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趣味/Hobby
マンガ/アニメ★
アトム
で育った筋金入りのマンガ/アニメ好き.
アニメのマイベスト3を挙げれば,『うる星やつら』『機動戦士ガンダム』
『風の谷のナウシカ』『トップをねらえ!』だ.
(4つあるって? 3つに絞れなかったんだから,しゃーないやんけ)
最近面白かったもの:
- 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』★
ジャンル違いだなとか、絵柄好みじゃないとか思っても、読むべきだ。
これは超オススメ、今年のイチオシ(いまさら、ではあるが)である。
二ノ宮知子は、ずいぶん前に、『平成よっぱらい研究所』という
衝撃的な作品があって(最近は文庫版が出ている)、
かなり異能の作家だと覚えていたので、
“のだめ”が有名になったときも、違和感はなかった。
でもまぁ、急がなくても、ある程度まとまってからと思っていて、
気づいたらいつの間にか21巻まで出ていたので、
やっと大人買いしたが(ただしブックオフ)、
1巻目から笑いが爆走である。
面白いとは期待していたが、“ここまで面白い”とは予想外だった。
週末がまるまるつぶれて、まったく仕事にならなかった。
ほんと、2008年度のマイイチオシだ。
- アニメ『トップをねらえ! 劇場版』★
『トップをねらえ! 劇場版』+『トップをねらえ2! 劇場版』
の合体劇場版を見つけて、懐かしくて思わずゲット。
やっと時間を見つけて、まず『トップをねらえ! 劇場版』から。
たしかに、いまのものと比べると画質はあまりよくないし、
ストーリーやサイエンス面ではあちこち綻びもあるかもしれないが、
ここまでパワフルな全力アニメはいまだにあまりないし、
何度観ても飽きが来ないというか、ほんとに元気になる。
ヒロイン、コーチ、お姉様にはじまり、
ド根性訓練、トップ操縦時の服装、コクピット内部の諸装置、
沖縄と沖女(沖縄女子宇宙高校)の風景、超新幹線、
宇宙戦艦のデザイン、艦内表示、宇宙生物の造形、
亜空間突入と離脱と星虹、相対論的時差、雷王星、
軌道ロープーウェイ、バスターマシン1号と2号の合体、
最終マシンガンバスター、重力縮退、そしてBGMと効果音と主題歌。
数えていくとキリがない。どれもよすぎる! 最終決戦まで一直線だった。
そっかこの時代、地球帝国。。。だったんだ。今回はじめて知った。
ほんと、元気になった。
- アニメ『トップをねらえ2! 劇場版』★
何年か前(2003年)にOVA『トップ2』が出たときは、
絵柄も違うしストーリーも何か違うぽくって、
『トップ1』のイメージが崩れそうで、
結局、観なかったのだが、大間違いだった。
『トップ2』は『トップ1』の完全に正統な続編で、
最高のアンサーソングだったようだ。ミスった。
全編、『トップ1』へのオマージュに満ちていて、
きちんと“努力と根性”の物語をしている。
『トップ1』以上に破天荒な設定も、12000年後を考えれば、
ただたんに「クラークの第三法則」にしたがったものに過ぎなかった。
ダイバスターの戦闘シーンから最後まで目が離せなかく、
ラストは非常に感動モンだった。
これは合体版を続けて観るのがベストだなぁ。
- 佐々木倫子『チャンネルはそのまま!』(第1巻)★
単行本の第1巻が出た。
連載で読んでたんだけど、単行本でまとめて読むと、
改めて、“バカ枠”入社、雪丸花子がピカイチだと再認識。
この(運の)強さは羨ましいというか、読んでて元気が出るマンガだ。
- 高橋留美子『犬夜叉』(全56巻)★
とうとう完結した。
この数巻の流れは、そろそろ終章へ向かってる感じだったが、
高橋留美子の作品では最長かなぁ。
まぁ、オーソドックスでストレートな大団円だったかな。
てぇ、でも、きっちりオーソドックスも、
丁寧に読むと、なかなかジンと来るものがある。
最後はやっぱりこうでなくっちゃ、いけないだろう。
- 入江亜季『群青学舎』(全4巻)★
『コダマの谷』と合わせて全5巻と言った方がいいのかな、
さまざまな時代や世界で紡がれる群像の連作短編集が完結した。
もう一度、最初から読み直してみよう。
- 佐々木倫子『Heaven ?』(全6巻)★
書店で佐々木倫子フェアをやっていて気づいたけど、
こういうのも出してたんだ。
猛獣(オーナー黒須)と猛獣使い(サービスマン伊賀)が中心の
レストランコミック(?)だけど、
なんとも説明の付けられないほど型破りに面白い。
いや、面白すぎ。一気に読んでしまった。。。
- 二ノ宮知子『天才ファミリーカンパニー』(スペシャル版全6巻)★
これも文句なしに面白かった。
以前からタイトルは知っていたけど、そのうちにと思って忘れていたら、
書店で文庫版が出ているのに気づいて、ああ、そうだったと思い出し、
帰ってからブックオフで大人買いした。
でも、古本だから大人買いも、ちょっと変?
- 弐瓶勉『バイオメガ』(全6巻)★
やっと完結した。
2年ぐらい前に1巻目が出て、読みかけたのだが、
これは刊行毎に読んでいたらまったくわけがわからなくなりそうで、
完結まで待って、ようやく読んだけど、
何度も戻りながら読んでも、やっぱり難しい。
6巻目の帯にある宇多田ヒカルのコメント
「弐瓶勉さん相変わらず天才すぎてついていけない(笑)」
のとおりだ。
でも、庚造一とAIフユもキャラ立ちしてたが、
一番いい味を出していたのは、
バイクに乗せられた人語を喋る熊コズロフだった。
- 柏原麻実『宙のまにまに』(6巻)★
清く正しく美しく(?)の天文部マンガも、いつの間にか6巻目に入った。
もともとかなりマニアックだが、今回は鏡面研磨は出るわ、
野辺山(宇宙電波観測所)も出てきて、マニアック度アップである(笑)。
やや緩いけど、あまりキツイ話は出てこないので、ときどき読むとホッとする。
- たかしげ宙・DOUBLE-S『死がふたりを分かつまで』(9巻)★
こちらも9巻目突入の、めちゃ格好良すぎコミック。
こちらは、まじで展開がハラハラドキドキのしっぱなしで、
心に余力があるときでないと読めない。
今回も、一つ前の8巻が出たときに忙しく、
8巻9巻とまとめて読んだけど、興奮して熱が出た。
出張疲れなどで風邪だったのかなぁ。
- 岡崎二郎『宇宙家族ノベヤマ』(全2巻)★
これ、1巻目のときあまり強い印象がなくて、
2巻目をみつけたとき、買おうかどうか一瞬躊躇した。
絵もそれほど綺麗でもないし、物語の方向性がよくわからなかった。
しかし、2巻目は、すっごい宇宙哲学SFになっている。
野辺山パパたちのキャラも立ってきたし。。。
最後は駆け足っぽかったけど、まぁ、これ以上膨らますのは難しいかな。
ちょっと雰囲気の違う宇宙コミックだった。
- OVA『キャシャーン』★
1973年にTV放映されていた『新造人間キャシャーン』が、
1993年に全4話でリメイクされたOVA版。
久しぶりにSFアニメの本を書いているので、“仕事の一環として”鑑賞。
1990年代の作品なだけに、映像的には綺麗に仕上がっている。
第4話ではヒロインのサービスカットもちゃんとある(笑)。
- OVA『時をかける少女』★
これも同じ理由で今回初鑑賞。
実は往年の実写映画のリメイクだと思い込んでいたが、全然違ったのね。
ヒロインの真琴はかなりオバカだが、それだけに、最後はハラハラし通しだった。
他にも、『攻殻機動隊2.0』とか『絶対可憐チルドレン』とか『ゼノサーガ』とか、
“仕事”としていっぱい鑑賞した。
- OVA『スカイ・クロラ』★
これも入れたくて買ったのだが、押井作品も多く構成案にどうにも納まらずに、
残念ながら、ふつーに鑑賞しただけになった。
- 平野耕太『ヘルシング(全10巻)』★
バンパイヤコミックは久しぶりっぽい。
英国国教会のバンパイヤ討滅機関ヘルシングと、ローマカトリック、
そしてナチスの亡霊が三つ巴でバトルするのだが、
イヤなんともグチャグチャなマンガだ(笑)。
本ストーリーや主人公は、まぁ、こんなもんだろうが、見所はやっぱ、
“婦警”こと“嬢ちゃん”ことセラス・ヴィクトリアの成長ぶりかな。
傭兵隊長も、なかなか、いい漢している。
- 森薫『エマ(全10巻)』★
19世紀から20世紀に移り変わる時代の英国を舞台にした、
メイド版シンデレラストーリーである。
作者の弁ではとにかくメイドを描きたかったらしいけど、
英国風メイドはこんなんだったんかなぁ、と説得されそう。
おおよそ期待通りでハッピーエンドになるので、気軽に読めた。
最近チェックした書評誌で、夏休み中に、
ちょうど10巻程度で気楽に読めるコミックとして挙げられていて、
『ヘルシング』と一緒にゲットしたけど、
でも、もう読んでしまった…
- 浦沢直樹×手塚治虫『プルートウ(全8巻)』★
鉄腕アトムの「地上最大のロボット」にオマージュした浦沢版作品が8巻で完結。
アトム登場あたりはなかなか劇的でよかったが、
後半は少し早足で説明不足だった感じがする。
まぁ、たしかに難しいチャレンジだったとは思うが、やや残念。
- DVD『とらドラ!(全8巻)』★
原作面白かったからDVDの方にも手を出したが、
文章ではよくわからなかった動きもよく表現してあるし、
原作のエッセンスを上手にまとめてあって、とてもよし、である。
8月になってようやく最終巻が出た。最後までハイテンションだ。
ラストは原作と少し違うけど、アニメ、なかなかいいラストかな。
- DVD『APPLESEED SAGA EXMACHINA(エクスマキナ)』★
うっわぁ、これは凄くよかった。
士郎正宗原作のコミック『アップルシード』は、
非核大戦後の世界が舞台で、
中立都市オリュンポスの特殊急襲部隊ES.W.A.Tに所属する
デュナンとサイボーグのブリアレオスが主人公の近未来SFである。
以前にアニメ化さらたビデオ版『アップルシード』(1988年)や
全編3DCGで制作された『APPLESEED』(2004年)はもっていたんだが、
この『EX MACHINA』(2007年)はリメイクかなんかと思っていて未チェックだった。
今回、資料用に買って、結局、使わずじまいだったんだけど、
いやもう正統的な続編だし、はるかにドキドキする内容だった。
デュナンとブリアレオス、
そしてブリアレオスのDNAから作られたバイオロイドのテレウスが、
最後までぶっ飛ばしてくれて、目が離せなかったぞ。
これは正編と続編を両方続けてみるのがベストだろう。
ちなみに、知らなかったが、『攻殻』と同じ世界線上の物語らしく、
本作で出てくる工業国家「ポセイドン」は未来の日本であり、
『攻殻』からすると過去の日本のようだ。
道理でポセイドンの特使ヨシノが日本人ぽかったはずである。
- 柳沼行『ふたつのスピカ』連載終了★
月刊『コミックフラッパー』での連載が9月号で終了した。
アスミの宇宙での活躍を見てみたかった気もするが、
まぁ、じんわりとするいいラストではあった。
…う〜ん、単行本の最終16巻が出てしまうと、
購入しているコミックが一種類減っちゃうなぁ。
- 海野チカ『3月のライオン』(3巻)★
お盆休みを狙ったように、久しぶりさんが2冊刊行されて、
もちろんお盆休み用にゲットした一冊目。
ハチクロの作者の最新作、かな。
プロ将棋の棋士と近所で知り合いになった三姉妹の交流を描いたものだが、
これがまた、めちゃくちゃに癒し系のコミックである。
1巻目あたりはまだよくわかんなかったけど、
毎話ごとに泣き笑いがある感じで、ずーっと読んでいたい系の作品だ。
“河の流れのように進む優しいラブストーリー”らしいので、
そっち方向にも話が流れていくようである。
- 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(22巻)★
作者の都合でしばらくお休みだったのが、久しぶりに再開。
その久しぶりが、いきなりのクライマックス展開。
今回は、シュトレーゼマンが最高で最悪、かな。
世界天文年2009と足並みを揃えるように、
のだめもグランドフィナーレへ向けて驀進中みたいだ。
- DVD『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』★
何年かぶりに観たが、主題歌やBGMと合わせ、
やっぱり押井作品では一二を争う名作だ。
物理的なメカニズムは異なるが(笑)、動機付けは似ているし、
ループ時間ものとしては、
涼宮ハルヒの「エンドレスエイト」の原点とも言えるかな。
ともかく不条理さにかけてはBDは天下一品だろう。
夜の風鈴屋のシーンや、マッハ軒からハリアで飛び立って友引町全体を
眺めるシーンなんか、何度観ても不条理のかたまりだ。
そして荒廃した友引町でのメガネの独白! たまらんなぁ!?
しかし、これが25年以上も前の作品とは!
絵のクォリティや電話などのガジェットはたしかに古いけど、
とても思えない。
- 聖悠紀『超人ロック エピタフ』★
『コミックフラッパー』で連載中だった「エピタフ」が10月号で最終回だった。
帝国の宰相ブリアン・ド・ラージュの若いころを綴った裏歴史的エピソードである。
最初のころ、そもそも“エピタフ”の意味がわからなくって辞書を引いたら、
“epitaph/墓碑銘”とあって、今度は、内容のどこが“墓碑銘”か不明だったけど。
そっかあ(!)、最初っからこのラストのためのエピソードだったんだなぁ。
完っ璧にやられた。さすがベテラン聖悠紀、侮れない(笑)。
ロックは何千年も生きていて、それなりにいろいろとお相手もいたが、
たった一人の相手を200年以上も想い続けてエピタフを残したブリアン、
超人ロックの数多くのエピソードの中でも最高のラブストーリーだった。
ネタバレになってしまうけど:
銀河をわたる自由の翼
海賊ファリス・チェン
ここに眠る
ファリスの半身
永遠の副船長ブリアン
ここに眠る
ぼくも何とか居士とかじゃなくて、こんなエピタフを彫りたいもんだ。
- 皆河有伽『ガンダム事典 Ver 1.5』★
ガンダム生誕30周年!!(笑、でも帯に書いてある)を期して出版された、
2007年発行の『ガンダム事典』増補改訂版である。
シャア・アズナブルの秀逸な伝記『評伝シャア・アズナブル』の著者が
まとめた事典である。
本書も一年戦争からザンスカール戦争までの正史が、
モビルスーツ開発史と共に、非常のわかりやすくまとめられている。
ガンダムの“歴史家”としては古今随一だろう。
一家に一冊必携のガンダム事典といえる、かな。
- 高橋留美子『境界のRINNE(1&2)』★
やっほーい(変)。久々のルーミックワールドだ。
新連載がはじまっていたのは知っていたけど、
ようやく単行本になって、しかも豪華に1、2巻同時発売(嬉)。
そっか、こんな話−死神少年×霊感少女−だったんだ。
ルーミックワールド全開のストーリーになりそうで期待大である。
- DVD『涼宮ハルヒの憂鬱4 笹の葉ラプソディ』★
しばらく前に買っておいたのを、ようやく見るヒマができた。
中学一年生のハルヒが織り姫と彦星へのメッセージを発信するのを手伝うため、
キョンたちが3年前にタイムトラベルするエピソードで、
原作でもここらへんからタイムパラドックスがいろいろ出てきたあたりだ。
…原作、ずっと中断したままみたいだけど。。。
久しぶりのハルヒモード全開でスカッとした感じかな。
1万5千回以上だっけ、時間ループする「エンドレスエイト」も出ているけど、
面白かったエピソードだけに、同じようなDVDはちょっと買う気にならない。
早く「溜息」が出ないかしらん。
- 深見じゅん『くるみ』(全17巻)★
戦士くるみの旅、完結。
BELOVEという青年女子向け?の雑誌にずっと連載されていたもので、
女性誌のコミックはほとんど読まないけど、深見じゅんのだけは、
『悪女』以来ずっと愛読している。
深見じゅんのコミックは最近は以前ほど平積みされていないので、
見逃すことがときどきあって、今回も、完結17巻を見つけてから、
あれ、16巻買ってないやと、大型書店に走った。
深見じゅんの作品は、『ぽっかぽか』とかも秀逸だし、
ぼくは面白くて読みやすいと思うんだけどなぁ。
『くるみ』も完結したので最初から読み返したが、
『悪女』以来のRPG作風ではあるが、やっぱり面白かった。
処分するつもりで読み返したんだけど、処分できなくなってしまった(笑)。
- 柳沼行『ふたつのスピカ』(全16巻)★
最年少宇宙飛行士アスミの旅も完結。
完結巻を通しで読むと、しっかり、感動のクライマックスしている。
月刊『コミックフラッパー』で9年にわたる長期連載だったっていうから、
半年ごとに1巻ずつぐらい、こっちも9年間も読んでたわけかぁ。
ず〜〜と続くような感じがしていたけど。
アスミたちの活躍を描いた続編とか出ないかな。
- あずまきよひこ『よつばと!』(9巻)★
1年かそこらに一度の、大癒しコミック。
今回も3回ぐらい涙が出るほど笑わせてもらった。
- 二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(全23巻)★
ぐわ〜〜ん。再開したと思ったら完結(悲)。
最終章へ驀進中なのはわかっていたけど、
もう1巻ぐらい欲しかったなぁ、とも思うが、
まぁ、区切り的にはOKだろうか。
また最初から読み直そう。
SF★
小学校の高学年から読み始めたSF
も大好き.
SFのマイベスト3は,アシモフ『ファウンデーションシリーズ』,
小松左京『果しなき流れの果に』,光瀬龍『百億の昼と千億の夜』かな,
とりあえずは.
最近面白かったSF:
- 村山由佳『おいしいコーヒーのいれ方I〜X』★
だいぶ前に『天使の卵』を読んだときは、すごく美しくて哀しい小説だと思って、
その続編は少し読んだけど、これは短編集なのかなと思っていたら、
どうやら連作長編みたいだと最近になって気づいて、読み出したら止まらない。
ZARDの曲がシンクロする感じの物語だ。
今年読んだ中で一番すてきな物語かもしれない。SFじゃないけど…
- ナンシー・クレス『プロバビリティ・ムーン』『プロバビリティ・サン』『プロバビリティ・スペース』★
はじめて読んだ作家だけど、<プロバビリティ三部作>。
第5の力“確率子(プロボン)”を理論ベースにした、
スペースゲートや無敵の武器などがSFガジェットにあるけど、
それらは太古の種族が残した遺物アーティファクトなだけで、
それほどにハードというわけではない。
むしろさまざまな異星人とのファーストコンタクトや、
対異星人星間戦争における太陽系の軍事情勢とか、
それらの中での主人公たちの活動や、
14歳の少女の成長冒険など、テンコモリ状態の作品だった。
なんだかぐちゃぐちゃに詰め込んであるので少し読みにくいし、
全体的にあまり論理的でなく首尾一貫していないけど、
それでも、結構、ハラハラドキドキして読めた。
SFガジェットの掘り下げが浅いのとか、
キャラが立ちすぎている(みんなキレやすすぎ;笑)のが気になるけど、
あまり読んだことのない珍しいタイプの作品だったと思う。
- マーク・アルパート『アインシュタイン・セオリー』★
帯には“ノンストップ・サスペンス”とある。
タイトルにも惹かれて、たまにはサスペンスもいいかと思って、
読み始めたら、これがもう見事に、最後までジェットコースターだった。
久しぶりに“手に汗握る”が相応しいストーリーで、
ホームで立っているときにもページをめくったぐらいだ。
しかもまったく予想外に、しっかりSFを、
それも最先端の科学にもとづいたSFをしてる。
隠れた変数やら、ホログラフィック理論にブレーン宇宙論、
そしてジェオンとグラビトンとステライルニュートリノまで。
大部分は実在する科学理論だし、ぼくもどこからがSFなのか、
完全に見分けることができなかった。
いい作品に出会えるのは幸いである。
- 野村美月『“文学少女”と***(全8巻)』★
以前から気になっていたシリーズが完結したので、読み始めた。
これはSFというよりは、“妖怪モノ”かなぁ(笑)。
ラノベの書評本で、最初からの構想通りに8巻で完結させてもらえてよかった
(かなりヒットしたので営業的には伸ばせただろうが)、
というようなことが書いてあったが、たしかに言葉通りに完成度が高い。
全体の構成が緻密で、伏線も縦横に張ってあり、
キャラもよく立っているし、主要登場人物全員の物語もあって、
これ以上でもこれ以下でもない、ちょうどいい完結度だと思う。
主人公のキャラが碇シンジタイプでちょっとなぁ、というのと、
まぁ、ここまで重い物語を背負った濃いキャラばかり集まるか、というのはあるが、
たしかにヒットするだけの内容だと思った。
以下、ネタバレになるが、
<竹田千愛篇><雨宮蛍篇><芥川一詩篇><琴吹ななせ篇>
<井上美羽篇><姫倉麻貴篇><天野遠子+井上心葉篇>では、
一番驚いたのは、真ん中あたりで、
美羽が生きてるのがわかったあたりかなぁ。
でも、完結編がやはり一番面白く最高のできだろう。
上巻では超ヘタレだったコノハも、最後は“文学少女”顔負けに頑張ってくれたし。
通勤時まで待ちきれなくて、仕事そっちのけで、最後まで読んでしまった。
最後の余韻もたっぷりで、外伝『挿話集(1)』もすぐに読んでしまった。
- 犬村小六『とある飛行士への恋歌』★
すっごく爽やかで綺麗に完結していた『とある飛行士への追憶』のシリーズ最新作とあったが、
あれの続編はぜったい書いちゃいけないだろうと思って読んだら、
舞台設定が共通なだけで、登場人物はもちろん登場国も共通部分はない。
まぁ、そういう意味ではいいけど、でも、真ん中当たりで、
あれ、これでどう終わらせるの、と思ったらば、案の定、
今回は登場人物紹介だけかぁ(!)
編集者も一巻本みたいに装うようなせこいことせずに、
(上)としておいて欲しかったなぁ。
それでもちゃんと買ったし、続きも買うから。
このシリーズ、ストーリーは確実に期待できるし、
舞台設定もなかなかにハードSF的で、大瀑布や聖泉など、
どういう仕掛けか気になるから。
- 福井晴敏『Op.ローズダスト(上中下)』★
文庫になったので久々の福井ストーリーを堪能した。
『Twelve Y.O.』『亡国のイージス』と同じく、
非公開組織ダイスが活躍する(暗躍する)サスペンスで、
今回のテーマは「新しい言葉」かな。
さえない中年のおっさん−ハムの脂身−と、
心を凍らせた若者がタッグを組むのも定石化してきたようだ。
レインボーブリッジやお台場がむにゃむみゃになっちゃうのだが、
研究会で一度だけ未来科学館へ行ってたので、イメージがよく掴めた。
『亡国のイージス』も『戦場のローレライ』も、
原作はもちろん映画もすごく面白かったが、
これは、このままでは映画にはしづらいかなぁ。
スプラッター的な場面が多いのがR指定になりそうだし、
何よりもヒロインがすでにむにゃむにゃだしなぁ。
この話はこの話で完結しているので、仕方ないけど、
手塚治虫のスターシステムを適用して、
同じヒロインで別のパラレルワールド物語を書いて欲しいと思う。
- 高橋弥七郎『灼眼のシャナ XVIII』★
いよいよクライマックスである。
何ヶ月か前に出ていたのだが、読むのがもったいなくて、置いていた。
言葉遣いが独特で、なかなか文章自体も読むのが楽しい。
今回のベストキャラは、『贄殿遮那』のミステス、“天目一個”だ。
ネタバレになってしまうが、出会いのシーンは、
とても凛として清冽で、感動的である。
- 小林めぐみ『食卓にビールを』(全6巻)★
隠れた名作の誉れ高い物理SF、かどうかしらないが、
だいぶ前に書評で面白そうだと思って探していたが見つからず、
最近、ようやくブックオフでゲットした(ただし3巻のみ在庫がなかった)。
花の女子高生で小説家で物理オタクで、そして人妻の“私”が主人公の短編集だが、
なんだぁ、これ、1巻の1話目でいきなり「ベルの定理」がらみの話が出てくるぞ。
6話目の「メビウスの輪」もなかなかヒネリがある、って、
メビウスの輪だから当然か。
7話目では「超空洞」まで出てきたぞ。
そんなマニアックな天文用語、ハードSFでさえ見たことない(笑)。
いや、予想以上期待以上にはっちゃけた物理&宇宙SFになっている。
ちょっと珍しいタイプの作品だなぁ。
これは。。。小林めぐみの作品を乱読する必要がありそうだ。
- 小林めぐみ『回帰祭』★
乱読して最後に本格長編SFだ。
全体としては、しっかりした本格SFになっていると思うし、
主人公たちやうなぎ教授のキャラもよかった。
ただ、最後の部分、地球と連絡がついたり、
黒幕の宇宙人が出てきたりのあたりは、
ちょっととってつけた感があるなぁ。
とくに土着の生物か宇宙人が背後にいるのは、
かなり早い段階でわかりやすく伏線が張ってあるだけに、
もう少し膨らませてくれないと、期待値に足らないだろう。
- ナンシー・クレス『ベガーズ・イン・スペイン』★
中短編集。
タイトルとなっている中編の「ベガーズ・イン・スペイン」。
遺伝子改変で無眠人となって主人公たちが、一般人の迫害を受ける、
きわめてオーソドックスな“新人類(ミュータント)”テーマの作品だ。
このテーマは、ヴァン・ヴォークト『スラン』や竹宮恵子『地球へ』以来、
ほとんどのパターンが書かれ尽くしたような気がするが、
遺伝子改変という素材と、その調理の仕方で、
ずいぶんと違う仕上がりになっている。
終わりが少し尻切れトンボな気がするが、
どうやら続編も出て、長編連作化がされているようだ。
- マイク・ブラザートン『スパイダー・スター(上下)』★
現役の天文学者が書いた宇宙SFである。
ファーストコンタクトものだが、現役らしく、
「重力アシスト」(上129p)やら「CNOサイクル」(上251p)やら、
重力列車(下93p)やら、宇宙の描像にはなかなか細かい話も出てくる。
また、主舞台である“スパイダー・スター”が、
そもそもほとんど相互作用しないWIMPタイプの暗黒物質でできた
重力井戸の底にある天体である。
ただ、気になったのはスパイダー・スターの気圧勾配が“指数曲線”(上351p)
というところだ。地上のように重力加速度が一定だと指数的になるが、
重力場を作っているのは拡がって分布している暗黒物質だよなぁ。
直感的には違う気がするが、ヒマがあったら計算してみよう。
- 林譲治『ルナ・シューター(全3巻)』★
完結編まで出たので読んだが、“枯れた”テーマのファーストコンタクトにも、
まだまだバリエーションがあるもんだ。
月に“侵略”してきた地球外知性のラミアと人類の“戦争”を描いた近未来SFである。
なかでも、分子レベルからモデリングしたシミュレーターが、
次第に変貌していく様子が、少し(かなり)怖かった。
いや、いったんはすごく説得されてしまったが、
しかしよくよく考えると、異論もありそうだ。
分子レベルのカオスがマクロな人格を変えるとすると、
シミュレータでなくても同じことが起きそうだし、
マクロなレベルでは人格パターンはもっとロバストで、
カオスの影響はそれほど出ないような気もする。
うーん、よくわからないが、電脳人格に対して、
この手の扱いはあまりなかったと思う。
ともあれ、ラミアの意図などはまだよくわかっていないし、
やはりこれは『ジュピトリス・シューター(全3巻)』を書いて欲しいなぁ(笑)。
- 竹宮ゆゆこ『とらドラ!(全10+2巻)』★
SFアニメにつながるかなぁと読んだけど、
やはりこれは学園ラブコメに分類かなぁ(1/10くらいSFしてるけど)。
もっとも、たしかに評判通りに面白かったが、
さすが“手乗りタイガー”の呼称は伊達じゃない。
- 野村美月『“文学少女”見習いの、初恋』★
シリーズの外伝だが、やはりプロットがよくできている。
真ん中へんで、ひっくり返されて、あれ、これ、だれ、状態で、
前の方を読み直したり、こういう意外性が、このシリーズの面白さだろう。
外伝の続編がもう少し出るみたいでよかった。
- 高橋弥七郎『灼眼のシャナ XIX』★
クライマックスは続く。
テンションの高いまま、続き(笑)。
「できるわけが、ないんだ」
「できるできない、じゃない。ただ私は、する。」
ものごとをここまで明快に言い切ることができれば、いいなぁ。。。
- アダム・ファウアー『数学的にありえない(上下)』★
うーん、一応、SFなんだろうなぁ。
だいぶ前に単行本で出版されたとき、ちょっと買いかけたけど、
なんか胡散臭い匂いがして、棚に戻した。
最近、文庫になったので読んだわけだが、
超能力(とくに予知能力)がテーマで、
確率論や量子力学の話が散りばめてあったり、
脳内物質への化学作用を理由にしたりしてあるが、
やっぱり、なんだか胡散臭い(笑)。
いろいろ散りばめてあるけど、それらの間の関連性がないんだなぁ。
それ以上にストーリーとして読みにくかったのは、
登場人物の行動について、どうにも動機付けが足らないことだろう。
CIA工作員やマフィアが主人公にテコ入れする理由がほとんどない。
ラプラスの魔を主題にしているわりに、これは根本的な欠陥かなぁ。
ストーリーの首尾一貫性は無視して、
たんなるノンストップアクションとして読めばいいんだろう。
- ロバート・チャールズ・ウィルスン『無限記憶』★
宇宙に拡がるネットワーク<仮定体>によって、
地球が40億年も封鎖された『時間封鎖』の続編。
時間封鎖が解かれた地球からチャンネルが開かれた
別の惑星「新世界」が舞台になっている。
いやぁ、まったくもってSFらしいSFというか、
ヒトはいつまで経ってもヒトなんだなぁというか、
あまりにも壮大すぎる宇宙の中で、
あまりにも小さすぎる存在がどう生きていくかを考えさせてくれる作品だ。
三部作で、まだ仮定体の目的も不明だし、完結編が待ち遠しい。
- 小川一水『煙突の上にハイヒール』★
現在と地続きのほんのちょっと先の未来を描いた短編集。
バックパックヘリコプターやら、人型ロボットやら、
いつ出てきても、すでにあってもおかしくないアイテムばかりで、
そこにちょっとほろ苦さや切なさのドレッシングがかかった感じの作品が多い。
鳥インフルエンザのパンデミックを描いた白鳥熱は、
2008年の9月に発表されているから、規模こそ違うが、
なんと半年後に現実のものになってしまった。
SF的思考や手法から学ぶことは多いようだ。
- トバイアス・S・バッケル『クリスタル・レイン』★
一風変わったSFだった。
星間戦争で先進テクノロジーが失われ、
蒸気文明までようやく復興した植民地惑星で、
ふたたび生き残った異星人との戦争が起こっている、
というのは、似たような設定はいままでにもあった。
ただ、そこへ、アステカ文明の儀式などを重ね合わせているとことか、
体内ナノテクで文明崩壊時から生き残っている人間も居たりとか、
いろいろ付加要素が少し違う味を出していたと思う。
- 林 譲治『ファントマは哭く』★
“AADD(Artificial Accretion Disk Development)/人工降着円盤事業団”
シリーズの第3弾。
“降着円盤”がもろにシリーズ名になっていて、
謝辞にはぼくの名前もあったりして気恥ずかしいが、
まぁ、人工降着円盤は背景ガジェットとして作用しているだけで、
異種知性体同士の堂々たるファーストコンタクトものである。
コズミックストリングを操る知性体ストリンガーや、
超対称性粒子知性体SEなどが出てきて、
ダークマターやダークエネルギーなどとも絡んでくる。
まだまだ先は続きそうだが、
いろいろ謎であった点が今回はかなり明らかになったし、
ストリンガーやAADDと地球人の間の軋轢も治まりそうで、
とりあえずは一段落というとこだろうか。
- 小川一水『天冥の標I(上下)』★
半年ぐらい前に買っていたのを、ようやく読めたのだが、
ええ、どうなるの、どうなるの、これから一体どうなるの、状態。
全10巻のシリーズになるそうだが、いきなり1巻目で
ここまでやっちゃっていいんだろうか。
いや、まさに、著者があとがきで書いているように、
「ちょっと待てよ!?」と思った口である。
ハーブCやシェパード号については少しわかった感じもするが、
六つの勢力などの設定はまだまったくわからないし、
ほんと2巻以降、どうなっちゃうんだろう。
天文学
これは,もともと好きだったものが,SFやSFアニメと相互作用し,
趣味が高じて実益を兼ねてしまったもの.
- 山下景子『美人の日本語』★
言葉や文章に関する本も気になったものは手に取るようにしているが、
久しぶりにいい本に巡り会った。
季節に合わせて日々の言葉を挙げ、1ページで簡単な説明がしてあるのだが、
内容が含蓄深く、守備範囲が広範で、文章も綺麗で、ウィットにも富んでいる。
知らない言葉も多かったし、座右の書の一冊に加えておきたい一冊である。
- めずらしく(もしかしたらはじめて)の洋書★
この数年、ガス中の光の伝播(とくに相対論的輻射輸送)の問題を考えているので、
以前から関心のあった虹や青空など大気中の光学現象についても調べている。
最近では基本から勉強しようかと、Sobolevの古典など数冊のテキストも入手した:
van de Hulst, H.C. 1957, 1981, Light Scattering by Small Particles (Dover)
Sobolev, V.V. 1975, Light Scattering in Planetary Atmospheres (Pergamon Press, Oxford)
Yanovitskij, E.G. 1997, Light Scattering in Inhomogeneous Atmosphere (Springer, Berlin)
Thomas, G.E., Stamnes, K. 1999, Radiative Transfer in the Atmosphere and Ocean (Cambridge University Press, Cambridge)
Kokhanovsky, A.A. 2001, Optics of Light Scattering Media: Second Edition (Springer, London)
とくにオススメなのが、
Thomas, G.E., Stamnes, K. 1999, Radiative Transfer in the Atmosphere and Ocean (Cambridge University Press, Cambridge)
まだ数章読み進めただけだが、光線が伝播するときの
光線と粒子の相互作用について、非常にわかりやすく記述してある。
- マーク・ブキャナン『歴史は「べき乗則」で動く』★
大地震ほど少ない、大絶滅ほど少ない、など、
自然界に普遍的な(原題:普遍性)べき乗則と、
その原理に関係するカオスや自己組織化臨界現象をまとめた本だ。
個々には知っている話ばかりだが、ここまで網羅されていると、
とりあえず参考書的に手元に残しておきたくなる。
- イアン・スチュアート『自然界の秘められたデザイン』★
こちらもカオスや自己組織化に関連したものだが、
パターンと対称性いう観点でよくまとめられていて、
図版も多く読みやすかった。
また数学が専門にもかかわらず、生物や気象や宇宙まで、
自然界のさまざまな現象におけるパターンが数多く取り上げられており、
数学者にしては(笑)珍しく、著者の自然への造詣がよくわかる。
オサケ★
お酒(とカラオケ)は嗜む程度.ほんとに.
…でも,たまに記憶が跳んでたりしてて,あれは結構コワイ.
ビールはキリンの生,日本酒はキンと冷やした吟醸,
ワインもキンと冷やした白,焼酎は<神の河(かんのこ)>のロック,
カクテルはウォッカベースやカルーアミルクが割と好き.
…最近は弱くなってきて、焼酎やウォッカはあまり呑まない。
またワインはどっしりした赤の方が好きになった。
…今年もビールにも凝っていて、
銀河高原ビールやヨーロッパのビールもよく呑む。
銀河高原は割と有名だから知っている人も多いだろうが、
小麦のビールでハーブ香がなかなかいい
(銀河高原、これから先、大丈夫かなぁ)。
また山口に帰省したときに小郡でお土産に買った、
“村塾”という萩の地ビールがめちゃ美味しいことを発見。
値は張るけど、あまりの美味しさに、ときどき注文している。
バイツェン、ペールエール、ブラウンエールの3種類があるけど、
やはり小麦ビールのバイツェンがお勧め。
日本でもこんなに美味しいビールが造れるんだから、
法律を変えて地ビールを振興すべきだと思う。
…銀河高原、ちゃんと続いていてよかった。
琥珀エビスやプレミアムはもちろん美味しいけど、
最近のマイブームは、とれたてホップ一番搾り、かな。
でも季節限定だから、そろそろなくなりそう。
琥珀エビスも限定でもうなくなるらしいが、
年が明けたら緑エビスが出るようだ。
…最近流行のカクテルはホワイトボート。
…2006年はあまりに忙しかったので、
たまには自分で自分にご褒美をあげようと(笑)、
クリスマスにかなり奮発して、
いいシャンパンを2種類ほど買ってみた。
値段ほどには美味しくないだろうと話していたのだが、
まったくの大間違いで、値段だけの味はした。
味というか、あまりに呑みやすくて、
まるで水かジュースのような感じで驚いた。
吟醸酒などでも大吟醸クラスのいいものになると、
やはり水のように呑みやすくなるが、
どうやらワインでも同じみたいだ。
少し飲み過ぎて翌朝までアルコールが残ってしまったが、
朝のゲ○プさえ、いい香りがした、ホントの話である。
もっとも、
クリスマスに呑んだのは、ほんとに信じられない味がしたが、
年越しで呑んだのは、案外とふつうだった。
…ビール会社の回しモンではないけど、
最近うちで流行っているビールたち。
…ワイン会社の回しモンでもないけど、
近所のイタリアンであまりに美味しかった
イタリアワイン。
…胸のすくような快挙だと思った。
朝日新聞の2008年9月17日夕刊:京料理「☆お断り」の記事だ。
ミシュランの調査に対して、京都の老舗が掲載を拒否したり保留しているという話である。
京料理は、料理だけでなく、もてなしのすべてが文化だという店主の言葉もまったく同感だ。
さらにこれは京料理だけではなく、他の料理にも当てはまるだろう。
まぁ、別にぼくもミシュランが敵ではないし、実際美味しい店を紹介しているだろうけど、
たかだか数人の調査員の舌で決めたモノだしなぁ。
美味しいと紹介された店でそこそこ美味しいより、
匂いに誘われて入って驚くほど美味しい方が感激はひとしおだろう。
ミュージック★
アニメソングを聴いて育ちフォークの洗礼を受けた世代.
現在でも,ニューミュージック系統や良質のアニメソングを好む.
最近の話題:
- ZARD・全オリジナルアルバムセット★
ZARDはBESTを何枚かもってはいたが、何ヶ月か、
追悼アルバムをヘビーローテーションしているうちに、
全曲聴いてみたくなって、ブックオフで大人買い(中古だけど)。
こういうことはしたことがないけど、まぁ、
今年の自分へのクリスマスプレゼントにしよう(笑)。
その後もずっと聴いているんだけど、何度も聴いても、
どうしても歌詞が聞き取れない箇所があちこちある
(それどころか、後でわかったけど、
まったく歌詞を聞き間違っている箇所も多々あった;
たとえば、「Don't you see」で、“いろんな人を見るより”を
“いろんな瞳を見るより”と思ってた;まぁ、似てるけど;
「瞳閉じて」では、"words of love"を"war of love"と思ってたし;
まぁ、こっちも似てるけど;さらに「君と今日の事を一生忘れない」では、
“夢の代償”を“夢の大小”と聞いていた;これはかなり意味違う)。
ソングブックも全曲のものは出ていない、というより、ほとんど出ていない。
ネットにはZARDファンのページ(http://www2s.biglobe.ne.jp/~tando/pages/zard/zardalbumframe.html)や歌詞などの情報(http://music.yahoo.co.jp/shop/p/52/26939)があるが、歌詞は著作権の関係でコピーはできないようになっている。
結局、この盆休みに、ネットに出ている歌詞をタイプすることになった。
そうして大部分の曲の歌詞を書いてみると、
ZARDの歌詞は案外と語彙が少ないし、変わった言葉も少なく、
同じ言葉や言い回しが何度も出てくる。
それがあれだけの深みを帯びるのは、やはり言葉の並べ方の妙と、
ZARDの声質と、さらに歌詞にぴったりのメロディや伴奏など、
すべて上手い具合に組み合わさった結果なんだろう。
またこれは、楽曲に限ったことではなく、どんな文章でも同じだが、
言葉は有限の個数しかないし、言葉の並べ方も無限にはほど遠い。
しかしそんな有限の言葉でも、組み合わせや並べ方によっては、
無限に等しい力をもつ可能性を秘めている、ということなのだろうか。
また日本語では、同じ言葉でも、「ひらかな」「カタカナ」「ローマ字」
「英語」「読替(ルビ)」など多様な表現ができるのも、
ZARDの歌詞などを見ているとよくわかる。
とくに「読替」はとても多いし、そのため、
耳で聞いていただけではわかんなかった言葉も多かった。
ちなみに、桑田佳祐の歌詞は地名のオンパレードだが、
ZARDの歌詞には地名がとても少ないなぁ。
気づいた範囲では“東京(まち)”と、
「お・も・ひ・で」に“大室山”があるくらいかなぁ。
どうも、伊豆高原にある山らしい。
- DVD『ガンダム オープニング/エンディング コレクション』1&2★
ガンダム30周年記念で出たアルバム。
TVアニメ主題歌の音楽アルバムは珍しくないが、絵入りのDVDはあまりないかと思う。
発売が決まってすぐの4月ごろに予約していたのが、8月末に届いた。
…というか、4月に予約していたのを忘れて、
7月にまた予約して、2セット届いた、最近やばい(笑)。
あちこちで何度か書いたけど、やっぱ、
Zの主題歌『水の星へ愛をこめて』が、シャアの仕草と合わせて、
ガンダムの全主題歌の中では珠玉の出来だろう。
Zガンダムの変形も格好よすぎるなぁ
あれぇ、でも、映画版の主題歌は入っていないんだ。
著作権の関係だろうが、(2セットも買ってしまったのに)残念だ。
νガンダムも観たかったのに。
- 中森明菜<歌姫シリーズ>★
中森明菜がいろいろな歌手のカバー曲を出していたのは知っていたが、
珍しくTVを見ていたときにたまたま中森明菜の特集をやっていて、
カバー曲をたくさん聴いたが、フォークなんかも唄っていて、予想以上にイイ。
どの歌とは言えないが、オリジナルよりもいいなと思うのもある(笑)。、
早速、『歌姫ベスト』とか『フォークソング1&2』など数枚ゲット。
音質が低くややハスキーなので、BGMで流すのにちょうどいい感じである。
ゲーム★
大学院に入った頃にちょうどインベーダーが流行りで,
以来,アーケード,パソコン,ファミコン,スーファミ,
PS(プレイステーション),SS(セガサターン)に至るまで,
コンピュータゲームとは長いつき合いである.
…もちろん、PS2とGC(ゲームキューブ)も。
最近面白かった(あるいは面白くなかった)ゲーム:
- クロノ・トリガー(DS)★
言わずと知れた往年の(13年前の)スーファミ名作だ。
鳥山明のイラスト×ドラクエ×FFのコラボで超有名になったものである。
とはいうものの、当時は、(たぶんFF色を敬遠して)やらなかったのだが、
残り物には福がある。
DS版が出るのを知って予約購入した
(前評判が高くて、予約購入したのに、数日入荷が遅れたぐらいだった)。
早速スタートしてみたが、このテンポ、この音楽、この雰囲気、どれもOKだ。
おまけに(少し準備はしていたものの)いきなり過去へ飛ばされたり、
アイテムやヒントや通路がわかりにくかったり、リアルタイム戦闘だったり、
ワンパターンの繰り返しでない迷路やギミックがたくさんあったり、
つぎはいつの時代のどこへ行けばいいのか途方に暮れたり、
でもストーリーがしっかりしてるし、展開が一直線じゃなくて起伏があるし、
あちこちにアソビがあるから飽きなかったり、これはやはりRPGの王道だ。
久しぶりにメモを取りながらダンジョン探索をする羽目になった。
どのエピソードも面白くドキドキしたが、
なかでも終盤の「時の卵」は、何をすればいいか右往左往するし、
全時代での探索もかなり大変だったし、
死の山のラストはなかなかに感動もんで、
ほとんどここでクライマックスしてた感じだ。
エンドロールも丁寧に作り込んであるし、一ヶ月近くの間、
最後の最後まで楽しめる大河RPGだったかな。
- 幻想水滸伝ティアクライス(DS)★
クリスマス前から正月を挟んで約1ヶ月、三昧だった。
従来の幻想水滸伝のテイストを受け継ぎつつ、
百万世界(まぁ、いわゆる多世界解釈だな)を導入して、
丁寧に作り込んであった感じがする。
ときどき弱いメンバーを修業してレベルアップさせないといけないが、
決め技や協力なども含めゲームバランスもだいたい適度だった。
ただ、50時間超はちょっと長丁場過ぎかもしれないなぁ、
最後はちょっと草臥れてしまった。
でも、108星のうち70星ぐらいしか集められなかった(とほほ)。
水滸伝だから仕方ないけど、登場キャラクター多いすぎ。
- RIZ-ZOAWD(リゾード)(DS)★
有名な『オズの魔法使い』をモチーフにしたオーソドックスRPGである
(RIZ-ZOAWDはOZ-WIZARDのアナグラム)。
実際、作りは非常にオーソドックスで、レベル上げなどでは、
やや定番的で単調な部分もある。
だからぶっ続けでやると、ちょっとシンドイそうだけど、
1日に少しずつしかできないプレーヤーにはちょうどいいパターンだ。
それに何よりも、背景がDSとは思えないぐらい綺麗だし、
さまざまなシーンで流れる音楽も素敵でテンポがよく
(しまった特典CD付きを買っておけばと思ったぐらいだった)、
単調なレベル上げもあまり気にならない。
また、DSの画面は小さいので普通はキャラクタはデフォルメされているけど、
ゴスロリ風のドロシーの衣装にせよ、ツインテールのドロシーにせよ、
DSのこんなに小さい画面で、ここまでできるのかと思うぐらい、
絵柄や動きが信じられないぐらい綺麗に仕上がっている。
そもそも、ゲームのオープニングで、
ヒロインのドロシー、かかし、ライオン、きこりが登場するのだが、
そのダンスシーンが最高にイカしているので、
ときどき中途セーブして最初のシーンを見直しているぐらいだし(笑)。
トラックボールの操作も慣れると面白いし、
標識やチュートリアルなど親切設計も嬉しいところだ。
新品骸骨とか熟成骸骨とか百年骸骨とか(最後方は千年も出てきた)、
モンスターのネーミングも個人的にヤヤ受けだった。
『ワイルドアームズ』と同じD3パブリッシャー作品なのか、なるほどである。
オズ戦はさすがに初回バージョンアップ版で敗退したけど、
レベルアップして準備万端で臨んだ2回戦は30分でケリがついた。
エンディングも予想通りホノボノタイプで、久しぶりにほっとしたゲームかな。
- トゥームレイダー アニバーサリー/レジェンド(PSP)★
少しやばい気はしていたけど、画面も綺麗になったし、
久しぶりにアクションもいいかと思ったのだが。
この何ヶ月かにわたって、何度か試したけど、
どうしても根気が続かないことがわかった。
かなりショックだ。
- ドラゴンボールDS(DS)★
気を取り直して次のゲームをと思ったが、ちょうど新作のいいのがなくて、
仕方ないからと言うわけでもないけど、原作付きを選んだ。
経験上、原作付きゲームは圧倒的に外れが多いけど、
このDBは予想外にアタリだったかも。
というか、DBは、原作を知っているだけに、懐かしいし、
序盤の亀仙人との出会いのシーンで、ブルマの“パンチラ”は、
大爆笑して、その後、ゲームにならなかった。
またゲームの操作も、DSのタッチペン機能を上手に生かしてあって、
アクション性に追いつけない部分はあるものの(泣)、
さまざまな技が繰り出せて飽きが来ない。
如意棒の変化もすごいが、“かめはめ波”に至っては、
技の出し方にせよ気合いの溜め方にせよ、もう感動モンだった。
DSをプラットフォームにしたアクションRPGゲームとしては、
DSの機能を最大限に生かした完成度がきわめて高いトップクラスだと思う。
- PHANTASY STAR 0(DS)★
かなり続いているシリーズのDS版をはじめてやってみたが、
あらかたはクリアしたけど、ラスボス前でレベルアップが面倒になって、止めてしまった。
アクションRPGとしては完成度は高いと思うけど、
単に相性が悪いタイプのようだ。
- セブンスドラゴン(DS)★
事前からいい感じがしていたけど、期待通りというか、
ドラクエ的な雰囲気の強い正統的RPGだった。
実際、ドラクエ的厳しさも同じで、よく全滅する(笑)。
これはじっくりやりこんだら一ヶ月はかかりそうだけど、
年度替わりで、そんな暇なさそうだし、困った。
どうも半分くらいしかできそうにないなぁ。
- ブランディッシュ〜ダークレヴナント(PSP)★
PCゲームの名作を移植したものだそうだが、
往年のレトロな感じが馴染みやすかった。
謎解きも丁寧に作ってあって、いい感じだ。
アクションもほどほどについて行ける;
ただTOWER 5Fのヘッドレスは無理だった(とほほ)。
しかし、RUINS 10FとTOWER 10Fで終わりかと思ったら、さらに、
CAVE 10FにDARK ZONE 2F、最後はFORTRESS 8Fまで、40階もあったのか。
かなりやりがいがあるヤツだった。
ラスボスは10数回戦して、やっと攻撃パターンが読めるようになって、
復活の指輪を大量消費しながら、やっとこさ倒せた、久しぶりの達成感(笑)。
- アルカイック シールド ヒート ASH(DS)★
あまり期待せずに買ったけど、たんなるRPGじゃなくて、
かなりまっとうなシミュレーションRPGだった。
それも、複数のチームを操作しないといけないし、
敵との距離によって攻守がかなり変化するので、
なかなか複雑だが頭を使うゲームだ。
慣れて来るに従い、戦略も必要になったり、
エンゲージなどの能力吸収も考えどころで、
結構はまりまくりである。
もう2ヶ月くらいになるかなぁ。
ステージが30くらいあるのと、
ストーリーを追っかけるだけでは、
レベルが足らなくてボスキャラに勝てないので、
適度にレベルアップしないといけない。
ある程度はレベルアップしていたつもりだが、
ステージ24のエルガムント戦では苦戦した。
結構に長いステージなのに、2度も大敗orゲームオーバーしてしまい、
3度目でやっと倒せたが、3度目は体力を温存するなど、かなり緊張。
いやいや、ステージが多いと、たいていはマンネリで飽きがくるが、
そろそろワンパターンになったかな、というあたりで、
ちょっと工夫がしてあって、驚かされる。近年では珍しく、
シナリオがよくて、最後までがんばれそうな、いいゲームだ。
しかし、さすがにステージ31のラスボス、
機導皇帝バミュガラバルトは異様に強い。
ヒットポイントが9999なのはまだしも、
しょっちょう高回復はするし全体攻撃はしてくるし、
4チームを交代交代で戦わせても、後退前に全滅したりして、
相当数の犠牲を払ってようやく撃破できた。
まぁ、最後は一応の感動エンディングである(笑)。
結局、5月末日にクリアするまで、ほぼ2ヶ月かかった。
毎日少しずつしかしていないのに、2ヶ月もやると、
さすがに累積時間が90数時間になっていたが、
これだけの時間がどこにあったんだろう?
- ヘブンズウィル(PSP)★
しばらくRPGが続いたので、少し箸休めに、
久しぶりにサバイバルアクションゲームをしてみた。
背景設定はともかく、
武器などの能力を支援するEOを守りつつ、アイテムをゲットしながら、
さまざまな敵を倒して、10階のダンジョンを1フロアずつクリアしていくタイプ。
途中の敵の攻撃パターンや各フロアの中ボスの攻撃パターンが同じで、
ダンジョンの構造なども変わり映えがしないあたり、
ネットでも酷評されているとおりだった。
だけど、アクションが苦手になっている人間にとっては、
これぐらいのハンディがちょうどよかったかもしれない。
それに、同じフロアに何度もチャレンジしてレベルアップしても、
EOを守りながら戦うのは案外と難しく、
中ボスではあまり必要のないEOを囮にしながら、
ボスを倒したりしてたし(笑)。
まぁ、ラスボスの攻撃パターンも中ボスと同じなのは、
たしかに手抜きかなぁ。割と楽勝だった。
- 空の軌跡FC(PSP)★
3部作まで出ていて、わりとまっとうなRPGっぽく、
だいぶ前から、そのうちチャレンジしようと思っていた。
で、ようよう、はじめてみたら、期待通り。
最初こそ、ちょっと取っつきにくいけど、
序章が終わったあたりで、かなり楽しくなってきた。
やはりRPGはストーリーがしっかりしていることが最大重要だ。
しかしイベントや仕掛けも多く、これまた2ヶ月くらいかかりそうかなぁ。
日食ツァーの前の終わらせないとと頑張って(笑)、
最終ダンジョンの封印区画は攻略マップの助けを借りながら、何とか終了。
エンディングもきちんと締めくくってある、ってぃうか、
これって、とんでもないんじゃないの。
続編SCをしないわけにはいかないやん。
- ドラゴンボール改 サイヤ人来襲DS(DS)★
日食ツァー用に手に入れたが、内容はごくオーソドックスなRPGで、
システム的には『ドラゴンボールDS』ほどのアクション性や意外性はなかった。
しかし、原作の「サイヤ人篇」に沿ったストーリー展開なので、
その点ではすごく懐かしく、あのシーンこのシーンが甦ってきて、
とても楽しめるゲームになっている。
途中は適度にレベルアップをしながら、割とサクサク進めたんだが、
さすがに、ラスボスのベジータは、強くて、
レベル40少しで挑戦した初回は、即、敗退してしまった。
うーん、何だかサブイベントもあるようだし、もう少しレベルアップが必要か。
レベルを60少しまであげて再戦、ようやくのエンディングである。
…to be continued. どうもつぎはセル篇がありそうな感じ。
- ゼノサーガ EPISODE III ツァラトストラはかく語りき(PS2)★
2006年の夏発売だから、3年も積んでいたことになるのか。
8月に入って、ようやく、取りかかる余裕ができた。
しかしPS2とは思えないくらい絵が綺麗だし画面のスケール感がすごい(!)。
このゲーム、話がますます見えないし、絵も綺麗なので、
もはやゲームを楽しむというより、パーフェクトガイド片手に、
ストーリー自体を楽しんでいる始末だが。
いやぁ、第3章ラストでのKOS-MOSとT-elosの戦闘シーンはすごかった。
KOS-MOS勝てなかったけど(笑)。
結構、時間がかかって、ようやくラストチャプターまで来た。
最後近くのボスキャラ連戦は、最初のペレグリーはなんなく倒せたが、
2人目のマーグリスがあきれるほど強い。
ここまではほとんどゲームオーバーせずに来たのに、
パーフェクトガイドのオススメ装備にしても、
2回もゲームオーバーくらってしまった。
3番目のT-elos戦も、必殺技が4000以上ものダメージがあって、
初戦はあっさり全滅くらった。
再戦では、必殺技の構えになったときに、まず全員を回復しておいて、
必殺技をくらったら、再び必死に回復して、なんとか凌げたが。
ラスボスを倒すのはあまりに強すぎてついに諦めたけど、
映像的およびストーリー的に、エピソードIIIは十二分に楽しめた。
おそらく、これがプレステ2で最後のゲームになりそうである。
- ドラゴンクエストIX(DS)★
お約束のドラクエは、もちろんしなければならない(笑)。
もっとも発売された7月上旬は時間もなかったし定価だったし、
値段も安くなった8月半ばごろから、ゼノサーガEP IIIと並行で、はじめた。
うーん、たしかにちゃんとドラクエだけど、意外性がないというか、
やっぱり、もう、往年の面白さを求めるのは厳しいのかなぁ。
狂言回しキャラの妖精サンディも、いまどき、これはないだろう。
主人公の師匠イザヤールの行動や動機も、意味不明な部分が多い、
というか、最後にはようやくわかるけど、ちょっと変かなぁ。
エンディングに近くでまでいくと、堕天使エルギオスがやっと出て、
最初からの伏線など全体の物語がわかるけど、
いろんなアイデアを詰め込もうとして、
シナリオが少しモザイクになってしまっているような感じがした。
よかったのは、キャラのデザインをいろいろ組み合わせることができて、
装備画面や戦闘画面などでコスチュームなどもちゃんと見れたことかな。
ちなみに、パーティメンバーは、
せんしハルヒ、そうりょシャナ、まほうつかいラム(笑)。
しかし、はぐれメタルを倒してだいぶレベルアップしていたんだけど、
最後のエルギオス2戦目はさすがに厳しかった(いろいろ転職しすぎたかなぁ)。
最終奥義のマダンテは一度目はこらえたが、2度目3度目は無理で、
最後の最後は、肝心の主人公とラムが、しに、で、
MPや回復アイテムも使い果たし、残り二人のHPも一ターンぐらいしかもたない、
もうホントぎりぎりの状態でかろうじて倒せた。
再戦はヤだったし、やばかったなぁ。
ともあれ、学会の直前に、最後はダッシュでクリアしてしまったが。。。
学会の準備そっちのけで、、、いいのかなぁ。
- ブレイドダンサー(PSP)★
オープニングアニメと主題歌は、すごくよくて、
近年のゲームの中では秀逸だと思った。
ところが…。
いざゲームをはじめてみると、街のフロアが大無駄に広くて、
話やアイテムを揃えたりの移動に時間がかかりすぎる。
30分ほどやって、これは通勤中は無理と投げ出してしまった。
戦闘システムも面白そうなゲームだったんだけど、
フィールドまで出ないうちに、街中でダウンである(笑)。
うーーん、もったいないなぁ。
- 空の軌跡SC(PSP)★
ちょうど2ヶ月ほど前にやった『空の軌跡FC』の続編をストックしていたのだが、
ここにいたって、ついに出番である(笑)。オープニングからいい感じだ。
今回、FCがFirst ChapterでSCがSecond Chapterだというのをはじめて知った。
実際、SCは、FCの直後からスタートしていて、直接的な続編になっている。
まだFCの雰囲気も忘れておらず、キャラもよく覚えているし、
街々も行ったことがあるので、最初から楽しめそうだ。
システムに慣れる必要もないので、
ゆっくりとクェストやレベルアップができそうである。
学会必携だな。
この<空の軌跡>シリーズは、もとはパソコンのゲームだったようだが、
それもあって、かなり凝ったものになっているのかもしれない。
最初にFCをしたときは、システムがかなり複雑で、慣れるのに時間がかかった。
一方、PCゲーム出身だからだろう、よかったのは、どこでもsaveが可能なことだ。
これは電車などでやっている場合にはありがたい。
さらに、手強い魔獣との対戦で全滅しても、
そのバトルの最初の部分からリトライができるのも、
ストレスがかからない大きな要因になっている。
また、やはりゲームは(ゲームに限らないが)、
ストーリー(シナリオ)が大事だというのも、よくわかる。
FCではあまり出てこなかった(結構に重い)過去の話が、
SCではどんどん出てきて、なかなか感動的な内容にもなっている。
さらに、後半戦に入って四輪の塔をふたたび廻るときには、
どんどんレベルアップができるのだが、その直後に、
クォーツ(魔法)の使用が限定的になるという事態が起こって、
その後の組み合わせはかなり頭を悩ませないといけない。
単純なRPGだと、単純にレベルアップしていくだけだが、
意外性があって、かなりうまい仕掛けだと思う。
こういうのは、ドラクエで丸裸にされて以来かなぁ。
クロノトリガーでもあったかも。
演出も凝っていて、かつて(FC)の敵が味方で登場したり、
一緒に行動していた仲間が敵国の皇子として登場したり、
8章の終わりなんか、最大のクライマックスかもしれない。
もしかしたら、<空の軌跡>はRPGの隠れた(でもないか)最高傑作な気もする。
細かいことだが、いろいろな必殺技も芸が細かくて、第7章の異空間で、
ティータの必殺技サテライトビームが使えるようになったとき、
シャイニングポム(ドラクエのメタルスライム担当)を一網打尽に出来て、
(数千の経験値がいっぺんに入り)ちょっと嬉しかった。
ティータ、HPは低いけど、実は最強キャラかも。
後期開始までになんとか終われるかなぁ。
でも、つぎは、『the 3rd』が待っているし。…ギリ終われた感じ。
ティータも結局は最後まで使って、
ラストショットもティータの必殺技カノンインパルスFだった。
- バイオショック(PS3)★
記念すべきプレステ3で最初のゲームが、これ(笑)。
もちろんプレステ3を買ったのはバイハ5のためだが、
バイハ5もホラーというよりアクション性が高くなっているので、
まぁ、そのうちにでいいやと思っていた。
この9月3日に値段も下がり小型になりHDDの容量も倍増した新型が出たので、
そろそろPS3の買い時かと思って、久々の据え置き式の新型ゲーム機を手に入れた。
バイハ5はもちろん、その他にも何本か買ったソフトの中から、
最初のゲームはどれにしようかと見比べた末、
一番怖そうな『バイオショック』をすることになった。
まぁ、どきっとするというか怖いことは怖いが、
とくに大画面で観るとなかなかにおどろおどろしいが、
やや、こわらい(怖い+笑い)感じかなぁ。
そもそも年代設定がなんで1960年なのかわからなかったが、
ネオンやジュークボックスなどとてもごちゃごちゃした
超レトロな1960年代アメリカの雰囲気にしたかったんかな。
うう〜〜〜ん、洋ゲーっぽいけど、おそらく洋ゲーだけど、
この感性にはちょっと付いていけないかも。失敗!!
- F.E.A.R.(PS3)★
これも大失敗!!!
ゲーム記事からFPS(ファーストパースン・シューティング)だというのは、
一応、知っていたけど、FEAR(怖い)というタイトルから、
かなりホラー系、バイハよりのものかと思っていたらば。
ほんとにただのFPSだった。
イージーモードでも、FPSは、もう手が付いていかない(悲)。
- X-BLADES(PS3)★
3つ目でやっとアタリ(笑)。
ロシア発の薙ぎ倒しアクションゲームだが、
日本アニメにはまった(?)クリエーターが作ったらしく、
キャラ(名前はアユミらしい)はたしかにジャパニメーション的でなじめる
(もっとも最初は日中混合的シーンからはじまるけど)。
舞台設定的には『トゥームレイダー』風で、
アクション的には『鬼武者』風なので、
ガンブレードでドタバタなぎ倒したりバンバン打っているうちに、
いつの間にかボスキャラも倒している感じだ。
自動的にロックオンもしてくれるし、これぐらい親切設計なら、
アクションゲームでもなんとか付いていけそう。
…と、頑張ってたんだけど、
十回以上のゲームオーバーの挙げ句に、
強いトンボを大部分やっと何とか倒したら、
あほなトンボが一匹、岩に引っかかって動いてくれない。
これって、バグだよなぁ。ショック。
- 空の軌跡the 3rd(PSP)★
SCをクリアした日に、すぐ3rdへ。
SCのエンディングでわかったけど、
SCではあまり使わなかったケビンが、
予想外にとんでもない黒キャラだったんだ。
それはともかく、『the 3rd』は、なんだなぁ、
FCとSCではあまり使われなさそうだったサブキャラたちを、
みんな使ってやってね、という制作者の親心的作品なのかな。
SCなどと比べてストーリー自体が感動的というわけではないが
(あ、でも、影の国のラスト付近は、結構、感動的だったかも;笑)、、
キャラが勢揃いでそれぞれのいろんな面が描かれている丁寧な作りだった。
またFCやSCに比べるとかなり易しめで、
normalモードでもeasyモードぐらいのレベル
(ただし、剣聖カシウスはさすが別格の強さだったけど)。
まぁ、例によって攻略ページを辿りながら(笑)、3週間ほどでクリア。
最後のエンディングは音楽も含め、感動的な締めくくりだったかな。
- ブルードラゴン 異界の巨獣(DS)★
前作をやっていないし、システムが最初よくわからなくって、
すぐに全滅するし、馴染むの時間がかかった。
が、全滅して同じステージを何度もリトライしながら、
レベルアップするのが前提みたいなのがわかって、
あまり焦らずに丁寧に探索をするようになってからは、
ようやくゆっくり楽しめるようになったけど、
時間がかかりそうだなぁ。年内に終わるかしらん。
と、思いつつ、予想外に本編さっさと終わってしまった。
なんだか強い扉はいっぱい残ってるし、
新しい星までできちゃったけど、やりこみ要素はしてる時間ないかなぁ。
- ルナ〜ハーモニーオブシルバースター〜(PSP)★
11月中旬に発売されたが、ずいぶん前から何度も移植されたRPGらしい。
それでシステムが比較的わかりやすかったんだろうか、
10日ほどサクサク進んだのが、迷いの森で、まじで2日ほど迷った。
2つほどフラグが立つようなイベントがあった後は、
まったく何も起こらなくなって、もう投げ出しかけて、
ここは来たよなぁ、と思ったところへ行ったら、
も一つフラグイベントがあった。投げ出す5分ぐらい前だった(笑)。
もともとはとてもオーソドックスな作りのRPGだったから、
その後はふたたびサクサク進めて、エンディングまで辿り着けた。
ちょっと飽きかけたあたりだったから、こんなもんでちょうどよかっただろうか。
もっともこんなにアニメーションが多いゲームははじめてだったかもしれない。
- エクシズ・フォルス(PSP)★
立て続けにヒロイックファンタジー系RPG。
RPGだから神・魔・人というような基本設定はどうしても似た部分が出てくるが、
やはり最近の作品だけあって、絵やアニメは格段に綺麗になっているし、
もちろん3Dでぐりぐり動くし、システムやギミックも凝っている。
雑魚キャラや中ボスも上手に配置してあり、ゲームバランスもなかなか絶妙で、
ちょっと気を抜くとすぐゲームオーバーになるから、
こまめにセーブしたり回復したり忙しい。
また最近のものにしてはストーリーもしっかり作り込まれていて、
ワンパターンの繰り返しはないし、ところどころで仕掛けもある。
さらに、キャラもヒロインにあるまじき形で思いっきり立っている。
従来の本格RPGに対し、ライトノベル系RPGといった感じだろうか。
BGMもいいし、久しぶりに十二分に楽しめそうなRPGだ。
セーブポイントや回復ポイントが少ない、長いダンジョンもあって、
結構ギリギリでひやひやしながらも、久方ぶりに厳しい状況を楽しめた。
まず最初にはじめた「セシリア編」、ボリュームはずいぶんあったけど、
大学の行き帰りとかずーーとやってたから、
ちょうど30時間/10日でクリアできた。
しかし、武器は合成していたけど、ラスト近くまで、防具やアクセが
合成できることに気づいていなくて、素っ裸で戦闘やっていたようなもんだった。
おかげで、レベルは結構上がっていて、
最後のボス戦は3連戦か4連戦かあったが、まぁ、何とかなったようだ。
欲を言えば、ラスボスを倒した後に、もうワンシーン欲しかったが、
後日談もオチが付けてあって、ほんと、久しぶりに楽しめたRPGだった。
というか、つぎは「レーヴァント編」か。年末までには終わるかな。
…時間がかかるかと思ったけど、フォルスポイントなどが引き継げて、
最初から武器レベルを上げることができたので、サクサク進めて、
世界天文年グランドフィナーレ直後の2日ぐらいでクリアできた。
一応、ストーリーの補完ができた感じである。
「セシリア編」「レーヴァント編」の両編をクリアすると、
ハードモードが追加になった。
まだ行けていない場所や、禍々しいフォルスポイントもあったけど、
もうさすがに満腹で、ヤリ込みはいいかなぁ。
- 極限脱出9時間9人9の扉(DS)★
ちょっとRPGが食傷気味だったのや適当なRPGがなかったなどで、
久しぶりに、パズル解き的ADVを選んでみた。
いやぁ、これはなかなかよくできている。頭とても使うわぁ。
ところどころ躓きながらも、だんだん要領もわかってきて、
サクサク進めるようになったが、数日であっさりバッドエンド(がくっ”)。
くそぉ、2周目だ。
がーん、2周目もバッドエンド(最初はナイフで、今度は斧)。
ううう、3周目だ。
ええーん、3周目もバッドエンド(全滅パターン?)。
やっぱ無理矢理#3の扉に入ったのが不味かったか。
正しいパスはどれだろう。
ここではじめて攻略ページをみて、一通りのパターンを知ったが、
脱出エンドがかなり面倒そうなので、投げ出した(笑)。
根気と時間があったころには、この手のアドベンチャーゲームでは、
すべての分岐点を紙に書き出していって、
ツリーダイアグラムを完全に制覇したもんだが、
いやはや、3周目でギブアップである。
- イースI&IIクロニクルズ(PSP)★
いろいろな新作は2月ごろまで出ないみたいだし、クリスマスということで(笑)、
ついに買い置きしていた大長編RPGに手を付けることにした。
イースIなどはおおもとが20年ぐらい前のパソコンRPGで、
戦闘も体当たりで、システムはかなりレトロチックだが、
昔ながらの不親切な正統的RPGなので、そこそこに面白い。
神殿やら廃坑やら、かなり進めた後で、
どうにもあちこちに取り残しがありそうなので、
結局、『公式攻略ガイドブック』を手に入れてしまった。
4月にIIIが出てから、VI、VIIと進めるつもりだったけど、
後はラストダンジョンだけだし、思っていたほどストーリーが長くなくて、
イースIはなんだか年内に終わってしまいそうだ。
いや、たしかに、終わったが、
最後のややこしいダンジョンはガイドブックをみながら進めたが、
中ボスやラスボスを倒すアクションがさすがにキツイ。
何度もゲームオーバーしながら、指がガクガクになりながら、
最後の最後は、なんとかわけわかんないうちに倒せた感じ。
イースIIも年末年始と頑張って(笑)、クリア。
しかしまぁ、どの中ボスも強いこと強いこと。
easyモードで、レベルアップも何回かやって、
何回もゲームオーバーしてパターンを覚えて、
どいつもこいつもようやく倒せた。
久しぶりにやりごたえがあったが、しんどかった。
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