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不正の防止には発覚しやすい仕組みが効果的 いろいろな組織で不正やミスが発覚している。不正では、役人... 不正の防止には発覚しやすい仕組みが効果的 いろいろな組織で不正やミスが発覚している。不正では、役人による空出張や食料費の悪用、経営者による粉飾決算などが世間をにぎわした。ミスでは、手術する患者の取り違え、間違った薬の投与など、医療に関するものが多くの人に不安を与えた。社会が進歩するためには、このような不正やミスを防ぐような仕組みが求められる。 まず不正への対処をみていこう。不正の防止策としてよく出されるものは、倫理教育を実施したり、倫理規定を設けて違反したら処罰する方法だ。しかし、倫理教育をいくら十分に行ったとしても、不正行為をする人は必ず出る。どんなに時間や費用をかけて教育しても、倫理観の低い一部の人にとっては、効果はあまり期待できない。 倫理規定よりも効果的なのは、不正が発覚しやすい仕組みだ。代表的なものに、役所の情報公開がある。細かな情報が公になることで、外部の人が不正を発見できる。
2010/03/14 リンク