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●日記の内容をくれぐれも本気にしないでください。ほぼ何にも調べずに書いています。
●何を言っているのかよくわからない場合はとりあえず用語集を参照してください。
●時々同じ事を何度も書いています。心配するだけ無駄だと思うけど。
●敬称略。
●おしゃべりがどうしても治りません。
●リンクは御自由に(リンクを外すのも含め連絡不要です)。
●ここに書かれていることや文章の形式などはごっそりパクっても構いません。
●万一ここに書いてあることが何かの間違いでありがたく見えてしまうときは【あるわけなかろうおれカネゴン】、あなたの精神力が弱っていますので視聴を控えてください。危険です。
●もしここからリンクされると格が下がる/貫目が落ちるとお嘆きの場合はご連絡いただければ外します。
●日記インポート時のエラーがそこここに残っていたり恥ずかしくていたたまれない箇所があったりするので、折に触れて過去の日記も書き直しています。
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明日は健康診断。今夜(10/31)9時からは何も食べてはいけない呑んではいけないタバコも吸ってはいけないのだそうだ。AKIRA みたいに台に縛り付けられてぐるぐる回されるのだからしょうがない。
ときどき「必ずトクする今日の一言」にアクセスする。最初のページがえらく重たいのが欠点だが、とにかくものすごく濃くて広くて深い内容。一銭もかけずに Windows をスピードアップしたいなら486DX-2(66MHz)でWindows95が快適に動くナゾがよい。
休み明け、当然のように仕事のエンジンのかかりが悪い。土日に大飯食ったせいか、体重が増加したような気がする。
夜ニュートラルへ。きんどーさんが突然やってきて、天使エンジンの公演チラシをいただく。東京大空襲の焼け跡から発掘されたような、すてきなチラシ。東京近辺の人々は見に行くべし。場所が荻窪で極めてアクセスがよいのもポイント高し。あけてくれも見習おう。
夜、M1号が訪問。「ザ・ウルトラマン」を始め情報交換。M1号も天使エンジン見に行くとのこと。
散財に向けて体調を整えようキャンペーン。手始めに、明日健康診断を受ける予定。結果はそのまま生命保険にも流用する。カネゴンは、こういう検査は実は大好き。
休み中は人に言えないことをいろいろしていたので日記は空白です。
メールを読むのが遅れてしまった。この次はベース持っていきます >緑の恐怖殿
「あけてくれ」10/8ライブの客入れでどさくさにまぎれてかけた曲に「大和朝廷の逆襲」というのがあった。中日ドラゴンズのテーマソングで華々しくデビューしたフォーク系シンガーソングライター山本正之(タイムボカンシリーズで知られる)の持ち歌。歌詞の内容が官憲の目を惹きそうなせいか、ライブでしかやらないのだそうだ。山本正之のライブは、前回ライブに訪れた人だけに次のライブの案内ハガキが来るという、極めて密室的な展開が行なわれる。これでは行きたくても行けない。ダフ屋も関与する余地がない。見方を変えれば固定客だけでライブをやっていけるということで、これはこれで理想の境地なのかもしれない。
部屋のTVアンテナの位置を変えたら、断然映りが良くなった。しかしそのベストポジションは天井。ガムテープで固定したが、翌朝には必ず落ちている。せっかく予約した「サイエンスアイ」が、そのせいで半分砂嵐に埋もれた。
そのサイエンスアイの特集が「ハイテク考古学」。精度の上がったC14測定とか、貝塚出土物のDNA鑑定とか。しかし仁徳天皇陵とかでDNA鑑定やったりしたら大和朝廷に逆襲されてしまうのだろう、きっと。存分に研究できない考古学者はストレスがたまりそうだ。
「特命リサーチ」は久々によかった。巨人が勝ったのはなんとなくくやしいが、おかげで番組がつぶされずにすんだ。
ああ、久しぶりに無為な日を過ごす。快感だ。
またいろいろ本を買ってしまった。てんとうむしコミックスの、内山まもる「ザ・ウルトラマン」1巻入手。ジャッカルとメロスと、口をへの字に結んだまましゃべるウルトラ一族はあのときのまま。
散財したい。
待望の夏休み。「X-MEN」と「インビジブル」たてつづけに見る。
「X-MEN」は、じいさん2人がよぼよぼと「バビル2世とヨミ」のように戦う映画。それに、サリーちゃんのパパみたいな髪型をした風来坊モロボシダン(仮面ライダー風に改造済みで、ごていねいに記憶までなくしている)が、バビル2世担当のツルッパゲのお父さん(肝心な時に昏倒して役に立たず)から南部博士づらしてアカレンジャー(あるいは3つのしもべ)になることを強要されると言えば説明になるだろうか。レインボーマンみたいに「天地稲妻落し」かますし、クライマックスではウルトラ兄弟みたいにそろって十字架にかけられるし、付箋がびっしりつけられるぐらい既視感に満ち溢れている。テレパシーを防ぐ帽子をかぶって登場したヨミ担当は「スーパージャイアンツ」みたいないでたちが素敵。子供番組の王道を行くといえばそれまでだけど、カネゴンの心には「第一話、完。」と誰かがささやいている。やはり登場人物が二枚目ばかりでは弱い。「黄色いタイツでもはけというのか?」というセリフにうなずく。はきなさい。
「インビジブル」は、やたらと痛覚を刺激される。前作「スターシップ・トルーパー」もやっぱり痛そうな映画だった。オランダ生まれのこの監督はきっと痛いのが好きなのだろう。カネゴンは痛いのは苦手です。女の子3人連れが「よかったー」と「きもちわるーい」を交互に連発していた。秘宝インタビューによると、この映画はプラトン(ギリシャ哲学の)が「もしも人間が透明になれたら、きっとろくなことをやらない」と書き残しているのをヒントにしたのだそうだ。本当だろうか。「失笑を買いそうな」要素を注意深く排除したということだが、最後に透明人間が感電したときにガイコツが見えるのはまずいのでは。この2本の映画を見てふと気が付いたが、カネゴンはこれまで一度も超能力が欲しいと思ったことがなかった。普通に生きられる能力のほうが欲しい。何だか、SFXはとっくに映画の決め手でも何でもなくなっているんだなあと思いました。
予告編ウォッチ。「悪いことしましょ」は、予告編が始まって10秒で「悪魔が出る」とわかってしまった。おやっさんに鍛えられたおかげだろうか。藤子F不二雄とかフレドリック・ブラウンみたいな「悪魔ネタ」の小話だろうと勝手に決めつける。「チャーリーズエンジェル」は、一人が三人に別れた瞬間「レイク」の文字になっているんではないかと思って目を凝らしたがどうも違うみたい。ドリュー・バリモアはどうみても空手強そうに見えない。
他にカバンを買い替え、日本語環境改善のために「ATOK for Linux」を買い、また本をドカ買い。
夜中に教育TVで「コモドドラゴンが雌をめぐって血みどろの戦いを繰り広げる」ドキュメンタリーをやっていた。2本足で取っ組み合うコモドドラゴンの姿があまりに人間臭くて、爆笑。これ特撮じゃないんだよな。危険なコモドドラゴンにこれだけ接近して撮影したカメラマンの勇気に脱帽。
カネゴンは、身長:体重比はとりあえず何とかなっているようですが、お腹がどんどんしわしわになっていく今日この頃。
昨夜はニュートラルでM1号ときんどーさんと「韓国vsイラン」戦を観戦。ロスタイムのゴールの時にたまたま画面を見ていたので得した気分。きんどーさんに「Happy Hacking Keyboard」を2K円で譲る。ちょっとスペースバーがぶらぶらしている。
あまり知られていないみたいなのですが、Windows の起動音は、昨日頭を回っていたブライアン・イーノが担当している。誰その人?と言われると返答に困るが、環境音楽の総本山みたいになってしまった人で、ロキシー・ミュージック出身。20年ほど前は、アングラ文化人の間で絶大な人気があった(理由は不明)。要はシンセで変な音を出すのがお仕事な人。一部では読み違いで「エノ」と呼ばれていた。エイドリアン・ブリューも最初は「ビリュー」と表記されていたように。
とにかく、Windowsの起動音は、JRのやかましい発着音など目ではない、究極に世界中に浸透した音楽作品(?)かも。何十億という人々が否応なしに聞かされる、誰がこんな事態を想像しただろう。Windowsの値段にイーノのロイヤリティが含まれていたら大変な額になるだろう。しかもその音楽は、どんなに知られていても、誰一人として歌えない(歌えるわけない)のだ。Windows の起動音を音声模写できたら宴会でウケるかも。
さて、今私の目の前になぜかある「Money 2000」の起動音は、100%間違いなく「Fripp & Eno」の音の孫引きサンプリング。昨日頭を回っていたのはそのせいだったのか。先生のギターは巧妙に削除されている(ような気がする)。
昨今のハリウッド映画につきものの「ズゴー!グワー!」という低音、ああいう音を最初に聞いたのは、デビッド・リンチに好き放題やられた「Dune - 砂の惑星」だったような気がする(裏付けなし)。この映画のサントラもイーノだった。当時は「イーノにサントラなんかできるんだろうか」(=テキトーにシンセを弾いて回りをケムに巻く人)と思っていたが、映画館で聞いて驚いた。今やあのサウンドもどこにでも転がっているものになってしまった。一度もトップを取らないのにトータルで見たら大勝ちしているUNOを見ているような気分。
サッカー約分問題、同点になったらどうするのだろうということにたった今気づいた。別に1:1になってもかまわないかな。
明日から夏休み。
以前から不思議に思っていたこと。コード譜をローマ数字で書く人(ジャズ系に多し)がいるが、あんな読みとりにくい文字は本番で不便この上ないのではないか。IVとVIとか。
つまらんことを思いつく。対戦型スポーツの得点にすべからく「約分」の概念を取り入れる。サッカーで6対1でももうくさることはない。そこから1点取ればたちまち6:2→3:1と点差は縮まる。勝っている方も、何とか約分できない7点に逃げようと必死になる。得点は得点で記録に残しておけばいい。バスケットみたいに点が大量に入るゲームでは特に盛り上がるだろう(計算の遅いアメリカ人には大変か)。戦い方が変わるわけではないから取り入れやすいし、子供が自然に分数と素数に親しめるというメリットもあるが、単に「オモロイ」から。
吉祥寺某所で練習。ろくにコピーしてなくてすみません。
夜、「サイエンスアイ」で、ノーベル賞を授賞した白川さんが登場。普段は地味な番組だったけど、導電性プラスチックを初めてちゃんと解説(しかも実験を見せてくれた)したマスコミ。さすがNHK。実験中予想以上にプラスチック(ポリアセチレン)が電流を通してしまい、実験装置が黒焦げになってしまったとか。カネゴンはつい科学には爆発を期待してしまうので、こういう話は大好き。
腹が減ったが、「サイエンスアイ」を見逃したくない一心で、思わずドミノピザを注文。しばらくして、ふと財布を見ると1000円しか入っていない。11時過ぎなのでもう三鷹の富士銀行もしまっている。大慌てで自転車に飛び乗ってATMがあるコンビニを探すが見つからず、ピザ屋には明日金を払うことに。すいません。後でM1号に、武蔵境のLawsonに行けばあると教えてもらった。
日記更新遅れる。申し訳ない。
いろいろあって生命保険を組み変える。グランドチェロキーに乗ってやってきた保険外交員と「カリキュラ・マシーン」のビデオで盛り上がる。
我が家にある「カリキュラ・マシーン」上下巻はいささか編集の内容が偏っていて、フォーリーブスの「3は嫌いだよー」が入っていないのが実に残念。「あいつのあたまはあいうえお」はちゃんと入っているのに。カリキュラのシナリオには、後に「竹中直人の放送禁止ビデオ」で(というよりWAHAHA本舗の)有名な喰始(たべはじめ、と読むのだろうか)と、「ゲバゲバ45分」でデビューし、「有言実行シュシュトリアン」「ロボット8ちゃん(バラバラマン!)」「激走戦隊カーレンジャー」など数々の怪作を世に送り出した浦沢義雄が参加している。二人とも作風がものすごくはっきりしているので、ビデオを見ただけでどっちが書いたか一目瞭然でわかるのがおかしい。音楽は「ヤマト」でおなじみ宮川泰。時々、音楽がすごくいいのがある。
「か行お段の【こ】」「5のかたまり」
喰始はフジオプロにいたときに赤塚不二夫「赤ん坊料理の作り方」の原作を書いていたことからわかるように「死」をえげつなくネタにすることが多い。「位牌が1、位牌が2、位牌が3」。「放送禁止ビデオ」ではセルフパロディ「ヤリキュラ・マシーン」をはじめ、「葬式クイズ」や「内蔵堪能ディナー」「車椅子の正しい使い方」「浄化槽でシンクロナイズドスイミング」など持ちネタが炸裂するも、本当に抗議が来て「発売禁止」になる。
浦沢は、かの傑作「バス停が世をはかなんで旅に出かける」で知られる通り、「無生物が人間に逆襲する」話が得意(あと「神様」が出てくる話や中年男の哀愁なども得意)。ここでも「5 (発泡スチロールで作った巨大な5)が、両親(宍戸錠と岡崎友紀)の教育方針にがまんができなくなって家出し、やくざに弟子入りし、おかまに弟子入りしたのち帰ってくる」というのをやっている。一つも子供番組じゃない。「カーレンジャー」でも「芋羊羹を食べると巨大化する、宇宙の暴走族ボーゾック」「おいしいオイキムチが食べたい一心で韓国に攻め込むボーゾック」「宇宙の交通整理に燃えるシグナルマン(見た目は宇宙刑事。単身赴任で妻と子供あり)」「給料税込みで19万8000円で、何で地球の平和まで守んないといけないわけ?」などやりたい放題(そのせいで特撮ファンには受けが悪かったらしい)。キャッチコピーが「戦う交通安全」だし。
ああ、何を書いているんだろう自分。
失礼しました。Elephant Talk の「あの」ギターシンセを、最初聞いた時にてっきり口笛だと思っていたカネゴンです。キーボードのニュアンスとは思えなかったので。当時はどっちがどういうギターを弾くのかという知識もなく、LDを見て初めてパート分けがわかった次第。The Sheltering Sky もフィードバック奏法だと思い込んでいた(和音なので妙だなとは思っていた)。
GR-300を使っていたのは、クリムゾンの他にはポリスのアンディサマーズぐらいしか知らない。他にもあっと驚く人が使ってたような気がするが(今剛あたり)思い出せない。今度どこかで使ってください>緑の恐怖
かなり昔、Prophet-5が欲しくても150万はとても出せなかったカネゴンは、カタログのフロントパネルから勝手にブロック・ダイヤグラムを書き起こして自分を慰めていたことがあった。でもそのおかげでPoly Modulationの仕組みがわかってちょっとうれしかった。Mimi Moogと仕組みがすごく似ていることもわかった(だから売れたのだ)。今から思えば、イタ車よりも故障しやすいProphetを買ってたらさぞかし気をもんだだろう。難波弘之いわく、Prophetはフトンにくるんでハードケースに入れ、もう一度フトンにくるんでひとまわり大きなハードケースに入れないとツアーに持っていけないとのこと。YMOみたいにエンジニアつきなら何とかなるのだろうけど。当時知り合いの知り合いが DX-1 を買ったという話を聞いて、うらやましいというよりは「一体どうするんだろう」と思った。
おっかけ日記にもあったが、当日のブリューのフィードバックは不発だった。あれをライブでコントロールするのはきっと至難の技なのだろう。サンプラーが通用しない一期一会。
巨大フジ隊員が、本当にマンハッタンでプロモーションをしている。彼の地で黒Tシャツを出したら、マジで売れるのではないか。こわもてのプッシャーがさりげなく着ていたら、うれしいような恐いような。ソーホーあたりで勘違いされてもてはやされたりして、しまいには宿敵オノヨーコが着用したりしたらどうしよう。
タイムショック、少々期待しすぎたようです。もう少しのんびり見ることに。
毎度のことながら、仕事は目が回るほど忙しい。今の会社に入ってからまだ一日も休んでいない。休んだらどうなるかと思うと恐ろしくて休めない。3台のPCを使っているせいで、暑くて仕方がない。電磁波のせいばかりでなく、脳がゆであがりそうだ(もうゆであがったかも)。
緑の恐怖が紹介していたブリューファンサイトは迫力に満ちていた(当日の曲順がわかってとっても便利)。仕事を投げ打って日本公演すべて追いかけるなんて、まさにファンの鏡。チケット2万円は安いほうだったのですね。「Three of a perfect pair」以降フォローしていなかったカネゴンは反省。
ファンサイトにはブリューの特殊奏法(緑の恐怖はすでにマスター)の解説もあって助かる。サイの声の出し方は書いていなかったが、大昔のロッキンfのインタビューで本人が語っていた。確か、ファズとフランジャーを「象さん」の時より深めにかけ、スライドバーを斜めに当てるのがコツだとか。
いろいろたどっているうちに聖地巡礼というページに。何だか一人だけ日本人の名前があったのでたどると、「練馬絶叫倶楽部」というメタルバンドが。これは絶対がきデカの「練馬変態倶楽部」にかけている。ほかにも「はぐれメタル絶叫派」などありとあらゆるその種のダジャレが繰り広げられていたのでもっとよく見ると「アニメタル」やってたのだそうだ。練馬は何でもありだ。すみません、まだビデオキャプチャーボードを差す気力がわきません。
かなり昔、緑の恐怖他数名と共に、アラン・ホールズワースを六本木PIT INNに見に行ったことを突然思い出した。カネゴンがまだ大学生の時。一番驚いたのが、座付のキーボーディストがホールズワースそっくりに演奏していたこと。ホールズワース本人は「ギター馬鹿一代」というか、ギターをとったら何も残らなそうなほど入れ込んだ(というか客のことなどお構いなしの)演奏だった。これはこれで一種の侍。
もしかすると、緑の恐怖はライブに来ていなかったのだろうか。何度か携帯に電話してみたのだが留守電だったので、てっきりとっくに会場入りして電源を切っているのかと思っていた。しまった。
今回の来日で最もかっこよかったのは、アコースティック・ギター1本で「Three of a perfect pair」をやったブリュー。プログレは楽器編成が問題ではないということを突きつけられた。サビのところで客がちっとも合わせて歌ってくれないのは少々さみしかった。自分はしょうがなく小声で歌った「complicated!」「aggravated!」。ハモってもみた「She is susceptible He is impossible」「He has a contradicting views She has a psychromatic moods」だったか(公式サイトで調べたらずいぶん覚え違えてた)。
ニュートラルへ。「Ghost」と「ショーイチ」がWOWOWでたてつづけにやっていた。ウーピー・ゴールドバーグの演技のうまさに舌を巻く。「ショーイチ」はあまりにマンガそのまんま。清水健太郎様の顔色が恐ろしく悪いのが気になる。
タイムショックのリバイバル、ビデオで見るが、あまりのつまらなさに卒倒しそうになる。緊張感がクリムゾンの1ppmにも満たないなんて。TVBros.の予言は正しかった。
NHK教育「サイエンス・アイ」。今回紹介された阪大の先生は、12本のレーザー光線を集中させて超高圧を発生させ、炭素(人工ダイヤモンド)を金属化する研究をしていた。その研究設備が涙が出るほど素晴らしい。「AKIRA」の冬眠装置に匹敵するばかでかい装置群(地下鉄の駅並の広さを埋め尽くすほど)。久しぶりに「科学」の名にふさわしい目の栄養だった。こんなものが大阪の地下に埋もれていると思うだけでうれしくなる。やっぱり「研究所」とか「博士」はこうでないと。ただ博士は田宮二郎似の男前で、禿げていなかったのが残念。
近々運転を開始するらしいが、実験内容からして失敗したら大爆発するのは確実、いやぜひ成功して欲しいものだ。金属炭素は地表には存在しない物質というのがまたよい。
「サイエンスアイ」を見るために「ニュートラル」には行けず。ニュートラルに行ったら、強制的にアジア選手権のチャンネルに切り替えられること確実と読んだため。しかし緑の恐怖と巨大フジ隊員が来ていたとは。残念なり。
やっと時間ができたので、PCを調整した。電源ランプをつくようにし、HDアクセスランプをつくようにし、フロッピードライブを使えるようにし(コネクタを差し替えるだけ)キーボードからPower Onをできるようにした(これは非常に助かる)。以前から「CPU has changed!」という警告が止まらなかったのは、ベースクロックとCPUクロックの比率設定がむちゃくちゃだったということが今回判明。前回設定したときはマニュアルがなかったのでわからなかった。現在はクロック667MHzで快調。
しかし、昨晩からどういうわけかMN128(ISDNルーター)にtelnetできなくなった。要するに通信ができなくなったということ。原因不明。pingは通るが、Netscapeからもアクセスできない(lynxならできる)。しかたないので昨晩から手動で接続している。
自分のためのメモ代わり:
夕方、衝動的に中野へ。慌てて出ようとしたため、特命リサーチのビデオ予約するのを忘れていたことに気がつき、一旦引き返す。当然ダフ屋のお世話になる。2万はたいてしまったのはちょっとどうかしていたのか自分。おかげでTシャツもCDも買えなかった。客層は7割がSF大会風、2割が業界人、若い女性は極めて少ない。それでもやはり素晴らしい。新しい曲の方が出来が良かったような気がする。先生はすっかり髪の毛が白くなっていたようだが、特撮魂200%炸裂する。ラストは噂通り「Heroes」。
結局特命リサーチに間に合う。あんまり「あるある大辞典」みたいな特集をしてほしくないものだ。かといって、一時期のように何でもかんでも「脳が原因」というのもつまらない。神田川地下水路探検みたいな意表を衝いたものとか、UFOとかもっとマユツバなものが見たい。
クイズ・タイムショックは来週10/16月曜日午後8時からテレビ朝日で。この間スペシャルでやっていたらしい。ナレーションおよび出題は本物と同じ矢島正明。?と思う人も、声を聞けば「ああ」と気がつくはず。リポビタンDとか、UFO番組(「謎の円盤UFO」オープニングも)のナレーションでおなじみ。「親子連れ、花柄シャツにジーンズはいて、赤いヘアーに、色グラス。どっちがーっ、おやっだーーー!」
久しぶりに部屋を掃除。さっぱりしたが、掃除機からの排気がカビ臭くてまいる。掃除し終った瞬間、横浜に行くのを忘れていたことに気づく。しまった。窓用クーラーをどかす。
OSを久しぶりにアップデートしたら、ずいぶんたまっていたらしく、110MBもダウンロードするはめに。たっぷり4時間はかかった。電話代が恐い。でも、おかげで前からおかしかったWanderlustがやっとIMAP認証を受け付けてくれた。まったく。
それにも懲りずに、今度はNetscape Preview Release 3 をダウンロード。インストーラがどんどん改良されていく。
でも、起動には手間取った。そのまま起動しようとするとSegmentation Faultを起こす。いろいろ試して、いったんrootで起動すると動くようになった。
ありがとう巨大フジ隊員。シナリオは、やっぱりおやっさんが書くのでしょうか。
13日の金曜日。
巨大フジ隊員の構想たるや素晴らしき。ギターでしか話すことのできない役者、というかまるでしゃべっているようなギターは、先生方の他には緑の恐怖にしかできないわざ。実現したら、舞台でギターを弾く必然性にあふれた、世界で初の試みになるだろう。悲しそうな声、怒った声、うれしそうな声が出れば何とかなるのでは。
おれかねは、スポンサーとかそういう遠めの裏方ではだめですか?触ると全てのものが金になってしまう王様の話がありましたが、その逆で、触ると普通では起こりえないような失敗を、本人だけではなく、周りの人にまで確率を超えて引き起こしてしまう、自分自身がそう思えてならないのですが。考えすぎですか?
その昔リック・ウェイクマンが「触ったものが全部金になるようだ」と売れに売れていたころのイエスで発言していたことがあったが、まさに天罰覿面。
日記が開いてしまった。
ニュートラルで、当日ライブのビデオとCDを受け取り、夜M1号に渡す。
なぜUNOで負けないのか自分でもわかりません。ただ、カネゴンの表情は手を読む参考にはならないと思います。
ページをリニューアル。まだ胸が一杯。
日記のタイトルを進める。今までは創世記だったが、ここからは出エジプト記。恥ずかしながら、Exodus の意味を初めて知った。ボブ・マーレーの歌でしか知らなかったので。
当日練習中に缶コーヒーの中身をシンセ(JUNO-60)にぶちまけてしまったその後、音が出なくなってしまったこともさることながら、よりによって当日にそのようなへまをしてしまう自分が猛烈に情けなくて、ほんの1時間ほどだがかなり落ち込んでしまい、メンバーを慌てさせてしまう。すみませんでした。
しかし落ち込んでもいられない。というのは、当日使う予定だったもう一台のキーボード(MIDIコントローラとして使用するはず)が、ところどころ音が出なくなっていたことが判明。クロマチックに駆け登ると音が歯っ欠けになる。そのせいで内面の落ち込みにさらに輪をかけてしまったが、事態は緊迫する一方。思い余って、吉祥寺Rock-INNでYAMAHAのオモチャキーボードを購入。
買ったキーボードをほぼむきだしでかついでメンバーは中央線に。LiverPoolの隣の「バーミヤン」で会合を兼ねて補給。終り頃、ロボットのエンジン担当者が到着。荷物を搬入するとき、入口に置いてあった前のバンドのギターをまた中に運び込んでしまった。すみません。
セッティングが始まる。買ったオモチャキーボードは、MIDI-INとOUTがついているにもかかわらず、MIDI信号が出力されないことが判明。急いでたのでマニュアルなしのまま店頭品を持っていったのが裏目に。ショップに電話してMIDI出力の方法をたずねるが、1台しかない店頭品のために向うも調べることができないという有り様。しょうがなくMIDI音源は電子ピアノにつないで使い分けることにした。何のために買ったのか。
しかし、巨大フジ隊員のレポートにもある通り、コーヒーで溺れてしまったシンセが、倒れたショックで突如甦る。映画なら、ここでマーチが鳴り響くところだが、倒してしまったお姉さんを気遣うより先に「大丈夫ですか?」とついシンセに話かけてしまった。緑の恐怖がさりげなくフォローしてくれる。すみません。
開演から終了までは、本当にあっという間だった。思うところありすぎて、こうして書いている今も胸が一杯。終曲「キャンディ・キャンディ」が胸に迫る。
遠いところからわざわざお越しいただいた皆様、素敵な歌を聞かせてくれた羊屋様(アレンジのリクエスト受けられなくてごめんなさい)、Liverpoolの方々、受け付け担当の皆様、巨大フジ隊員 with スタッフの皆様、ロボット操演担当 S 様、ロボット製作担当 K.S 様、そして、常に足元が危なっかしいカネゴンを支えてくれた(カネゴンは支えなくてはいけない立場なのに!)「あけてくれ」メンバーの皆さん、そしておやっさん、本当にありがとう。
半日つぶして「飛び道具」を準備。へとへとになってしまい、ピアノの練習する暇なし。この作業を長時間続けると命にかかわるので、慎重に行う。
吉祥寺に衣装を買いに自転車で。しかしうっかり普段着を買ってしまう。しかも関係ない本まで。つのだじろう「呪凶介 PSI霊査室」手塚治虫「ネオファウスト」長井庄一「ガロ」B.Russel「教育論」、ド・ブロイ「物質と光」。全部古本。
夜ニュートラルへ。たった今突然、世界で一番でっかいエンケンのCDが到着した。すごすぎる。ここのTVより大きいといえばわかってもらえるだろうか。ニュートラルに見にきてください。
今朝目覚めると、首を回すたびに首の骨からものすごい音がするようになっていた。痛くはないが、骨片がはさまれているような感じで、頭蓋骨にまで響く。カネゴンは昔からトシちゃん並に首がユルかったが、10/8、ついに外れてしまうかもしれない。
帰ってきた「エクソシスト」、監督命令で公開延期(理由は不明)。初代エクソシストが公開された直後、世界中で悪魔憑き現象が流行ってしまったそうだ。暗示に弱いのはカネゴンだけではなさそうで一安心だが、監督が心配しているのは案外そのことなのではないだろうか。
アントニオ猪木(「あんと匂いの木」と変換されてしまった)、詩集「ばかになれ」を発表。いやです。
思うに、バンドの名前は検索で絶対引っかかることが大事だと思う。「筋肉少女隊」は申し分ないが「特撮」はその点で困る。「あけてくれ」はある意味で及第点か。どうか、メタキャラクタや""などをバンド名に使わないでください。やってもやっても終らない、さい(漢字が出ない)の河原のような仕事を打ち切って、池ノ上へ。CLOVER RECORDのライブ。みないい人達。チケット一枚売れる。SmileyのCDも購入。代表の加藤さんは「あけてくれ」に来てくれるだろうか。チラシを見て「中央線っぽいね」とお褒めの言葉をいただいた。
実家には、まだクリムゾンの「Live in Japan」のLDがあるはず。でもLDもってなかったのでビデオにダビングして見ていた。日本初のデジタル録音LDだというのに。「Elephant Talk」のしょっぱなでエイドリアン・ブリューが歌詞を間違えて「あまちがえた!」と思わず "日本語で" 叫んでいたのを思い出す。ブリューが弾いているという理由だけで Talking Heads の「Remain in Light」も買った。
自分以上にカネゴンの弟がクリムゾンにはまっていて、ブートレッグを次々に購入していたのを聞かせてもらっていた。ブートでは「Frame by Frame」は、「Plain Baseline」というタイトルだった。第III期前夜とはいえ、タイトルまで耳コピだったのだろうか。弟が Discipline のイントロのツインギターをタッピングで一人でコピーしたのを見て驚かされ、ピアノで弾いてみたが、こういうのは鍵盤でやっても面白くも何ともないものである。ギターがうらやましかった。しかし「バンドでやってみようか」というような話にはついに一度もならず。二人ともそういう発想に至らなかったようだ。
当時カネゴンが中古レコードで買った「太陽」は、どういう保存状態だったのか、醗酵し切った柔道着そっくりな強烈な匂いをジャケから放っていてすごく困ったが、それでも聞いていた。後年カネゴンがパチンコにはまって、持ってるLPを残らず売却するという暴挙に出たときも、まったく匂いは衰えなかった。
弟はStar Warsにもはまっていて、コカコーラのグッズ集めから始まってそこからハリソン・フォード→ブレードランナー→ディックとまっとうにSFファンの道を突き進んでいた。カネゴンはといえばモノを集める根性がなく、当時から何もかも頭にしまいこんでいた。彼が集めていたSTARLOGの膨大なバックナンバーは壮観だった。弟はちゃんと常識人です、念のため。
あれはいつだったか、緑の恐怖がzen,ryu,naoとともに演奏した「Red」は、本家よりも出来がよくてマジで感動。それまでマージャンをやってる姿しか知らなかったカネゴンにとっては緑の恐怖が一気にチョモランマの高さにまで上昇した。ギターはいいな。
カウンタが3300台に。いったいどうなっているのだろう。
ここだけの話、カネゴンは占いが怖い。カネゴンはものすごく暗示にかかりやすいからだ。低脳の証。TVBros.の占いページだろうが、朝一番組の占いコーナーだろうが、見てしまわないように思わず目をそむける毎日。
カネゴンは「これは良く効く薬だ」と言われて呑めば、紅茶きのこだろうと教祖のパワーを込めた霊水だろうと何でも効いてしまうだろう。大昔のいしいひさいち4コママンガに「万能男」(何を呑んでも効く便利な男)というのがあったが、まさにそれ。実際にはネガティブな暗示の方によく出くわす。昨日の晩飯はカレーヌードル(ビッグサイズ)だが、「カップめん=健康に悪そう」というイメージだけで、早くも気分が悪くなってしまった。
浪人中に読んだやけに精密な星占いに、「1999年は最悪の年」とあり、「新しいことを始めてはいけない」とあった。そんな先のことまで書かないでほしいものだ。「2000年から急に運が開ける」とあったが、それだけ先のことなら責任も取りようがないのではないか。未だに引きずってる場合ではないのだけど。
M1号のカゼは大丈夫だろうか。葛根湯は呑んでくれているようで何よりですが、心配です。今回の日記は心配ながらとってもすてきな内容。
カゼを治すには「深く寝て、汗をかく」「かいた汗で体を冷やさないようにする」という方法論でカネゴンはこれまで乗り切ってきました。具体的には「寝酒」(体があったまるものなら何でも良い)をひっかけ、布団乾燥機をギンギンにかけた布団に潜り込み、寝られるだけ寝たおす。翌日は布団が汗びっしょりでふらふらになるが、たいていこれで治る。
あと、カゼをひいたときには「たべすぎない」ことが肝心。経験上、がばっと食べると治りが悪くなる。ニンニクラーメンなどはよいですが、いずれも汗をかくために使いたい。寝るまでに体を冷やさないようにすることが大事なようです。
ニュートラルには必殺の「朝鮮人参酒」があります(カネゴンも使わせてもらいました)。またカネゴンは布団乾燥機を持ってます。必要でしたら声をかけてください。
家に帰ると、待望の「サウスパーク」ビデオが到着。Chicago のお二人さま、ありがとうございます。カートマンの超早口+コロラドなまりは半分も聞き取れないけど、「チンポコモン」堪能しました。シェフが訴えられた話でジョー・ストラマーが出ていたのにはびっくり。M1号が「吉田拓郎そっくり」といみじくも指摘した彼(オープニングでバンジョーを弾いている)も登場、この人は誰なんだろう。
カウントダウン日めくりをつくるのが面倒なので(SSI+シェルで作れるのはわかっているのですが)、手書き。
うれしいこと悲しいことつらいこと大事なこと、3歩歩くと忘れてしまう。「何か忘れていないか」という強迫観念だけは常につきまとう。
また雑誌を買い込む。インチキ怪獣カルタの「水素獣エッチ(エジプト出身)」と「宇宙ウナギ メトロカバヤン」はヒット。この雑誌、見境のないことで有名な音楽専科社が出している。どんな道も、極めるとその先は荒野が広がっていることをまざまざと実感。
「野村義男のギター教室」を思わず立ち読み。ヨッチャンはカールコードが好きなのだそうだ。ノイズが乗りやすくて大変だと思う。今後カールコードを見かけたら反射的にヨッチャンの顔が思い浮かぶだろう。おすすめアルバムには「クリムゾンキングの宮殿」がしっかり入っていた。郷ひろみもクリムゾンのファンだし、高中正義に至ってはこれでアレンジを研究したとまで言ってのけていた。ジューシーフルーツのイリアもデビュー前にはクリムゾンのコピーバンドをやっていた。
昔なぜか持ってたギター教則本は、土屋昌己がひっそりと執筆していた。巻末に、一風堂の1stの1曲目(インスト)のフルスコアが載っていたのはかなり反則。ヨッチャンはそんなことはしていなかった。でもフルスコアのおかげで、一風堂がすごくもったいないミニムーグの使い方をしていたことがわかった。
「妖怪占い」、実はおやっさんの項目だけは書き写し忘れていたので、いいかげんな記憶を頼りに半分でっちあげたものでした。ニュアンスはだいたいあんなものなのですが。
仕事ますます追い詰められる。一日9時間、無駄口のひとつもたたかずずーっとやっていると、頭が壊れそうになる。
夜ニュートラルへ。体調を挽回するためにワイン一本まるまるあけ、ビールも二杯。きんどーさんとおやっさんと巨大フジ隊員で選曲が進められていた。おおよその方向性は定まったようです。きんどーさんの車で送ってもらう。
M1号が体調を崩したらしい。風邪にはやはり葛根湯がお勧め。汗が大量に出るので、その間じっと寝ていればよくなると思います。葛根湯の成分を見たら麻黄(エフェドリンの原料)が入っているので、ドーピング検査に間違いなく引っかかるはず。
そういう自分も体調が思わしくない。なにより、特に理由がないのにここ一週間ほどタバコの量が減りつづけているのが、かえって不気味だ。これは何かを食べたり飲んだりしてよくなるタイプの崩れ方ではないような気がする。絶食あるいは飯を減らしてみよう。
サッカーとは、もしかすると異次元空間に最も近いのかもしれない。ゾフィーとウルトラマンの会話のようだが、これでもサッカー話。「ゾフィーゾフィーゾフィー....」と心にエコーをかけて。
本番一週間前の練習終わる。みなさまお疲れ様でした。
吉祥寺安楽亭にて焼肉(ガラガラのみブブカ経由)、その後ニュートラルへ。ずっと岐阜に赴任していたK氏と久々にニュートラルで出会う。ついでに長らく貸したままだったCasio FZ-1を受け取った。ありがたき。10/8のライブでは音源用のMIDIキーボードとして使用する予定。
日曜昼、ひそかに「ぶぶか」に行く。これで夜まで何も食べなくても大丈夫。かなり待たされた。その後気まぐれにパチスロで2000すった。
日曜午後は母校で「あけてくれ」個人練習を黙々と行った。ピアノ室を借りるのに手間取った。1000円の証紙が必要で、たった一台しかない証紙の自動販売機は故障していた。仕方なく持っていた健康保険を人質にして部屋を借りる。基礎練は最低限に押さえ、ひたすら曲の練習。
NHK特集「ナチスの幹部たち」のビデオをM1号より借りる。ありがたきことです。アウシュビッツで面白半分に人体実験を行った医者がテーマ。白土三平の「赤目」実写版。想像力より現実が上回るとはこのことか。
夕方、国勢調査のおばさんが来る。とんとんと扉をたたくので、すかさず「国勢調査ですか?」と呼ぶとずばり正解だった。アパートの1Fに人が住んでいるかどうかを尋ねられた。少なくとも2世帯はいるはずなんだけど。
愛して止まない岸田森だが、当然のことながら一般への認知度は極めて低い。演技に対する情熱と技術は本当にすごいのに、彼ががんばればがんばるほど、特撮ファンしか反応しなくなってしまっていた。岸田森は、特撮ファンのリトマス試験紙として統計的に有意であり、試験される人が自覚的であるなしにかかわらず潜在的に特撮ファンであることすら検出できるほどだ。
彼が亡くなったとき、その知名度と裏腹に大物スターが続々と葬儀に詰め掛けて、思わずワイドショーで特集されたということもあったらしい。そんなことでもなければ彼を知ることもなかった人の方が圧倒的に多いのが自然だろう。演技についてはド素人のカネゴンだが、何と言うか、これほどの技術を持ってしても、絶対に一流になれない「何か」があったのだと思う。それだけに晩年の岸田森は痛ましい。
この人は、本当は半端でなく不器用だったのではないか。健さんの「不器用ですから」の比ではない、普通に生きるのにすら差し障りがあるほどの不器用さ。なぜか客の目を惹くが、芝居全体をぶち壊しかねない行動に出てしまうデンジャラスな存在という意味では、実は左 朴全に近かったのかもしれない。彼らは、したくてぶち壊すのではない、本当にそれしかできないのだ。
秋の夜長にふさわしく、ちょっとしんみりしてみました。