標的であるICBMに向けて発射された、「グラウンド・ベースド・ミッドコース・ディフェンス」の迎撃ミサ... 標的であるICBMに向けて発射された、「グラウンド・ベースド・ミッドコース・ディフェンス」の迎撃ミサイル Image Credit: MDA 米国防総省のミサイル防衛局(MDA)は5月30日、米国本土に向けて発射された大陸間弾道ミサイル(ICBM)を、迎撃ミサイルで撃ち落とすことを想定した試験に成功した。 米国はすでに、弾道ミサイルを迎撃できるミサイルを何種類も開発して配備し、試験も行われている。 しかし、今回試験された「グラウンド・ベースド・ミッドコース・ディフェンス」、通称「GMD」と呼ばれる迎撃システムは、これまで迎撃試験に何度も失敗しており、さらにICBMの迎撃を想定した試験は今回が初めてでもあったことから、関係者らにとっては大いなる福音となった。 今回は、このGMDの概要や仕組み、必要性などについてみていきたい。 最初に、弾道弾迎撃ミサイルについて簡単に触れておきたい。 弾道弾迎
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