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子宮頸がんワクチン(正確にはヒトパピローマウィルス対応ワクチン。以下HPVワクチン)の接種をめぐって... 子宮頸がんワクチン(正確にはヒトパピローマウィルス対応ワクチン。以下HPVワクチン)の接種をめぐっては、接種を推進したい側と副反応被害を訴える側との攻防が続いている。2016年7月27日には15歳から22歳の被害女性計63人が製薬会社2社を相手どった集団訴訟を東京、大阪、名古屋、福岡の4地裁で起こした。製薬会社側は症状とワクチン接種との因果関係を一切認めていない。裁判は長期戦になると予想されている。2016年は問題が訴訟局面に変わり、攻防が激しさを増した年だったと言える。本欄ではこの問題のこれまでの経緯を振り返りつつ考えてみたい。 1.重篤な被害が出て定期接種の積極的勧奨は中止された 日本ではこのワクチンは、グラクソ・スミス・クライン社製のサーバリックスが2009年10月に、MSD社製のガーダシルが2011年7月に承認された。政治家の強力なバックアップを得ての異例の速さでの承認であった。そ
2017/02/10 リンク