    保守

  • 77二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 01:03:13

    ほす

  • 78二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 01:22:58

    ほーしゅ

  • 79二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 08:51:55

    保守

  • 80ホスト制限許すまじ25/10/07(火) 09:32:17

    ▶︎シャワールーム

    ココ
    「誰もいないといいんだけど...」
    エマ
    「...ココちゃん?」

    あぁ...いたのか...確認したいことあったけど...

    エマ
    「ごめんね...すぐ出ていくから」
    ココ
    「いやいや、別に出て行かなくていーよ。むしろ、少し話さない?」

    まぁ、仕方ないか...また今度確かめればいいや。

    エマ
    「そうなの?...ココちゃんボクのこと嫌ってないかなって...」
    ココ
    「....あー...まあ、協力してくれた方が嬉しかったのはそうだけどさ...嫌いになるなら2人きりで話したいなんて言わないって...」
    エマ
    「そっか...!!ありがとう!!ボク嬉しいよ!」

    .....っ!

    ココ
    「べ、別に感謝とかいらねーし!!キモっ!」
    エマ
    「ご、ごめん!?」

  • 81二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 09:35:01

    シャワーの水音が室内に二つ響く

    エマ
    「ねぇ...ココちゃんは...今でもメルルちゃんを殺す気なの?」
    ココ
    「...当たり前じゃん。あてぃしをこんなとこに送り込んだやつだよ。死んで当然じゃん!」

    エマっちが少し悩んで決心した声を漏らす。

    エマ
    「...ボク、メルルちゃんを説得してみようと思うんだ。」
    ココ
    「いや、無理でしょ。説得して返してくれるなら連れて来られてないって...」
    エマ
    「ココちゃんに人殺しなんてしてほしく無い...」
    ココ
    「...じゃあエマっちが殺してくれんの?」
    エマ
    「....」

    エマっち怒った顔でこちらを見る

    ココ
    「...はぁ...やっぱエマっちとは考え方が合わねぇな...」
    エマ
    「...でも...」
    ココ
    「....」

    その後は無言のままシャワーの音だけが流れた

  • 82二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 09:37:19

    ....

    ココ
    「ふぅ...まあ気にすんなってエマっち。エマっち巻き込んだりはしねぇからさ...」
    エマ
    「うん...あのさ、ココちゃん。」
    ココ
    「ん?」
    エマ
    「なんだか、誰かに見られてる気がするんだ」

    言われて気づいた。それまで全然見えなかった景色が開く

    ココ
    「....まじかよ。」

    あたりを見回すと、向こうの視界と目が合った。

    ココ
    「鏡の中に...なんかいるんだけど...」
    エマ
    「鏡の中!?」
    ココ
    「...キモキモ!!もう風呂入れねぇーんだけど!!」
    エマ
    「閉じ込められたとか無いかな...?」
    ココ
    「どんだけお人好しだ!!いいから戻るぞ!」

    急いで着替えを済ませて部屋を出る。

  • 83二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 09:53:16

    ココ
    「マジびびった...あんなトラップあんの!?」
    エマ
    「...うんボクもびっくりした...みんなに伝えた方がいいかな?」
    ココ
    「いやー...入れなくなるやつ増えそうだしやめといた方がいんじゃね..?」
    エマ
    「確かに...まだ害があるって決まったわけじゃ無いし...変な疑いはない方がいいのかな...?」

    ...あてぃし今後風呂入れっかな?

    ココ
    「じゃ、あてぃし行くから。またな。」
    エマ
    「あっ...ココちゃん!!」

    エマっちが呼び止める

    エマ
    「ボク...!メルルちゃんを絶対説得して見せるから...!」
    ココ
    「え?ちょい待ってって...!」
    エマ
    「ココちゃんに絶対人殺しなんてさせない!!」

    そういうとエマっちは足早に去っていった。

  • 84二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 09:54:53

    エマっちは安全にしてりゃ...あてぃしがこっから絶対に出してやるのに...

    ココ
    「なんでわざわざ危険なことに首突っ込むんだよ...キモ...」

    もやもやした気持ちのまま、あてぃしは次の部屋へ向かう


    さて、次はどこに行こうか。

    ▶︎ノアのアトリエ

  • 85二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 11:35:52

    ▶︎ノアのアトリエ

    ココ
    「...ここに部屋なんてあったっけ?

    入るとそこは作業室のような場所で、レイアっち、ヒロ、ノアっち、ヒッキー、おっさんがいた。

    レイア
    「ココくんか、すまない。アトリエを借りる予定なんだが、何かこの場所に要件かな?」
    ココ
    「んーと...まずここなに?初めて来た時は無かった気がすんだけど...」
    ノア
    「ここはね。のあが扉を描いて、見つけたんだ。だから『ノアのアトリエ』!」

    ノアっちの魔法は【液体操作】のはず...

    ココ
    「ノアっちって描いたものが現実になったりすんだっけ??」
    レイア
    「おそらく、ノアくんの魔法とこの屋敷の力が掛け合わさった結果だと考えているよ!!」

  • 86二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 11:38:21

    ココ
    「ほーん...で、お前らはそんなとこでなにしてんの?」
    レイア
    「ここの一角を私たちの配信場所にしようと考えているんだ!」

    まあ、地下の牢屋に比べたらまだ明るくて配信もしやすいか...?

    レイア
    「ノアくんやアンアンくん、ミリアくんには配信用の背景を描いてもらってるよ!!」
    ノア
    「ふふーん♪」
    アンアン
    「...疲れる。」
    ミリア
    「まあまあ、アンアンちゃん。もう少しで終わるから一緒に頑張ろう」

    ...ガキと保育士かよ。

    レイア
    「そして、私とヒロくんは、配信の設定に関して色々調べているんだ。」
    ヒロ
    「立体音響の機能もあるのか、多彩だな。」
    レイア
    「そうだ!もしよかったらココくんも配信n」
    ココ
    「やだ。」
    レイア
    「.....」シュン..

    落ち込むレイアっちを無視して、ノアっちたちのところへ向かう。

  • 87二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 11:41:37

    絵はほぼ完成間近だった。

    ココ
    「...すげーじゃん。」
    ノア
    「えへへ〜いいでしょ〜♪」
    アンアン
    「わがはいはもう2度と手伝わないからな。」
    ノア
    「えー!なんで?」
    アンアン
    「見ろ!!手が汚れてしまった!!」
    ミリア
    「あはは、後で一緒にシャワー浴びようね。」
    アンアン
    「...めんどくさい。」

    せっかくだし完成まで見届けるk...

    ノア
    「できたぁ!!!」
    ココ
    「はやっ!」

    あっという間に終わりそうとは思ったけど、想像以上にはえぇ...これがノアっちの魔法の力かぁ...

  • 88二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 11:47:13

    アンアン
    「...はぁはぁ...ミリア、体調が悪くなった。医務室に行くぞ。」
    ミリア
    「うん、じゃあいこっか。レイアちゃん、ノアちゃん、ヒロちゃん。おじさんたちは医務室に行ってるから。」
    レイア
    「わかった。こっちももうすぐ終わる。これで明日からはいつでも配信できるさ!」

    ミリアとアンアンは医務室に向かうため部屋を出た。

    ココ
    「そういえば、お前らちゃんとシャワーしたか?もうあと1時間もせずに就寝時間だぞ?」
    レイア
    「なんだって!?なら、急いで向かわないと!ヒロくん!ノアくん!行くよ」
    ヒロ
    「あと少しで終わる。焦らず待て。」
    ココ
    「じゃ、あてぃしは戻ってるからねー。お前ら懲罰房行きにならないといいなぁ~」

    そういってあてぃしはアトリエを後にした。
    (次の話へ進む)

  • 89二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 13:54:05

    翌日

    外の騒がしい声を聞いて目が覚めた。

    ココ
    「....はぁ...」

    体を起き上がらせて、様子を見に行く。

    アリサ
    「おいてめーら!朝からウルセェぞ!!」
    エマ
    「アリサちゃん!大変なんだ!マーゴちゃんがどこにもいないんだよ!!」

    マゴっちが??

    ナノカ
    「えぇ、昨日就寝時間になっても宝生マーゴが戻って来なくて...懲罰房行きになったのかと思ったんだけど、朝の放送もなかったわ...」

    ...まあ、マゴっちのことだし、地下とかに行ってんだろ
    あてぃしは部屋から出て、昨日できなかった確認を...

  • 90二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 13:56:16

    シェリー
    「あ!ココさん!ココさんは何か知りませんか?図書室で仲良くお話ししてたりしますし!」
    ココ
    「別に仲良くなんてねーって...!」
    ハンナ
    「何か気になることでもいいんですの!」
    ココ
    「...マゴっちのことだし、秘密の部屋でも見つけたんじゃね〜。詳しくは知らね。」

    これ以上誰かに教えるわけにはいかねぇしな。

    ナノカ
    「...何か知ってるの?」
    ココ
    「だから知らねぇって言ってんだろ!」
    ハンナ
    「ちょ、ちょっと待ちなさい。どこに行くんですの?」
    ココ
    「...シャワールーム。着いてくんなよ」
    シェリー
    「シャワールーム?」

    何か聞きたそうなうるさい奴らをよそに、足を進める。

  • 91二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 21:53:47

    あー、もしかして前回の記憶によってマーゴに対する情が出た?

  • 92二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:19:58

    まあ、マーゴはほっといても帰ってくるだろ。

    ココ
    「それよりもシャワールーム...」

    昨日確認できなかったことを確認しないと。

    ココ
    「多分あそこ防音だと思うんだけどなぁ〜」

    声の響き具合からしてかなり高い防音性能があった。
    個人的にどこまで防音できるのか気になっている。

    ココ
    「悲鳴とかかき消せるなら、めちゃありがてぇんだぇど...」

    ガチャ...

  • 93二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 23:41:19

    いやな予感がする…

  • 94二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:13:03

    とりあえず、スマホの録音を外に置いて大声出してみr...

    ココ
    「うぇ...!くっさ!!!なにここ!?」

    シャワールームの中には得体の知れない匂いが充満していた。
    耳を澄ませるとシャワーが流れる音が聞こえる。

    ココ
    「...一体どこのバケモンがこんな匂いを...」

    鼻を押さえながら、一番奥のシャワールームを見に行く...

    そこには....

  • 95二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:17:27

    そこには...宝生マーゴの死体があった。

    腹部を鋭いレイピアで貫かれており、シャワーの水によって...人の形を保ってすらいなかった...

    ココ
    「マゴっち...うぷっ...」

    思わず吐いてしまう。吐瀉物は、シャワーの水で流され...排水溝に流れ込む。

    ココ
    「まずいって...!まずいって...!!どうしよ...どうする??」

    ガチャ

    レイア
    「おそらくここに置いて帰ったはずなんだが...」
    ヒロ
    「全く、忘れ物なんて正しくな...ココ?」
    ココ
    「...ぁあ...マゴっちが...!マゴっちが!!!」

  • 96二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:25:50

    そこからはどうなったっけ?

    ???
    「....ち...」

    ...ああそうそう、スマホがなって、全員がラウンジに集められたんだったな。

    ???
    「コ...ちゃん...ココ...ちゃん」

    確か...魔女裁判だか、なんだか言ってて...あんま覚えてねぇ

    エマ
    「ココちゃん...!」
    ココ
    「うぇあ..!?....あぁなんだエマっちか...脅かさないでよ」
    エマ
    「ココちゃんは、証拠集めないの?」
    ココ
    「あ?...そんなことして意味あんの?」
    ハンナ
    「そんなことって...真犯人を見つけないと全員殺されてしまうんですのよ!?」

    あー、なんかそんなことも言ってたっけ...?

  • 97二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:27:04

    シェリー
    「ココさんは何か手がかりは見つかったんですか?」
    ココ
    「見つけてるわけねーじゃん、探してないんだし。」
    ハンナ
    「あなたねぇ...!」
    ココ
    「どーせそこの偽善者が犯人なんじゃねーの!?」

    3人の後ろに隠れたメルルを指差す。

    メルル
    「ひぅっ!?」
    ハンナ
    「謂れのない罪を着せようとしないでくださいまし!!エマさん!!とっとといきましょう!!」
    エマ
    「うん...ココちゃん...また後で...」

    あてぃしを見るエマっちの顔はとても悲しそうだった...

    ココ
    「ムカつくムカつくムカつくムカつくムカつく...」

  • 98二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:28:38

    まじかー…まじか…
    ここからココが主人公のまのさばが始まるのか…

  • 99二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:28:57

    スマホが鳴る。

    「時間になりましたので、裁判所にお越しください。」

    なんか血って蝶々とか舞ってなかったっけ?
    ...なに言ってんのあてぃし...血が蝶になるわけないじゃん。

    ココ
    「いくか...」

    あ。そうじゃん!!ここでメルルを釣り上げれば、全て終わるじゃん...!!

    ココ
    「あー、でもそれで疑われたら、あてぃしが殺されんのか...」

    裁判所につくとエマっちたち以外の全員が既にいた。

    ココ
    「これ席決まってんの?」
    ヒロ
    「あぁ、机の上を確認すればわかる。」

    あてぃしが自分の机を見つけると、後からエマっち達も来た。

    ゴクチョー
    「では、魔女裁判を始めます。」

  • 100ココは裁判の証拠0。かわいいね25/10/08(水) 00:38:06

    レイア
    「では事件の内容を整理しよう!!殺されたのは宝生マーゴくん!殺人現場はシャワールームの一番奥だ!死体の状況から察するに...死亡後数時間以上経過している...」
    ココ
    「うぷっ....ふぅ..はぁっ!」
    ヒロ
    「死体は水に晒されひどい状態だった。発見したのが私たち 3人だけで良かったと思う。」

    いいわけあるか!と言いたかったが...第一発見者は流石に文句の出しようがねぇな。

    レイア
    「そして!殺人に使われたのは私のレイピアだ!!」
    アリサ
    「じゃあテメェが犯人じゃねぇか!!」
    レイア
    「ち、違う!私は昨日レイピアをシャワールームに忘れてしまったんだ。」
    ヒロ
    「ああ、私とレイアとノアは3人でシャワールームに入った。就寝時間も近く、慌てて部屋に戻っていたんだ。その途中レイアが...」

    『あ!レイピアをシャワールームに忘れてしまっているじゃないか!!!』

    ヒロ
    「ノアも証人になってくれる。」
    ノア
    「うん、ノアも聞いてたよ〜」
    レイア
    「つまり私たちは犯人ではないのだよ!!」

  • 101二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 00:41:40

    この時点でサバト不可能なんだよな…しかもメルルが残ってるのでギスギスと囁き女将が継続する
    どうなるか楽しみだ

  • 102二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 02:20:57

    ナノカ
    「そもそも今回の事件が自殺の可能性はないのかしら?」
    エマ
    「その可能性は低いよ。マーゴちゃんに刺さってたレイピアはマーゴちゃんの体を貫通してた。自殺ならそこまで深く食い込むことはないはずだよ。」

    ...もしかしてエマっち見に行ったの...?死体を!?!?...やばくね?

    レイア
    「では、私達の後にシャワールームを使用した人の中に犯人がいるというわけだね。」
    ヒロ
    「シャワールームを利用した時間帯がわかる人はいるか?」
    ハンナ
    「わたくしは9時にシャワールームを利用しましたわ。シェリーさんと、メルルさんも一緒でした。」
    エマ
    「ボクはそのちょっと後に使ったよ。ココちゃんも途中であって一緒に出たよね。」
    ココ
    「そそ、だいたい9時半より少し前だったかな」

  • 103二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 09:49:51

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 10:33:04

    アリサ
    「ウチの時はシャワールームにいるのは1人だった」
    ナノカ
    「私もね。8時ごろに入ったはずだけど、証人はいないわ。」
    ココ
    「そいや、ヒッキーとおっさんは医務室行くっつってたけど...どうなん?」
    アンアン
    『わがはいは医務室から動けずにいた。』

    え...汚ぁ...

    ココ
    「ただめんどくなっただけだろ」
    ミリア
    「...お、おじさんは入ったよ。」
    レイア
    「ということは容疑者は君たち4人ということになりそうだ!」
    アリサ
    「てめーらのどこかの共犯って可能性もあるだろ...!」
    ヒロ
    「可能性は低い。とはいえ新しい証拠によっては考慮すべきだろうな。」

  • 105二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 10:34:46

    ハンナ
    「昨日最後にマーゴさんを見かけた人は誰なんですの?」
    ココ
    「あてぃしは8時から9時の間図書室にいたけど、そこにマゴっちもいた。マゴっちが図書室を出てからは見てねぇからな。」
    アリサ
    「それなら、9時ごろに、ウチが夜風に当たってると、マーゴが外に出てるのを見たぜ。」
    レイア
    「そして朝、第一発見者がココくんか。」
    アリサ
    「沢渡が朝殺した可能性はねぇのか??」

    はぁ?なんで急に飛び火したし!!

    ヒロ
    「いや、死体はだいぶ長時間水に晒されていた。朝殺したのであれば、あれほど悲惨な姿にはならないだろう。」
    ココ
    「そゆこと、つまり殺したのは21時から22時の間の夜だってことよ」

    あっぶねぇ...なんか弁護してくれたわラッキー。

    シェリー
    「あ!わかっちゃいました!!この事件の犯人が!...犯人はズバリ!アンアンさんです!」
    アンアン
    『...どういうことだ?』
    シェリー
    「ではご説明しましょう!!」

  • 106ココちゃんは推理なんてしません25/10/08(水) 10:36:47

    ー審問開始ー

    シェリー

    「犯人はズバリ、この中で嘘をついているアンアンさんです!!」

    アンアン

    「わがはいは【嘘などついていない】①。」

    シェリー

    「実は今回の調査で、皆さんのロッカーを調べさせてもらいました!すると、【全員分の服がなかった】②んです!」

    レイア

    「それは【着替えに使ったから】③ではないのかい?」

    シェリー

    「はい、皆さん着替えに使ったんだと思います。【風呂に入ってないアンアンさん】④も!!」

    アンアン

    「!?」

    シェリー

    「そして、地下の焼却炉には【血の跡】⑤がついたアンアンさんの服がありました!」

    メルル

    「水で洗われていましたが、あれは恐らく血痕で間違いないです。」

    シェリー

    「つまり犯人は返り血を浴びたアンアンさん!あなたなんです!!」

    ー審問終了ー


    >>107 ①~⑤で否定したいのを選んでね

  • 107二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 10:50:12

    このレスは削除されています

  • 108二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 10:51:21

    ③?アンアンじゃなくても着替えは出せる

  • 109二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 10:55:24

    ネタ選択肢は恐らく④
    アンアンちゃん、風呂キャンなんてするから疑われるんだよ…

  • 110二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 11:17:26

    アンアンの服を利用したとすればアンアンが風呂入ってないことを知っているか、遅くに来て残っていたアンアンの服を利用したかの二択になるな
    21時~22時のうち1人になる時間があったのはココ除くとエマ、アリサ、ナノカ、ミリア、アンアン(医務室にメルルがいたなら除外)

    そのうちエマはトラウマ踏まれたら即魔女化なので除外するとアリサ、ナノカ、ミリア、アンアンが残る
    入浴したが時間がわかってないのはアリサとミリアだからこの2人が特に怪しいか?

  • 111二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 11:45:38

    プレイアブルなのか 全部踏みてぇ〜
    レイピア忘れとアンアンがぶっ倒れてたことを知ってる奴の犯行っぽいな

  • 112二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 17:57:19

    ココって指摘は的確だけど発想力はヒロエマに劣るからどうなるか…

  • 113二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:38:00

    >>112

    まぁそこら辺は二人におまかせってことで

    てかおそらくだけどココちゃんもいつかパリーンされるよな…?

  • 114二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 22:43:24

    確かに審問パートであんまりココのカットイン見なかった気がする

  • 115二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 23:13:56

    >>114

    エマがナノカの分割の可能性を上げた時にカットインしてるのは覚えているけどそこ以外にあったけ?

    一応文言は「おかしくねーか、それ?」だった

  • 116二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 07:52:36

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:12:33

    ③【着替えに使ったのではない】

    パリィン(某エフェクト)

    エマ
    「ちょっと待って!着替えに使ったとは限らないんじゃないかな?」
    シェリー
    「どうしてです?」
    エマ
    「犯人は残ってたアンアンちゃんの服を血を拭き取るために使ったのかも!」
    ナノカ
    「確かにそれなら、夏目アンアンが風呂に入ってないことと、捨てられた服に血痕がつくのも辻褄が合うわ。」
    ヒロ
    「むしろ、シャワールームであれば、返り血を恐れて裸体での殺人も考えられる。体を入念に洗えば、肌についた血と匂いは取れるだろう。」
    シェリー
    「つまりアンアンさんの服は壁などに散らばった血を洗う雑巾代わりに使われたということですね!!」

    ...なんかヒッキーの服が雑巾とかヒッキー可哀想だな

  • 118二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:15:25

    ヒロ
    「もう少し事件が起きた時間帯を切り詰めていこう。最後の目撃情報はアリサの21時。」
    ナノカ
    「つまり、それ以降の時間帯にシャワールームを利用した人全員は容疑者の可能性があるわけね。」
    シェリー
    「ナノカさんも、8時にシャワールームを使ったってだけでその後殺しに向かうこともできますよ〜」
    ナノカ
    「そうね。でも私じゃない。」

    ヒロ
    「そもそも、私とノアとレイアがシャワールームを利用した時には、もう21時半を過ぎていた。その時私は一番奥のシャワールームを使ったが、怪しい跡はなにもなかった。」
    ノア
    「ヒロちゃんが一番奥の場所を使ったのはノアも覚えてるよ〜」
    ヒロ
    「つまり21時半過ぎから22時の非常に限られた時間にシャワールーム内で犯行が行われたとすべきだ。」

  • 119二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:16:30

    アリサ
    「誰かが殺して、そのあとシャワールームまで運んだって可能性はねぇのか?」
    メルル
    「それだと、服や床に血がついちゃいます。特殊な人を運ぶ道具が使われた痕跡もありませんし、アンアンさん以外、服に血痕なんて残ってませんでした。」

    レイア
    「しかし困ったな。このままでは容疑者は絞り込めないまま。投票時間を迎えてしまうぞ」
    メルル
    「で、でしたら現場の状況をもう少し整理してみましょう。」

  • 120二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:18:33

    ー審問開始ー

    エマ

    「そういえば、マーゴちゃんの死体近くには壁に傷がついてたよ。」

    ハンナ

    「恐らく、レイピアによってつけられた傷ですわ。血もついていたので、【マーゴさんを刺した時に壁にぶつかった】①んだと思いますわ。」

    シェリー

    「...そういえば、死体のマーゴさん、服は着ていましたね。犯人が着せたんでしょうか?」

    ヒロ

    「いや、就寝時間が近いのにそんなことをするとは考えにくい、【着替えた後に殺された】②んだろう。」

    メルル

    「でも、殺されていたのはシャワールームの一番奥ですよね?どうしてそんな奥に行く必要があったんでしょう?」

    レイア

    「恐らくレイピアだろうね。私のレイピアは入口近くにかけてあったのさ!犯人は服を脱いでダストシュートに入れた後、着替え終わったマーゴくんを【レイピアで追い詰め】③、一番奥のシャワールームで殺した。」

    ー審問終了ー


    ココ

    「...なんかおかしくね??」

    ハンナ

    「なにがですの?」

    ココ

    「なんかわかんねぇけど、さっきの会話...普通は【通らない】気がすんだよ...」


    なんだろ...この違和感... >>121

  • 121二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:27:02

    ③?
    わざわざ一番奥のシャワールームまで追い詰める必要はない

  • 122二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:34:26

    1は強いて言うなら傷についてる血が洗い流されてないことが気になる
    2は全員の服が無かった=全員着替えた だから合ってる
    3はまぁ剣で脅された女の子は普通逃げるんでそこまで考えても仕方ない気がする
    消去法と直感で1

  • 123二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:36:13

    時系列
    20時台
    ナノカ入浴
    マーゴとココ図書室で会話
    21時
    アリサがマーゴを外で目撃
    シェリー、ハンナ、メルル入浴
    21時~21時半前
    ココ、エマ入浴→エマ、メルル説得のため離脱
    21時半
    ヒロ、レイア、ノア入浴(この時ヒロが一番奥のシャワールーム使用)
    マーゴ死亡
    入浴時間不明…ミリア、アリサ 風呂キャン…アンアン

    他情報
    ・ヒロが奥のシャワールームを使っているためそれ以前にマーゴが殺されていたとは考えられない→マーゴの死亡時間は21時半~22時
    ・奥の壁には血がついた傷が残っていた
    ・マーゴは服を着たままレイピアに刺されて殺されていた

  • 124二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:40:12

    ③【レイピアで追い詰めた】


    ココ

    「レイピアで奥まで追い詰める必要ってあんの?その場でグサーってすればいいじゃん」

    ヒロ

    「...それは、マーゴがシャワールームの奥まで『逃げ込んだ』と言う形なら、そこまで違和感がないと思うが?」

    シェリー

    「マーゴさんは正面からレイピアで刺されていました。おそらく、殺される前に犯人がレイピアを持っているのを見ていると思います。」

    ハンナ

    「レイピアを向けられたマーゴさんが犯人から遠ざかるためにシャワールームの奥に逃げ込んだ、と言うわけですわね!」

    レイア

    「すまない!私の言葉のせいであらぬ誤解を生んでしまったようだ!!だが、これで違和感はもうないかな?」


    こいつ...謝罪も演技っぽくすんのかよ...やかまし...


    ココ

    「...いや、やっぱなんかおかしいって..!」 >>122

  • 125二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:41:33

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  • 126二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 09:58:18

    ① 【マーゴを刺した時に壁にぶつかった】


    ココ

    「なんで壁の傷に血がついたままだったんだ?洗い流せばよかったんじゃねぇの?」

    ハンナ

    「焦って見落としたとかですの?」

    ヒロ

    「シャワールームの水はそこまで水圧は高くない。落とそうとしたが落とせなかった可能性も十分ある。」

    メルル

    「アンアンさんの服で拭き取るのも傷が細いのもあって完全に拭くのは難しいと思います。」

    アリサ

    「そこまで深い傷だったのか?」

    シェリー

    「うーん、だいぶ力が込められたとは思いますが...人間の力の範疇だと思います。」

    ココ

    「お前の人間の範疇は一部信用ならねぇよ!!」

    レイア

    「...新たな謎にはなったが..犯人を特定するため証拠にはなりそうにないな...」


    確かに...でも、まだ違和感は感じる >>127

  • 127二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:01:28

    ほな2か

  • 128二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:18:32

    ② 【着替えた後に殺された】

    ココ
    「いや、やっぱおかしいって」
    アリサ
    「なにがだよ!」
    ココ
    「だって...レイアっち達が風呂に入ったのが21時半過ぎだろ?」
    レイア
    「そうだね」
    ココ
    「その後、マゴっちが3人と全くすれ違わずに風呂に入ったとして、21時45分とかなんなら50分ぐらい...なら、部屋に戻れんのって22時直前、就寝時間ギリギリじゃね?」
    ハンナ
    「確かにそうですけど、...『マーゴさんがそんな時間に入るはずがない』ってことですの?」
    ココ
    「いや、そうじゃなくてさ。犯人は『就寝時間ギリギリに戻るマゴっち』が【着替え終わる】時にシャワールームに入ってきたんだろ?」
    ヒロ
    「!!!」
    ココ
    「それって...22時確定で間に合わなくね??」
    エマ
    「た、確かに...」

  • 129二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:20:03

    シェリー
    「殺すためだけに入った可能性はあるんじゃないですか?」
    ココ
    「それってレイアがレイピアを忘れること、マーゴが一番最後にシャワールームに入ることを見据えて?」
    ハンナ
    「そこまで計画に入れるような人だとすると、壁についた傷を放っておくとは思えませんわ。」
    ナノカ
    「...その場での衝動的な殺人か、あるいは規格外の魔法を使ったか...」
    シェリー
    「あ!アンアンさんの【洗脳】ならあり得ますよ!!」
    アンアン
    「わがはいの魔法は相手が納得しないと発動しない。もしレイアに命令したとしても『レイピアを忘れる』ことに納得すると思うか?」
    レイア
    「アンアンくんの魔法の強さにもよるが、おそらくないだろうね。普通に考えて『レイピアをシャワールームに忘れろ』と言われても、私は了承するとは思えない...」

  • 130二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:22:05

    2周目でエマを殺そうとしたヒロみたいにマーゴをシャワールームに呼び出したのか、マーゴが服を脱ぐ前に入ってきて刺したかになるのか?

  • 131二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:25:13

    現状犯人は行き当たりばったりの殺人っぽいな... 逆に意図的なら色々知りすぎて怖い

    >>130

    マーゴさんが就寝時間ギリギリにシャワー室なんていう袋小路にホイホイ誘い出されるとは思えないから多分シャワー浴びに来ただけだと思う

  • 132二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:28:09

    >>131

    それもそうか

    シャワールームで2人で話そうと言われてもほいほい着いてく人は早々いないもんな…

  • 133二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:44:42

    ヒロ
    「そうか...わかった。」
    レイア
    「ヒロくん?何かわかったのかい!?」
    ヒロ
    「あぁ。ココの言う通り、犯人がシャワーを浴びに来たのであれば部屋に間に合わない。22時には看守が部屋に鍵がかけてしまうからだ。」
    ココ
    「...ってことはおまえらの誰かが嘘ついてんじゃねーか!?」
    ヒロ
    「それは違う。...もし犯人が部屋に戻る必要がなければ...22時に間に合わなくてもいいんだ。」
    メルル
    「部屋に戻る必要がない,..?」
    ナノカ
    「...医務室!」
    ヒロ
    「そう、犯人は夜、医務室にいたんだ!医務室からシャワールームの距離は2mもない。22時であれば看守は鍵を閉める為に地下にいる。看守に見つかるリスクは極めて低い..!」

    医務室...ってことは

    アンアン
    「違う!!わがはいではない!!」
    ヒロ
    「...ミリア、君がシャワールームから帰った時刻は覚えてるか?」
    ミリア
    「うぇ!?...急に言われても時間なんてわたっ..おじさん覚えてないよ!」

    .....(...)

  • 134二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:46:24

    ミリア
    「そうだ!アンアンちゃん!私が帰った後にシャワールームに行くって言ってたよね!!」
    アンアン
    「...ミリ...ア?」
    ヒロ
    「...アンアン、ミリアがシャワールームに行く時なんと言っていた?」
    アンアン
    『スプレーでだいぶ汚れてるし、シャワー浴びてくると...』
    ヒロ
    「....アンアン、君の服を見せてもらってもいいかな?」
    アンアン
    「....」

    ヒッキーは頷いて、机の前に立ち、みんなに服を見せた。
    目立ってはいないものの、スプレー缶の色が付着している。

    ヒロ
    「...アンアンは風呂に入っていない。ミリアは今嘘をついたということだ。」
    エマ
    「ってことは...君が犯人なの...ミリアちゃん?」
    ミリア
    「...ち、違う!!わたしはやってない!!こんなのおかしいよ!なんの物的証拠もないのに犯人だって決めつけて!!」

  • 135二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:49:18

    ゴクチョー
    「あのー、そろそろ決めてくれますかね?もう数分もすれば全員処刑になってしまいますが...」
    ミリア
    「違う!みんな騙されてるんだよ!!私は殺してない!!」
    アンアン
    「..リア...ミリア...なんで...ミリアぁ...」

    次々それぞれが投票を始める
    ....不思議な違和感をよそにあてぃしも投票した。

    ゴクチョー
    「投票結果は佐伯ミリアさんに決まりました」

    軽快な効果音と共にミリアの写真が映し出される。

    ゴクチョー
    「では、時間も押してるのでさっさと行きましょう」

    台座が揺れ、その瞬間照明が消える

  • 136二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 10:50:50

    ミリア
    「や、やめて!触らないで...!うわああああ!!」

    明かりがつくと...磔刑台に拘束されたおっさんが看守に矢で貫かれていた。

    ミリア
    「やめっ...やめて...!!...なんでわたしがこんなことに...うわあああああ!!!」
    アンアン
    「....」

    看守がさらに矢を投げ、おっさんが叫ぶ。
    ヒッキーが怪訝な表情を浮かべてる。

    ミリア
    「...あいつがっ!!...あいつが殺してるなんて知らなかったんだよ..!」
    エマ
    「あいつ?」
    ミリア
    「知ってたら!!見てたら!【入れ替わらなかった】のに!!」

    は?入れ替わっ...え?...

  • 137二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:06:40

    他の奴らも困惑を隠せてない。
    投げられる矢だけが時間の流れを冷たく表していた。

    ミリア(?)
    「あぁあ....死にたくない...ぁぁぁ...死にたくない...死にたくな...か...はっ...」
    ヒロ
    「ま、待て!!お前は誰なんだ!?ミリアは生きているのか!?」

    ...本物のおっさん...佐伯ミリアは生きているってことなのか...!?

    アンアン
    「【答えろ】偽物!!本物の佐伯ミリアはどこだ!!!」
    ゴクチョー
    「では、無事に魔女のなれ果てとなりましたので、彼女は永遠の牢獄に閉じ込めます。」

    ミリアの皮をかぶった偽物はもう、喋れるような姿ではなくなっていた。
    アンアンの声を遮るようなゴクチョーの声で、台座がゆっくりと降りていく。

  • 138二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:09:45

    …これ
    ミリアがマーゴ殺し

    その後ミリアと誰かが入れ替わる

    入れ替わった誰かが処刑される

    ってこと…?

  • 139二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:13:29

    あいつ呼びしてるってことはアリサ...?

  • 140二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:20:01

    >>138

    …けど今回の裁判でもアリサはそこそこ喋ってるし仮にミリアが入れ替わっているなら性格的にもっとステルスしてそうなんだよな

    …そもそも今回死んだマーゴは本当にマーゴだったのだろうか?

  • 141二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:23:21

    偽ミリアの一人称が私なのも重要な点かな
    ノアとかは特徴的な一人称してるから違うのか?
    一人称が私なの何人かいたと思うけどそこまでは覚えてないな

  • 142二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:23:35

    原作ではミリアがエマのフリしていたが中々上手かったからな…殺人までしたミリアが紛れ込んでるとなると中々厄介なことになるぞこれ

  • 143二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:28:23

    今回のマーゴ殺しかなり変だよな 肝心の動機が分かってないし 
    一人称変なのは アンアン(わがはい) ノア(ノア) シェリー(シェリーちゃん) エマ(僕) ココ(あてぃし) ハンナ(わたくし) ミリア(おじさん) かな?
    ただニセミリアの言うことを真実とするならこの入れ替えの目的はミリアの罪を被ることじゃなくて別にあるんだよな?
    入れ替わることで利益が生まれる人物って誰...?

  • 144二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:35:12

    …鏡の中の少女?>>81>>82で言及あるし一人称は私

    でも本編だとエマに対して「あなたなら波長があうと思った」って言ってるからな…

  • 145二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:36:28

    バッドエンドあんまり覚えてないんだけどシャワールームの鏡の中と入れ替わってる?
    取り込まれるだけだっけ

  • 146二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:38:55

    >>136

    「...あいつがっ!!...あいつが殺してるなんて知らなかったんだよ..!」

    と書いてあってちょっと心あたりがあるから調べてみたけどレイアが処刑される直前に

    「城ケ崎ノアに、舞台の主役を奪われて、

    あいつを殺さないといけないと思ったんだよ!」

    って言ってるシーンがあって、あいつって呼び方してるし最後のだよも一致してるから

    偽ミリアの中身レイアなんじゃないかとは思った。

    そうしたらやっぱりなんで入れ替わったのか?という謎にはなるけど。

  • 147二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:39:57

    >>145

    本編だと本物は鏡の中に取り込まれて偽物が本物の姿を取るって感じだった気がする

    だから鏡の中の少女が入れ替わってる可能性はある(ミリアと波長があうかは謎)

  • 148二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:40:38

    ああマン・イン・ザ・ミラーか どっちかっていうとスワンプマンに近いけど
    それなら納得

  • 149二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:46:29

    鏡の中の少女だとすると「殺してるなんて知らなかった」は違和感がある。シャワールームの中の鏡にいるのに、マーゴが殺されたことわからないってことあるのか?
    捜査時でも皆の目の前で取り込んだらわかるし

  • 150二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:50:51

    >>146

    レイアだとするとミリアに「後で入れ替わってましたって言ったら目立てるよ」みたいなこと言われたとか?

    同室だから朝にそういう会話してたらレイアならやる気がする

  • 151二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:53:15

    >>95

    この時点ではもう入れ替わってたってこよねレイアなら

    ただレイピア忘れが引っかかるんだよなぁ

  • 152二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:56:41

    >>150

    けどそれでも違和感残るよなぁ…

    現場殺人が起きてるにも関わらず入れ替わっていると言わない理由がない

    全員が入れ替わりを知らなかったということは偽ミリアは誰にも話してないことになるし…

  • 153二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 11:59:57

    ミリアがマーゴを殺した理由
    偽ミリアがミリアと入れ替わった理由
    偽ミリアが吊られる直前まで入れ替わりを話さなかった理由
    分からん.. そもそも本当にミリアが犯人かどうか確定してないからな 偽ミリアの遺言?というか捨て台詞からの推測でしか無いし

  • 154二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:01:09

    大穴でエマかなあ
    本編で真似してるしヒロレイアココ以外で唯一死体を見ているっぽいのが気にかかる
    パリーンしたのも自分の体に入ってるエマを吊りたいからって考えればわからなくもないし。
    でも一人称はボクだしあいつって言うキャラにも思えないんだよな…

  • 155二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:08:49

    可能性1:レイア…本編で処刑時にあいつ発言あり。一人称私。殺人が起きているのに入れ替わりを言わない理由が不明
    可能性2:鏡の中の少女…一人称私。前夜の時点で言及あり。鏡の中にいるのにミリアがマーゴを殺したことを知らないのか?という疑問が残る
    可能性3:エマ…本編でミリアがアンアンに気づかれずに真似した実績あり。ただし一人称がボク。

    あとはそもそも入れ替わってなんていなかったか

  • 156二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:11:07

    バッド選択肢でもないのに鏡に何かいる事の言及されてるの踏まえると何かしらの伏線ではあると思うんだよね

  • 157二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:15:32

    ミリアが誰かと入れ替わってその誰かと鏡女が入れ替わった..とか?かなり無理があるけど 処刑直前に話した入れ替わりは自身の鏡の能力としての"入れ替わり"でミリアの魔法の【入れ替わり】とは別だったとか?
    ただこれだとミリアと入れ替わり先の時系列と行動が意味分からんくなる

  • 158二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:33:24

    マーゴ殺したのは本物ミリアでいいと思う
    そうじゃないとシャワールームから監房に戻るのが間に合わないはず
    問題は本物ミリアが誰と入れ替わったのかとそれに付随するもの

  • 159二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:38:26

    入れ替わりって今日起きた出来事だよね?
    就寝時間中は外出れないわけだし今日何事もなかったかのようにマリアが接近して騙して入れ替え?

  • 160二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:48:29

    裁判所にはしばらく静寂に覆われていた。
    誰かがミリアと入れ替わっている...一体誰が?

    ゴクチョー
    「あ、みなさん、一応後1時間ほど、施錠まで猶予を与えますが、その後は外出禁止時間ですからね。では...」

    と、ゴクチョーが飛び立とうとすると...
    銃声が聞こえた。

    ナノカ
    「いつまでこの茶番を続けるつもり?」

    銃を撃ったのはナノカだった。
    撃たれたゴクチョーはぴくりとも動かない。

    ナノカ
    「あなた達のなかに黒幕がいるのはもうバレているわ。佐伯ミリア。」

    ナノカは銃をそれぞれにむけながら、話す。
    ミリアが黒幕?...じゃあメルルは?...あてぃしの記憶は...?黒幕が2人とか...?

  • 161二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:49:56

    ハンナ
    「ちょっと待ちやがりなさい!さっきからなんなんですの!?ミリアさんが偽物だとか!黒幕だとか!」
    ナノカ
    「この屋敷には、黒幕がいるわ。裏で手を引いて私たちが殺し合うのを楽しんでるの。」
    ヒロ
    「随分と突飛な発言だな。だが、私もこれは誰かが仕組んだ罠だと言う意見には賛同する。」
    ナノカ
    「そして、ここに連れてこられた囚人の中に1人だけ少女の皮を被った成人男性がいるわ。...それが佐伯ミリアよ。」

    するとナノカは自身の魔法で見た佐伯ミリアを語る...
    ...

    ....
    アンアン
    「...そんな...嘘だ...ミリアが黒幕だなんて..」
    ナノカ
    「殺される前で良かったわね、夏目アンアン。まあ、あなたが佐伯ミリアの可能性もあるのだけど...」

    ヒッキーに銃を向ける。..思わず全員が身構えてしまう緊張感が走る

  • 162二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 12:51:14

    ナノカ
    「私達をここに閉じ込めるだけじゃ飽き足らず..無実の少女を身代わりに処刑させて...私はあなたを絶対に許さない...」

    すると裁判所の上からバサバサとフクロウが降りてきた...

    ココ
    「え!?ええ!?ええええ!?」
    ゴクチョー
    「全く、かわいいゴクチョーを殺さないでくださいよ。」
    ナノカ
    「....」
    ゴクチョー
    「みなさん早く戻らないと食事を済ませられないまま懲罰房行きになりますよ。」

    看守がゆらゆらと動き出す。

    ココ
    「あ、そういや、まだ飯食ってねえ!!」
    アリサ
    「...この後で食欲なんて湧く気しねぇぞ...」

    他の奴らも次々と裁判所を出ていった。

  • 163二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 13:26:05

    …本当にミリアが殺したのだろうか?
    これが本編の延長線と考えるとしっくりこないような

  • 164二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 13:33:33

    あの聖人のミリアが殺すのは考えられんよな あの裁判自体時間が迫ってただけで詰め直したら別の真実が見えてきそう

  • 165二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 13:35:41

    >>163

    事前にミリアと誰かが入れ替わって、入れ替わった誰かがミリアの体でマーゴを殺して後でまた入れ替わったとか?

    でもこれだとミリアがアンアンへかけた言葉を知らなかった理由が謎。アンアン・ヒロ・レイア・ノアとずっと一緒にいたし

  • 166二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 13:41:33

    シャワールーム行く道すがらで入れ替わった→出る前にアンアンにかけた言葉がわからないのは何故?
    マーゴ殺し後に入れ替わっていた→誰か(inミリア)はどうやって監房に戻った?
    レイアたちと一緒にいる時にはもう入れ替わっていた→ミリアが真似できてもその誰かは1日バレずに過ごせたのか?
    朝に入れ替わった→捜査時間中に入れ替わることは可能なのか?

    ざっとこんな感じか

  • 167二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:24:57

    その日の夕方
    ...少しだけ食欲が戻ってきたのか、流石にお腹が空いたのか、皆食堂についていた。...ただ、前までよりもそれぞれ別々の席で食事をしている気がする。

    アンアン
    「...ミリア」
    ノア
    「...アンアンちゃん大丈夫?」
    エマ
    「.....」
    シェリー
    「ほら、エマさん。ちゃんと食べないと死んでしまいますよ」
    ハンナ
    「ちょっと!!不謹慎なこと言わないでくださいまし!!」
    メルル
    「エマさん...ゆっくりでいいので、ちゃんと栄養をつけましょう...」
    エマ
    「....うん」

    罪悪感や消失感で一部のやつらはかなりやつれていた。

  • 168二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:26:52

    レイア
    「随分静かになってしまったね。」
    ヒロ
    「事件が終わってからまだ数時間だ無理もないだろう」

    レイアっちとヒロ、ヒッキーとノアっちはそれぞれ別のグループになっていた。
    あてぃし、ヤンキー、ナノカは席を囲わず孤立している。
    エマっち達のとこはエマっちを他の奴らが慰める形でグループを保ってる。

    ココ
    「はぁ...まっず...」

    空気が食事を、食事が空気を不味くしていく悪循環。...黒幕はこれを目論んでんのかな?そもそもアイツの言ってたことって本当な訳?

    ココ
    「はぁ...」

    悩んでてもしょうがねぇよな...
    ため息をつきながら、椅子から立ち上がる。

  • 169二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:28:37

    ココ
    「エマっち...食事終わったら来て。」
    エマ
    「....」
    ハンナ
    「ちょっとココさん?どう言うつもりですの?」
    ココ
    「ただ話したいだけだって...」
    ハンナ
    「あなたがミリアさんと入れ替わってる可能性があるでしょう??」
    ココ
    「それ言うならお嬢がおっさんかもよ〜。」
    ハンナ
    「私はまだ15歳ですわー!!」

    うるさい奴は相変わらず突っかかってくるな。

    エマ
    「...みんなと一緒でもいい?」
    ココ
    「いや、2人...」
    エマ
    「....わかった。」
    ココ
    「...ありがと。図書室でいい?」
    エマ
    「...いいよ。」

  • 170二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:34:26

    じゃあ、あてぃしは先に食事を終えて、それまでの時間シャワールームに...

    ヒロ
    「ちょっと待て。」

    ...クソが

    ヒロ
    「二人で一体、なんの話をするんだ?」
    ココ
    「...なに?再放送?数日前にもおんなじこと聞かれた気が済んだけど?お前それしか会話カードないの?」
    ヒロ
    「全員が佐伯ミリアと入れ替わっているかもしれない今。二人だけで会話をするという行為を疑うのはいたって当然のことだ。理由を教えてもらおうか?」
    ココ
    「いや、お前が佐伯ミリアと入れ替わってるかもしれないのに、そんなこと教えるわけねぇだろ。」
    ヒロ
    「....」

    こいつ、他人の『正しいかどうか』には敏感なくせに、自分の『正しいかどうか』には鈍感だな...
    裁判の時はあんなに客観的な考察できてたってのに...

  • 171二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:40:14

    ココ
    「....じゃあな。聞きたけりゃ来るか?まあ、あてぃしには【千里眼】の魔法でばれるけどな」
    シェリー
    「...【千里眼】の魔法。」

    あてぃしの言葉に反応してゴリラが考えるそぶりを見せる

    シェリー
    「...思ったんですが、ミリアさんが魔法で入れ替わった場合、相手の魔法ってどうなるんです?」
    ハンナ
    「どう言うことですの?」
    シェリー
    「例えば、私がミリアさんと入れ替わった場合、怪力の魔法は私の体にあるのか?それともミリアさんの体にあるのか?....」

    ...確かに...【入れ替わりの魔法】ってどういう仕組みなんだろ?

    シェリー
    「...もし魔法は入れ替わらないのであれば関係ないんですが...【魔法も体も入れ替わる】場合、皆さんの中で消えてしまった魔法が入れ替わってしまった人になりませんか?」
    ヒロ
    「...それなら、数日前、私が皆の魔法について聞いて回っていた頃、マーゴが一度だけ入れ替わったと言っていたな。,,,確か魔法は入れ替わr...」

    おっ..チャンス!!

    ココ
    「じゃあエマっち!また後でな!」
    ヒロ
    「おい待て...くそっ..」

  • 172二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:44:05

    図書室...ずいぶん静かになったな。

    ココ
    「って...あてぃしとマーゴしかいなかったし、元々静かか」
    エマ
    「...お待たせ、ココちゃん。」

    エマっちが俯きながらやってくる。

    ココ
    「..........」
    エマ
    「.....?」
    ココ
    「...ねぇ、エマっち。あてぃしは今誰を殺したいと思う?」
    エマ
    「..ココちゃん急にどうしたの?...」
    ココ
    「....いいから、答えて」
    エマ
    「.....め、メルル...ちゃん?」
    ココ
    「.........」
    エマ
    「え、えっと...もしかして...ミ...」
    ココ
    「っっあっぶねぇええ...ーー...!」
    エマ
    「...ココちゃん?」

  • 173二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:46:30

    ココ
    「ああ、メンゴメンゴ。エマっちが本物か真っ先に確かめたかったんよ。」
    エマ
    「??」
    ココ
    「あてぃしがメルル殺したいって思ってるのエマっちしかいないしさ。」

    中身ナノカなら絶対自分の気持ち優先してミリアって言いそうだし。

    エマ
    「...も、もしミリアちゃんって答えてたら?」
    ココ
    「え?すぐ殺してたよ?」
    エマ
    「ココちゃん!?!?」
    ココ
    「まぁまぁ本物だったし一安心。エマっちもこれであてぃしが本物って伝わったっしょ?」
    エマ
    「...あ、そっかボクのためにもしてくれたんだね。ありがとうココちゃん!!」

    純粋すぎだろ...流石にそこは冗談って分かれって...あてぃしが入れ替わる直前にミリアに話してたりとかあったらどうすんのよ...

  • 174二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:48:29

    ココ
    「れ、礼なんていらねーし!!...じ、じゃあ、要件すんだし。部屋戻るわ。」
    エマ
    「え?それだけ?」
    ココ
    「それだけって...ちょー重要だぞ!?」
    エマ
    「そっか...そうだよね。ありがとうココちゃん...それじゃあ...」
    ココ
    「あ、あとエマっち。」
    エマ
    「なに...?」
    ココ
    「...処刑された偽物は気にしなくていいからな。」
    エマ
    「...ぇ?」
    ココ
    「...ほら、エマっちが元気ねぇと、あてぃしまで落ち込んじゃうからさ」

    エマっちがうつむきながら訪ねる

    エマ
    「....ココちゃん...手...握ってもいいかな...」
    ココ
    「...」

    あてぃしはエマっちの震える手を力強く握って体を近づけた...

  • 175二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:50:01

    エマココforever エマ入れ替わりは否定されたか

  • 176二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 14:52:37

    エマ
    「...ぁぁ...ぁああ...ぁあああぁ...」

    エマっちがポロポロと涙をこぼす。

    エマ
    「ボクが投票ボタンを押さなかったら...ボクのせいで...ボクが殺したんだ...なんの罪もない女の子を...」
    ココ
    「...やめなよ...エマっち」
    エマ
    「でもっ...でもっ...」
    ココ
    「だって、あてぃしまで...涙出てくるじゃん...」
    エマ
    「...うぅぅ...ぅぅ...うぁぁああぁ...」
    ココ
    「....っっ...」

    別に誰かが死んだことが悲しいわけじゃない。あてぃしはあてぃしと推し以外に生きてる意味なんてないと思ってる。
    あの投票は別におかしくないし、ミリアの殺人に気づかなかった偽物も悪い。自業自得だ。
    それに、エマっちひとりで裁判がひっくり返ることなんてないんだから、わざわざ罪悪感を抱く意味とか全く分からんし。

    ...ただ、【推し】が悲しんでる時、あてぃしも同じくらい悲しくなっちゃうだけだから。

  • 177二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 20:49:23

    素直じゃないねぇ。

  • 178二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:29:05

    翌日...

    昨日はエマっちに釣られて泣いたおかげか、少しスッキリした朝を迎えられた。

    ココ
    「さて、こんな日には例の計画を進め...」

    スマホに着信が届く...

    ヒロ
    『今日は前日の夜にチャットに打った通りだ。全員忘れずくるように。』
    ココ
    「....そうだったわ...はぁ」

    昨日の夜。ヒロから全体にチャットがあった。

    『佐伯ミリアと入れ替わっていないことを証明できる方法を見つけた。明日の朝の自由時間全員で確認する。参加しない人は問答無用で疑いの余地ありとする』

    ものすごくイラつく文章....正直行きたくはないが、疑われるのは癪に障る。

    ココ
    「いくか...」

    身支度を軽く済ませ、屋敷の外に向かう

  • 179二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:39:44

    ヒロ
    「来たか。ココ、1分42秒の遅刻だ。正しくない。」
    ココ
    「...キモ。そんくらい多めにみろよ。それにまだきてない奴もいるだろ。」
    ヒロ
    「ああ、彼女らにも遅刻については厳重に詰め寄るつもりだ。」
    ココ
    「あー。そーゆー奴だよなお前...」

    数秒間説教垂れ流された。あてぃしが怒られ終わった数秒後にはヤンキーもきた。
    ヤンキーも怒られててウケるw

    アリサ
    「...わ、悪かった。」
    ヒロ
    「違うだろ?謝るならそれ相応の言葉遣いをすべきだ。」
    アリサ
    「ごめんなさい...」
    ヒロ
    「次からは遅刻のないように。行っていいぞ。」
    ココ
    「ヤンキーなんか辿々しい〜」
    アリサ
    「あ?うっせ...」

    あと、来てないのは...

    ヒロ
    「アンアンはまだか?」

  • 180二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:45:42

    そう言うと、ゆっくりとヒッキーがやってきた。

    ヒロ
    「おいアンアン。なんで遅刻した。君の生活習慣が乱れているのh...」
    アンアン
    「反省している。だから【黙れ】。」
    ヒロ
    「....!!...君はっ...!」
    アンアン
    「わがはいは今とても気分が悪い。早く終わらせるためにも【すぐに始めろ】」
    ヒロ
    「...全く...君には後でしっかりと話をしようか。」

    ヒッキーの洗脳でも説教は先延ばししかできねぇか〜

    ヒロ
    「では、昨日チャットで送った通り。今から佐伯ミリアがこの中にいないかどうか検証する。」
    レイア
    「それで、一体どんな方法で見極めるんだい?」

  • 181二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 21:55:55

    ヒロ
    「まず、佐伯ミリアの魔法は【入れ替わり】。お互いの同意の元、身体を入れ替える魔法だ。」

    ヒロは淡々と説明を続ける。

    ヒロ
    「そして、彼女の魔法は【魔法と身体の両方を入れ替える】と言う特徴を持つ。」
    シェリー
    「お、昨日私がヒロさんに聞いたことですね!!」
    ヒロ
    「そうだ、シェリーが昨日
    『もし魔法と身体の能力が入れ替わるのなら、今消えている魔法の本来の持ち主が佐伯ミリアが乗り移った人物ではないか』
    と言う仮説を唱えてくれた。」

    あー、なんか言ってたな。

    ヒロ
    「そして実際に、彼女の魔法は魔法ごと身体を入れ替えていた。これは数日前にマーゴから直接聞いた確かな情報だ。」
    ナノカ
    「その信憑性は?」
    ヒロ
    「はっきりとはないが、あの時点でマーゴが嘘をつくとも考えにくい。」
    ナノカ
    「いいえ、そうではないわ。あなたが嘘をついている可能性を聞いているの。」
    ヒロ
    「私が嘘をつくのであれば、みんなを呼び寄せて話すことは大きなリスクになる。私は正しいことのために動くのだ。」
    ナノカ
    「わかったわ。続けてちょうだい。」
    ヒロ
    「つまり、君たちが自身の魔法を使える場合。佐伯ミリアとは入れ替わっていない状態ということになる。」

  • 182二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:04:58

    シェリー
    「ここに岩があります🪨。おりゃー!!どーです?持ち上がりましたよ!!」
    ヒロ
    「合格だ。次。」

    アリサ
    「はぁ...これでいいか?🔥」
    ヒロ
    「十分だ。合格。」

    ノア
    「水を浮かせるとかでいいかな?💧」
    ヒロ
    「いいぞ、合格だ。」

    ココ
    「...ヒロ今右手あげてるね?手にはノアのスケッチブックを持ってる。」
    ヒロ
    「合格。」

    アンアン
    「わがはいから【離れろ】!」
    ヒロ
    「...もう少し支障のない命令をだな...合格。」

    レイア
    「さあ!みんな!私を見るんだ!!👁️」
    ヒロ
    「...くそっ顔がいい...合格。」

  • 183二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:08:52

    あー…エマが魔法無しと申告しているから…

  • 184二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:10:34

    エマだけ使えないから合法的に吊れるって考えた訳か…
    無実の子を吊ったってメンタル弱ってるエマなら受け入れて吊られる可能性あって怖い

  • 185二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:11:06

    まあエマはココが庇いそうだな

  • 186二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:11:34

    ナノカ
    「私はどうすればいいかしら?」
    ヒロ
    「私を触って、昨日私がエマとなにを話したか当ててもらおう。」
    エマ
    「ええ!?!?」

    ナノカがヒロを触る。

    ナノカ
    「....一言も喋ってないわね。」
    ヒロ
    「合格。」
    エマ
    「....」シュン

    なんだアイツ、意地きたね。

    ヒロ
    「次はハンナだ。」
    ハンナ
    「...ど、どうしてもやらなきゃいけないんですの?せめて、ヒロさんとだけとは...」
    ヒロ
    「だめだ。全員に見せることに意味があるんだ。」
    ハンナ
    「...や、やっぱり無理ですわぁああ!!!」
    ヒロ
    「な、なに!?」

    ....?お嬢?...なんで?

  • 187二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:11:41

    ・幻視という主観情報が多いナノカ
    ・現状魔法不明(自覚なし)なエマ
    ・死に戻りのヒロ
    この辺は照明が難しいな

  • 188二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:12:28

    ま、魔女化..?ハンナ嘘だよな?

  • 189二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:13:52

    ハンナ…?
    8章人形劇での一人称は確かに私だったけど…

  • 190二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:15:22

    >>184

    しかし、ヒロも証明できないし自分に疑いかからない? 

  • 191二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:17:57

    ヒロ
    「まあ、ハンナは要警戒ということにしようか。次、エマ。」
    エマ
    「あ、あのヒロちゃん...ボク魔法なんて持ってないんだよ?」

    ヒロ...まさかこいつ...

    ヒロ
    「....そういえば、君は魔法がないと言っていたんだったか。どうしようか。ハンナは浮きさえすれば、無実が証明できるが...確かめる術が君だけ全くないな。」
    エマ
    「だってボクには魔法がないんだもん。」
    ヒロ
    「そんなわけないだろう?ここに来るのは全員が魔法を使える人だとゴクチョーから説明があったはずだ。君も自覚がないだけで魔法を持っているんだよ。」

    ココ
    「...ちょっと待てよ。」

  • 192二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:17:59

    >>190

    ヒロが疑われたらエマが「ヒロちゃんが偽物な訳ない!」って庇いそうではある

  • 193二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:22:22

    キャラ目線だとここでエマ吊っておくのが安牌ではあるのがな…
    メタ視点だと魔法とトラウマの都合上冤罪処刑か被害者として死なないと詰むから、ここで退場でもまあ面白そう

  • 194二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:24:56

    >>193

    いやあ、メタ視点としてはマーゴが死んだ時点でこの周はどちみち詰んでるんだし、なるべく最後までいて欲しいよ。

  • 195次スレ立てます。25/10/09(木) 22:25:16

    ココ
    「お前の魔法って死に戻りだったよな。」
    ヒロ
    「....あぁ、チャットにも事前に共有している。」
    ココ
    「お前自身はどうやって証明するつもりな訳?」
    ヒロ
    「.....」
    ココ
    「あれあれ〜??お前も証明できないよなぁ?1週目の記憶話す?でも妄想で作った可能性もあるよなぁ〜」
    ヒロ
    「ココっ....!」
    ココ
    「お前がエマっちに言ってんのはそういうことだぞ。まっ、お前が本当にミリアの可能性もあるけどな。」
    ヒロ
    「それをいうならさっきの遠野ハンナのことも気がかりだな。なぜ見せたがらない?答えはミリアだから以外考えられないな。」

    エマ
    「や、やめてよ...!!」

  • 196二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:27:22

    ギスギスは加速する

  • 197二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:31:29

    見方によっては証明の仕様がない子を追い詰めるよう誘導してる大分あれなやつだよねえ
    しかも主導犯が既に入れ替わりしててカモフラージュのためにやってる可能性もあるという

  • 198次スレ25/10/09(木) 22:33:49
  • 199二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:34:08

    埋める

  • 200二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:34:48

    たて乙

オススメ

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