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カレーな食材図鑑 第2回 ギー インドカレーに使う油脂というと「ギー」を思い浮かべる方は日本でも多... カレーな食材図鑑 第2回 ギー インドカレーに使う油脂というと「ギー」を思い浮かべる方は日本でも多い。 ところが実際には、現地のカレー調理でギーが登場する機会というのは意外に少ないのである。 そもそもギーとは何か。 まず新鮮な牛乳を加熱して乳酸菌で静置発酵させてから(これがインド製ヨーグルトのダヒである)、撹拌して発酵バターをつくる(現地ではマカーンと呼ばれる)。さらにその発酵バターをしばらく煮立たせた後、澱のような沈殿物をとり除く。これが本場のギーである。 日本では発酵バター自体が比較的高価なこともあり、無発酵の無塩バターを煮立たせ、ろ過することでギーをつくるのがもっぱらだ。 グッと純度の高い溶かしバター、それがギーである。 ふつうの溶かしバターと決定的に異なるのは、その香りだ。バターよりも軽く、うまみにあふれた独特の香ばしいにおいがたまらない。 チキン、マトン、野菜にシーフード。インド
2018/04/23 リンク