仏教の「涅槃」 キリスト教の「永遠の生命」 両教がそれぞれ目指すもの――その大きな違い ブッダ涅槃像(... 仏教の「涅槃」 キリスト教の「永遠の生命」 両教がそれぞれ目指すもの――その大きな違い ブッダ涅槃像(インド、クシナガル)。 彼は死んで「もはや生まれ変わらない」とされた 仏教の目指すもの、そしてキリスト教の目指すものは、それぞれ何でしょうか。 両教が究極的に目指しているところは、きわめて対照的です。両教の考え方を見てみましょう。 仏教は輪廻からの解説を目指した 仏教は「解脱」(げだつ)して「涅槃」(ねはん)に入ることを目指した教えです。なにからの解脱(解放)かといえば、「輪廻」(りんね)からの解脱です。「生死輪廻」からの解脱とも言います。 ですから「解脱」や「涅槃」について理解するには、まず輪廻説についてよく知る必要があります。 輪廻説によると、世界は限りない大昔から存在していた、とされています。 たとえば『法華経』によると、シャカは人間界に初めて現れた仏ではなく、第七番目の仏とされてい
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