十王邦夫

「アイドル科の生徒をスカウトし立派なアイドルに育てるのが、お主の仕事というわけじゃ」

CV. 大塚明夫

『学園アイドルマスター』の舞台となる初星学園の学園長、及び学園の運営母体にあたる100プロ（じゅうおうプロ）創業者。元々は実業家であり、一代で財を成して初星学園を設立した。

『THEiDOLM@STER』ブランドにおける社長の系譜に相当する人物で、『学マス』でも彼だけはキャラクターモデルが黒塗りで表現されている。現在の100プロ社長は息子（星南の父）に代替わりしており、厳密には社長でない為か、一人称は社長キャラ共通の「私」ではなく「ワシ」。

非常に威厳のある喋り方だが、お茶目な部分もあり、2024年のエイプリルフールでは『学園アイドルマスター』ホームページで聴ける生徒達の自己紹介ボイスが全て学園長によるモノマネに変わっていた（後述）。

学園の現生徒会長・十王星南の祖父にあたり、同じく学園生である倉本千奈の祖父・“倉本爺”（倉本グループ当主）とは古い友人同士。また、シリーズでも多くの作品に登場する961プロ・黒井社長（54歳）を「小僧」と呼んでいることから、相応に高齢と思われる。

豪放剛腕で人の才能を見抜く力に長けており、この点は孫娘の星南にも受け継がれている。

星南には3歳の頃からアイドルとしてのエリート教育を施しており、2年次の夏季・冬季と2度にわたるH.I.F（Hatsuboshi IDOL FESTIVAL）優勝という実績を打ち立てた彼女を「教育で造り出せる最高のアイドル」と自慢の種にしているらしく、倉本爺との孫自慢合戦は千奈と彼女のプロデューサーにかなり直接的な影響を及ぼす事になる。

初星学園の入学試験では最後に学園長との面接の場が用意されており、たとえ筆記や実技の成績が悪くても彼が認めれば合格となるようである。面接の様子は、学マス 4コマ漫画第7話「わたしのこと」で篠澤広が回想している。

プロデューサーが担当する事になるアイドル候補生の中には、座学満点・実技0点の広や、全体的に落第レベルの千奈といった面々もおり、彼女達が入学できたのは学園長の面接によるものだと推測されている。また、入試では忖度を一切挟まない姿勢にも定評があるようで、面接合格を果たしたからには相応の（あるいは相当の）素質を見込まれたものとプロデューサーも認識している。

そうした経緯を持つ広からは「おじいちゃん」と呼ばれて懐かれている描写もあり、彼女のコミュにも度々登場している。

『学園アイドルマスター』学園長（声：大塚明夫さん）がアイドルに!? 『学マス』公式サイトのアイドルの自己紹介ボイスがすべて学園長に変わる問題が発生【エイプリルフール】

2024年4月1日のエイプリルフールでは、 『学園アイドルマスター』公式サイトのアイドルの自己紹介ボイスが全て邦夫に変更された。

【お知らせ】公式サイトにつきまして、4月1日(月)12:00現在、一部問題が発生しております。

【お知らせ】現在公式サイトでは、アイドルのボイスに問題が発生しております。

【お知らせ】本日公式サイトで発生した不具合に関して、ご報告いたします。

『学園アイドルマスター』公式X(旧Twitter)では、12:09時点で不具合という体で報告されたが、13時30分、14時00分と連続で更新。ネタばらしを行った。

この時の声真似イベントは、学マス 4コマ漫画第18話「学園長ってどんな人？」で言及されている。

社長の系譜

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