STS-111
名称:STS-111
オービター名称:エンデバー
打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打ち上げ年月日:2002年6月5日
着陸年月日:2002月6月19日
宇宙飛行士:ケネス・D・コックレル/ポール・S・ロックハート/フランクリン・チャン−ディアズ/フィリップ・ペリン
【ISS滞在クルー】ワレリー・グリゴリエビッチ・コルズン/ペギー・A・ウィットソン/セルゲイ・トレシェフ
【ISS帰還クルー】ユーリー・I・オヌフリエンコ/カール・E・ウォルツ/ダニエル・W・バーシュ
飛行時間:332時間35分
STS-111は、14回目の国際宇宙ステーション(ISS)組み立てミッション(UF-2)です。ISS滞在クルー3名の交代、ロボットアームがトラスを移動するための「モバイル・ベース・システム」の取付けと、実験装置や物資の搬入が行われました。
1.どんな形をして、どのような性能を持っているの?
エンデバーは、オービター(軌道船)と呼ばれる有人宇宙船と打上げ用の固体燃料ブースターロケット2基、液体燃料外部タンクからなっています。長さは37m、高さ17m、重さ85tです。
2.打ち上げや飛行の順序はどうなっているの?
ブースターロケットの噴射と、外部タンクの液体燃料を使うオービターの噴射で打上げます。2分後に、燃料の燃えつきたブースターロケットが切り離され、パラシュートで落下します。8分後、高度250kmから400kmに達したとき外部タンクが切り離され、オービターは軌道修正用エンジンで地球周回軌道に乗ります。オービターが地球に戻るときは、グライダーのように滑空しながら着陸します。
3.宇宙飛行の目的は?
2001年12月からISSに滞在していた第4次クルーと第5次クルーの交代と、ロボットアーム移動用の基部「モバイル・ベース・システム」の取付け、多目的補給モジュール「レオナルド」による実験装置や物資の搬入です。
4.宇宙でどんな活動をし、どのような成果をおさめたの?
3回のEVA(船外活動)でモバイル・ベース・システムをS0トラス上のモバイル・トランスポータ(台車)に取付け、さらに約4tの機材や物資をISSに搬入しました。またカナダアーム2のロール関節を交換修理し、クルーの交代を行いました。
STS-111
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 01:26 UTC 版)
| STS-111 | |||||
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徽章
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| ミッションの情報 | |||||
| ミッション名 | STS-111 | ||||
| シャトル | エンデバー | ||||
| 乗員数 | 4 | ||||
| 打上げ日時 | 2002年6月5日 21:22:49UTC | ||||
| 着陸または着水日時 | 2002年6月19日 17:58:45UTC | ||||
| ミッション期間 | 13日20時間35分56秒 | ||||
| 高度 | 226 km | ||||
| 軌道傾斜角 | 51.6° | ||||
| 航行距離 | 930万km | ||||
| 乗員写真 | |||||
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| 左から、ペリン, ロックハート, コックレル, チャン=ディアス | |||||
| 年表 | |||||
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STS-111は、スペースシャトルエンデバーと国際宇宙ステーション(ISS)で行われたミッションである。ISSへの物資の補給及びExpedition 4のクルーとExpedition 5のクルーの交代を行った。
乗組員
- ケネス・コックレル (5), 船長
- ポール・ロックハート (1), パイロット
- フランクリン・チャン=ディアス (7), ミッションスペシャリスト
- フィリップ・ペリン (1) (フランス国立宇宙センター), ミッションスペシャリスト
Expedition 5乗組員
- ワレリー・コルズン (2), (ロシア連邦宇宙局),ISS船長
- ペギー・ウィットソン (1), ISSフライトエンジニア
- セルゲイ・トレシェフ (1), (ロシア連邦宇宙局),ISSフライトエンジニア
Expedition 4乗組員
- ユーリー・オヌフリエンコ (2) (ロシア連邦宇宙局), ISS船長
- カール・ウォルツ (4), ISSフライトエンジニア
- ダニエル・バーシュ (4), ISSフライトエンジニア
かっこ内の数字は、今回を含めたフライト経験数。
パラメータ
- 重量
- 離陸時のオービター 116,523 kg
- 着陸時のオービター 99,385 kg
- ペイロード 12,058 kg
- 近地点 349 km
- 遠地点 387 km
- 軌道傾斜角 51.6°
- 軌道周期 91.9分
ISSとのドッキング
- 結合 2002年6月7日 16:25:00 UTC
- 分離 2002年6月15日 14:32:00 UTC
- 期間 7日22時間分00秒
宇宙遊泳のリスト
| ミッション | 人物 | 開始時間(UTC) | 終了時間(UTC) | 期間 | ミッション | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 39. | STS-111 EVA 1 |
フランクリン・チャン=ディアス フィリップ・ペリン |
2002年6月9日 15:27 |
2002年6月9日 22:41 |
7時間14分 | P6トラスへの電源の取り付け |
| 40. | STS-111 EVA 2 |
フランクリン・チャン=ディアス フィリップ・ペリン |
2002年6月11日 15:27 |
2002年6月11日 22:41 |
5時間00分 | モバイルトランスポータへのモバイルベースシステムの取り付け |
| 41. | STS-111 EVA 3 |
フランクリン・チャン=ディアス フィリップ・ペリン |
2002年6月13日 15:16 |
2002年6月13日 22:33 |
7時間17分 | カナダアーム2のジョイントの交換 |
ミッションハイライト
STS-111の主目的は、ISSに滞在するクルーの交代であり、Expedition 4のクルー3人がExpedition 5のクルー3人と交代した。
また多目的補給モジュール(MPLM)が運び込まれ、カナダアーム2が改良された。
STS-111はフランス国立宇宙センター(CNES)の宇宙飛行士にとって最後の宇宙飛行となった。これをもってCNESは解散し、欧州宇宙機関(ESA)に引き継がれた。
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