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「労働生産性」は“単純な割り算”で出される この記事では「賃上げ」とセットで語られることの多い「労働... 「労働生産性」は“単純な割り算”で出される この記事では「賃上げ」とセットで語られることの多い「労働生産性」について議論していきます。論点は二つあります。 一つは、そもそも労働生産性が何であるか。もう一つは労働生産性の「水準」と「伸び率」のどちらに着目すべきか、という点です。 筆者は講演会などで「ところで労働生産性はどのように計算されているのですか?」といった質問をよく頂戴します。日常的に「日本の労働生産性は低い」などといった議論はよく見聞きするものの、その定義は意外と知られていない印象です。 答えは「GDP÷就業者数」、もしくは「GDP÷総労働時間」という単純な割り算に過ぎません。さぞ複雑な計算式を想像していた方も多いかもしれませんが、意外と大雑把なものです。分子は稼ぎ、分母は労働量ですから、どれだけ効率的に付加価値を生み出したかを大まかに把握するためのものです。 日本では、労働生産性の
2025/10/16 リンク