アンジュ(ポケモン)
あんじゅ
※以下は『Pokémon LEGENDS Z-A』の終盤の重大なネタバレが記されています!
苦手な方はブラウザバック推奨します!
ZAから約2000年前(最終兵器を作った1000年後)、AZは自分が作った最終兵器のせいでフラエッテを失った悲しみで旅を続けていたところ時の権力者に頼まれ、カロスを守る存在とフラエッテの永遠の命を皆に分け与えるものがよいと判断し、昔のプリズムタワーに作った装置。
アンジュは永遠の命を得たフラエッテの生きる意味となるものであり、AZなりの贖罪だった。
その機能はフラエッテの永遠の命を、(おそらくメガエネルギーを利用して)他の人やポケモンに分け与えるものであり、タワー内部の操縦席でメガフラエッテがタワーを制御することでアンジュフラエッテとなることでそれを成し遂げるものと想定されていた。
AZはフラエッテと再会し、アンジュを起動させるのを夢見ていたが、カロス地方は平和だったため起動されなかった。
その2000年後、「XY」の時代において最終兵器を使おうとしたF(フラダリ)はアンジュも起動しようとしたが、起動に必要なフラエッテが行方不明になっていたため断念した。
だが最終兵器の発動に影響されたのか、防衛のためタワー内の装置の暴走でメガエネルギーが過剰に放出。アンジュ自体が内蔵していたメガエネルギーが漏れ、各地で暴走メガシンカが多発。
またそれと同時にその膨大なエネルギーの影響で野生ポケモンが集まるようになり、オヤブン個体の出現などミアレシティ周辺の生態系は大きく変貌を遂げた。
これがZA本編に繋がっていく。
元々永遠の命から発せられる膨大なエネルギーで作られた装置である為に、その性質はカロスの伝説のポケモンである無限の生命エネルギーを持つゼルネアスと同じものである。
それ故にゼルネアスもまた存在そのものがアンジュ同様の危険性を招きかねない存在であり、クリア後のイベントではプリズムタワー暴走が影響によりミアレシティに接近した際にはイレギュラーなオヤブンポケモンが発生、更には再び暴走メガシンカが再発するおそれもあった。
こうした事からゼルネアスが活動していた過去時代のカロスにおいてもゼルネアスが原因でZA時代のミアレシティのように影響を受けたポケモン達によるによる災害が発生していたことが示唆されている。