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ポーランド南部の古都クコフの郊外にあるヴィエリチカの岩塩坑は欧州最古の岩塩採掘場である。1998年3月... ポーランド南部の古都クコフの郊外にあるヴィエリチカの岩塩坑は欧州最古の岩塩採掘場である。1998年3月14日に訪問した。 岩塩坑は7世紀から採掘作業が始まり、750万立米の岩塩が採掘され現在も営業採掘が続けられている。ショパン、ゲーテ、ロシア皇帝アレキサンドルI世、オーストリア皇帝フランツヨセフI世等もこの岩塩坑を見学して感動したと伝えられている。 14世紀にカジミシェ大王が街を囲む壁を築き塩の採掘と販売を王が管理することになった。塩からの収入は王室財源の三分の一を占めたこともあり、クラコフ繁栄の基礎であった。入り口は小さな建物であるがエレベーターで深く下がってゆき坑道の深さは64mから327m、9層、長さは200kmに及ぶ。現在はその上部3層のみが塩の宮殿として一般公開されている。内部には岩塩を彫刻した様々な像があり素朴な作品から勤労、信仰などの坑夫の真心伝わってくる。 欧州の貴族
2005/10/09 リンク